バカが見滝原にやってくる   作:クルクル舞朱雀

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お待たせしました!

今回はかなりの難産でしたが納得のいくまで練り直しました!

今回後書きの方にアンケートがあります。よかったらご協力してください。

それでは、Episode7、始まります。


Episode7 祈るはスパークエッジ

ヴァンはのんびり歩いて夕方にマミの家についた。

マミは晩ごはんの準備をしている。

 

「ええぇーー!?佐倉さんに会ったの!?」

「やっぱり知り合いだったのか」

「…ええ。佐倉さんは私の元弟子なの。今はちょっとしたすれ違いがあってね、仲はあまり良いとは言えないの」

「へぇ~、お前が弟子を…」

「あ、その目信じてないでしょう」

「いや、少し意外だっただけだ」

「まあ、魔法少女が誰かと協力するなんて珍しいしね。ましてや弟子を持つなんてそうそうあることじゃないわ」

 

マミ特製のステーキが完成したようだ。

 

「さあ、出来たし食べま…!?」

「どうした?」

「この反応…」

「出たのか、魔女が」

「ええ、行くわよヴァンさん!」

 

しかし、ヴァンのお腹が鳴る。

 

「……もう、おにぎりを作るからそれで我慢して」

 

 

 

上条恭介の病室。そこにさやかと恭介が居た。

 

「やっほー恭介。元気にしてる?」

「さやか…」

「今日もさ、恭介の好きそうなCDを…」

「さやか」

 

恭介がさやかの話を遮る。

 

「え、な、何?」

「僕はさ、死んだ方がいいのかな?」

「恭介…?何を言って…」

 

その時、さやかは恭介の首元に何かがあるのに気づいた。

 

「それは…!」

(魔女の口付け…!)

 

恭介は魔女の口付けによって、絶望していた。

 

「僕にはきっと…」

「恭介!しっかりして!」

「お医者さんに直に言われたんだ。今の医学ではどうやっても治らないって。せっかく頑張ってリハビリしようと思っていたのに…」

 

すると急に立ち、部屋を出る恭介。

 

「恭介、何処に行くの?」

「僕にはもう、生きてる価値なんて…」

「恭介!!」

「これは不味い」

 

さやかの隣にキュウべえが現れる。

 

「キュウべえ、あんた…」

「まさかこの病院に二連続で魔女が住み着くとはね」

「恭介を追いかけなきゃ!」

 

そう言って恭介を追いかけ、さやかは走った。

 

「この病院で自殺するところは限られている。自殺するのに最も最適な場所それは…!」

 

さやかは頭をフルに稼働させ階段をかけ上り、屋上に辿り着いた。

そこには身投げ寸前の恭介。

さやかは恭介に抱き付いた。

 

「ダメーーーッ!!」

「離してくれさやか。僕にはもう、僕なんて…」

「ダメったらダメ!死ぬなんてあたしが許さない!…あたしね、恭介のバイオリンを聴いてバイオリンが好きになったの。もっと恭介のバイオリンを聴きたいなって、そう思ったの。だから、夢を諦めて死んじゃう恭介なんてそんなの、あたしの好きな恭介じゃない!」

「さやか…」

「ねえ、もう少し生きてみよう?」

 

その言葉を聞くと、安心したように恭介は気絶した。

 

「良かった…」

 

さやかは一息つく。すると、自分の言ったセリフを思い出し、顔が真っ赤になった。

 

「あ、あたあた、あたしったら凄いことを口にしちゃった…!」

 

すると、キュウべえが遅れてやって来る。

 

「どうやら間に合ったようだね」

 

さやかは気絶した恭介とキュウべえを見て、決意する。

 

「キュウべえ」

「何だい?」

「あたし、魔法少女になる」

「願い事は決まったのかい?」

「うん。恭介の腕を治してほしい」

「それは、君が魔法少女になるに値する願い事かい?」

「勿論。これ以上、恭介が傷つく所なんて見ていられない」

「わかった。契約は成立だ。君の願いを叶えよう」

 

