魔法少女リリカルなのはStrikerS ENEMY Side   作:トータス

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八月相当

一寸中途半端ですが・・・OZの魔法使い風です。

主要メンバーはあまり登場いたしませんので。

ドロシー =美由希
トト =デュオ

案山子 =ユーノ
鉄葉の樵 =クロノ
獅子 =ヴェロッサ

OZの魔法使い? =???


ハジメテノ、嵐の夜? 【甥っ子は魔法使い?】

 今日はタイフー? っていうのが来てて、風がスゴクテお外、出られなーい!

 

「ほらほら、今日は台風が来てて危ないから、今日は早く寝ようね~」

 

 う~、まだ眠くないモン! とジタバタしがなら意思表示している犬耳尻尾な着グルミパジャマな甥っ子を抱き上げている美由希。

 

 なのはとフェイト、八神家はお仕事。

 ヴィヴィオはお友達とお泊まり会とかで、今日は一人で地球の高町家にお泊まり!

 

「うーん、お父さん達はもう少し掛るみたいだしなぁ」

 

 お店の台風対策にもう少し掛りそうと連絡があった。

いっそそのまま二人でお店に泊まったら? と言ったら、それもありかも、と返事が帰って来たから、もしかしたら帰って来ないかも?

 

「お布団も敷いてあるし、あとは何か出来る事は・・・わっ!?」

 

 フッと灯りを吹き消されたかのように真っ暗になった部屋。

 

「わっわっ! だ、大丈夫だからね! 多分!」

 

 急に暗くなったからか、大慌てな美由希。デュオは? 普通に見えているし問題無い! のだが、美由希にはそれを知る由も無く、ワタワタと片手で甥っ子を抱き抱えながら片手で辺りを探っていたが、ゴツンッ!

 

「アタッ!」

 

 テーブルの脚か何かにつまづいたらしい。それでも甥っ子は取り落とさなかった。

 

「う~、明かりが無いと危ないなぁ」

【??? ・・・!】

 

 ぼんやりと、辺りをぼんやりと照らす様に、青く薄い明かりが灯った。

 

「へ? あ、デュオ?」

 

 その灯りは、デュオの両手の間、フワリと浮かんだ水晶の様なモノからの明かり。

 

「そっか、明かりを作ってくれたんだね。ありがと~」

 

   ・・・   ・・・

 

 幾つもの青白い魔法の明かりが部屋中を照らす。

付近一帯が停電してしまったので、何もする事も出来ないし、する事もなくなってしまったから寝るしかない。

 

「ふふふ、台風が来てるのに、何だか楽しいなぁ~」

 

 コクコク!

 

「ん~じゃあ、今日は台風が関係するお話をしてあげよっか。

題名は、オズの魔法使い。

・・・ある所に、ドロシーという女の子がいました・・・」

 

 ・・・とろとろとした眠気に誘われ、まぶたが降りて・・・

 

/// /// /// ///

 

ドロシー =美由希

トト =犬耳尻尾の付いた着グルミな寝巻き姿のデュオ

 

・・・   ・・・   ・・・

 

「・・・ふぇ!?」

 

 うとうととして、ふと目が覚めた美由希。

 

「あ・・・え!?」

 

 体を起こして辺りを見回すと、大草原!? と、小さな家々?

その家々から続々とちっちゃな人々がこちらを指差して歓声を上げてるけど・・・何だか何処かで見た様な制服を着てるみたい。

 耳をすませば「東の悪しき魔 (砲少)女が倒されたぞー! バンザーイ!」とか聞こえて来た。

 

「え、えっと、台風が来てたから、早めに寝ようとしてて・・・って、デュオ?」

 

 美由希の膝の上でクースカ眠っている犬耳尻尾な着グルミパジャマな甥っ子。

甥っ子が無事な事を確認して一安心していると、布団の下から「う、ぅうん」と少し苦しげな声がして、恐る恐る視線を動かすと、布団の下から靴が脱げかけた二本の足。

 

「わ! 誰か居るの!?」

 

 咄嗟にデュオを抱き抱えてそこから退く様に起き上がる美由紀。

 

「なのはー!」

「って、フェイトちゃん!?」

 

