魔法少女と孵卵器(インキュベーター)~規制版~   作:ダル神

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第二十三話 パジャマパーティーinさやか家 (さやか語り部)

私は、いや

私たちは今私の家にいる。

私ことさやかちゃんと杏子は今私の部屋にいる。

 

「なんでだよ!」

はい、入りました!杏子さんのするどい突っ込み!

「なんで!あたしが、テメェの家にいるんだ!」

「いや~なんでって、ほら、まどかとほむら、なんか二人っきりでパジャマパーティーなるものをやっているらしぞ」

「らしいぞ、ってお前」

「だから、私たちもここは一つ!彼女たちに負けないゆり展開に持っていこうかと!」

「知るか!帰る!」

「待って待って!」

「テメェ離せ!そんなにパジャマパーティやりたいならまどかの家に行けばいいだろうが!」

「馬鹿!そんなのほむらに殺されるんだって!」

「はぁ?」

「実は私、無断でまどかの家に上がりこんでやろうと思ってたんだけど」

「だけど?」

「ほむらに、私のソウルジェムの横にほむら特性爆弾を静かに置かれてさ、邪魔したらどうなるかわかってる?とか聞いてくるんでよ!」

「それは、確かに恐怖だな……」

「でしょ!でしょ!しかもあいつの目はマジだったね!だからさぁ!」

「でもそんなことはあたしの知ったこっちゃないね!」

「だから待ってって!」

「じゃあな!」

私は杏子にぶら下がりながら引き止めるが、そんなことものともせずに玄関に進む。

むっ、やはりすごいパワーだ。私の全体重を持ってしての引きとめをものともしない。さながら肉弾戦車の如く。

「人を忍者アクション漫画に出てきそうな食いしん坊キャラと一緒にするな!あたしはあんなにデブじゃねぇ!」

いや、実はそっくりだと思う。

因みに、こんなに頑なに拒む杏子をどうやって私の部屋に招き入れたかというと、ポテチを上げたからである。

つまり、杏子はポテチ一つで私に釣られたのだ!

ほら!肉弾戦車野郎じゃん!

「何か失礼なことを考えてないかね、さやかくん?」ギリギリ

「ギブギブ!」

コブラツイストをかける杏子。私はすかさずタップの嵐

「じゃあな!」

「待ちな!いいのか!この家にはすでにあんたの分の晩御飯が用意されているんでぜ!」

ぴくりと杏子の動きが止まる。

「な……何だと!?」

「つまり、うちの食卓には一人分余計にご飯が用意されている!この事実が何を意味するかわかっているのか!」

「くっ……」

「はぁ、困ったな~。杏子が帰っちゃうんだったらご飯が一人分余っちゃう。とても私は二人分食べるなんて無理だし。しょうがない、勿体ないけど……」

「て、てめぇ、罪もない食材を人質にするつもりかい!?食べ物を粗末にするな!(涙目)」

「だったら?」

「わかったよ……今日だけだかんな!」

「よっしゃああああ!」

「ひ、一つ言っとくが、あたしはあくまで晩御飯のために、食材の為なんだからな!」

「知ってるって」

「わ、わかってればいいんだよ」

♪~

おやおや杏子さん?ステップがリズミカルですよ。今時スキップですか?

本当に素直じゃないなぁ。

しかし、この胸の高鳴りは何だ?

素直じゃない、ツンデレ杏子を見ていると……

これが萌えというやつか。

 

「はい、たんとおあがり!」

母さんの食ってよしコール

「「いただきまーす」」

うむ、やはり友達を招待しただけになかなか豪勢である。いつも、ジャンクフードやお菓子しか食べていない杏子にはご馳走だろう。もしかしたらもうすでに食べ終わっているかもしれない。私一度やってみたかったんだ。ほらほら、そんな慌てて食べなくてもおかわりはいっぱいあるよってやつ!断じて私が作ったわけじゃないけど!

私は杏子を除くと

 

杏子は箸を止めていた。

 

ご飯には一口しか手をつけていない。

 

どうしたのだろうか?いや、それは杏子を見ればすぐに答えが出る。

 

杏子は涙を流していたからだ。

 

「どうした!?口に合わなかった!?」

母さんが慌てて定番のセリフを言う。

しかし、私はなんとなく杏子の泣いている理由がわかる気がする。

 

それは、食事がまずかったわけでも、美味すぎて涙を流しているわけでもなくて

 

「いや、ごめん。こんな、幸せで、嬉しい飯はいつ以来だろうな……って思ってさ」

 

杏子は泣いた。素直に泣いて、素直に喜んでいる。

その姿は私の胸を打った。

胸の高鳴りがさっきより大きくなる。

「そっか……。よかったね」

私は気は恥ずかしいながらも、笑顔で呼びかける。

「……うん」

涙を止めることもなく、満面の笑みを見せる杏子。

それは、とても、私の胸をうった。

 

 

 

 

「風呂わいたぞー!」

 

「「うひゃぁっ!」」

私と杏子は同時に驚く。別にやましいことをしていたわけではありません!

