ぼっちじゃない。ただ皆が俺を畏怖しているだけなんだ。   作:すずきえすく

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いつもお世話になっております。

前回は、新年2回目の投稿だったにも関わらず、
更に新年のご挨拶をしてしまい、申し訳ございませんでした。

いい加減、正月気分から脱せますように・・・。


さて、今回は第10話となります。
最後までお付き合い頂けると、嬉しく思います。




第10話 本当は師範並だけど、本気出してないから無級

 「わ、我は剣豪将軍…材木座義輝である。」

 

 サークルの懇親会に、不本意ながらも参加する事になった我(われ)が、自己紹介を済ませた途端に”シーン”とその場が静まり返った。明らかに異質なものを見る様な周りの目に、時間が経つにつれて段々といたたまれない気持ちになって来る。

 

 だ、だめだ…これはだめなやつだ。きっとこの後”何?大学生なのに中2?…クスクス“と陰口を叩かれるパターンに違いない。くっ…そもそも我に馴れ合いなぞ不要なのだ。従って、懇親会だけではなく、半ば強引に押し切られたサークル入会も辞退すべきだったのだ…。

 

 この様に、後悔の思いでいっぱいになっていたのだが…恐らく、顔を青くしている我に御加勢下されたのだろうな。そんな空気を打破するかの様に、サークル長らしき御方が我に問うてきた。

 

 「材木座君って、剣道が得意なんだね!段とか持ってるのかい?」

 

 フッ…愚問だな。源平の世に編み出され、幾百年の刻を超えて現代に伝えられし我が剣に、その様な等級など存在しないのだ。だがここは、平易な表現で伝える必要があるだろう。

 

 我はサークル長殿に向かって、こう言い放った。

 

 

 

 

 

 

 

 「い、いえ…何も持ってませ…ん…。」

 

 

 

 

 

 

 

 卑屈になって、つい素に戻ってしまった。

 

 我の答えに、サークル長殿をはじめその場の者全てが唖然となった。折角御加勢頂いたのに、サークル長殿には申し訳ない…。今日の我には、八幡大菩薩のご加護が全く効いてない様だ。

 

 あぁ、今すぐ(総武線で)故郷に帰りたい。

 

 

 だがその直後、”ぶわっはっはっ”と大きな笑いが起こり、我の横に座っていた長髪の青年が、我の背中を軽くバシバシ叩きながら話しかけてきた。

 

 「材木座君、キミ面白いなー!俺も1年なんだ。仲良くしようぜ!」

 

 それを切欠に、周りにいた者も次々と

 

 「私も。文学部1年なんだ♪よろしく」

 

 「俺は理工学部さ!」

 

 「私は2年生だよ♪分からない事があれば聞いてね」

 

と、我にシェイクハンドを要求してきた。

 

 ”えっ、えっ?セーフ?セーフだったの?”と、今までに無い経験に戸惑っていた我に、サークル長殿は大きく右手を掲げサムズアップをしてみせた。それはあたかも”今日からお前は、俺達の仲間さっ”と言わんばかりに。

 

 

 

 

『アタシは普通の人間に、興味がありま・・・』

 

 やがて、自己紹介が再開され懇親会はつつがなく進行してゆき、会の終わりを迎える頃には、我もすっかり”アニメ研究会”の一員となっていた。

 

 仲間というのは、良いものだな。

 

 

 こうして”ちょっとキモいけど、面白い奴”というポジションを不動のものとし、無難に大学デビューを飾った我は、まさかそれから数か月後に、その生まれ変わりたる我が相棒に”材木座、ハチ公様にお手して差し上げろ”と、全く以って意味不明な要求をされる事になろうとは露ほども知らず、八幡大菩薩に心から感謝の祈りを捧げるのであった。

 

 

 

 

 

第10話

 

ど、本気出してないから無級

 

 

 

 

 騒がしい朝飯タイムを終えて店を出た俺たちは、大学へと向かうバスに揺られていた。すっかり落ち着いた俺とは対照的に一色は、見慣れない車窓にテンションアゲアゲな様子で、右を見ては

 

 「センパイ!あのマイクロバスの中のお侍さん、コ○コーラ飲んでました!」

 

と大興奮で報告してきたり、また左を見ては

 

 「なんか…あのタワーって、ボーリングのピンみたくないですか?」

 