キュウべえはそっとさやかの胸に触れる。

痛みに似た衝撃に身を震わせるさやか。

キュウべえが手を離すと、さやかの心臓の位置から、光る青い球がゆっくりと浮かび上がり空中に浮遊した。

それがさやかのソウルジェムだった。

 

その宝石を両手で取るさやか。

 

「さあ、受け入れるといい。それが君の運命だ」

 

さやかは頷いた。

その時、周りの景色が変化し始めた。

 

「これは!」

「魔女の結界だ。きっと上条恭介を取られて怒っている。本気で掛かってくるよ、気をつけて!」

「最初っからハードル高すぎ…まあでも」

 

さやかは恭介を見る。

 

「恭介の夢の邪魔はさせない!」

 

ソウルジェムをかざし、魔法少女へと変身する。

さやかは大量の使い魔に囲まれる。その数は五十体近くいる。

 

気絶した恭介を背にして、さやかは敵の群れに突っ込む。

 

「でやぁぁぁ!」

 

剣を取りだし、一気に振るう。

使い魔を三体倒した。

 

しかし、数が多過ぎて徐々に劣勢に追いやられる。

 

「こんな所で、負けるかぁーー!!」

 

迫りくる使い魔を薙ぎ払っていくさやか。しかし、後ろに使い魔が回り込んでいた。

 

「しまった!」

 

さやかは一瞬死を覚悟する。

 

しかし、攻撃しようとしていた使い魔は真っ二つになる。

 

「怪我はない?美樹さやか」

「一人で突っ込むとかバカかお前」

「ヴァンさん!ほむら!」

 

ヴァンはさやかの格好を見て少し驚く。

 

「お前、その姿…」

「…契約したのね、あいつと」

 

ほむらはキュウべえを睨む。

 

「話は後だ、さっさと片付けるぞ」

「初めてなのだからあまり無理はしないで」

「わ、わかった!」

 

さやかは戦いながらヴァンの戦い方を見る。

 

(ヴァンさん、一切隙がない…まるで相手の行動が分かってるみたい)

 

さやかはそれに習って見よう見まねする。すると、使い魔はさやかを無視して後ろにいる恭介に集中する。

 

「させるか!」

 

さやかは必死に恭介を守る。

 

「数が多い…けど!」

 

その時、さやかの後ろから声が聞こえた。

 

「さやか…?」

「恭介…!?」

 

その時、大きな隙が出来てしまう。

 

「美樹さやか!」

「くそ、間に合わねぇ!」

 

しかし、弾丸がさやかを襲おうとした使い魔を吹き飛ばす。

 

「危なかったわね、大丈夫?美樹さん」

「マミさん!」

「どうやら間に合ったようね」

「何やってたんだ、遅ぇじゃねぇか」

「ごめんなさい。ちょっと準備していたの」

 

すると、マミのリボンがあちらこちらから伸びてきて、使い魔達を拘束する。

 

「レガーレ・ヴァスタアリア!」

 

そして、動きが止まった使い魔達に向かって、マスケット銃の弾丸を放つ。

 

「パロットラ・マギカ・エドゥ・インフィニータ!」

 

その銃口から飛び出す無限の魔弾は沢山いた使い魔を一掃した。

 

「凄い…」

「流石ね」

 

マミは華麗に地に降り立つ。

 

「後は魔女だけね」

 

そしてさやかと恭介は…。

 

「さやか、その格好…」

「ごめん恭介、その話は後で。まずは魔女を倒さなきゃ」

「魔女?」

「うん、あたし達魔法少女が倒さなきゃいけない相手」

「そっか…。必ず戻って来て」

「当ったり前よ!恭介のバイオリン聴くまで死んでたまるかっての!」

 

そう言ってさやかは魔女の所へと向かう。

 

