魔法少女リリカルなのはStrikerS ENEMY Side   作:トータス

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これは本当に二週間ほどで書き上げた物なので、かなり粗が目立ってしまいます。
思い浮かぶがままに、思い描けるがままに、書いています。
一応、少しづつ修正しつつ、上げて行くので、一話ずつ挙げさせて頂きます。


私は、面倒臭い頑固な親爺です。

思った事を思ったがままに・・・
偶に調子に乗る事もしょっちゅうで、その事を後悔する事も暫し。
その点は反省しますが、懲りるにはまだまだ時間が掛るので、そのつもりでお付き合いを願います。


七面倒臭い頑固な親爺(=実際そう言われました)が描く、理不尽なコメディをお楽しみいただきたい。

コメディでは無いと言われる事もあるのですが・・・

私はコメディとして書き始めたので、そう言わせて頂きます。


内容は変わりませんが、修正を加えました。


ENEMY Side
プロローグ   有り得ない出会い


 そこは閑散とした通路。

そこに、大小二人分の人影がある。二人の他に人は居ない。

 

「じゃぁ、判った? ココに書いてある所に行くの」

 

 大きい方の人影が、その手を握る小さい人影に向かって言った。

 

 コク!  キュッ!

小さい人影は頷きを以って返事として返すが、その手をしっかり握り直し、離さない。

 

「駄目、もう行かないと。それに、貴方はココに居ては駄目なの」

 

 そう言いながら、その手を放す様に促した。

 

 コクコク!   ムギュッ!

更に頷き、手は放したが、今度は足に抱きついた。

 

「駄目よ。貴方が居るべき所は、ココじゃない」

 

 そう言い聞かせるも、放す様子は無い。

 

「・・・貴方に、名前を上げる。私と、同じ意味を持つ名を。

デュオ、それが今日から貴方の名前。その名前を貴方が名乗る限り、私と貴方は繋がっている。

だから、行って」

 

 突き放すように、その小さな体を、そっと押しやった。

押されるまま数歩進み、振り返ると。

 

 そこには、確かに居るが、自分の知る顔は既に無かった。

それを確かめ、指し示された所へと走り出した。

 

 

・・・   ・・・

 

 

 その姿は、広く雑然とした街中にあった。

 

 街角にある、ありふれたオープン・カフェ。

そこで寛ぐ、紫の髪の青年。

 その傍で、白く長い髪と多少汚れが目立つ子供が同席していた。

二人はテーブルを挟み、向かい合っていた。

 

 周囲の人が、どういった関係かと訝(いぶか)る中。

 

 子供は、目の前に積まれた食事を淡々と食べていた。

 

 青年の方は、手に持った手紙を読みながら、

「ふむ。・・・なるほど。それで、君はココに来るように言われて来たのだね?」

 

 コク

 

「・・・そうか。では、私と一緒に来たまえ」

 

 コク

 

「ふむ」

 

 手を挙げ、ウェイターに合図を送り、呼んだ。

 

「はい」

 

 直に側に控えたウェイターに対し、慣れた様子でメニューを受け取った。

それにザッと目を通し、

 

「これと、これ。あと、これを、いつもの数で。

それと・・・残りを包んで貰っても良いかね」

 

 まだ手付かずのサンドイッチを、その子が名残惜しそうに見ているのを見て言った。

 

「ハイ、承ります」

 

 そう言うと、会計を済ませ、準備が出来てから連れ立って席を立った。

 

 

 二人がそこを離れ、暫らく経った。

そこで行われた、密やかな会話。

 

「なあ、あれって」

「ああ、「隠し子だな」」

「やっぱり、そうなのかしら」

「多分、母親が死ぬ前に、自分にもしもの事があったらって、持たせていたんだろ?」

「そうよね。羽振りは良いし、手は早そうだったし」(=偶に迎えが、入れ替わり立ち代わり)

「間違いねぇ。ありゃ、かなりのスジモンだぜ?」(=武闘派メンバー時)

「うぅ、ワタシ、狙ってたのに!」(=野太い声)

「ま、まぁまぁ、落ち着けよ。まだそうと決まったわけでもない」

「そ、そうよね! まだ希望は有るわよね!