と、ど真ん中の直球な感想を俺にぶつけて来たりした。いや…あれは一応、この街全体を照らす灯台のイメージだから。まぁ確かに、ピンのごとく倒された事はあるけどな…ゴジ○によって。

 

 それにしても、満腹で電車やバスに揺られると途端に眠くなるな。更に一色の声色が良い感じのBGMになって、俺の意識はどんどん遠くなってゆく。一色の”もぅ!私の話、聞いてますか?”の問いかけに”あぁ、聞いてる聞いてる…。”という空返事をしつつ、やがて俺は完全体たる夢の住人となっていった。

 

 

 

 「お客さん、終点ですよー。」

 

 聞きなれない声で寝覚めを促され、ゆっくりと瞼を開いてみると、俺の目の前に制服を着た初老の男性が立っていた。”あれ?俺は何をしてたんだっけ?”と眠たい目を擦りつつ、大きなあくびを1つすると俺の頭は急激に覚醒してきた。

 

 あぁ…目的地に着いたんだな。

 

 周りを見渡すと、既に俺達以外の乗客はいなかった。そして一色もまた、俺の肩に頭を預ける様にし、口を僅かに開いたままスヤスヤと寝息を立てていた。

 

 「済みません。すぐに降ります。」

 

 俺が目覚めた事を確認したバス職員は”慌てなくても結構ですよ”と片手を挙げると、

 

 「終点のK大前です。お忘れ物のございません様に。」

 

と俺に告げ、一礼して運転席へと戻っていった。さて、さっさと一色を起こさないとな。

 

 「一色、起きろ。着いたぞ。」

 

 俺は一色の肩を軽く揺さぶりながら、そう声かけた。一色はしばらくの間、(俺視点で)頑なに目を覚まそうとはしなかったが、それでも粘り強く声を掛け続けた結果、ようやく薄目を開いて”・・・んぁ?”と声をあげた。

 

 「おはよう一色。ついに辿り着いたぞ…惑星プロメシュームに。」

 

 俺は再び、終着駅に着いた事を一色に告げた。ちなみに、原作だと惑星大アンドロメダが終着駅だ。ところで…エターナル編っていつ再開されるんだろうな。そういや、web連載が途絶えて何年経ったったのだろう…松本先生、続きをオネシャスッ!

 

 「もにゃ…ネジの身体なんて、私はイヤですよぉ…」

 

 一色はまだ寝ぼけている様だったが、返事は的確だった。ってかお前、よく話について来れたな。大丈夫、メーテルが助けてくれるから。そして無事、五体満足で地球に帰れるから。まぁ…半開きの口から涎が垂れているから、取り敢えず拭けな?

 

 すると一色は”もにゃ…はぁ~い”と返事をすると、ごしごしと口を拭き始めた…

 

 

 

 

 

 

 

 

 俺の上着の袖口で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「うぉぉい、なんでやねん!」

 

 こっちへ来て初めてのツッコミが、鮮やかに炸裂した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「うぅ…センパイ、済みませんでしたぁ…」

 

 バスを降りて正門へ辿り着くまでの間、一色は何度も俺に頭を下げた。申し訳ない気持ちが半分、やらかしてしまったバツの悪さが半分といったところだろう。俺も、たまに寝ぼけてやらかすから気持ちは分からんでもない…いやむしろ、寝ぼけたら何かをやらかさねばならないまである。 

 

 「まぁ…気にするな。」

 

 もう何度目になるか分からないが、俺の返事を聞く度に一色が安堵の表情を浮かべる。とまぁ…しばらくの間、こんな感じのやり取りが繰り返されていたのだが…

 

 

 「やけにあっさり許しちゃうんですね…ってまさか、私が千葉に帰った後で袖口をクンカクンカして、匂いを楽しむ気なんじゃ…!」

 

 

 一色は”凄い事に気が付いた!”と言わんばかりに、俺から大きく後ずさった。

 

 「んな事しねぇよ!って言うか楽しめねぇよ!」

 

 2回目にして切れ味の鋭くなった俺のツッコミに対し、一色はニコリともせずに、感情を押し殺した様な表情で更に追い打ちをかけてきた。

 

 「…永久保存するですか?センパイは変態さんですね。」

 

 事実無根の言いがかりで、俺がどんどん変態認定されていく。永久保存なんてしねぇよ!いや、それ以前にキャラ違ってね?…っていうか、作品自体違ってんじゃねぇか。あぁ…もうどこから突っ込んだらいいか分かんねぇ!

