ゆうかりんか   作:かしこみ巫女

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第十三話 忘れないで

「――色即是空。諸行無常。弱肉強食。因果応報。我に七難八苦を与えたまえ」

 

 最後のは某有名武将の言葉。意味は分からないが、多分苦難の先には幸福が待ち受けているという意味だろう。私はもう十分に与えられているので、幸福は近いという事だ。やったね。努力は必ず報われるということは、歴史が証明しているのだ!

 

 

「なにそれ?」

「なんとなく集中できそうな言葉なので」

「そうなのか。すごいね」

 

 ボリボリと肉にかじりつきながら、赤リボンと黒ベストを身に着けた金髪の妖怪少女が頷いている。彼女の名前はルーミア。可愛らしく、人懐っこい表情の少女である。背丈は私と同じくらい。両手を伸ばしてそうなのかーとかやってくれるかと思ったけど、それはなかった。ゲームとは違うのだ。第一印象で決め付けてはいけない。私は身をもって知っている。

 

「いい天気だね」

「そうですね」

「お肉食べる?」

「いらないです」

 

 

 今の私は木の椅子に座りながら、妖力を安定させる修行の最中だ。妖力をチャージして、それをできるだけ同じ状態で維持する。負荷が掛かった状態に慣れることで、戦闘時に多少無理をしても身体がついていけるようになるとかなんとか。多分、超サイヤ人を維持する修行である。

 天気が良いので、たまには日光を浴びなさいとアリスに言われたからでもある。こちらが草属性であることを見抜いている。流石はアリス。でも、私が光合成できるかどうかは別の話。多分できていないと思う。晴れの日でもパワーアップしないし。

 

 

「秋は食べ物が美味しいよね」

「そうですね」

「じゃあこれ食べる?」

「お気持ちだけで」

「そう言わずに。ほら。とれたてほやほやだよ」

「ああ、今はお腹一杯だなぁ。残念だなぁ」

「そうなのか」

 

 手首の形が残っている謎肉をこちらにぐいぐいと押し付けてきたので、顔を引き攣らせながら遠慮しておく。焼けているから、ちょっと香ばしい臭いが漂ってくるのがまた困る。妖怪は味覚や嗅覚もそれらしく変化するのか。よく分からない。

 

 

「美味しいですか?」

「美味しい。紛い物とは全然違うよ」

 

 紛い物が何かは知りたくなかったので突っ込まなかった。ルーミアは、取れたときの状況を詳しく教えてくれた。頼んでいないのに。

 森の中で行き倒れていた外来人の肉らしい。見つけたときは死んでたとか。ちなみに、生きていても殺されていただろう。そういうものである。半分くらい食べられていたけど、残りにありつけたとか。だから今日はついているんだと嬉しそうだった。良かったですねと私は頷いておいた。お代わりがほしいなどと、私に噛み付かれても困るから。

 

 

 ちなみに、私は一応妖怪だけど人間は食べたくないのである。食べたこともないし。食べたいとも思わない。幽香が密かに人間の肉を料理に混ぜていない限りは大丈夫なはず。……そのうち、喰わないと殺すとか言い出しそうなのが恐ろしい。

 でも、私の知識では人里の人間は襲ってはいけない。今の幻想郷で食べていい人間というのは、迷い込んだ外来人くらいである。多分!

 

 と、人肉について考えていたら妖力が乱れてしまったらしい。見張り番の上海人形が×印のついた旗を上げてくる。

 

 

「ごめんなさい。真面目にやります」

 

 上海は旗を降ろすと、うんうんと頷いた。本当は自律しているといわれても、私は驚かない。それぐらい良くできている。

 アリスはといえば、人里に買いだしに出かけている。私もついていきたかったが、妖力コントロールで合格点がでるまでは駄目だといわれてしまった。相当危なっかしいらしい。不発弾のようなものだろうか。大事に扱ってくださいと張り紙でも張っておこうか。

 ――またアホなことを考えてしまった。上海が×旗を構えだしたので、慌てて妖力を集中する。

 

 

「集中集中っと」

「じゃあ私もやってみようかな」

 

 ルーミアが地べたに座り込んで目を瞑る。可愛らしい見た目だが、人食い妖怪なので油断は禁物である。でも私は人間じゃないので超安全。私は人間をやめたぞーと堂々と宣言できる。妖怪も食べるのかとは敢えて聞かない。知らないほうがいいことも世の中にはたくさんある。

 

 

 で、何故ルーミアがいるかといえば、ただの偶然である。運命の出会いでもなんでもない。

 私が一人で唸っているところを飛行中に目撃したらしく、興味を抱いて近づいてきたようだ。お互いに自己紹介を行った後は、こんな感じで延々とだらだらしている。しかし、いきなり人間の肉を食いだしたときは腰を抜かしそうになったのは秘密である。叫ばなかったのは、妖怪としてのプライド(笑)である。プライドなんて欠片もないけど、塵ぐらいはあるかもしれない。今度探してみよう。