先ずは、ショウを射んとすれば、マからって言うし! ワタシ、あの子の母親になるワ!」(=注・野太い声)

 

辺り一同、心の声 (《〔〈無理だな〉〕》)

 

「なぁ、賭けねえか?」

「ン? 何を?」

「アイツが、この次にきた時、あの子を連れてくるかさ」

「・・・乗った。100で来ない」

「50、来る」

「んー、来るに50!」

「来ないに200」

「来るに50」

「オイオイ、来る方に賭ける奴は、居ないのか?」

「来るに300! 来てもらわないと!」(野太い声)

「ワタシは、来ないに、100! 来ても、違う人に連れられて、ってのは?」

「・・・いいぜ、乗った」

 

 

・・・   ・・・

 

 

 連れられて来たのは閑散とした人気の無い建物。

その地下駐車場の奥へと入って行き、目の前の壁を無視して進んだ。

 

 ぶつかる様子も無く、通り抜ける。

その後を遅れじと付いて行くと、壁の向こうには広い空間があり。一人の女性が佇んでいた。

 

「お帰りなさいませ、ドクター。その子供は?」

 

 その女性は、手荷物を受け取り、上着を受け取り。

サンドイッチを、ぱく付きながらついて来る子供を見て、言った。

 

「ああ、この子は・・・私の子だ」

 

 白衣を羽織り、いつもの格好に戻りながら言った。

 

「!? そ、それは、如何いう?」

「何、私の理論を用いて別のコンセプトから作られた存在だ。だから、私の子供である事には変わりは無い。

ウーノ、面倒を見てやってくれ」

「・・・判りました。ついてらっしゃい、案内するわ」

 

 コク

 

 

・・・   ・・・

 

 

ブリーフィング・ルーム

 

「ねぇ! 聞いた聞いた!?」

「何をだ?」

「何だ?」

 

 天井から、頭だけを生やしたセインに対し、ソファで話をしていたチンク、トーレが応えた。

 

「新しい子が来たって!」

「ふうん。で、どんなヤツ?」

 

 冷蔵庫の扉の向こうから、ノーヴェは中を漁りながら聞く。

 

 プシュッ!

奥のドアが開き、そこから声がした。

 

「・・・白くて、黒い」

「いやぁー、小さくてカワイイッス!」

 

 その向こうから濡れた髪を乾かしながら、ディエチとウェンディが顔を出す。

 

「エ? 何で知ってるの?」《セイン》

「このコ」

「そう! この子ッス!」

 

 そう言って、連れてきた子供をディエチが片手に抱え。ウェンディが指し示した。

浅黒い肌、白く長い髪、まだ幼い体。

 

 着ていた服は、洗濯というよりは破棄され、間に合わせとしてワイシャツを羽織っている。

 

 プシュッ!

反対側のドアが開き、クアットロが入ってきた。

 

「さて、新しい子はどこかしら?」

「あぁ、丁度いい。クアットロ、説明して貰えるか?」

「ええ、良いですわ。その子は、ドゥーエ姉さまの子供ですわ!」

「な! そ、そんな! あの姉さまに、何が!」《チンク》

「・・・フム、そうか。では、立派に育てねば、な」《トーレ》

 

 若干、有り得ないという思いからか、声が震える二人。

 

「なぁ、そんなに驚く事なのか?」

「さぁ。私、まだ会った事ないんだよね」

「違う、名付け親だって」

「でも、親ッス!」

「ふうん、そーなんだ」

「だったら、強(あなが)ち間違っては、いねぇな」

「そう、だから、私たちも貴方の家族」

 

 コク

 

「くぅー! そろそろ替わるッス!」

 

 そう言って、入れ替わるディエチとウェンディ。

 

「ん? だとしたら、私は叔母になるのか?」

 

 ノーヴェは、割と好意的に受け止め。

 

「そっかぁ、私もオバサンかぁ。一寸いいかも」

 

 セインも、そうなった自分が大人になった様で嬉しそうにしている。

 

「私は嫌。そんな事口にしたら、酷いわよ?」

 

 そう言って凄むクアットロ。

 

「な、何だ、そうなのか」

「む、むう」

 

 やっと合点がいき、納得するチンクとトーレ。

 

「じゃ、この子は私が連れて行くから。

ドクターからこの子の面倒も任されてるし。連れて行くわよ」

 

 そう言って、ウェンディから子供を受け取り、連れて行くクアットロ。

何気に優しく抱き上げている。

 

 

・・・   ・・・

 

 

思い浮かぶがままに、思い描けるがままに・・・




私のメンタルを例えるのならば、生モノのハツ《心臓》です。
傷み易いです、腐り易いです、刺されます、焼かれます、食われます・・・

なので、偶に取り替えます。
その為にスペアが有ります。

傷む前に、腐る前に、凍らせてしまいます。
チャッチャと調理して食べてしまいます。
そして、新たにスペアを手に入れます。

毛が生えて居たりはしません。気味が悪いので・・・

豆腐の如く、柔らかくも有りません。豆腐は豆腐でも高野豆腐かな?

そんな感じです。


では、また後日。
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