今回は少し暗いですが何とぞ最後まで読んでください
ちなみにこの作品は読み切りです
とある雨のこと
少年は一人泣いていてた
少年は一人、山小屋にいたのだ
ほんとは父や母、妹がいたのだが
今は一人である
少年は家族と山登りに出掛けていた
そこは県内で有名な山だった
事故も聞いたこともなく、とてもとても安全な山として有名でもあった
しかし、少年等家族が山登りした日は違った
最初はとても良い晴天晴れ
中腹までは順調に進むことが出来た
だが、それが突如雨に変わったのだ
今までに見たことない程の大雨で、それはそれは凄かった
少年等家族は取り敢えず近くの山小屋に向かった
1日1日…また1日と…日がたつのに何故か雨が止まない
そしていつか父が言った
「様子を見てくる」
そしてその言葉を最後に帰ってこなかった
母も同じように「外を見てくるから動かないでね」
と言って帰ってこない
それからいくばかして妹は「もうやだ!」と言って外に走って行った
それから何日立ったのだろう
食料はもう尽きた
水も無い
喋る事も
家族は何処かに行った
何もかもが嫌になってしまった
このまま死んでしまえたら…
そう思う…
少年はその日ある夢を見る
昔、家族四人で近所の広場に出掛けた日のことだ
その日も最初は晴れていたがそのあと雨に変わってしまった
しかしその広場は室内遊具ある所で
雨が降ってからはそこで遊んでいた
しかし、そこでも父や母、妹とはぐれてしまう。
何時間も「はぱ!まま!」と言って歩いて探した
周りからは何か同情する様な眼差しや言葉がちらほらとする。
「あの子のお父さんやお母さんはなにしてんのかねー」とか「可愛そうに、家だったそんなことしないわよ」とか
とてもとても悲しい雨の日だった
でも何時間かしてはぐれてしまったとこに気付いた場所に戻ると
そこには父と母と妹の姿があった
話を聞くと妹が怪我をして母は席を外し
父は僕の為に飲み物を買いに行った時にこうなったらしい
そのとき僕は父に「なんで僕に何も言わないで行っちゃったの?」
泣きながらそう言う
すると父は
「すまない、お父さんは声をかけたんだが。
それがどといていなかったらしい、それに君が分かったと言ったの聞いて行ったのたが、それは他の子と遊んでてその子に分かったと行ったのだろ?
お父さんの勘違いでこうなったんだごめんな」
そうしてお父さんは優しく頭を撫でてくれた
少年は、あぁお父さんやお母さんは別に見捨てた訳ではなく。
そこにはちゃんとした理由が合ったんだなと少年は思った
しかも、ゆくゆく思い出してみたら母も父も一声掛けてくれていたのを思い出した
そしてただただ…謝りながらお父さんの胸に飛び込んで泣いていた
次の日
夢を見ていた少年はとても冷たくなっていた
家族は泣き空は晴れていた
でも、少年は…家族に悲しんで欲しくないいった感じで微笑んでいた
苦しくもそれが家族がみる少年の最後の笑顔でもあった。