テストも無事(?)終わり、何とか執筆にありつけました。
それと前回、杏子がさやかを追いかけるところでゆまを入れわすれていたので訂正しました。
それではEpisode13、始まります!
一方その頃、杏子はさやかを追いかけていた。
「おい待てよ、さやか!」
「…少し一人にして」
「待ってよお姉ちゃん!」
続いてゆまも追いかける。
三人は近くの公園に入る。
走り、杏子達から逃げるさやか。杏子はベンチの辺りでさやかの手を掴む。
「捕まえた」
「離してよ」
「嫌だね」
「離してよ」
「嫌だね」
「離してよ!」
「嫌だね!」
同じような繰り返しが行われる。
「離してよって言ってんでしょ!」
「嫌だっつってんだろ!」
「キョーコ、あまり無理矢理は…」
「駄目だ。こうでもしなきゃこいつは話を聞かねぇ」
「お願いだから放っておいてよ…。何であたしに構うの!」
「あんたみたいな奴は一人で抱えると潰れていっちまうんだよ」
「あんたに何がわかるの?あんたは…」
「わかるんだよ!わかっちまうんだよ…!」
杏子が声を荒げる。
「あたしも、あんたと同じ願いで魔法少女になったんだ」
「え……」
さやかは突然の告白に驚く。
「ちょっと長くなっちまうけどね、食うかい?」
杏子はポケットからクッキーを出す。
「杏子、それあの黄色いお姉ちゃんの…」
「あんた、取ってきたんだ…」
「非常食としてな」
呆れながらも受け取るさやか。しかし、口に入れることはない。
「まずはそこに座ろうか」
近くにあったベンチに座る。
「あたしの親父は神父だった。正直すぎて優しすぎる人でさ、毎日新聞を読むたびに涙を浮かべて、どうして世の中が良くならないのかって真剣に悩むような人だった」
「キョーコ、教会に住んでたんだ」
「新しい時代を救うには新しい信仰が必要だって、それが親父の言い分だった。だからある時、教養にない事まで信者に説教し始めた。希望を持って生きろ。そうすれば必ず報われて幸せになれるって」
「希望を……」
「親父の言ってることは間違っちゃあいなかったからね。あたしはそれに賛成した。だけどしだいに信者は減っていき、遂には本部からも破門された。食べる物も無くなって辛い思いをした。けどあたし達は希望を捨てなかった。いつかは親父の話を聞いてくれる、そう思ってた。けどそんな日はこなかった。そんな時に現れたのが…」
「キュウべえ……」
「あいつが来たんだ。何でも願いを叶えてあげるってね。最初は断ったよ。でも次第に父さんや妹達がやつれていく姿を見て耐えられなかった。だからあいつと契約した。みんなが親父の話を聞いてくれますようにって」
杏子はクッキーを口に放り込む。
「そしたらその日から信者の数は莫大に増えたよ。父さんの話を聞いてくれてあたしは嬉しかった。父さんは表から人々の心を救って、あたしは裏から魔女を倒す。あたし達がこの世界を守っていくんだ。そう思ってた」
「キョーコ凄い!」
「だけどある日、カラクリが親父にバレた」
「え…?」
「今までのが全部信仰のためじゃなく、魔法の力で集まったと知った時、親父はブチ切れたよ。お前は人の心を惑わす魔女だって」
さやかはとんでもない真相を聞かされ、酷く驚いていた。
「そんな、酷い……」
「笑っちゃうよね、あたしが今まで戦ってきたのこそ、本物の魔女だってのにさ。そして最期は酒に溺れて、家族を巻き込んで無理心中さ。あたし一人を残してね」
「……」
ゆまはあまりのショックに涙を浮かべていた。
「キョーコ……」
「別に同情して欲しいわけじゃないさ。ただ、こういう事があったってだけさ」
「でも……」
「あたしの祈りが、家族を壊したんだ。あたしは願いに裏切られた。だから魔法を使えなくなった」
「そういえばさっきの戦いでも…」
杏子は魔法を使わず、槍だけで戦っていた。
「初めは苦労したけどね。こうして今に至るって訳だ。けどあんたの願いはまだ裏切られてない。あんたの願いはあの上条って奴を助けるってことだったんだろう?」
その言葉に頷くさやか。
「ならあんたの願いはもう裏切られることはない。あいつの事を助けられたんだろ?」
「だけどあたし達はゾンビで、いつかは魔女になるんだよ。だったら…」
「さっき言っただろ、希望を持てって。絶望しなきゃ、魔女になることなんかない。ただちょっと、他より丈夫なだけな人間だ。ゾンビが涙を流したり、笑ったりするか?しねぇだろ。あんたは人間だ」
「何で、あたしにそこまで…」
「あんたは、あたしに残された最後の希望なんだ。あんたは幸せになる権利がある。だから、困った時はあたしを頼れ。あたしだけじゃない。マミやあんたの親友もいる。」
「ゆまもいるよ!」
「あの上条って男やヴァンもいるだろ?あんたは一人じゃない。いつだって繋がってるんだ」
「一人じゃない…本当に?」