 物凄い勢いで飛んで来た魔女の様な三角帽子を被ってバルディッシュに跨ったフェイト。

 

 何故かこちらが見えていないのか、気が付いていない。

 

 布団の下敷きになったなのはをキチンと布団に寝かせ、布団ごとなのはを抱えて飛び去っていった。

 

/// /// /// ///

 

 一方その頃、ミッドチルダでは・・・

 

 高町教官と連絡が取れないとの連絡がフェイトに行き、確認に行くと布団に突っ伏した状態のなのは。

 

「なのは! なのは? えっと、大丈夫?」

 

 前日から子供達も居ないし、天気が良いからお布団も干したし、久しぶりにゆっくりして居られるなぁ~と。

そう言えば、今日は教導の予定があったっけ、と思いながら布団のふかふか加減をみていたら、ついうとうとと寝入って寝過ごしていた。

 

「うぅん、むにゃむにゃ・・・zzz」

 

 日頃の疲労が頂点(ピーク)に達して居た模様。

そしてレイジングハートはそつなく主を休ませるべしと起こさなかったとか?

 

 そして、訓練場では、いつまでも現れない高町教導教官を待ち続け、ついには今日の訓練は中止という連絡を受けて歓声を上げている訓練生(小人)≪=未成年≫達が居たとか?

 

 

・・・   ・・・   ・・・

 

「え・・・何が? って、ここは何処なの~!?」

【ムィ? ミウキ姉~、ドッタノ?】

 

 まだ眠そうなまぶたをシパシパさせながらデュオが起きて来た、が・・・

 

【・・・メムィイ・・・zzz】 ・・・コテン

「っちょ! お、起きてぇ!」

 

 それからすぐに起きてはくれたが、途方に暮れてしまった美由希。

 

 取敢えずは、裸足では何なので、なのはだったと思わしき相手が残した白い半長靴(ショートブーツ)を履く事にした。

サイズ的には同じだったので、問題無く履く事が出来た。

 

 

・・・   ・・・   ・・・

 

 取敢えずは、このままじっとしていても仕方がないと動き易い格好をと思っていたが、何故か有ったのは高校時代の制服。

 流石にコレは・・・と思ったのだが、まだ着れた。

 

「えっと、ここが何処なのか、デュオは分かるかな?」

 

 クキュ? という感じに首を傾げたかと思ったら、フルフルと顔を横に振られた。

 

「あぁ~、どうしよう。さっきのフェイトちゃんを意地でも止めておけば・・・」

 

 見慣れない風景にあっちにチョロチョロ、こっちにチョロチョロと動き回るデュオ。

小人達は東の魔女が倒れたのを機に、散り散りに散らばってあっと言う間に見えなくなったから、話を聞くどころではなかった。

 

「デュオ~、あんまり離れたらダメだよ~!」

【ハァ~イ!】

「うん、良いお返・・・事?」

 

 ・・・あれ?

 

「デュオ~! こっちにおいで~!」

【ハァ~イ!】

 

 てててっ! と駆け寄って、

 

【ミウキ姉、ナァニ~?】

「・・・え?」

 

 今回はまた調整中だとかで、首飾り(チョーカー)はしていなかった筈。

首を見ても何も無い。

 

「デュオ、何かこの辺で変わったモノは無かった?」

【??? ・・・! アッタァ! アッチ!】

 

 よし、コレは何か良く分からないけど、なのはが前に言ってた魔法の道具(ロストロギア)が関係してるみたいね。

なのは達も居たし、暫くしたら如何にかなるでしょ。

 

 とまぁ、楽観的に考えている美由希であった。

 

「・・・そっか、じゃぁ、そっちに向かって出発進行~!」

【オォ~!】

 

 

   ・・・   ・・・

 

 デュオの言う変わったモノが見えて来た。

 

「お! アレかなぁ?」

【アレー!】

 

 そこに見えて来たのは、畑に佇むのは、案山子(スケアクロウ)・・・の格好をしたユーノ? 否、ユーノにそっくりな案山子。

 その背中には、二宮金治郎が背負っている様な背負子(しょいこ)に、これでもか、これでもかと山積みされた書物。その大荷物に押し潰されそうになっている。

 