「さやか…」

 

恭介は起き上がろうとした時、左手に違和感を覚える。

 

「左手が…動く?」

 

魔女の結界最深部で魔法少女三人と人類バカ代表は、芸術家の魔女、イザベルと対峙していた。

 

「でっけー門だな。こいつ本当に魔女か?」

「確かに魔女としては珍しいタイプね」

「でも油断しちゃ駄目よ。この魔女、かなりの魔力を秘めているわ」

「あたし達が負けるとは思えないけどね」

「さあ…皆、来るわよ!」

 

イザベルは門の中央から強力な一撃が飛んできた。

全員散開して、それを避けた。避けた先には岩があったのだがそれが砕け散った。

 

「危ねぇな、食らったらヤバそうだ」

「それじゃ、反撃開始といきますか!」

 

ヴァンはイザベルの側面に回り込んで、十字に斬り裂く。イザベルから衝撃波が来るが、範囲外に跳ぶ。

 

「おりゃ!」

 

そして横一閃に斬る。

それに堪えられず、細かく分離して逃げていく。

 

「あっ、待てこの野郎!」

 

しかし、逃げた先にはほむらが待ち構えていた。

 

「逃がさない」

 

ほむらは一瞬でイザベルの反対側の側面に回り込んで、手榴弾を投げ込んだ。

 

「瞬間移動!?」

 

さやかが驚く。

 

イザベルは逃げることしか出来ずにいる。

 

再び逃げようとして分離し移動しようとするが、マミのマスケット銃の乱射に阻まれる。

 

「今よ、美樹さん!」

「分かりました!」

 

さやかは上空に跳び上がり、電光石火のようなスピードでイザベルに近づき、剣を思いっきり降り下ろした。

 

「スパークエッジ!!」

 

その技はダメージを受けて瀕死のイザベルを倒すのに十分な火力だった。

門が真っ二つになると、イザベルは消滅していった。

 

「ハァハァ、た、倒せた…」

「やるじゃねえか」

 

さやかの前にグリーフシードが落ちてくると同時に、結界が閉じ、元に戻っていく。

その中心にはさやかの純白のマントが風に吹かれていた。

恭介が歩いて来る。しかも、動かないはずの左手を振って。

 

「恭介…!」

「さやか!左手が動くようになったんだ!奇跡が起きたんだ!」

(良かった、ちゃんと治ってる…)

 

さやかは安堵し、一息つく。

 

(私の願い、叶ったんだ…)

 

さやかは誰にも知られず、一人涙を溢した。




ウェンディ「乙女ね…」

カメオ「ええ。すごくいい子です」

???「そうね。私にもそんな頃があったわね」

ウェンディ「そ、その声は!」

カルメン「は~い、ガン×ソード界一のナイスバディ、カルメン99の登場よ~」

カメオ「うーわー、裏がペラペラだ~」

カルメン「ちょっ…!裏は駄目よ!見ちゃダメ!コホン、所でヴァンは何であんなところにいるの?」

ウェンディ「知らないわ」

カメオ「私も知りません」

カルメン「作者は?」

作者「知りません」

カルメン「ちょっとちょっと!作者がわからなくてどうすんのよ」

作者「まあ、気がつけば見滝原にいたって感じだから…。ヴァンもいつかは戻って来ると思いますよ、多分」

ウェンディ「多分じゃないでしょ、多分じゃ!」パンパン

カメオ「なんで私を撃つんですか~」ブシャー

カルメン「このコーナー、大丈夫かしら…」




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皆さんに質問です。

このまま原作通り進める方がいいか、または織子とキリカも出してあげた方がいいか、どちらがいいでしょうか。

もしかしたら、中にはおりこ☆マギカが嫌いな方もいると思うので。

なのでこうしたアンケートを取らせていただくことにしました。

なので、もしよかったらご協力ください。お願いします!


ご意見、感想お待ちしております。
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