「工廠なんかに、46か…。」
きっと、作戦開始の合図の意味もある。
「明石さんっどうしますか?」
「非戦闘員は、待避。
敵部隊は、迎撃します。」
「「「了解。」」」
バンッ
扉が倒れた。
「那珂ちゃんお仕事の時間です。」
入って来た。
それと、全部で四隻。全員黒服でフード被っているため顔がわかんない。
ただ、1人が那珂だということだけわかった。
片付けよう。
「工廠なんかに乗り込んでくるとは、流石ですね。解体のアイドルさん?」
「艦隊っ艦隊のアイドル那珂ちゃんだよ~。」
「「攻撃開始!!」」
駆逐艦が突っ込んで来る…。
私、工作艦。
勝負にならない?
そう思うのが普通。
此処は、工廠。
地上。
そして、私の城である。
転がっている部品。
たくさんの障害物。
そんな特殊な環境に
常 識 な ん て 存 在 し な い
カーン カーン カーン
「!?な、なにこれ!?」
私の可愛い妖精さんですけど?
「きゃっ来ないで!!か、解体されちゃう!?」
そこまでは、しない。
ただし、大破までは持って行かせてもらう。
「持ってきました!」
お、きた来た。
バーナーを改造した火炎放射機。
「ちょっと試させて貰うよ。」
ボォォオオオ!!!
「ギャアァアァア」
やり過ぎた?
艦娘の丸焼きになっちゃった?
でも、
「楽しいなぁ~。新兵装試せて、私と妖精さんのストレスも解消される。いいことづくしじゃないですか~。」
「「「「あんた、鬼か!?」」」
やだなぁ、ただの工作艦ですよぅ。
ヒャッハー!
ガハハハ
マテマテー!
「来ないでぇー!!」
ドーン
ドーン
「目が、目がぁー!!」
初雁ちゃんの所の娘の対戦車ライフルかぁ~。
意外な使い道があるねぇ~!
「皆で、明石さんを狙うよ!!」
「りょ、了…解」
へぇ、私ですかぁ?
「それなりの覚悟、あるんだな?」
ボォォオオオ!!!
不意を突いてもう一度。
今回は、火力大きめの<強>です。
「うぎゃぁあぁぁぁ!やめでーだずげでー!!!」
止めません。どうせ入渠すれば治るんだ。
それに、非戦闘員の多いところを狙ったのも気にくわない。
「人ん家の工廠に穴ぶち開けて置いて、今さらなに言ってるの?
家の可愛い娘ちゃん達に怪我があったらどうする気だ?」
工廠長の妖精さんが言う。
ほんとだよ、まったく。
そろそろ、終幕と行こう。
ヒャッハー。
ガハハハ!!
キャッキャッ!!!
カーン カーン カーン カーン
全員捕獲しました。
まさかの完全勝利でした。
「な、何で……。」
「あなた方の敗因は、私の城に攻め込んだことです。」
工廠長さん、はっきり言いますねぇ、
私のセリフを。
ま、工廠の防衛任務は成功したようです。