異世界に転移したと思ったら転生者? 〜〜幼女で鍛冶師な異世界転生〜〜 作:銀鈴
朝起きる→鍛冶を…邪魔したな!→レリーズ、メテオ!→何匂い嗅いでんの?→鍛冶だーあははは!→お昼→師匠の家へ
何これ働きすぎ…あと、全然時間進んでねぇ!
「別に、迎えに来てもらわなくても帰ったのにー、ぶーぶー」
日はとうに暮れ、酒場とかそういう系のお店の光がチラチラと見えるのみの道を、私は今むすっとした顔でリュートさんに手を引かれて歩いている。
因みに一応モノは完成している。お互いの想像した事を詰め込みまくったせいで、名前はバグってるわこの世界での聖剣みたいにユニーク武器化してるわで、本来考えてた物とは最早別物って言っていいレベルの代物になっちゃってるけどね。
「だってイオリさん、あのままだと多分師匠とずっと何かしてたでしょ」
「う、それは確かに否定出来ないけどさぁ……」
クラネルさんと何か作ったりそれを私が着てみたり、後者の方は結構危なかった気もするけど熱中してた事は否定出来ない。呼びに来てくれたのも、よくよく考えてみると私が迂闊だったしありがたい事なんだけどさぁ……
「お迎えに来てもらうとか、私の歳的にも幼稚園とかを考えちゃうんだよ……確かにリュートさん達は私の保護者みたいなもんだけもさ」
だってもう、しちゅえーしょんからそうじゃん。知り合いの家に遊びに行って、帰りが遅いから親御さんがお迎えに来る……むむむ、そうなるとリュートさんのポジションは……
「パパ?」
「ブフォッ!?」
リュートさんを見上げながらそんな事を呟いた瞬間、盛大にリュートさんが吹いた。
「え、いきなりどうしたの?」
「どうしたのって、いきなりイオリさんがそんなこと言うからじゃん!」
「思ったこと言っただけなんだけど……」
えっと、私が漏らした考えだと……お父さんがリュートさんで、そうなると必然的にお母さんはレーナさん、リュートさんの妹のアンナさんもいるとして……何この家族、リュートさんを対象だから……私もファザコンになりそう。も、もうこの想像は止めようそうしよう。
「ま、まあとにかく、明日はイオリさんもギルドに来てもらうからね。絶対に!」
「なんで? 特に予定とかは無いから問題無いけど……」
「イオリさん、今日の朝っぱらから凄い事やったでしょ? それでギルドから呼び出されてるんだよ」
「や、ヤバイこと?」
「そうだよ、自覚なかったの? まずは──」
今日の朝私がやった事って言ったら、イラッときたから魔物の群れに隕石落としてついでに炎龍をきゃぷたぁした事しか無いよね? もしかして、あの時の隕石での騒音被害? もしくは衝撃波で何かが壊れたとか? もしや賠償金? いや、そっちはやりたく無いけど武器とかを売り払えばどうにかなるか。後考えられるのは……街中での魔法禁止とか? そ、それはヤダ! 魔法禁止とかにされたら、一々鍛冶屋さんまで行って鍛冶しないといけないじゃん!
「──って事なんだけど、分かった?」
「あ、うん」
ちょっと色々考えている間に、リュートさんの話は終わってしまっていた。けど大方私が考えた事と一緒でしょ、とりあえず魔法禁止だけは絶対に回避しないと!
そんな決意をして、色々とドタバタしていた1日はようやく終わったのだった。
◇
「なんて決意をしてきたんだけど、どうなってんのリュートさん!」
色々気を張っていたというのに、次の日のお昼頃着いたギルドでは普通に宴会のようなものが行われていた。正直、お酒の匂いで酔っちゃいそうであんまり長居したくはない。
「どうなってんのも何も、僕昨日ちゃんと説明したよね? 『師匠はまあいいとして、街の一方向を守った人が居ないんじゃ宴会が締まらないから一緒に行くよ』って」
「う、嘘じゃない? 鍛冶禁止になったりしない?」
リュートさんの服の裾を両手で握り、ガクガク揺らしながらリュートさんを見上げる。こ! で嘘だったら、バクってる鎌のサビにしてやる!
