htoL#NiQ―無垢な少女の輪廻への乱入者   作:通行人 放浪

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いあ! いあ!(挨拶がわり)

学業が面倒になってきて、気力が無くなってる主です...


『俺の最期ではないが超短投稿だぜーッ!受け取ってくれーッ!』



隣から

「...」

 

行人御兄さんが、何か苦いものを噛んじゃったような顔で、シガレットを、今にも砕かんばかりに顎に力を入れ、辛うじてくわえていた。

 

 

それでも、前へと進もうとする行人御兄さんは、凄いと思う。

 

 

下を向いていても物に当たらないのは、奇跡とも言えるかも。

 

 

 

 

今の私は前に進みたいけど、行人御兄さんのことが心配だ。

 

...変な話だよね、ちょっと前に会っただけなのに、こんなに居てるだけで安心するなんて。

 

もしかして、私が生まれる前からも、私の傍に居てくれていたのかも。

 

 

そんな、変なことを考え付くと、直ぐにその考えを消し去る。

 

 

――そんなの、有り得ないもんね。

 

 

自分が考えていた事のおかしさに、小さく笑うと、横にいる蛍さんの光で、現実に引き戻される。

 

 

どうでも良いことを思い浮かべてしまい、少しぼーっとしていたのか、いつの間にか、行人御兄さんは、次の部屋の扉へ着いていた。

 

 

――お、置いていかれちゃう!

 

真っ暗で怖いのに、行人御兄さんに置いてかれたら、どうなるかわかんないよ!

 

 

私は、焦りながら、足早に行人御兄さんに向かって走っていった。

 

 

 

 

 

でも、何でか、行人御兄さんは扉を開かない。

 

 

「なんで開けないの?」

 

 

私がその質問をすると、行人御兄さんの表情が、先程よりも険しくなる。

 

 

良くわからなくて、私は、首を傾げたけど、理由は、直ぐに分かった。

 

 

――グチャ、グチャ、と、気持ち悪い音が扉の向こうから聞こえているんだ。

 

まるで、ハンバーグが出来る前の、赤い肉に、物を何度も突き刺しているような、嫌な音。

 

 

 

近くにいる蛍さん達も、何時も前にいるのに、今回は、警戒して私の横に着いていた。

 

やっぱり、この音が嫌なんだろうか?

 

 

私が、謎の音について考えていると、行人御兄さんが私の方を見て、

 

 

「ここで待っていてくれ」

 

 

私は、異論を言う理由もないので、首を縦にふる。

 

 

それを確認すると、行人御兄さんは、危ないときに何時も持ってる黒い、水鉄砲みたいなのを持って、扉を開けて行った。

 

 

 

 

 

 

置いていかれた私は、部屋にある、埃だらけのソファに座って、溜め息をつく。

 

 

 

――なんだろ、見覚えがあるのに、思い出せない。

 

それに、其処らにある、前に、お母さんに見せてもらった機械に出ていたやつと同じような、黒いものは何なの?

 

 

こんなの、おかしいよ...

 

 

私は、自分を抱き締めるように手を身体にやると、近くにいる蛍さん達をちらりと見た。

 

蛍さん達の光を見てると、凄く安心するから。

 

 

まるで、お母さんとお父さんが、近くにいるみたいで。

 

 

 

 

 

小さく私は、笑った。

 

 

 

――その直後だった。

 

 

 

隣の部屋から、バン、という、黒いものから聞こえる、凄い音が響いたのは。




すみません!私の事情でこんなにスッとろくて!

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