ゆうかりんか   作:かしこみ巫女

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外伝13 Desire

「というわけでですね、私たちで鬼を狩りにいきましょう!」

「ごめんなさい。ちょっと何言ってるか分かりません」

 

 女子学生服に市松模様の半纏を身にまとった早苗がやってきて、いきなりとんでもないことを言い放った。どう見ても鬼滅にハマって暴走している。

 まぁ緑と黒の模様は結構似合ってるけど。私もちょっと欲しい。後、腰には私に挑んできた時の名刀電光丸が備わっている。刃が欠けていたはずだけど、どうやら修理は終わったらしい。宝物みたいだし、折られる前に飾って置いたほうが良いと思う。なにはともあれ、まずは格好についてツッコまなければなるまい。

 

「そもそも鬼滅の刃は大正時代なんですけど。確か早苗さんは幕末好きの新選組推しでしたよね? いいんですか、その格好で」

「大正もある意味幕末なんで私的にはOKです!」

「……幕末ってなんでしたっけ?」

「もちろんロマンがあることです!」

「あ、そうですか」

 

 それはともかくとして、早苗の与太話をちゃんと聞いてあげている私は本当に偉い。幽香は夕食の準備に忙しいので、まったく関心がなさそうだ。付き添いでやってきた諏訪子は、何故か遊びに来ているこいしとエヴァだかガンダムだかについて語り合っているし。数枚のしわしわでボロボロのチラシを見てガヤガヤやっているが、それが何なのかはここからでは良く分からない。

 

「燐香。今晩のデザートはなにがいい? なんでもいいわよ」

 

 と、幽香に声をかけられる。最近はかなり普通にやりとりができるようになってきた。たまにお説教を喰らったりするけど、基本は菩薩仕様である。最後に修羅になったのはあの地底騒動までさかのぼる。

 ちなみに今も鍛錬はやってるけど、前に比べたら超絶なヌルゲーである。半殺しにされないし。健康のためにやってる運動みたいなものだ。ご飯も美味しいし、まさにハッピーライフ!

 

「もちろん、今日もアップルパイで」

「また? 流石にそろそろ飽きる頃なんじゃない」

 

 苦笑する幽香に、私はサムズアップして笑顔で応える。

 

「全然飽きません。私はアップルパイが大好きなので」

「はいはい、分かったわ」

 

 早苗の与太話を軽く聞き流しながら幽香に返答する。ハマる切っ掛けとなったアリスのアップルパイは絶品だが、それに劣らず幽香のも素晴らしく美味である。もう毎日アップルパイでOKなほど私の大好物となった。アイスを乗っけたりアレンジしても美味しいしね。赤繋がりで林檎と相性が良いのかも。ちなみに苺も大好きです。

 

 これだけ料理上手なのに未だに本を読んで勉強しているから、幽香の向上心はやばい。というかそのうち私も料理を教わるとしよう。このまま妖怪喰っちゃ寝に退化してしまってはまずい。またルーミアに嫌味を言われちゃう。少し自分に厳しくしないと本当に融けてしまうね!

 と、諏訪子とこいしの話が耳に入ってきた。

 

「うーん。やっぱり信じられないなぁ。どうやったらジオンが連邦に勝てるんだっての。そのチラシさぁ、本当に本物なの? なんかボロボロだし。肝心な所が読めないから怪しいよ」

「んー、お姉ちゃんが裏ルートで手に入れてきたんだよ。どうしても見つからないから、色んな作品のチラシを適当に持ってきたって。肝心のシンエヴァの現物が手に入らないって喚いてた」

「裏ルートねぇ。地底は相変わらず興味深いね。掘り出し物探しは楽しそうだ」

「でね、最近でぃーぶいでぃーぷれいやーとか言うのをゲットしたんだけど、観れるものがあんまりないんだよ。円盤が全然出回ってなくて。たまに見かけても、キラキラしてて綺麗だから投げて遊ばれちゃうの。お燐も楽しそうに遊んでたし」

