私とキュウべぇは今人通りの全くない路地裏にいる。私の夢の為に私はここにいる。私はここで志筑仁美を待つ。デザートイーグルを持って、敵を待つ。
「ちょっと!暁美ほむら!君は何をするつもりだい!?僕はそこまでしろとは言ってないよ!?」
「大丈夫。安心して、ちゃんとサイレンサーはバッチリよ」
「余計心配になったわ!殺る気満々じゃないか!さっきも言ったけど志筑仁美はただの人間で、しかもまどかの友達なんだよ!」
「まどかの友達?つまり私のライバルね!俄然やる気がでてきたわ!どっちがまどかの隣にいるべきか白黒はっきりつけないと!」
「しまった!変態を殺人鬼にしてしまった!」
「ふふ、冗談よ。撃つなら足よ。身動きのとれないようにね♪」
「冗談の意味がわからない!だから!攻撃は一切なし!魔女じゃないんだから!」
「デザートイーグルも改造して44マグナムも撃てちゃうすぐれもの♪」
「わけがわからないよ!そんなので足なんて撃ったら、もげちゃうよ!」
「もげ!もげもげ!足をもげ!」
「本当にわけがわからないよ!誰かこの変態殺人鬼をなんとかしてくれ!」
正しくはチチをもげ、よ。
私の師匠であるフォル○レは元気かしら?ふふ、思い出すわね……あの頃はまどかのチチをもぐ事しか考えてなかったわ。フォル○レの美しいチチもげを見た瞬間即弟子入りよ。厳しい特訓の末会得した奥技は使える日がくるのかしら?いえ!くるのよ!この作戦の成功の暁にはなんと!まどかとパジャマパーティー!!!わかる!?これは千載一遇の大チャンスよ!5億円払ってでも見たいまどかの全裸が見えるのよ!
それだけじゃない!一緒にお風呂と言う事はおさわりもオッケイという事よ!さわりさわられよ!、まどかのオパーイを触り放題……だと!?くっ……鼻血が!まどかが私のオパーイを触る……だと!?くっ!全身の血液が鼻血として排出されそうよ!気をしっかり持つのよ私!まどかとパジャマパーティーするまで死ぬわけにはいかない!
「お願いだから戻って来てくれ!ほむら!ほら!仁美が来たよ!でも、頼むから傷つけないでくれよ!」
「おっと、私とした事がついつい瞑想してしまったわ!」
「違うよ!不治の病、猟奇的変態の妄想に捕らわれていたんだよ!というか頼むから穏便に頼むよ!」
「はっ?あなたは私に何を求めているの?そんな事私にできるわけないじゃない」
「君こそ何を言っているんだい!?僕はそこまで難しい事を言った覚えはないよ!? もっと穏便に!時間を稼ぐだけでいいんだから!話かけるだけでいいんだ!」
「わけがわからないわ〜♪」
私は私の夢の障害を破壊する。ただそれだけよ!唸れ!デザートイーグル改!
私は志筑仁美に猛突進するように距離をつめる。
しかし、私の後ろから真っ白な閃光が先に志筑仁美のオパーイをひっつかんだ。
私を通り過ぎる、まばたきすら許されない薄い細い時間の切れ目に私は確かに聞いた
「ふっ!第二次成長期前のぱいおつのピンチに僕が立ち上がらないわけがないだろう!ここは僕に任せて貰うよ!」
「きゃっ!何これ!?ネコ!?」
「ふむ!これは見事だね!ボリュームではマミには及ばないが、形と張り弾力、触り心地が素晴らしい!この小さすぎず、しかし手に余るほど大きすぎない!パーフェクト!」
「撃つべし!撃つべし!」
本当に私のデザートイーグル改が火を噴いた。
私は奴の両耳を打ち抜く。
さすがは44マグナムね!セクハラの白い悪魔の耳を肉ごと奪っていったわ!
「ぐあ〜!僕の両耳が!!!」
私は痛みで地面を転がり回るセクハラ野郎を蹴っ飛ばし
「ひどい!」
糞虫が何か言っているけど聞こえないわ。
「止まりなさい」
彼女の首筋にデザートイーグル改の銃口を向ける。
「なっ……。あなたは……転校なさってきた、暁美さん……?」
「ここから先は行かせないわ……」
志筑仁美は全身を強ばらせて、緊張している。
「私は、私の為にどうしても、行かなくてはいけません」
「やめておきなさい……この銃は本物よ。さっき見せたでしょ……」
志筑仁美から脂汗が出る。怖いのか微かに震えているのがわかる。
「それでも……私は私の夢の為に……どうしても、行かなくてはならないのです!」
私は彼女の言葉に震える。夢、この言葉が私に突き刺さる。
「わからないわ……なんでそこまでするの!?たかが男の為に命をはるっていうの!?その価値があるっていうの!?」
その夢は私のパジャマパーティーより価値があるって言うの!?まどかの全裸より価値があるっていうの!? いや、そんなはずはない!そんなのは認めない!「私の好きな人がこの先にいるんです……」
「ええ……知っているわ……だから、行かせるわけにはいかない」
「その人は……私の憧れだったんです……でもその人の側にはいつも、私の大切なお友達がいたんです。その娘の気持ちも理解していました。最初はあきらめようとしました……」
「黙りなさい!本当に撃つわよ!」ぐすっ
私はこれ以上彼女の話しを聞いてはいけないと直感する。だってもうすでに涙腺がやばいもの!涙目だもの!
「でも、やっぱり自分の気持ちに嘘はつけません!私は私の好きな人にどうしてもこの思いを伝えたい!例えそれがどんな結果になろうとも!」
「もうダメ!」私は我慢できずに泣き崩れる。滂沱の涙を流す私!
「あなたにも、いるのですね……大切な人が……。思いを伝えたい人が……」
そう……そうなの。でも、私はその人に思いを伝える事はできないの……永遠に……
「 何故、あなたはそんなに頑張っているのに、どうして?」
私の大切な人が困るからよ……世間が私達を許す事はないから……。そんな事はわかっているのよ……。でも、どうしても諦められない。
「何を言っているのですか?世間の目がなんです?大切な人に迷惑がかかる?それがなんです?あなたの大切な人はそんな事であなたを嫌いになるんですか?」
でも……それでも……私、やっぱり……
「あなたに私の過去を話しましょう。私がどんな歪んだ愛を彼にぶつけていたかを……」
〜仁美語らい中〜
「そんな事が!?」
私は涙を流し過ぎて何がなんだかわからない!
「だから、私があなたに言えるのはこれだけです。頑張ってください!諦らめないで!自分の夢を捨てないで!あなたならきっとできるから!」
私は感動のあまり力尽きる。ごめんなさい……まどか。私はここまでのようね……
「あなたも……頑張りなさい……後悔しないように……」
志筑仁美は、いや、同士はニコッと微笑んで去っていく。彼女の夢のもとへと向かっていく。
「見事に敵に塩を送っちゃったね」
隣にキュウべぇがちょこんと座る。
「ええ……これで、私の夢も、美樹さやかも終わりね……」
「さらっとひどい事言わないでよ。しかし、グッジョブだよほむら」
「えっ?」
「時間稼ぎは成功だ。美樹さやかは上条恭介に告白したようだよ」