「え、えっと、ユーノ・・・君? だ、大丈夫かな?」

「ど、どなたか知りませんが、た、助けてくださ~い!」

 

 どうにかこうにか、括られた山の様な本を抜き取って、軽くした背負子を下ろさせる事が出来た。

 

 

/// /// /// ///

 

一方、某書庫では・・・

 

「救助隊はまだか!」

「ユ、ユーノ司書長が、書崩(なだれ)の下敷きに!」

「あの仕事量は、流石に無理だったんだ!」

「あの人は、断る事が出来ないからって・・・」

 

 

・・・   ・・・   ・・・

 

「た、助かりました」

「え、えっと、ユーノ君だよね? どうしてこんな事に?」

「え? あの、どなたかと間違われているのでは?」

「え?」

「ボクはスケアクロウ(ユーノ)。この本の畑(無限書庫)の管理人です」

 

 そう言われ、ふと辺りを見回すと、植物に見えていた作物は枝豆で、無数の豆本がたわわに実っていた。

 

「ボクには脳みそ(断る事)がないことでばかにされて、いつも黒いカラスの兄妹と狸(クロノ・フェイト・ハヤテ)に仕事を押し付けられて悩まされてるんです」

 

 なのははって? 頼まれたら満更でもないので、意図的に除外されています?

 

「そ、そっか・・・」

「ところで、アナタは?」

「あ、えっと・・・」

 

 ここは初対面の振りをして情報を集めた方が良いのかな? と思い、素直にそうする事にした美由希。

 

「私は美由希。この子は私の甥っ子でデュオ」

【ミウキ姉ー、ユー兄、チャウノ?】

 

 美由希を見上げながら尋ねて来るデュオに、

 

「うーん。似てるけど違うみたいだねー」

「ところで、お二人はどうしたんですか?」

「あ、えっと、気が付いたらここで、元の所に戻るにはどうしたら良いのかなって・・・」

 

 取敢えず判っている事をユーノに伝えてみる事にした。

 

「そうだったんですか・・・だったら、翠の国に居られるというOZという魔法使いを頼るのは如何でしょう?」

「え!? オズの魔法使い!?」

「は、はい」

 

 その思わぬ反応に気圧されるユーノ。

 

「何でも、スゴイ魔法を使えるって話です。ボクも前々から魔法使いに会って、仕事を断る事が出来る脳みそが貰えたらって、思ってたんです!」

「そっかぁ~、苦労してるんだねー」

「そ、それで、あの・・・もし良かったら、ボクも一緒に連れて行って貰えませんか?」

「うん、良いよ~。デュオも良いよね」

【ウン!】

 

 即答。

 

「あぁ、やっぱり僕なんかじゃぁ・・・え!?」

 

 断られるとばかり思っていた?

 

「え? 一緒に来てくれないの?」

「は、はい! 是非お願いします! やったぁ! コレを理由に仕事を断る事が出来るぞ~!」

 

 

 こうして、美由紀とデュオは元の世界に戻る事を目指し、ユーノは脳みそを手に入れる為に、翠の国を目指し、旅を始める事になった?

 

 

/// /// /// ///

 

案山子 =ユーノ

 脳みそ(断る事)がないことでばかにされているユーノ?

 いつも黒いカラスの兄妹と狸(クロノ・フェイト・ハヤテ)に悩まされている?

どうやったら追い払え(断れ)るだろうかと、脳みそを欲している?

 

 

・・・   ・・・   ・・・

 

 三人は翠の国を目指し、一路を進む。

その道の先には、鬱蒼とした森林が立ち塞がる。

 

「うぅ~ん、道沿いに進むと、この森の中を通らないといけないんだよね」

「はい、この森を抜け、その先にあるサバンナを通らないと翠の国にはたどり着けないとこの本には書かれています」

 

 デュオは? 断る理由が出来たので仕事を放り出したユーノの空になった背負子の上ではしゃいでる。

 

「よし、このまま森の前で迷ってても仕方がないし、先に進もう!」

「はい! そうしましょう!」

【イコ~!】

 

 ずんずん森の中を進む内に、木漏れ日が少なくなり、鬱蒼とした密林に変わって来た。

 

