両親がアホ過ぎてデュノア社に就職した   作:只野飯陣

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VS亡国機業(?)後編

皆さんどーも、私です。

さてさて、私に有利になるような建物を探しているのですが、これが中々見付かりません。

人の生活感が無く古く雑多にモノが置かれたトロットビークルが入って三角跳び出来るような建物、まぁ普通に考えたらあり得ない物件なのです。

そんな物件ある筈が無いと思いますよね?ダガシカシ、私のように普段の行いがゴータマ・シッダールダレベルになれば………ほらね、ってマジであったぁぁ!?

なんか進行方向に「私工事中の廃墟で御座い」と言わんばかりの建物が見えるのですよ。

ユンボやらブルやらが有るから、間違いなく取り壊し予定です。

神様ありがとう!!結局教会には行ってなかったけども今回ばかりは本気で感謝します!!今度神社にお供え物持っていきます!!

あっフランスに神社とか無かったのです。じゃあ行かないですよ。

にしても何てご都合なんですか。まるで何かの作為を感じるようです。

まぁそれで助かるのならば全力で乗っかるのですが!!どこぞのカッケー主人公様方みたいに無駄な葛藤してる余裕なんざねーのですよ!!

ブースト連打ぁぁ!!つーかランドセル邪魔くさいですね、ワンタッチで取り外し、亡国企業にぶつけてやるです。

 

ゴシャッ

 

ガンっガンっと音を鳴らしながら転がるキャリアーバックもまるで最初から来るのが判っていたかのように回避。はいはい、予定調和ですよね。

にしても何ですかあのチート野郎は、武力極フリとか止めて欲しいです。

こちとら開発製造に夢中で埋め込まれた戦闘技術の知識なんか一回も活用してないのですよ?

こーいうアクティブ系の技術は知識だけじゃ役に立たないから面倒だったというのも有るのですが、私は元々物弄りが好きだからこそこのチートを授かった訳で、つまりは門外漢なのです。

調子に乗って追っかけちゃった私が今更言っても自業自得でしか無いのですがね!!あっは!

まぁいくら武力極フリしてようとハンドル操作と足元の 3つのペダル、それにギアレバーだけで手足どころか腰回りや手の開閉から操作する面白アホ技術が詰め込まれたトロットビークルを、今日初めて操作する運転手さんが使いこなせる訳が無いのは当たり前田のクラッカー(古い)

ほぅら!!右連打だ!!

 

「無駄だ」

 

なんとぉ!!

ウメハラがバースト読んで画面端でのナイスプレイ、チート野郎はもうブースト回避を覚えた模様。

誰ですか楽勝とか言ったの、こんなんチートや!!チーターや!!

 

「次は此方から行く……!!」

 

来なくて良いです!

ほぁ!?拳がぁ!?

こなくそ!こんにゃろ!

はふぅ、何とか凌げたですよ。

あっ実況しろと?

ほむ

簡単に言えば私がジャブ二回を放った瞬間、最初の奇襲をかわした時のように右手を添えるだけで受け流したのです。

しかもその際に横回転ブーストを使ってきたから、私は前方向につんのめり、敵に背中を晒す事に。

慌てて機体を立て直すも目前に拳が迫り、バックジャンプで回避。

しかし隙の生じぬ二段構え、敵さんは両手に持った岩石をタイミングをずらし投擲、私はそれを落下中に前ブースト、つまりは突撃攻撃で相殺したと。

あのたったの四行の合間にはこんな戦闘があったのですよ。

しかし、参りました。

これで敵さんの操縦技術が成長したのを実感したのですよ。

まさか見取り稽古とか使えたりしませんよね?

もしそうなら技術チートとの相性は英雄王に対する裏切りの騎士レベルになるのですが。

後だしジャンケン最強伝説、もはや打倒する術はジャンケン13奥義しかないのです。ほあちゃー。

などと余裕ぶってはみたものの、これは中々にシビアな展開なのです。

今現在も原始的かつ野蛮な殴り合いをしているのですが、徐々に押されているという現実。

これが主人公パワー全開な織斑なにがしの一族なら何とかかんとか切り抜けるのもお茶の子さいさいなのかもですが。

ハッキリ申し上げます。もはや敗けは確定的に明らか!!無意識さんを出すレベルに!!

にげてー、ドイツさんがにげてー(棒)

いや、冗談抜きにして普段は無自覚に抑えてるチートを故意に暴走させる無意識さんしか頼れないのですよ。

武力チートに技術チートがカツにはなりふり構わずにやれと、つまりはそーゆー事です。

では皆様お休みなさい、次の目覚めは三時間後です。

 

………

 

その変化は劇的だった。

闘気が溢れるとか、気が張り詰めるだとか、そんなありふれた物じゃない。

 

「…………」

 

例えるなら無、完全なる静寂。

今まで透けて見えるようだった「行動に込められた意思」が消え去り、何処か機械的に俺の攻撃をいなしていく。

先程とはうって変わり、一つ一つの行動に無駄がない。

聴こえるのは金属の擦れ会う不協和音のみ。

端的に言ってやりにくい。

行動からパターンが消え、常に最適な回避を行う。

空手のいなしや柔道の払い落とし、ボクシングのフットワークに骨法の円運動、それどころか合気の天地上下の構えまで、多種多様な格闘技の回避技術を指南書に出来そうな程に無駄無く使いこなす。

さっきまでの無駄なタメやぎこちなさが見えない、まるで別人だ。

傭兵として18年、ISの登場で仕事が激減した今の俺には受けるしかなかった今回の依頼。

男でも戦力となれる可能性を秘めたTB(トロットビークル)と、その開発者である世界13頭脳の一人である日本人の少女の誘拐。楽な仕事だと思ったんだがなぁ。

 

「あぁっ糞っ!やりにくいぜ!」

 

またかわされた。それどころか足払いを掛けられた。

転倒からの起き上がりに難アリだぜこりゃ、まぁやれなくもないが起き上がった所でどっちみち。

 

「……これにこりたら僕の前には二度と現れない事を薦めるよ」

 

そう言って、俺のTBの両腕を破壊した奴はそのまま飛び上がり、建設途中の建物を半壊させながら此方に指を向けてきた。

 

「じゃないときっと後悔するぜ、俺を狙った事をな」

 

まるで別人だ。発言にも行動にも一貫性が無く、個性が見えない。

あぁ、虚無って奴はこんななのかもな。

0じゃなくて、存在しない存在。究極の矛盾。

だがもし本当に虚無何てのがあるなら………

 

「じゃあ、また明日とか!」

 

そいつはきっと世界に入り込んだ異物なんだろーよ。

そんな思考を最後に、俺のTBは大量のアイスの当たり棒に貫かれて轟沈した。

せめて、最後に一言。

 

「着ぐるみぐらいは……脱いで戦え……」

 

いまいちシリアスになれないから。




遅れました!理由は特に無いのですが、強いて言うならガンダムブレイカー3の魔力でオメガモンを造ったりしていたからですかね
いやー、ただの合体もあなどれないですなー(いそいそ)
ガイアフォース祭りも楽しかったのですか(いそいそ)
やっぱり最後はゲッターに落ち着きました(いそいそ)


つまり何が言いたいのかと言いますか

マジ気でスンマセンした(土下座)
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