「フリスビーかっての」

 

 いよいよ地底にもDVDが。LDとかHDDVDじゃないと良いけど。地上で検閲してから地底にばら撒いてるらしいから、DVD媒体は認可という流れになったんだろう。肝心なのは中身だからね。何が八雲的NGになるのかは分からないけど、混乱を助長するようなやつかな。地底で革命を起こされて地上侵攻とか困っちゃうだろうしね。

 間欠泉地下センターもできたはずだし、近い内に地上にも恩恵が来るかな? 核融合関連は八雲紫は頭を抱えているかもしれないけど、神様のやることだから仕方がない。

 

「しかし地底はDVDまで流れてくるんだねぇ。文化が混沌としてて実に面白いよ。それはともかく、またさとりに騙されてない?」

「うーん、そうかなぁ。でも自信満々に教えてくれたよ。しゃりあぶるとかいう人が大活躍するんだって。ほら、この人」

「このイケてるオッサンがシャリア・ブル? あれ、こんな顔だったっけか? それはともかくシャリア・ブルならブラウ・ブロだ。ブラウ・ブロが無双するんだなきっと! でもあれでどうやって天パに勝つんだろうね。ガンダムは伊達じゃないし」

「えっと、しゃあとかいうチルドレンがエヴァ4号機、別名赤いがんだむに乗って白いのと戦うとか言ってた。ほら、このがんだむちょっと顔がエヴァっぽいでしょ。多分これが4号機だよ」

「ああ、確かに真っ赤だね。なるほど、ガンダムにはガンダムか。それにエヴァがガンダムに出るって、早苗がやってたスパロボみたいだねぇ。うーん、私にはさっぱりわからん。最近のガンダムは難しいね!」

 

 ガンダムトークに花を咲かせているこいしと諏訪子。なんでエヴァ4号機にシャアが乗るのか意味が分からない。しかもチルドレンて。そもそもエヴァとガンダムは全然関連がないし。シャリア・ブルがブラウ・ブロで無双しても皆困っちゃうだろう。

 それにジオンが連邦に勝つのは相当難しい。戦いは数だからね。ビグ・ザムが量産できちゃう○○の野望みたいなゲームとは話が違うのである。そのボロボロのチラシはさとりの創ったネタに違いない。

 

 そんなことを考えている間も早苗の与太話は続いていた。ごめん、全然聞いてなかった。

 

「というわけで、いいですか燐香さん。このまま人々の信仰を新参者に奪われては守矢神社の名折れとなります。人間と妖怪が平等などというまやかしを掲げる邪教に、人心を乱されるわけにはいきません。最後に笑うのはいつだって人間なんですから。ここまでは分かってもらえますか?」

「いや、全然分からないです。妖怪相手に何を力説しているのかがさっぱり分かりません。しかも早苗さんも結構新参者ですよね」

 

 得意気な笑顔を浮かべる早苗に、私のツッコミは華麗にスルーされた。流石は現人神早苗である。幽香の呆れかえった視線を感じるが、特に怒ってはいない。修羅のゆうかりんなら、この時点でボコボコである。

 

「更には謎の空飛ぶ怪しげな船で人々を惑わし、命蓮寺などと名乗って図々しく居座る始末。たとえ毘沙門天様が許してもこの東風谷早苗が許すわけには参りません」

 

 勝手に転移してきて、山に居座っているのを棚に上げた図々しい発言だった。でも転移してきた場所については不可抗力かな? 今更移せないだろうしね。

 

「あれ、さっき諏訪子さんが建立に手を貸してあげたとか言ってませんでしたっけ。そのお寺を危険視してるんじゃ?」

「それはそれ、これはこれです。恩を売っておけばいずれ高く回収できるという諏訪子様の意見には、一理どころか百理あります」

「あ、はい」

 