 

ただ、私たちはろくに目を合わせることができなくて。お互い何故か顔を赤くしてしどろもどろに視線が泳ぐ。別に気まずいわけではないのだけど……、なんと言うか、恥ずかしいような、落ち着かないような……

 

さっきの杏子の涙を見て以来何か変だ。どきどきが止まらないというか。私は何か大冒険の予感でもしているのだろうか?いや、これは、胸の高まりというか、そう、私はこの感覚を知っている。過去に一度だけ、味わったことがあるような。

 

そう、この動悸は、胸の痛みは、寂いような、もどかしいようなこの感覚は。

 

恭介に感じた思いとよく似ていて……

 

いやいや!ちょっと!それはおかしいって!杏子は女の子だよ!それはありえないって!そんなの私変態じゃん!ほむらじゃん!マジで百合じゃん!

 

「さ、さやか?」

杏子も、もじもじしたような上目づかいで私を見る。なんでそんな顔で私をみる!いや!かわいいけども!余計ドキドキしちゃうじゃん!確かに私もおかしいけど!半分はあんたのかわいい仕草も原因で!じゃなくて、この気恥ずかしい空気がね!

「おっおう?」

「お、お風呂、沸いたってさ」

「あっ、そ、そうだね!そ、それじゃあ、先入りな。私は後でいいから」

本当は一緒にお風呂はいる予定だったけど、はぁ、仕方ない。こんな調子じゃ、とてもじゃないけど百合展開なんて無理だ。

 

「そ、それじゃあ、さやか、先入れよ。私が後でいいから」

「何気をつかってんのよ、一応あんたはお客さんなわけで」

「いやいや、ほら、あたしが先入っちゃうとさやかのお湯が飲めないだろう?」

「はい?」

「じゃなくてっ!一緒に入ろうっ!」

「今……」

「いいからいいから!」

ぐいぐい押されて風呂場へ

 

 

うおおお。なんだ、この背徳感!杏子の裸!直視できない!

 

「ど、どうした?」

おうう、かわいい!特に恥らいながら必死に両手で色々隠してるところ!そして!隠しきれてないところ!やば、テンション上がってきた

 

「いやぁ、あんた髪も肌もめちゃくちゃ綺麗だなぁって」

「にゃっ!にゃに言ってる!」

ぼっと真っ赤になって猫化した!杏子が猫になった!やベー!超かわいい!

「へ、変なこといってないで、さっさと入るぞ!」

「ちょっと待った。」

 

「とりあえず、このへんな気恥ずかしい雰囲気を何とかしよう!」

「う……うん、確かに」

「わ、私はいつもどおりの私になる!私を取り戻し!もう見失わない!」

「お、おう!あたしもそ、そのつもりだ……」

 

「なぜ、そこでもじもじする!かわいいんだよ!」

「そ、その、さっき、泣いてる所を……」

「うん、とてもかわいかった」

「そ、そいうことじゃねぇんだよ!その、初めて」

「ほへっ?」

「あたし、人前で泣いたの初めてで……その」

 

ああ、そういうことか。初めて弱い自分をみせて、なんというか恥ずかしいのか。うむ、納得。

 

「その、さやかは?」

くっ、やむを得ぬ。

「……杏子がかわいいからです!」

「にゃっ!」

「杏子の泣き顔がかわいくてドキドキが止まらなかったの!」

 

「にゃ、にゃにゃ、にを!」

「だー!ヤメヤメ!とりあえず!いつもどおりに

!」

「わ、わかった!」

「よし!まず体を洗おう!」

「おう!」

「それじゃあ、そこに座って、私が背中を流そう」

「た、頼む!」

私はボディソープを泡立てて、杏子の背中を洗う。

「ひゃうっ」

「どう?」

「お、おう。いい感じだぜ!」

よし、ここで、いつもの私を取り戻す!

「へっへっへ、いいからだしてるじゃねぇか!」

「ひゃっ!さ、さやか何を!」

「こんなエロいからだをしているとはけしからん!私がじきじきにおしおきしてやる!」

私は杏子の胸をもふもふする

「や、やめろって!」

「ぐははは!観念しろ!貴様は私の嫁になるしかないのだ!」

私は杏子の体のいたるところをもふもふする。さぁ、来い!杏子!私はすでにあんたの突っ込み待ちだぜ!