「うわぁ~、何か出て来そうで、ちょっと怖いかな~」

「そうですか? ボクにはそう感じる脳みそが無いからかな? 何とも無いかな?」

 

 道が途切れた辺りの切り倒し掛けた大木の前に、(にび)色の塊。

 

【! ミウキ姉~! アレ、ナンカ言ッテル!】

「え!? き、聞こえたぁ~!」

「えっと・・・体が動かない、かな?」

 

 デュオを抱き抱えて庇おうとする美由紀と平然としているユーノ。

 

【クルシー!】

 

 力強く抱き締め過ぎたらしい。

 

「だ、誰か、(時間)が切れて・・・仕事が多過ぎて、身動きが、取れ、ない・・・」

 

 よくよくその鈍色の存在を確かめると、鉞を振り上げた格好で固まっているクロノにそっくりな鉄葉(ブリキ)(きこり)。とっても堅苦しそうなカタブツ風です。

 

「そりゃ、ボクに仕事を回し過ぎてた罰じゃないのかな?」

 

 ここぞとばかりに口撃する案山子。

 

「て、その声はユーノか! くっ! 首が回らないから見えない!

頼む! 直・に油・・を・・・、でな・いと・・道がつ・く・・れ・・・な・・・・・・」

 

 言い切る前に動けなくなったのを確認すると、ユーノは徐に言った。

 

「・・・えっと、ほっといて先に進みましょう」

「え? そ、それは流石に不味いと思うよ。折角だし、油もここにあるみたいだし、注して上げようよ」

「・・・ちぃっ!」

「えっと、ドコに油をさせばいいのかな?」

 

 一寸だけ悪態を吐くユーノは放っておいて、美由希は側にあった油を何処に注したらいいモノかと思案している。

 

「ああ、それなら・・・口の周りに注して、それから聞くのが良いんじゃないですか?」

「そ、そうだね!」

 

 そこはかとなく悪意を込めて提案するユーノの言葉に同意する美由希。

 そそくさと口周りに油を注して、念の為にと口の中にも差し込んで、舌の回りも良くなる様にしてみようとの思惑。

 以前、エイミィは旦那が口下手な上に堅苦しく、話すと誤解を招く事もある、と口にしていた事を思い出していた所為も・・・ある?

 

「うぇ! おぇ! う゛ぁあぁ! なんて事してくれるんだ! 手足の関節で十分なんだ!」

「あらら、ゴメンゴメン」

 

 

/// /// /// ///

 

 一方、とあるマンションの一室では・・・

 

「おとーさん、あーそーぼー!」

「おとーさん、おままごとー!」

 

 眠っている所をドーン! ドーン! と子供達に圧し掛かられて「やーらーれーたー! おとーさんは死んでしまった。返事がない、屍の様だ」としわがれた声で呟いてまた冬眠中の熊の如く・・・動かなくなった。

 

「こら! パパはお休みしてるんだからダ~メ!」

「「は~い!」」

「もう」

 

 ぱたぱたとした足音が去っていくのを聞き、ゆっくりと体を起こしたクロノ。

 

「どう? 具合は」

「あ゛あ゛、ち゛ょッど楽に゛・・・」

「じゃあ、はい。お薬」

「あ゛~、苦いから良い」

「ダメダメ、苦くても呑んで元気になって」

 

 エイミィは吸い飲みを手に、嫌がっても薬をちゃんと飲むようにと、ぐいぐい押し込んでいる。

 季節外れのインフルエンザが艦内で蔓延したため、クロノはのどが涸れ、全身筋肉痛で余り動けなくなっている。

 

 その薬の副作用で、ヘンな夢も・・・?

 

・・・   ・・・   ・・・

 

 事実だった?

何とか手に油を注して貰い、あとは自分でやるからと、自分で何とかしていたクロノ。

 

「で、ユーノはどうしてここに?」

「ボクはOZの魔法使いに脳みそを貰いに、翠の国へ行くんだ!」

「私達は元の所へ帰れる様に翠の国へ」

「へぇー、じゃあオレもそこに行ったら、このブリキで出来た体に♡を入れて貰えるかな?

