魔法少女リリカルなのはStrikerS ENEMY Side   作:トータス

40 / 52
お婆・・・イエイエ、とあるママママがぶっこわれ気味です。

題名通り、舌切りスズメをリリカルに! 全力全壊!

お爺さんは慎み深く。
お婆・・・イエイエ、ママママはどちらでしょう?

果たして結末は如何に!?


したきりスズメ?≪リリカル風味≫

したきりスズメ?

 

 いまか、いまかと?

 ある所にお爺さんと・・・お母さんのお母さんが居ました?

 

 お爺さんと、お母さんのお母さんの元には、喋れない【スズメ】? が行ったり来たり。

 

 今日はお爺さんのところで無邪気に遊び。

 

 次の日、お母さんのお母さんの所で無邪気に遊んでいたら、お仕事だからと追い出されてしまいました。

 スズメは【ム~!】と追い出されて怒っていたら、おいでおいでと手招きをするお爺さんと、山の手へお茶とお菓子をしばき(飲食)に行きました。

 

 また次の日、お母さんのお母さんの所に行ったら、またお仕事で追い出されてしまいました。

 お爺さんも、今日が山場だとかで悪い人をしばき(倒し)に行ってしまいました。

 

 そこで、スズメさんはお世話になってる恩返しをしようと考えました。

 そうと決まったら行動が早いスズメさん。

 家族の元へ、相談に行きました。

 

 相談したら、あ~でもない、こ~でもない・・・そ~でもない?

 

 ようやく話がまとまると、さっそく行動開始です。

 

 

   ・・・   ・・・   ・・・

 

 

 お爺さんが家に帰って早々、

 

「パパりん、パパりん。スズメのお宿はこちらッス!」

 

 見慣れぬ格好をした(スズメな)義娘に手を引かれ、何時もとは変わった山海の幸が並んだ我が家の食卓に、良く冷えたビール。

 

「こりゃあうまい、たまらんなあ」

「ささ、父上」

 

 スズメ義娘達に次から次へとお酌され、おじいさんが大喜びで食べていると、スズメ達は面白い踊りや歌を見せてくれます。その夜は一晩じゅう楽しく過ごしていると、

 

「お、おとーさん」

 

 真っ赤な髪に負けず劣らず真っ赤なお顔の義娘が「プ、プレゼントを貰って! 大きい包みと小さい包み、ど、どっちがいい!?」

 

 見ると、なるほど大きい包みと小さい包みが並んでいます。

 

 お爺さんは「おれは年寄りだ。こっちの小さい包みにするよ」といって、小さい方を嬉しそうに受け取っていました。

 

 

   ・・・   ・・・   ・・・

 

 

 翌朝、仕事場に向かったお爺さんは、≪スズメの≫お母さんのお母さんにスズメのお宿であった事を楽しげに話します。

 豪華な食事や楽しい踊りや歌で歓迎されたこと、大きな包みと小さな包みを選ばされて、小さな包みをもらってきたことを話します。

 

「ふ、ふ~ん」と興味深々にお母さんのお母さんは聞いていました。

「それで、その小さな包みには何が入っていたの?」と≪スズメ≫のお母さんのお母さんが包みが気になって気になって尋ねる事に。

 

「それはこれからのお楽しみだな」と言って、そこでパカッと開けてみると、大判小判がわっさわさ! 二人はたまげます。

 

「こ、こ、これは・・・なんちゅうことです!?」

 

 おばあさんは特に小判をじっくりと見ては、はぁ~、と物欲しげです。とてもとてもうらやましそうな顔をしています。

 

「お爺さん、大きい包みと小さい包みを出されて、小さいほうを選んだゆうとりましたな?」 =ちょっと気が高ぶってます!

「そうじゃよ。わしゃあ、年寄りだもの。これで十分」

「なんてバカなことを!!」

 

 ≪スズメ≫のお母さんのお母さんは真っ赤になって怒り狂います。小さい包みでこれだから大きい包みならどんなお宝が入っていたかと。さっきまでの羨ましげな雰囲気が一瞬で吹き飛びました。

 

 そして、お爺さんが止めるのも聞かず、まだ仕事中だというのに走っていきます。「お宝、お宝」と、欲のカタマリのようになって走っていきます。

 

 

   ・・・   ・・・   ・・・

 

 

「スズメやスズメ、お宿はどこじゃ。

チュッチュクチュのチュンチュンチュン」

 

 ≪スズメ≫のお母さんのお母さんは呪文の様に呟きながら、頭の中は「お宝、お宝」です。途中でレティ提督に呼び止められました。でもそんなこと気にしません。聞こえてません。

 レティ提督はそれでもなお引き止めようとしましたが・・・

 

「スズメやスズメ、お宿はどこじゃ。

チュッチュクチュのチュンチュンチュン」

 

 レティ提督はその呟きを耳にして、英断です。

潔く身を引く事に決めました。

 

「スズメやスズメ、お宿はどこじゃ。

チュッチュクチュのチュンチュンチュン」

 

 ≪スズメ≫のお母さんのお母さんは唱えまくって進んでいきました。すると一羽の若い【ツバメ】が髪の毛に負けず劣らずの真っ赤な顔になりながら飛んできて「ツ、ツバメのお宿は・・・」と言い掛けて、チュン! という音を残してあっという間に飛び去りました!