「ああ。それにな?お前あいつの、キュウべえの思い通りになってんだぞ?」
「あいつの…」
全ての元凶、キュウべえ。いや、インキュベーター。
宇宙の寿命を延ばすために魔法少女を魔女へと育てていた。
さやかは、あいつの無表情な顔を思い出すと、無性に腹が立ってきた。
「このまんま騙されっぱなしでいいのかよ!…あたしは嫌だね」
「あの猫ちゃん可愛くない!」
ゆまも腹を立てている。
「ゆまもこう言ってるよ」
「……」
そんなさやかの目の前に、杏子の手が差し伸べられる。
「なあ、もう少し希望を持って生きてみようぜ?あたし達まだ十代なんだぜ?」
差し伸べられた手を見つめるさやか。
「んで、あいつの計画を邪魔するついでに一発言ってやろうぜ。お前らの思い通りになんかならねぇ!ってな」
少し間が開く。そしてさやかはその手を受け取った。
「まったく、こんなバカを追いかけるなんて…あんた結構お人好しでしょ?」
さやかはクッキーを口に入れる。その瞳には輝きが戻っていた。
「あんたがバカならあたしは大バカだよ。でも、間違っちゃあいないかもな」
「ゆまも?」
「全員バカだ。勿論、ヴァンは別格だけどな」
ベンチから立ち上がる三人。
「キョーコ、早く戻ろう?あの黄色いお姉ちゃんが待ってるよ」
「マミだぞ、覚えておけよ」
杏子とゆまは公園から出る。さやかはその後ろから呼び止める。
「ねぇ杏子!」
「…?何だよ」
「ありがと」
「へへん。ま、先輩として当然なことをしたまでよ」
「今に見てろよ〜、すぐに抜かしてやるんだから」
「はん、楽しみにしてるよ」
「置いてっちゃうよ〜」
向こうでゆまが呼んでいる。
「ちょっとは待てって」
「あと、あんたにだって幸せになる権利、あるんだよ」
「は?」
「だから〜、このさやかちゃんがあんたを幸せにしてやるって言ってんの」
口を開け、ポカーンとしている杏子。そんな杏子に向かって、さやかは下手なウインクをする。
「ぷっはははは、おもしれー。期待しとくよ」
「ちょっと!笑わないでよ!」
そう笑いながらマミのマンションの前に着く。
しかし、窓から妖しい光が光っているのを見て、三人は驚く。
「どうなっていやがる…!」
「みんな無事かな…?」
「とにかく突入してみなきゃ。あたしについて来い!」
「なんでさやかが仕切ってんだよ!」
三人は階段を駆け上がり、玄関を思いっきり突き破る。靴を脱ぎ捨て、リビングに入ると、そこには奇妙な光景が広がっていた。
「何?この大量のキュウべえの死体と変な空間は」
「気持ち悪いな」
さやかの問に答えた者がいた。
「こいつの仕業だろ」
蛮刀を持ったヴァンだった。
「ヴァンさん!」
「美樹さん、佐倉さん、千歳さん。帰ってきたのね…」
「いやぁ、心配お掛けしました〜。所でこの光景は?」
そこには三つの星が映っていた。
一つは地球、もう一つは月。全員が知っている星であった。
しかし、残った三つ目の星は見覚えが無
かった。
地球にそっくりな惑星。しかし、地球からは遠く離れている。
「織莉子、これって…」
「ええ、恐らく……!」
キリカと織莉子は何となく想像がついているようだ 。
「これは平行世界〈パラレルワールド〉!?」
ほむらが驚く。
「正解だ、暁美ほむら」
キュウべえが声を放つ。
「囚人惑星、エンドレスイリュージョン。ヴァンの住んでいる惑星だ。その住人である筈の彼がどういう訳かこの世界にいる」
「つまりは……」
「それって…」
皆が驚く。
「そうさ、彼は別の時間軸どころかこの世界の人間ではない、ということさ」
ウェンディ「また魔女が現れたわね!」
シャルロッテ「チーズクレ」
カメオ「姐さん気をつけてください。今回はマミさん99はいませんので」
ウェンディ「来るわ!」
シャルロッテ「アーン」
カメオ「姐さん危なーい!」
ウェンディ「カメオシールド!」
カメオ「ギャアアアア!」
シャルロッテ「マズッ」
カメオ(モザイク)「酷いです、いやいつものことでもありますね」
シャルロッテ「オカワリ」アタックコンボ
ウェンディ「えっ…」バクゥ
シャルロッテ「モグモグ」
カメオ「姐さーーーん!?なんということでしょう!急遽ガン×ソードさんマギカが終わってしまいました!次回からはなんとカメオ☆マギカが始まりますのでどうぞ宜しくお願いします!」
???「イタタタ…よーくもやってくれたわね!」
カメオ「こ、この声は…!」
エビフライ「許さないわ!」
カメオ「本体が起動していましたーー」
エビフライ「喰らいなさい!私とカメオの合体技よ!」
カメオ「えっ…」
エビフライ「カメオーーーーホームラン!!!」カキーン
カメオ「やっぱりこうなるのね〜」
シャルロッテ「ギャーーー」チュドーン
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