 

 

「そういえば」

「どうしたの。やっぱりおなか減ったとか? 遠慮なくどうぞどうぞ」

 

 某ダチ○ウ倶楽部なみに謎肉を推してくる。「腹ヘリ妖怪なんだから早く食え!」と思わずタメ口で突っ込みたかったが、多分、ルーミアの方が遙かに年上である。私は10年ちょいのひよっこ。ルーミアは外見は少女だけど、超大先輩。……というか、幽香は何歳なんだろう。今度聞いてみるか。いや、やめておこう。歳の数だけオラオララッシュを受けてしまいそうだ。

 ここは必殺の話を逸らす! ボッチだった私でも使える便利な技である。

 

「じ、実はですね!」

「実話?」

 

 ところどころに、ボケを挟みこんでくる。もしかして、狙っているのだろうか。まだ分からない。だけど、計算されたボケの可能性もある。判断が実に難しい。これが天然キャラの困ったところだ。

 

 

「そうじゃなくて、実は、ルーミアで三人目なんです」

 

 多分、私は三人目だから、とかちょっと古い台詞が浮かんでくる。まてよ、ATフィールドはいいかもしれない。対幽香戦で使えるかも。心の壁は頑丈なはず。

 ルーミアが、肉を押し付けるのを止めて、首を捻る。すごい可愛いので、頭を撫でたくなる。グッと堪える。いきなり嫌われるのは避けたい。フレンドリーでハッピーな幻想郷ライフを送りたいのです。

 

 

「んー? 何が」

「話した相手です」

「そうなんだ」

「はい。幽香とアリスしか話したことがないです。後は壁です」

「寂しいね」

「そうですね」

「あはは。燐香って面白いね」

「そうでもないと思うけど」

 

 私が寂しいことが面白かったらしい。私は面白くない。

 

 

「じゃあ友達になろうか」

「えっ」

「嫌ならいいや。面倒だし」

「私は面倒じゃないですけど」

「そうなんだ。良かったね」

 

 

 謎のテンポの会話が続く。埒があかないので、ええいままよ、とばかりに私は勇気を振り絞った。

 

 

「面倒かもしれないけど、私の友達になってください」

「うん、いいよ」

 

 普通にOKを貰ってしまった。私はちょっと目を見開いて固まってしまう。

 と、友達ゲット! 勢いでルーミアと固い握手を交わしてしまった。ルーミアは笑顔でそれに応えてくれる。なんて優しい妖怪少女なのだ。やっぱり幻想郷は楽園だった――。

 

 

「じゃあ友達にお裾分け」

 

 謎肉を顔にくっつきそうなほどまで押し付けられる。マジ無理。アリス、ヘルプ! と上海人形を見たが、×旗をあげているだけで助けようとはしてくれない。集中していない悪い子は知りませんということだろう。

 

 

「嬉しいですけど、それは気持ちだけで。というか近い! 近すぎいッ!」

「うーん。じゃあこっちをあげる」

 

 肉に齧りついたまま、ごそごそとポケットから何かを取り出す。白い包みにくるまれているのはキャラメルだった。

 

 

「人里で人間のおばちゃんにもらったの。甘くて美味しいよ」

「それは、ありがとうございます」

 

 手を伸ばすが、ルーミアはこちらに渡そうとはしない。

 

 

「口を開けて」

「えっ」

「集中する訓練中なんでしょ。だから私が食べさせてあげる。友達だからね」

「えっと、その」

「口を開けて?」

 

 いまいち納得はいかないが、話の流れ上仕方ない。小さく頷いて口を開けようとすると、ルーミアがニヤリと笑う。今までで一番妖怪っぽい邪悪な笑み。

 この妖怪、確実にキャラメルじゃなくて人間の肉を放り込んでくる。間違いない。

 そうはさせないと、ルーミアの右手をグッと掴み、そのまま齧りつく。キャラメルには包みがまかれていたが、そのまま頂いてしまう。これくらいで健康を害するほど柔ではない。多分。一応風邪とかは引いたことはないのだ。寝込むのは主に肉体的疲労である。ルーミアの手に涎がついてしまったが、それは勘弁してもらおう。でも失礼なので、ハンカチを取り出して綺麗にする。

 

 

「意外と大胆だね」

「ルーミアが意地悪するからです」

「ね、どうして肉を食べないの。貴方も妖怪なのに」

「私はある意味菜食主義者なんです」

「じゃあ食べたことないんだ」

「え、ええ」

「じゃあ、先っちょだけ食べてみようよ。さ、勇気を出して」

 