「嘘じゃないよ。だからその泣きそうな眼を止めて、イオリさん可愛い部類に入るんだから、周りからの視線が痛いから!」
「うぅ、誰が可愛いだ!!」
「酷い゛っ!」
「あ」
つい反射的に、リュートさんにバックドロップをかましていた。も、元の身体なら巴投げくらいだったのに、なまじ力が強くなってるからこんな事が出来たみたいだ。えっとつまり、床に叩きつけるだけのつもりだったのに突き刺しちゃったって事。
「だ、大丈夫? リュートさん《ヒール》」
「あ痛たた……まあ、大丈夫だよ」
「良かったぁ……」
首を振って木片を落としてるリュートさんを見て安心する。恋? ナイナイ、だって私が安心してる理由ってレーナさん達に何もされないって確信できたからだもん。リュートさんは私の中だと……お兄ちゃんとかかな?
「あの、そろそろよろしいでしょうか?」
「ふぇ?」
「はい」
私がそんな事を思っている間に、ギルド嬢の人が近づいてきててそう言ってきた。なんだろう? さっきまで騒いでいた人達も静かになってるし……
「今、ここにいる冒険者の方々と同様に、あなた方二人にも特別報酬が出ています」
「特別報酬……ですか?」
「はい。お二人のたった一人で街の一方を防衛したという功績を称え、それぞれに10,000,000ゴールドを与え、特例で冒険者のランクをSへ昇格させます!」
うおぉぉぉぉぉぉぉ!! と周りが一気に沸き立つ。あんまり大きな声出されると、ビクッてなるからやめて欲しい。えっと、それよりも1000万ゴールドだから白金貨10枚か。金貨100枚にへへ……
「それで、話の続きなのですがSランクとしての注意点です。イオリさんにはしばらくの間関係はない事もありますが、覚えていてください。勿論、リュートさんは忘れるような事はないようにしてくださいね」
「「はい」」
二人して返事をした後、話を聞いた。なんか面倒くさい言い回しが多かったけど、纏めると……
・割り符なしでも国境を渡れるようになる
・指名依頼が来るようになる
・戦時は呼び出される事がある
・二つ名が付く
・今まで以上に節度のある態度を
って感じだ。私が関係ないのは、2、3、5つ目だそうだ。二つ名って、なんかいやな予感が……
「えっと、私とリュートさんの二つ名って、決まってたりするんですか?」
「はい。それぞれ【流星群】と【黄金】になっています」
「うわぁ……」
リュートさんが隣で凄く嫌そうな顔をしてる。んー? カッコイイと思うんだけどな黄金って。多分ヴィマーナで飛んでたり王の財宝が原因だと思うんだけど……
「ねえねえリュートさん。今から槍使ってみたりしない?」
「え? やだよ。って言うか、僕剣しか使えないし」
「むー……じゃあ、弓で天魔覆滅とか……」
「何それ?」
「なん……だと」
神座シリーズを知らないなんて勿体無い! パラロス? 私も詳しくは知らない。だって売ってなかったし。
「その話の内容は分かりませんが、最年少でのSランク到達おめでとうございます、イオリさん」
そう受付嬢の人が言ってくれたが、まだ色々追いついてないからかどうすればいいのか分からない。なんか雰囲気的に私が何か言わないといけない感じだし……と、とりあえず。
「にぱー☆」
結局嬉しいって事には変わりがないので、綴れそうな感じでにぱー☆って笑っておいた。冒険者の大半と受付嬢の人達が紅い花を咲かせたのに、
最後にバクってる鎌のステータス
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Hi時//+@・連ufeweるgne
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属?? H#・??? 重さ 3点8キg
斬/味 ??? 刃渡り 片刄 百1零cメ
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【ビ考)
現在調整中です。現在調整中です。現在調整中です。
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78%
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なぁにこれぇ?※別に伏線じゃありません