暖かい。なんだか安心する。私、「死んだのかな」
「フフフ、生きてるぞ」
ビクゥッ !
「だ、誰ですか?ご、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。沈めないで、壊さないで‼」
「お、おい大丈夫か?私は、戦艦長門だ。大丈夫。お前を痛め付けたり、傷つけたりしない。ところで、お前の名前を聞いても良いか?」
そんなに怖がられると、さすがに傷つくぞ…。
「は、はい。えっと…千鳥型水雷艇四番艦の初雁です。助けていただき、ありがとうございました。」
ヤバいぞこいつ、可愛い過ぎる。
「ところで、お前は何故、あんなにボロボロだったんだ?」
「実は、提督に沈むまで戦って来いという指令を頂いたので…。」
「なんだと!?そこまで私を怖がったのもそんな事か?」
「すみません。鎮守府で色々あったので…。」
なんということだ。こんな可愛い娘にそんな事が…!
そうだ。この娘が沈められる前に私達の鎮守府の艦娘にしてしまえばいい。
「お前、私達の鎮守府に来ないか?」
「いいんですか?私なんて、チビですよ?バランスも悪いし、強くなんてない。そんな私でもいいんですか?」
「あぁ。私が提督に直接交渉しにいく。だから、安心するがいい。」
ギュッ。
離そうとしたら、初雁に抱きつかれてしまった。可愛い。可愛いぞ。
「う、ううぅ…。ヒグッう、ううぅ…。」
泣いてしまった。よほど怖かったんだろう。とにかく、出よう。(他の艦娘に見つかるとヤバい。 )
私は、優しく彼女を抱き上げて浴場をあとにした。
そして脱衣場で降ろそうとした時、問題が起きた。
ゴテンッ「う、痛い。」
疲労しすぎで彼女は、たつことさえ困難であった。
仕方ないよな。そう考えながら、身体を拭いて着替えさせてやる。そして、優しく抱き上げて…。抱き上げたら、また寝てしまった。
ヤバいこの寝顔の破壊力は、核並みだ。
ゆっくりと医務室まで運ぶ。そしてベットに寝かせ、離れようとすると。
ギュッ
服の裾を捕まれてしまった。仕方ない、一緒に寝てやるか。秘書艦は、陸奥がやっておいてくれることになったし…。これならバレても言い訳できる。それに、とにかくこの娘が可愛い過ぎるのがいけないんだ‼
ン?外から気配が…。
「青葉、見ちゃいました‼」
長門さんがロリコンに目覚めた瞬間です!これで、次の鎮守府新聞に書くことは決まりました‼見出は、「ロリコン長門現る 」ですね!
ドゴォ!!
「ムギァ!?」
気配に向かって枕投げたら…。この声は、青葉か。まぁ、駆逐艦じゃないから大丈夫か…。