 諏訪子曰く、早苗も異変解決に参戦したが一歩出遅れてしまったらしい。神奈子は新興勢力を危険視しているが、諏訪子は恩を売る形で整地を手伝ってやったとかなんとか。守矢神社は意外と強硬派と穏健派でバランスが取れている。早苗は色々とアレだし。

 

「それはともかくとして、いきなり悪即斬で襲い掛かったら、人々から云われなき非難を受けるでしょう。炎上はとても恐ろしいものです。そして暴力主義の末路は博麗神社を見れば一目瞭然。ですので、まずは信仰を稼いでから正々堂々と叩き潰しにいくということです。大義というのはいつの時代も大事ですからね!」

「なるほど。悪即斬でいきなり襲い掛かってきた風祝が言うと説得力が違いますね」

「というわけで、地底の鬼をサクッと狩りにいきましょう! 見事に鬼を討ち取って喧伝すれば守矢の信仰はがっぽり、人間の信者も爆増というわけです」

 

 お金マークを指で作って、凄く良い笑顔でにっこりしている早苗。思考が煩悩に塗れすぎている。神に仕える風祝がこれで良いのかと思ったが、諏訪子が気にしてないのでいいのだろう。芸人というのは、時には我を出さなくては大成できないものだ。流石は期待の大型ルーキーである。いつの日か妖夢とコンビを組んで、賞レースを総なめにしてもらいたい。……なんとなく私とコンビを組んでいる未来が見えるのは気のせいだろう。

 

「事情は一応分かりました。それで、結局なんで私のところに? 私はそんなに強くないですし、鬼を倒したいなら霊夢さんに聞いた方がいいんじゃ。萃香さんを力で大人しくさせてるのは霊夢さんですよ」

「ノンノン。あの伊吹萃香を見事に封じたのが、実は燐香さんだということは既に調べがついているのです。この東風谷早苗を侮ってはいけません。ですので、鬼の四天王を封じた方法を、サクッと私に伝授していただければと!」

「別にいいですけど。私が使ったの魔封波もどきだから、人間が使ったら多分死にますけど。早苗さんは知ってますよね、魔封波」

「え、死ぬんですか? それは嫌ですけど。この若さで死にたくないですし」

 

 とんでもないと首を横に振る早苗。手も交えて無理無理とアピールしてる。

 

「人間で試したことはないので断言はできませんけど。性質は同じなので多分死にます。だから霊夢さんにも教えませんでしたし」

 

 私は妖怪だから耐久力に問題はない。霊夢が見様見真似で使ったときは、はたてとの共同作業だったみたいだし。単独だと多分死ぬんじゃないかな。実力があれば死なない説もあるけど、やってみないと分からない。

 どうしてもというなら教えるけど、ちゃんと契約書は書いてもらわないと。死んでも絶対に文句を言いません、私に迷惑をかけませんと。

 

「……分かりました。では協力をお願いします。手段は何でもいいんで、地底の鬼を適当にぶっとばして、ぎゃふんと言わせれば名声がっぽがっぽです!」

 

 いつのまにか目的が信仰じゃなくて名声に変わっているのが面白い。心の欲が前面に出過ぎている。我欲の巫女の二つ名は伊達ではない。

 

「地底で暴れたら、即座に鬼の四天王の星熊勇儀が飛んできますよ。母さんとガチバトルをした相手ですよ? やっぱり無理ですって」

「確かに四天王は恐ろしいですが、最初からあきらめてはいけません! 雑魚は私がやりますので、燐香さんは星熊勇儀をうまいこと魔封波で封じてください! お願いしますね!」

「いや、一番厄介な相手を押し付けないでください。そもそもなんで私がそんなことを。勇儀さんを封じても私に何の得もないですし。話が全然かみ合ってないですよ!」

 

 強制的に鬼討伐ツアーに参加させられそうになっている私。行くなら一人で行けばいいのに。でも通じるかはともかく、対勇儀用決戦兵器として私を連行するのは意外と合理的かもしれない。魔封波もどきを使えるし、失敗して私が追い詰められてもプランBがある。