 

 え!? 逃げちゃった!?

 恥ずかしかったみたいです。

 でも、

 

【コ~コッ!

 チュッチュクチュノチュンチュンチュン!】

 

 キッターーーー\(゚∀゚)/ーーーー !!!!!

 

 ≪スズメ≫のお母さんのお母さん、超大喜びです!

 見ると小さな段ボールの入口があるので、こじ開けてズカズカ上がりこみます。【=子供サイズで(つっ)かえました、主に腰回りが・・・なのでこじ開けざるを得ない?】

 

 そこには段ボールと色とりどりの折り紙で飾られたお部屋があり、運命の雷兎(サンダーバニ~)の若い【ツバメ】達が七羽、立っています。

 

「会いたかったよ~~! 私はお世話をしてあげたよね。恩人といってもいいくらいだよね? 恩は忘れてはいけないの! 恩は返さないといけないの!」と一息に言って「・・・わかるよね?」とにっこり。

 

「はい、ママママ。私もずっと会いたかったです。どうぞ上がってください。お食事の用意が」

「う、ぅうううう! 私は今、とっても忙しいの。そんな、食事なんて・・・いや、いらないとまで言わないけども、それは弁当箱につめて持って帰る。それよりおみやげ。おみやげを頂戴!」

 

「では、小さな包みと大きな包みのどちらが・・・」

 

 と言いかけると「こっち! 絶対こっち!」と≪スズメ≫のお母さんのお母さんは鼻息荒く大きな包みにガバッと飛びつくのでした。

 

≪スズメ≫のお母さんのお母さんは自分の背丈ほどもある包みを背負って、弁当を持って、帰っていきます。

 

 

   ・・・   ・・・   ・・・

 

 

 仕事の途中で抜けだした事をレティ提督に咎められて残業中。もう真夜中です。さすがに疲れてきました。

 リンディ提督はもらったお弁当を食べながら、しばらく休むことにします。

 

 大きな包みを前に、どんなお宝が入ってるのだろうとワクワクしているリンディ提督はにやにや笑っています。レティ提督は引いています。

 

 リンディ提督は、家に帰ってから開けようと思っているのですが、

 

「ねえ、リンディ。その包みは何なの?」

「えへへ~! 宝物がいっぱい入ってる筈なの!」

 

 と言い、どんな事があってその包みを手に入れたのかをレティ提督に話していると、話を聞いて段々顔が険しくなってきました。

 

「ふぅ~ん。ねぇ、ちょっと開けてみない?」

「え~! まだまだ!」

「危ないモノとかじゃないとは思うんだけど・・・気になる話があって」

 

 その話を聞くと、流石にリンディ提督も気にし始め、開ける気になってきました。

 

 ギイィーー、とつづらを開けます。すると・・・

 

 バアーーッ、とスゴイ煙がふきだしたと思うと、魔猫と雷兎と海狸と、妖精兎(ヴィヴィオ)妖精犬(リエラ)妖精竜(キャロ)白髭と黒髭なレプラコーンズ(デュオとカレル)と・・・出遅れた赤竜(エリオ)がワンサと飛び出します。

 

「ぎゃ、ぎゃぁぁぁーーー!!!」

「きゃ、きゃーーー\(゚∀゚)/ーーー !!!!!」

 

 レティ提督は大あわてで逃げていきました。

 リンディ提督は大慌てで主に可愛い妖精達を抱き締めに乗り出しました!

 

 欲張ったかい有り有りなリンディ提督でした。

 

 

  ・・・   ・・・   ・・・

 

 

でも、どうしてももう一匹が欲しかったそうな?

 抵抗激しく逃げられてしまった!




お爺さん =ゲンヤ・ナカジマ
お母さんのお母さん =リンディ・ハラオウン
スズメ =デュオ

 でお送りしました。

え? 他のキャスト?

魔猫 =NANOHA ほら、あくまで猫を被ってますよね?
雷兎 =運命 何で雷兎かって? 【若いツバメ】は平塚 雷鳥という方が始めたので、みんな運命に愛されてますよね?
海狸 =ビーバー(ハヤテ) ほら、言わずと知れた・・・(初めて知りました)


   ・・・   ・・・   ・・・


え? どうやって大きな包みに入ってたかって?
 それは~、妖精竜の魔法陣を箱の底に仕込んでたから!

え? 何でしたきりスズメかって?
 それは~、パーティを【したきり】まだ片付いてないままだから!

大判小判の謎?
 小判? =肩たたき券 ほら、小さな子供手形(はんこ)が押してあるから、リンディ提督が特に欲しかったらしい。
 大判? =お風呂で背中を流してくれるんだって! ≪大人、垂涎な券です≫でも、リンディ提督は要らないそうです。


楽しんで笑って頂けましたでしょうか?


   ・・・   ・・・   ・・・


After Side

「獲った~!」
「くっ! 放せ! エイミィ!」
「・・・え? 終わっちゃった? うん、うん。も~仕方が無いね。
折角・だ・か・ら、私が食べちゃう!」

 とアルテミスに捕食が決まったクロノであったとか。


   ・・・   ・・・   ・・・


ハジメテノ、秋見ーっけ! の大きな秋の結末を変更いたしました。
有罪はギルティ
無罪はノット・ギルティ
4匹目のデュオの下す判決は・・・如何に?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。