…………………………………………………………………………………………ふむ?
ガチャガチャ
手足は動かせない。
ふむふむ。
目の前には黒い覆面を身に纏未知の生命体が複数。
あ〜………。あれだね。うん。
まあ、まあまあ。
あれだよね?状況整理って大切だよね?
なんかね……この状況に至るまでの前後の記憶がですね、バッサリなくなっておりましてね。
こうなんていいますかね、この状況と言いますか、事件に発展したといっても過言ではないこれを、どうしてそうなったかを説明できないことは大変申し訳ない。僕にできる事は僕が今現在どうしているかしか、今現在起こっている状況説明しかできない。
まあ、端的にいうと。
僕は我が家の自室で拉致監禁されたみたいだね。
勿論手足は拘束されている。触れている感じが鉄製の輪っか状のものから刑事ドラマよろしく手錠というのものではないかと僕は考える。
目隠しはされていない。窓はカーテンにより硬くとざされているものの、その隙間から毀れる光からまだ日は出ているのはたしかである。故に真っ暗ではないものの薄暗い僕の部屋だと言えた。
手を万歳させている状態で拘束されている。
目の前には黒い覆面を身に纏う、少女が5人。何故顔を隠し、ているにも関わらずそれが少女だとわかるかだって?そこにぱいおつがあるからさ!
しかしこれは一体どういうことだ?
どういう状況なんだ?
「「裏切り者には死を!!!」」
5人の覆面少女の内、二人の少女が僕の目の前に立ち、そう叫んだ。
…ああ、なるほど。僕は死ぬのか。
って、え?
「「死ね死ね死ね市ね死ね市ね氏ね死ね市ね死ねしね死ね死ね死ね市ね死ね氏ね死ね市ね死ね市ね死ね市ね」」
ひぃっ!恐怖以外の感情が今の僕には無い!一体彼女達何をそこまで怒り、そんな憎悪を僕にぶつけるのか?裏切り者?僕が?
わからない。何もかもがわからない。思考がまとまらない。きっと彼女達をこんなに怒らせてしまったのは間違いなく僕のせいであるのだろう。しかし、まったく僕には見に覚えの無いどころか、
彼女達が誰なのかわからない、というのは全くの嘘である。そんなことはない。少なくても彼女は絶対にわかる。確かに壁の向こうにいたり、どこにいても彼女がわかるというわけではない。彼女が遮蔽物に遮られ、彼女の身体が全く見えないのならば僕は確かに彼女を彼女だと判断できいなかっただろう。しかし、今の彼女はただ、服装と顔を黒い布で隠しているに過ぎない。そのぱいおつを隠し切ることができない時点で君の正体はもろばれさ!おまけに呪詛のようで、かなり本気で恐怖ではあるがその声も聞いている。だから、僕は彼女達がだれなのか、そしてどうして僕がこんな状況にあるのか、彼女達のこの奇行の動機は理解できないこともないが、
というか、動機がありすぎて逆にわからない。僕のセクハラに激怒したのだろうか?僕が裁かれる理由も原因もありすぎてわからない。
「「殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す」」
ひえっ!
怖い!怖すぎる!顔が見えないはずなのに、どんな顔をしているのか想像できてしまう!
なんていうのかな?この怒りというか、呪いというか、殺気のようなものは、今までと同じような僕の行動とは思えない。何か、もっとやばいことをしでかしてしまったのだ。
ゆっくりとその殺気を振りまきながら近づいてくる覆面少女が二人。背後にいる覆面少女三人が脅えているようにみえるのは気のせいだろうか?生まれたての小鹿のようにプルプル震えているのは気のせいだろうか?
もうだめだ。僕は死ぬ。それは避けようも無い現実だ。それならば
「冥土の土産にどうしてこんな事になったのかおしえてくれないかな?マミ?」
僕はおそらくこの事態の首謀者である彼女に聞いた。
なぜ、まどかがここまで怒り心頭なのかもかなり謎だけど。
何やらまどかとマミが楽しそうに作戦会議をしていらっしゃる。
きっと僕をどう処刑しようかという相談を。
そして数十分の時間を経て、
ならばしょうがないわね!
と、
マミはそんな事を唐突に言った。
右手にバイブ付きの棒を携えて。
「や、やだなあ。マミさんはまたそんなジョークグッツなんて持ち出してぇ」
マミはバイブの電源をONにし、ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!という重低音を響かせ近づいてくる。
「記憶がないのはきっと頭を必要以上に強打してしまったからかしら?」
「ち、因みにどれくらいですか?」
「全自動三角木馬で16連発と言ったところかしら?」
「突っ込み所が多すぎる!でも僕は死ぬまでに少しでも多く君と話していたいから1つ1つ突っ込ませてもらうけど!全自動三角木馬ってなんだよ!凄いというかマニアックなもので殴ったね!しかもそれ絶対ほむらのだよね!明らかにそんなビッグでビックリなもの持ち歩いていたのは驚愕だけどさ!そして一番叫びたいことは、死んじゃうよ!だよ!ていうかよく生きてな僕!生命の神秘だよ!明らかに鈍器クラスだよそれは!しかも16連発!どっかの半分吸血鬼高校生じゃないと耐えられないとおもっていたのに!」
「あらあら。時間稼ぎに必死ね?」
ゴクリ
ば、バレていらっしゃる。
「でも安心して。まずあなたが何をしたかを思い出させてからだから♪」
「あ、あの。因みにそれは一体どういった方法で?」
それは聞いてはいけないものでした。
「ふふ、この絶頂ちゃんで」
絶頂ちゃん!?そのバイブ棒の事ですか!?すんごい名前だね!?
「あなたの前立腺を刺激し、絶頂を繰り返す」
「へ?」
「勿論、思い出すまで繰り返すわよ♪」
「や、やだな〜。本当にマミさんはいつからそんなブラックジョークがすきに」
「あ、ヨイショっと!」
「嘘!マジでやるんですか!すでにズボンどころかパンツまで脱がされて、色々恥ずかしいものを女子中学生達に晒している時点で十分過ぎる罰だと思うのですが!」
「さて、あなたの可愛いお尻に教えてあげるわ♪」
「や、や、やらぁ」
「あらあら、そんな可愛い声で鳴かれるとついつい力が入っちゃうわ♪」
「ひゃあん!」
「えい♪」
ズボンっ!
ブゥゥゥゥゥゥゥん!
らめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえええええええええええええええ!
この日僕は何度も絶頂ちゃんで絶頂を味あわされた僕は気絶と覚醒を交互に繰り返した。
そして僕は思い出す事となる。
何故こんな地獄になってしまったかを。
まあ、誰が悪いかといえば100%僕なんだけどね。