・・・決めた、オレも一緒について行く事にする」

 

 そうしてブリキの樵が仲間に加わった。

 

 

/// /// /// ///

 

鉄葉(ブリキ)の樵 =クロノ

 ブリキでできているため心臓(ハート・愛)がない、だからつい心無い一言を口にしてしまうと悩んでいる?

その口が災いして、奥さんとケンカになったりする事を気にしていたり?

 

 

・・・   ・・・   ・・・

 

 密林を抜け、眼前に広がるはサバンナ地帯。

 

「が、がおぉ~!」

 

 目の前を遮る様に現れた毛むくじゃら。

 

「き、きゃあぁぁぁぁ!」

「え!? わ、わわわっ!?」

「わぁー!」

【! ・・・zzz】 大きな声に、びくっ! とはしたが、眠気には勝てずにニ度寝中・・・

 

 咄嗟に、樵が手にしていた鉞を手に取ると、その(ツラ)目掛けて叩き込もうとする美由希!

 

「・・おぉおおお!?」

 

 迫る刃に咄嗟に後退した為、紙一重で真っ二つになる運命を免れたライオン(ヴェロッサ)

 

「ま、まだ居るわね!」

「わぁ!」

「ま、まった、まった!」

「ひぃ! お、お助けぇ~!」

 

 鉞の柄を握って、もう一度振り上げ様としている美由希を止めに入るユーノとクロノ。

 まさかの逆襲で腰が抜けたのか、()()うの体でその場から逃れようとするヴェロッサ。

 デュオ? また眠くなったからとユーノの背負子でうつらうつら。

 

 

・・・   ・・・   ・・・

 

「で、どういう事だったのかしら?」

 

 鉞片手に仁王立ちしている美由希。もし何かしようものなら、手にした鉞が唸る!?

その前には、正座を強いられたライオン(ヴェロッサ)

 

「は、はい、そ、そのぅ~、ワタシは臆病で勇気がないので、弱そうなアナタを驚かして度胸を付けようと・・・」

「そうだったの」

「したのですが、まさか子連れの方だったとは」

「私はまだ独身よ。この子は甥っ子だから」

「そ、そうだったんですか」

「それで、どうしてそんなに度胸を付けたいの?」

「そ、それが・・・雌ライオン(シャッハ)に仕事関係で追われ(迫られ)ていて・・・如何にか出来ないかと・・・」

 

 

/// /// /// ///

 

 一方その頃・・・

 

 仕事の合間にサボって昼寝中のヴェロッサは・・・

 

 どちらからも(夢の中でも現実でも)? ドコからともなく?

 

『「ロッサァ~! サボって何処に行きやがりましたかぁ~!」』

 

 そんな怒号が遠くから聞こえて来て『「ひ、ひぃぃ!」』双界のヴェロッサは怯えている?

 

 

・・・   ・・・   ・・・

 

 本気で怯えて美由希の後ろに隠れるヴェロッサ。

怒号が自分を見付けたモノでない事を知ると、

 

「そ、それで、皆さんは何をしにここへ?」

 

 そうヴェロッサに問われ、お互いに顔を見合わせた。

 

「・・・私達はOZの魔法使いに元の所に帰れる様に」【ソーナノ!】

「ボクは脳みそを貰いに」

「オレは心臓♡を」

「なるほど、ならばワタシも一緒について行ってもよろしいですか?

ワタシは臆病なので、雌ライオン(シャッハ)に負けない勇気を得たいのです!」

 

 とても切実そうなお願いだったので、受け入れる事にした美由希達。

 

 

/// /// /// ///

 

ライオン =ヴェロッサ

 臆病で勇気(力)がほしいライオン、雌ライオン(シスター・シャッハ)に怯えて臆病に?

 

 

・・・   ・・・   ・・・

 

二人と三人(?)はエメラルドシティ=翠屋に無事に辿り着けるのだろうか?