 ――プランB、真の決戦兵器の風見幽香が颯爽と助けに来てくれるのを待つのだ。修羅幽香を勇儀にぶつけて漁夫の利を得れば、まさに早苗の思い通りという奴だ。私に何の利益もないことを除けば実に素晴らしい案である。

 

 その前に、確実に幽香がダメを出すので心配はないと思うけど。先ほどから手を動かしながらこちらをガン見してるし。……真顔で早苗を。怖っ。

 ただ何回か諏訪子にチラッと視線を向けてアイコンタクトをしてるから、そちら側でストップがかかるだろう。突っ走る子供を持つと、親は色々と大変みたいだね!

 

「んー。そんなに地底に行きたいなら、これから一緒にいこっか! そろそろ帰ろうと思ってたし。うん、丁度いいよね」

「は、はい? あなたは一体」

「通りすがりの地底妖怪だよ。お姉ちゃんのお手紙とお土産を届けに来て、無駄話をして、これからお返事を貰って帰るところなんだ」

 

 謎のガンダムトークが終わったこいしが、満足そうな表情で早苗の傍に立っていた。

 実はあの地底の騒動からしばらくして、幽香とさとりは和解することに成功している。仲介したのはお節介を焼くことに定評のある八雲紫。頭が冷えたころに落ち着いて話をしたというわけだ。敵対していてもいいことなんてないしね。

 かつては悪鬼羅刹と私界隈で恐れられた風見幽香だが、あの頃が嘘のように性格が丸くなって穏やかなのである。でも怒らせると激しい怒りで修羅と化すから油断大敵。本質は戦闘民族だから。

 

 さとりとは手紙をやり取りする間柄となり、情報交換とか地上の作物と地底の物品を交換したりしてる。最初は私が手紙を書いてたけど、最近は幽香も書いてるし交流は順調だ。風見家と古明地家は意外と相性が良かったらしい。そのうち同盟が組めそうだね!

 

 それはともかく、幽香も地上にはない色々な本をゲットできて満足してるみたいだし、さとりは地上の新鮮野菜をゲットできてまさにwinwin。こいしは私とエヴァトークができてハッピー。実に素晴らしいことである。やはり幻想郷は楽園だったんだ。そんな楽園から地獄へと引きずり込もうとしているのが目の前にいる緑の女である。

 

「お、早苗は地底までお散歩か。いいねいいね。若いうちの苦労は買ってでもしろっていうし。神奈子には私から伝えておくから遠慮せずに行くといいさ。あ、今日中に帰っておいでよ。朝帰りにはまだ早いからね!」

「す、諏訪子様。朝帰りとかじゃなくて、私だけじゃボコボコにされちゃいますよ。せめて一緒に来てください!」

「やる前から親に泣きつくとは情けない。少しは博麗霊夢を見倣って独り立ちしろってんだ。ほら、覚悟を決めてさっさと行ってこいヒヨッコが! 意地を見せて鬼の一匹や二匹くらいけちょんけちょんにしてやれ!」

「い、痛いです!」

 

 早苗がスカートの上からお尻を派手にはたかれている。そして右手はしっかりとこいしに握られて逃げられない。泣きそうな顔をこちらに向けてくるが、私は明後日の方向を向く。私を陥れようとした罰が当たったんだと思う。私もよく人を巻き込もうとして痛い目に遭うから気持ちは良く分かる。例えば萃夢想のときみたいにね!