 先っちょだけ、先っちょだけとぐいぐい近づいてくる。無邪気な笑顔で。

 マジで近い。近い近い近い! なんか千切れてる部分が顔に当った! なんかぐにゅっとしてるし! この硬い部分がいいんだよとルーミアが赤い舌を出す。

 

 

「い、いいですから。私は食べません」

「えー。天然の人間の肉は貴重なのに。ま、いいか。無理強いはよくないもんね。今日は諦めよう」

 

 この口ぶりだと、養殖ものもあるらしい。もしかしたら、人肉配給とかあるのだろうか。あまり想像したくない。「はい貴方の分、残したらぶっ殺します」とか八雲紫がいきなり現れたらどうしよう。それって超怖い。という訳でちゃんと聞いてみる。

 

 

「もしかして、養殖とかしてるんですか?」

「知らない。けど、お願いするともらえるよ。紛い物」

「紛い物?」

「うん。どんな味かは、今度食べてみるといいよ。不味いから本当は嫌いだけどもってきてあげる。一緒に食べたら美味しいかもね」

 

 余計なフラグを立ててしまった気がする。よって、あからさまに話題を変えることにした。

 

 

「そういえばルーミアは、どこに住んでいるんです?」

「ここらへん」

「私は太陽の畑です」

「そうなんだ」

「はい」

「あれ。確かあそこって」

「風見幽香、知ってます?」

「あーなるほど。だから似てるんだね。そういうことかー」

 

 納得したように手をポンと叩くルーミア。今更かと突っ込みたくなる。中々独特の性格をしている妖怪だ。キャラの知識を知ってはいても、実際に話してみないと分からない。ここは私の知っている幻想郷ではない。なぜなら、イレギュラーの私がいるからだ。生まれてきてごめんなさいとしか言いようがない。

 幻想郷における私の交友方針としては、修羅の道をいく人物以外なら誰でもウェルカムである。八方美人政策により、友達百人作るのだ。仲良きことは美しき事。友達絶賛募集中と、今度張り紙でもつくろうか。

 いや、むしろ幽香の手配書を張って回るとか。賞金稼ぎとかがやっつけに来て――くれるわけないか。

 

 

「あ。幽香のこと嫌いなんだ」

「ああ、分かりますか!」

 

 分かってくれてありがとう。心の友よ。

 

 

「顔に出てたよ。幽香のことを考えているとき、面白い顔してた。あと、迫力あったし」

「やっぱりですか」

「うん。やっぱり燐香は面白いね」

「ルーミアも十分面白いですよ」

「あはは。それは最高だね。気分が良いから、ルールをちょっと破って、人里の人間でも狩りにいっちゃおうか? 一人くらいなら多分バレないよ」

「バレると思います。偉い妖怪さんに怒られます。というか、始末されそう」

「真っ暗にしちゃえば平気平気。お互いに見えないなら、先に当てたもの勝ちだね」

 

 なんだかすごいムキムキ状態になった右手をこちらに見せ付けてくる。鬼の手みたいで格好いい。

 あれれーもしかしてこの子修羅道なんじゃ。いや、心の友を疑ってはいけない。はじめての友達なんだから。きっとルーミアは優しい天然妖怪のはず!

 

 というわけで対案を提示する。

 

 

「それより、お母様――じゃなくて幻想郷の悪魔を闇討ちしにいきましょう。一人では無理でも、二人ならやれるはずです」

「うーん。でも幽香はかなり強いよ。あんなに大きな縄張り持ってるし」

「大丈夫です」

「そうかなぁ」

「私に名案があります。最初に対幽香用の毒薬を散布してから一気に襲い掛かりましょう。こいつでイチコロというわけです」

 

 彼岸花をいろいろといじって抽出した毒薬である。多分効く。あれ、でも幽香は草属性だから効かないかも。除草剤の方が良かったかな。いや、花にもダメージを与えてしまうのでそれは却下。花は私にとっても大事である。

 しかし物は試しだ。試しにやってみよう。なぜか風向きが変わりそうな気がしてならないが。というか、幽香は毒花の花粉をたまに弄っていたような……。気のせい、気のせいだった!

 

 

「それならいけるかも。幽香は名のある妖怪だから、討ち取れば有名になれるよ。お菓子やお肉を一杯買えるかも」

「善は急げです。さっそく首をとりに行きましょう。燐香&ルーミア。RRコンビの初陣です」

 

 RR軍みたいで格好いい。ルーミアはリボンをつけているし、私の髪は赤い。いつかリボンをお揃いににすればレッドリボンコンビである。

 

 

「うん、良い食後の運動になりそう」

 

 ――おお、心の友よ。まさか同志ができるとは。こんなに嬉しい事はない。

 

 意気込んで立ち上がったところで、上海人形が両手で×を作ってこちらを勢いよく制止してくる。気持ちはわかるが、女にはやらねばならないときがある。いまがその時なのだ。時は今、向日葵萎れる九月かな。――いざ本能寺!