 

「や、優しくしてくれ……」

 

「何故そうなる!やめてやめて!そんな顔されるとマジになっちゃうじゃん!違うじゃん!ほら、もっとこうさぁ!コブラツイストとかバイオレンスな突っ込みするとこじゃん!」

「ご、ごめん」

はぁ、これ以上は止めておこう。これで杏子のあえぎ声とか聞いたら絶対止まらないもん。理性が消えうせるもん。いつも気を張ってる杏子がこんなに素直になるとは。可愛さしか感じないぜ。もういっそのこと私の家に住めばいいじゃん。

 

「じゃあ、流すよ」

私はシャワーを取ろうとしたとき、鏡の横にある杏子のソウルジェムを落っことす

「わっ!」

私は地面に落ちる寸前でキャッチする。

ほーよかった。じゃない!やば!私は恐る恐る杏子を覗いてみると

「うん?どうかしたか?」

あれ?怒ってない?

「い、いや。ほら、ソウルジェムって魔法少女にとって、命みたいなもんじゃん?それをほら、他人に触れられるってその」

「ああ、確かに。他人に触られたら、間違いなく殺すね。相手が魔法少女なら。ソウルジェムをよけて、100回殺したあとソウルジェムを破壊するね」

ほら!めちゃめちゃ怒ってんじゃん!しかもめっちゃ怖いこと言ってるし!やめてよ!あんたにフルボッコにされたの私の心にしかとトラウマとして残ってんだからさ!死ぬの?私は今日死ぬの?!勘弁してよ!わざとじゃなかったのよ!

 

「でも、さやかは平気なんだ」

「へっ?」

 

「どうしてか、わかんないけど、さやかは平気なんだ。さやかだけは」

 

私はその言葉に、心打たれて、嬉しくて、調子に乗ってしまった。

 

えい

ぱく。

「え?」

私は杏子のソウルジェムを口に入れてみた。その、なんと言うか気恥ずかしくて。しかし、さすがに杏子の逆鱗に触れたかな?もう、私の死刑は確定?

「~~~っぅ、あ」

な、何が起こっている!

「っひゃ、ひゃやか、にゃにを!?」

呂律がまわっていないだと!?それ以上になんで、こんな!

 

こんな!

 

エロい顔をしてらっしゃる!?

 

顔なんかもう真っ赤どころじゃないし!今にも火が出そうなほど熱そうだし!潤んだ瞳に、涙も浮かべられて、その、口から、涎もあふれ出てるしっ!

私はゴクリと咽も鳴らす。その弾みで口にふくみっぱなしの杏子のソウルジェムが少し動く。

「~~っあ!?ひゃんっ!」

なんてエロい声だ!こんなあえぎ声聞いてたら私の理性がぶっ飛ぶだろ!

ソウルジェムを左の頬から右の頬へもごもごさせながら移動させる

「っんひゃぁっぁあ!ひゃっ、ひゃめ!」

体に電気が走っているんじゃないかと思わせるほど体を痙攣させながら杏子は呂律がまわらないのに必死に私に何かを訴える。

 

いや、何を言いたいかはわかってるんだけど……

 

私は残された理性の中、一つの答えを導き出す。

ソウルジェムはいわば魔法少女の魂である。私たちの肉体は代えのきく代用品なのである。本体はソウルジェムであるっ問いっても過言ではない。つまり、ソウルジェムは、体のどこよりも敏感なのではないのだろうか?

 

私は口から杏子のソウルジェムを手に持つ。

 

綺麗な赤色のソウルジェム。

 

「はぁ、はぁ、はぁ。さ、さやか、一体な、何を?」

 

杏子は全身汗をかき、ビクンビクン体を痙攣させて息を乱している。とてもかわいい。

 

可愛すぎる

 

なにこれ。杏子って世界一可愛いんじゃね?

 

杏子の汗も涙も涎すら私にはとても美しいものに見えた。

 

もう、だめだ。

 

もう、だめだ

 

杏子の事しか考えられない。

 

恭介?なんであんな男の事を好きだったのか全然理解できない

 

目の前にこんなに可愛い天使ちゃんがいるのに

 

がまんできない。

 

がまんしたくない。

 

「さ、さやか?」

 

かぷっ

私はソウルジェムを噛む。あま噛みである。

「~~~ひゃっ」

かぷっかぷかぷかぷ。

 

はむ!

 

「ひゃああああああああんっ!」

 

ああ、綺麗な百合だ

 

とっても綺麗な百合の花が見えた。

 

 

 




わかっています。みんなこんなもの一般ピーポーのいるこんなところで何をされ禍出しているんだと、そうおっしゃりたいんですよね?
違いますから! ぜんっぜんエロいことしてないですから! ただソウルジェムぺろぺろしているだけですからね! これ!
さやかの我慢できないは、ただ猛烈にソウルジェムかぷかぷしたかっただけですからね! 
他意なんてないんだからね! 勘違いしないでよね! (ツンデレ風)
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