 

「こいし。帰るならそこの袋を持って行って頂戴。適当に見繕っておいたから。今度は刺繍の本があったらよろしくとさとりに伝えておいて」

「うん、分かったー。それじゃあまたね。じゃ、逝こっか!」

「い、行くの漢字が違いますよ! た、助けてください燐香さん――」

「早苗さん、お達者で」

 

 袋と暴れる早苗を担いだこいしが姿を消す。見かけによらず意外とパワフル系なので要注意。私も一度拉致られてるしね。無意識って凄い。

 諏訪子もこちらに手を振ったと思ったら姿をかき消した。なんだかんだ言っても、子供を放ってはおけないのだろう。地底に迷惑をかけまくってる守矢神社だから、喧嘩を吹っ掛けたりしたら手荒な歓迎になりそうだ。まぁなんやかんやで上手くおさまるだろう。知らないけど。

 

「本当に賑やかでしたね。今の風見家はまさに千客万来ですね」

「本当、喧しいくらいにね。でも、賑やかなのはほとんどが燐香関係じゃない?」

「た、確かに、うるさい人は大抵私関連かも」

 

 早苗やら四馬鹿やらは間違いなく私関連である。というか、私が絡むことで騒ぎがでかくなるのかも。

 

「まぁ、私は気にしてないから、燐香も気にしないで良いわ。ただ厄介事に連れまわされそうになった時は直ぐに知らせなさい」

「は、はい」

「あと、話に出てた命蓮寺だけど、しばらくは近づかないように。ルーミアたちとの宝探しも禁止よ」

 

 手をタオルで拭きながら、こちらに近づいてくる幽香。そして真剣な表情でこちらを見つめてくる。

 

「あそこは人間と妖怪、仲良く平等にがモットーっぽいですけど。危ないですかね?」

「命蓮寺を率いている聖白蓮がどんな奴なのか分からない。それに場所が人里に近すぎる。人里の人間が貴方を危険視しているのは変わりない。そんな連中と鉢合わせになったら、必ず一悶着ある。気になるのは分かるけど、しばらくは様子見にしておきなさい」

「分かりました!」

「……本当に分かったの?」

 

 極めて疑わしそうな視線。ホイホイ突っ込んでいきそうだと思われていそうだ。でも多分いかないから安心してほしい。人里と妖怪の山、守矢神社は未だに行ってないしね。地底はいっちゃったけど、あれはノーカンだ。

 

「宝船の異変も終わったし、今は特に行く動機がないですよ。お寺に用事なんてないですし。そのお寺になった空飛ぶ船はちょっと気になりますけど」

 

 前は動機があったけど。ここから亡命する候補の一つだった。命蓮寺がもっと早くに現れていたら、確実に私は逃げ込んでいただろう。聖白蓮に助けを求めて、確実に幽香にぶつけたと思う。どちらが勝つかはこれもまた予想ができない。なんとなくだけど血みどろ肉弾戦になりそう。そうならなくて良かったね!

 

「それならいいけど。誰かに唆されても行かないように。お願いね」

「はい!」

 

 笑顔で答えると、幽香も笑みを浮かべてくれた。ここはやっぱり太陽のお家だった! 悪魔の棲む家とか言ってた奴は誰だ。私だった。そんな感じの温かい毎日なので、私の生活もルーミア曰くぬるくなるわけで。成仏しないように気を付けないといけない。まぁ、私には魂はないからただ消えるだけなんだろうけど。映姫様に裁かれることは未来永劫ないのだ。

 

 でも、魂がないっていったいどういうことなんだろう。自我はあるけど、魂はない。では今思考している私は一体何なのだ。白なのか黒なのかもう一つの透明の私なのか。それらが統合して私を構成しているのは間違いない。一つも無駄な物はない。だけとやっぱり私には魂がない。じゃあこの思考している私は一体なんなんだろう。騒霊に近いのかな。答えてくれる人はいない。何も分からない。

 

 花梨人形の回路がぐるぐると回りだす。うん、考えても碌なことにならないので考えない方が良い。私は私。確かにこの幻想郷に存在できている。家族に友人もいる。だから、それでいいんだ。




お久しぶりです。思い出したころに更新します。急転直下でバッドEDとかそういうことはしません。あくまで外伝ということで、エンド後の物語です。

ちょくちょく挿絵を追加しております。挿絵もりもりにするのが私の欲望なのでした。
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