 

 強引に止めようとしてくる上海を背中にくっつけたまま、上空へと飛び立つ。ルーミアは骨を咥えて、私のそばをぐるぐると回っている。

 

 

「じゃあいこうかー」

「いざ!」

「ちょっと待ちなさい。何を馬鹿なことをやろうとしているの!」

 

 加速をかけようとしたところで、全力で飛んできたらしいアリスに見つかってしまった。その手には食料品の詰った袋。アリスは珍しく息を切らせている。

 

「おかえりなさい」

「おかえりなさいじゃないわ。何をいきなり突拍子もないことを。あんなに幽香を怖がっていたのに」

「なんで幽香のところに行くって知ってるの?」

 

 ルーミアが不思議そうに尋ねると、アリスは険しい表情のまま即答する。

 

「人形が得た情報は私にも伝わるのよ」

「そうなのか。すごいね」

 

 確かに便利である。私も一体欲しい。

 ルーミアが骨を手に持ち、戦闘態勢に入る。骨棍棒を装備して、やるき十分。これはもしかして、初の弾幕勝負だろうか。ワクワクしてきた。

 ――って、私も戦わなきゃ駄目じゃないか。妖力のチャージを始める。アリスとは戦いたくないので、適当にばらまいて逃げてしまうつもりだ。

 

 

「ルーミア。止めなさい」

「えー。燐香は幽香を討ち取るんだって。楽しそうだから私も一緒にやりたいなぁ」

「これをあげるから、言う事を聞きなさい。ほら」

 

 アリスが袋から饅頭を取り出し、ルーミアに放り投げる。饅頭如きでどうにかなるほど私達の友情は甘くない。

 ルーミアは首を捻った後、こちらに振り返る。

 

 

「ごめん、私やっぱり行くのやめた。お饅頭もらっちゃったし」

 

 女同士の友情は儚いものだった。――さらば心の友よ。

 

 

「ああルーミア。この裏切り者め!」

「だって妖怪だし」

「友達なのに?」

「裏切っても私達は友達だよ。ずっと忘れない。だから一人で頑張ってね」

 

 都合が良い妖怪である。ならば私一人でいくまでのこと。

 

 

「ふ、ふふん。しかしこの風見燐香に逃走はない! だって討ち取るって言い切っちゃったから今更引き下がれないし」

「燐香、貴方の分もちゃんと買ってきたわ。さぁ、戻ってお茶にしましょう。良い子だから」

「はい、喜んで」

 

 そういえば私は良い子だった。アリスの言う事には従わないと。

 

 

「……ねぇ。ちょっと諦めが良すぎないかしら。急いで帰ってきた私の立場も考えて、少しは粘ったらどうなの。説得ぐらいさせなさいよ」

 

 ジト目で突っ込んでくる。上海がなんでやねんと、いつもの関西ツッコミ。意外とノリが良いアリス・マーガトロイド。都会派は伊達じゃない。

 

 

「妖怪、諦めと引き際が肝心です」

 

 勢いで恐怖を誤魔化していただけなので、冷静になると身体が震えてきやがった。

 

 

「アリスー、私もお茶飲んで良い? 歯に肉がくっついちゃった」

「構わないけど、骨は外に捨てなさい。野犬がくるから、遠くにね」

「はーい」

 

 ルーミアが骨を全力でどこかにぶん投げた。弔うとかそういうことは考えなくていいらしい。死んだ後は、そういうものだ。誰にも見向きもされない。誰しも生きている間が花。花はやがて枯れて消えさっていく。だが、咲く事すら許されずに死んだ者たちがいることを忘れるな。世界にこびり付いた憎悪と怨念はいつまでも消えずに残るということを忘れるな。忘れたならば必ず思い出させてやる。

 

 

「燐香、顔が怖いけど」

「あ、もしかして大物オーラがでてました?」

「なにそれ」

「ラスボスみたいな風格のことです」

「うーん。言われればそうなのかな。ちょっと威厳みたいなのがあったかも」

「そうでしょう」

「あ、やっぱりなかった」

 

 あははと笑いながら、ルーミアが抱きついてきた。背丈が同じくらいなので、バランスを崩してしまう。

 アリスがやれやれと肩を竦めながら、降下していく。

 私は上海人形とルーミアに抱きつかれたまま、アリスを追っていくことにした。なんだかコアラの親子みたいだった。




来週からちょっとペース落します。
飛ばしすぎ!

東方世界のキャラは皆大好きです。
だからもっとガンガン異変進めてどんどん出していこうよ! みたいな欲望に負けそうになるけどグッと我慢。
あんなに一気に大勢をだしたら収集つかなくなるよね。せやね。

あわてずに のんびりいこう ほととぎす。

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