 

てくてく(美由希)とことこ(ユーノ)がらがん(クロノ)ぷにぷに(ヴェロッサ)Zzzz(デュオ)

   とことこ、てくてく、ぷにぷに、がんがら、とてとて

      ぷにぷに、とてとて、がらがら、てくてく、とことこ

         とてとて、とことこ、てくてく、ぷにぷに、がんがん

 

 

 艱難辛苦? を乗り越えてどうにかこうにか・・・否、わりと途中をカッ飛ばし、エメラルドシティ? 否、翠屋に辿り着いた五人。

そこで、女王・桃子と王配・士朗に謁見を申し込み、食客・OZの魔法使いと面会を果たした。

 

「おや、君達が私に願い事とはな」

 

 ローブではなく、白衣を纏った魔法使いには見えない魔法使い。

 

「えっと、OZの魔法使い、ですよね?」と余りにも魔法使いらしからぬ魔法使いに美由紀が尋ねると。

「いかにも、私がO Zの魔法使いと呼ばれている者だ」

 

 ジッと魔法使いを見上げるトト=デュオ。

 

「それにしても、この子は可愛いなぁ。この子の願いだったら幾らでも何でも叶えてあげよう」

 

 子犬の着グルミを纏ったトト=デュオを慣れた様子で抱き上げて撫で撫でしている。トト=デュオも嫌がる様子もない

 

「で、では! ボクに脳みそを下さい!!」

「俺には、♡を!」

「私には、勇気を!」

 

 三人の勢いに気圧された美由希だったが、デュオの言う事なら何でも叶えて貰えそうだったため、様子を伺う事に。

 

「フム、では私に出来る範囲で願いを叶えてしんぜよう」

 

 そうして、断る事が出来ない案山子、心無い鉄葉の樵、臆病なライオンの為にO Zの魔法使いが用意した答は・・・

 

 

案山子 =ユーノ

 脳みそ(断る事)がないことでばかにされているユーノ?

 いつも黒いカラスの兄妹と狸(クロノ・フェイト・ハヤテ)に悩まされている?

どうやったら追い払え(依頼を断れ)るだろうかと、脳みそを欲している?

=脳みそにと差し出されたのは・・・最高評議会の三つの脳みそ?

 三つ添えて差し出せば・・・(≫u≪)b! と太鼓判?

 

鉄葉(ブリキ)の樵 =クロノ

 ブリキでできているため心臓(ハート・愛)がない、だからつい心無い一言を口にしてしまうと悩んでいる?

悪役風(ヒール)・・・マスク? 喋らなければ良い? 喋っても悪役だから! (≫u≪)b! と太鼓判?

 

ライオン =ヴェロッサ

 臆病で勇気(力)がほしいライオン、雌ライオン(シスター・シャッハ)に怯えて臆病に?

=サボらず仕事をしていれば大丈夫!  それか、押し倒しちゃえ! (≫u≪)b! と太鼓判?

 

 それらを貰い、orzとなってしまった三人・・・ご愁傷様?

 

 三人が唖然として呆けていると、突如としてorzな魔法使いにとっての悪しき魔女が三人乱入して来た!

 

「どこや!」

「あ! あそこ!」

 

 スタコラサッサと気球に乗り込んで脱走を始めたorzな魔法使い。

 

「絶対に、逃がさない!」と言った白き魔女の手によって、桜色の閃光でちゅど~ん! と・・・

 

 

/// /// /// ///

 

 

「・・・はぁ!?」

 

 余りの夢物語に跳ね起きた美由希。

 

【・・・zzZ】

 

 隣では何事もなかったように眠りこける甥っ子。

 

「ふぅ、夢だったのかなぁ・・・」

 

 玄関の方から「「ただいま」」と声が聞こえた。

 

「あ! おかえり~! そっちは台風、大丈夫だった?」

「ええ、雨宿りに来た白衣のお客さんと話し込んでて遅くなったけど何も問題は無かったわ」

「ああ。そのお客さんが途中でなのは達に連れて行かれた以外は・・・」

「え!?」




OZ =スカリエッティ 実は・・・OZではなくorzな魔法使いだった!?


微妙に現実とリンクした夢物語?

原作の後半とは上手く混ざり切らなかったので諦めました。


別バージョン ALL・ユーノ

案山子 =なのはに思いを伝える方法が思い付かないから脳味噌を欲した。
樵 =なのはに♡を奪われた。
獅子 =なのはに告白する勇気を欲した。

考えてみたが、何だかできなかったので保留・・・


笑って頂けましたでしょうか?
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