異世界に転移したと思ったら転生者? 〜〜幼女で鍛冶師な異世界転生〜〜   作:銀鈴

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勇者側書こうと思ったけど、予想以上に筆が乗らなかったため本編を投稿。


第18話 出発!

 ロイドに義手をくっ付けてからはや3日、そろそろ出発しようと思っていたところにギルドの人からOKが出たので私はギルドに来ていた。そのついでに新しい職業をゲットしてきたのだが…

 

「まさか被っちゃうとはね…」

 

 リュートさん達の待っている門にロイドと2人で歩きながら、私はそう呟く。昨日と違って天気は気持ちのいいくらいの晴れだ。

 

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 イオリ・キリノ

 種族 人族 銀狼族

 性別 幼女

 年齢 7

 職業 ヘーパイストス・ドヴェルグ・アルケミスト・スクナヒコナ・ウルカヌス

 LV 104

 HP 1698/1698 +1000

 MP 4276/4276 +1000

 

 STR 1023

 DEF 991

 AGL 1008

 DEX 14350

 MIND 981

 INT 5462

 LUK 67

 

 《戦技》アルジェントスラッシュ

 

 《スキル》

 職業

 ヘーパイストス LV 129 ドヴェルグ LV 113

 アルケミスト LV 10 スクナヒコナ LV 98

 ウルカヌス LV 1

 

 EX

 家事万能 無詠唱 情報の魔眼

 変身 MP消費半減 武術者の卵

 生産者の魂

 

 通常

 無限収納 LV 2 乙女の胃袋 LV 1

 演算補助 LV 2【高速思考・思考加速・並列思考】

 HP高速回復 LV 1 MP高速回復 LV 1

 魔力制御 LV 18

 

 死神 LV 13 身体能力超化 LV 15 龍鱗 LV 13

 龍力 LV 13 五感超化 LV 12 韋駄天 LV 5

 

 痛覚大耐性 LV 13 物理耐性 LV 10

 状態異常大耐性 LV 3 魔法耐性 LV 12

 精神攻撃大耐性 LV 4

 

 劫火魔導 LV 1 豊穣魔導 LV 1 暴風魔法 LV 12

 蒼海魔法 LV 20 神聖魔法 LV 11 漆黒魔法 LV 10

 植物魔法 LV 13 氷結魔法 LV 14 雷光魔法 LV 12

 次元魔法 LV 7 生活魔法 LV --

 

 《称号》

 ユニークキラー・Sランクキラー・生産者の魂

 鍛冶神見習い・魔導使い・竜使い

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 名前 イオリ・キリノ

 性別 女

 年齢 7

 生まれ 不明

 ランク S

 ゴールド 238,650

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 だって確か、ヘーパイストスとウルカヌスって同じだったような気がするし…何?この鍛冶神見習いって。確かに毎日10個は何かを作るのは日課だけどさ…錬金術師もアルケミストになってるし、原因は義手かな?

 まあそれはいいとして《別腹》のスキルが《乙女の胃袋》に変わったけど。私が男だったら…身体が男だったらどんなスキル名になってたんだろう? フードファイターとか?

 

「どうかしたのか?」

「え?ううん、ただ職業の数がついに折り返しか〜って思ってね」

 

 それと戦闘系の職業が一切ないけど、もう半分も職業が埋まったのは感慨深い感じがする。まあ、柄に合う戦う職業なんて魔法使いくらいしかないと思うから、取る気はないけどね。バーサーカーとか言ったら食べちゃうぞ?がおー

 

「はぁ!? っていうことは、レベル100以上なのか?」

「うん、そうだよー? 戦闘職は無いけど」

「嘘だろ!?」

「本当本当」

 

 ロイドが凄く驚いたように言ってくるけど、私が持ってるのはアホみたいな量のスキルだけだもん、嘘は言ってない。

 

「でも、これから模擬戦する身としては、あんまり強くなさそうで安心できるでしょ? ステータスだけなら私とそんなに変わらないんだし」

「ダンジョンで使ってた魔法の威力を見てる分、安心なんてできないんだが…」

「あんな大魔法なんて使わないよ、模擬戦なんだし。それに、その義手ならある程度は無効化出来るもんね」

「まだ使いこなせてはないけどな…」

 

 ちなみに模擬戦云々は普通にOKしてくれた。なんでも私みたいな強い人と模擬戦出来る機会なんてそうそう無いから、強くなるには絶好の機会なんだってさ。ずっと嫌だって言ってたリュートさんとは大違いだね。

 まあそれは嬉しかったって事で置いておくとして。

 

「ねえロイド、昨日から思ってたんだけどさ、分かりづらいから名前かあだ名で呼んでほしいな。あんまり酷いのじゃなければなんでもいいよ?」

 

 初めてロイドと会った時も『お前』だったし、リュートさん達から大体名前呼びされてるからなんかむずむずするんだよね。でも某金色な文字使いの人みたいなあだ名は嫌だね、銀ロリとか言われたら滅尽滅相。勝てる気しないけど。

 

「え、いや、それは」

「だーかーらー、別にある程度ならなんでもいいからさー」

 

 いくら私の遅い足でも、そろそろリュートさん達と待ち合わせている城門についてしまう。ハッ、今誰かが足引きBBAって言った気がする。それはリュートさんの妹さんの方でしょうが、私はどっちかっていうとシュライバー。

 

「それじゃあ、呼び捨てでも…いいか? イオリ」

「うん、別にいいよ。それじゃあこれからよろしくね、ロイド」

 

 とりあえず私は笑ってそう言う。呼び捨てとは珍しい、私がしてる以上なんとも言えないけど。

 

「あー後、私達のパーティーにいるなら多分すっごい沢山トラブルに巻き込まれるし、色々驚くことがあると思うんだ。けど、それにいちいち驚いてたら身が保たないから、どうにか流していけるように頑張ってね?」

「りょ、了解」

 

 ちなみにこの後、城門でリュートさんが出したヴィマーナを見て凄く驚いた後、キラキラした目で見ていた。

 だから一応注意しておいたのに……カッコイイからわかるけど。


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