 

 困惑した俺の様子をじっと見ていた一色は、突如優しい微笑みを浮かべ俺の肩をポンと叩くと

 

 「冗談ですよ、センパイ。クンカクンカしても咎めたりはしません。」

 

と、生暖かい眼差しで俺を見つめた。

 

 …って、冗談なのはそこなのかよっ!

 

 

 

 もう一生分ツッコミを入れたんじゃね?とぐったりしてきた頃に、俺達はようやく正門前に辿り着いた。おかしいな…5分くらいの道のりなハズなのに、2時間くらいかかった気がする。

 

 こんな、残業を終えた会社帰りのサラリーマンの様な俺とは対照的に、

 

 「センパイ♪ここが入口ですよね!うわーっ、めちゃくちゃ敷地広いです!!」

 

と、一色のテンションはウナギ登りだ。確かに、高校の校舎に比べたら広大だよな。何せ、学生の数だけ比べても10倍くらいは違うんだ。入学して半年くらい経つけど、まだ入った事のない場所とかあるもんな。

 

 『第1221回 K大祭』と書かれた、前衛的な装飾を施された門をくぐると、サークルや部活動が運営している模擬店のテントや、研究室の紹介パネル等が所狭しと並んでいた。

 

 ”たこ焼きいかがっすかー”

 

 ”焼きそば300円やでー”

 

 ”から揚げ~から揚げ~”

 

 そして、いかにも”リアルが充実してます”って連中が、威勢の良い掛け声をかけて客引きをしている。そんな様子を”ふむふむ…”と、値踏みする様に眺めていた一色が

 

 「カッコ良い人がいっぱいですね…私、絶対ここに合格してみせます!」

 

と、目をキラキラさせて力強く宣言した。ったくこいつは…全然ブレねぇな。まぁ、不純過ぎる志望動機に、面接官が鉄槌を下さなきゃ良いけどな。

 

 

 時刻は、午前の10時半を少し回ったところだ。夕方には一色を帰さねばならないからと、少し早めに来てみたのだが、流石に午前中から”全力で学園祭を楽しむぜ!”という層はあまりいないらしく、来園者は疎らだ。

 

 だからなのか、目つきの悪い俺を従えているというアクセント効果も加わった一色は、(主に男子大学生から)中々の注目を集めていた。

 

 そんな視線に敏感な一色は、”えっへん!どうですかセンパイ♪私って、結構凄くないですか?”と推定Cカップの胸を大きく張って、得意げな顔で俺に問いかけてくる。

 

 「あぁ、凄い凄い。それを自分で言わなければもっと凄いのにな。」

 

 

 そんな俺の答えに、一色は不満そうに”むぅ…”と声をあげたが、すぐに気を取り直して”こんなカワイイ子と歩けるなんて、センパイは幸せ者ですね♪”と、再び胸を張った。

 

 本当にイイ性格してるよ、お前は。

 

 

 その後も2人でぶらぶらしていると、一色が”あっ、あそこにお手洗いがありますよ?センパイ”と、8号館に貼られた”トイレ”の案内板を指差した。ん?別に今は催してないんだけど…?

 

 そんな不思議な顔をしている俺に、一色はポケットから取り出したハンカチを手渡すと、

 

 「センパイの上着はナイロンですから、濡れたハンカチで拭くとマシになると思うんです。」

 

と、申し訳なさそうに説明した。そして、”ホントなら、私がハンカチを濡らしてきたいところなんですけど…”と、一色は女子トイレの方を顔を向けた。釣られて俺もそっちを向くと、少し見回っているうちに客足が増えたのか、女子トイレには軽く行列が出来ていた。

 

 こいつ、まだ気にしてたのか…こう見えて、意外と気にするタイプなんだな。俺は一色の厚意をありがたく受け取る事にし、トイレへと足を進めた。まぁ、折角だから用も足しておこう。

 

 

 

 

 男子トイレは、女子トイレに比べるとそこまで長い行列は出来にくい。何故なら1回に掛かる時間が短く、回転率が良いからだ。けれども、だからと言ってトイレが混雑しないという訳ではない。今日みたいな日は、やはりそれなりに時間が掛かるのだ。従って、俺が用事を済ませるのに思いのほか手間取ったのは、不可抗力であると言えなくもない…つまり、世の中が悪い。

 

 トイレに10分程費やした俺は、遅くなった言い訳を考えながら一色の元へと向かったのだが、一色の待つロビーの手前で一色が、2人組の男性に捉まっているのが遠目に見えた。

 

 「ねぇねぇ、お名前なんていうの?良かったら僕達と回ろうよ」

 

 葉山程ではないが無駄にキラキラしていて、イケメンにカテゴライズされても不思議ではない2人組だ。こいつらも自覚があるのか、自信たっぷりといった感じで一色に声を掛けている。

 

 逆に一色は、笑顔を崩さないものの、若干迷惑そうな感じで”すみませぇーん♪人を待ってるんで♪”とけんもほろろなのだが、それでも彼らは引き下がらない。

 

 「えーっだってもう10分以上も待ちぼうけじゃない?」

 

 「そうそう。そんな薄情な猫背野郎なんて放っておこうよ。」

 

 なんだこいつら、結構前から一色に狙いを付けてたんだな。それに、男連れって分かってて声を掛けるなんて、自分に余程自信がないと出来ないぞ。まぁ…連れてる男が俺だから、勝てそうと思われても無理はないが。

 

 そんな、粘り強いと言うかしつこいと言うか…そんな彼らのアプローチに、一色の笑顔がどんどん冷たくなっていく。だめだ、お前ら…早く逃げろ。

 

 一方で俺の姿を確認した一色は、ずかずかと大股で俺に近づいて来て”センパイ遅いーっ。むぅっ”と拗ねた様子で俺の右腕に自分の両腕を絡めると、俺の肘関節を極めたまま2人組の所へぐいぐい引っ張っていった。だから、いちいち関節を取るなってば。

 

 そして、再びナンパ2人組と対峙する一色(と俺)。一色は、絡めた両腕に”ぎゅっ”と力を込めると、過剰なまでに甘い声で、

 

 「私にはぁ♪こんなに素敵なダーリンがいるんですぅ♪ですから私達2人の甘い時間を邪魔しないでもらえませんかぁ?そもそもぉ私が10分待ってるとかぁ待ってる相手が男性とかぁ…それって結構前から後をつけてないと分かんないですよねぇ?だとしたらちょっとキモいんですけどぉ♪しかもぉ…超しつこいですしぃ声を掛けるなとは言いませんけどぉナンパの成功率を上げたいんでしたらぁもうちょっと空気を読んで出直してきた方が良いですよぉ…みたいな♪」

 

と、全然甘くない毒を炸裂させた。なまじ笑顔と声色がカワイイだけに、その口から吐かれた猛毒は威力倍増だ。すんげぇ怖えぇ…。ほら見ろ、あいつらも顔が真っ青になってんじゃねぇか。

 

 ”え…あ…”と動揺する彼らに一色は、”それでは失礼します。行きましょう、センパイ♪”と一声かけると、両腕を絡めたままの俺を伴って彼らの脇をすり抜け歩き出した。

 

 

 

 

 8号館を離れ再び屋外へと繰り出した俺達は、広々とした中庭エリアへと足を運んだ。今日は日差しが暖かく、日向ぼっこにはもってこいの良い天気だからか、芝生にごろりと寝っ転がっている学生もちらほら見かけられる。

 

 「あ、センパイ♪あそこに座りましょうよ♪」

 

 一色は、空いているベンチを指さした。俺はその提案に乗りベンチへ腰掛け、一色も俺の隣に腰掛けた。まぁ、一服してスケジュールを見直すのも悪くないな。午後になれば人も増えるし、そこまで一色に注目が集まる事も無くなるだろう。それにしても…

 

 「さっきのお前、容赦無かったな。」

 

さっきのマシンガントークと、それに真っ青になってる彼らの光景が再び脳裏をよぎった。俺だったら、ショックで2~3日は自室に引き篭もるな。

 

 それに対して一色は、”だって、仕方ないじゃないですかぁ。超しつこかったんですもん!”と、鼻息を荒くした。あぁ…やっぱりイラついてたんだな。

 

 「それに、大きい方をしに行ったセンパイも、中々戻って来ませんでしたし…」

 

 ちょっぴりイタズラ心を込めました!みたいな笑顔を浮かべる一色。いや、う○こじゃないからね?…って、こう言うとまるで俺が”うん○野郎”みたいじゃねぇか。

 

 一色は”確かにう○こ野郎的な要素はありますよね♪”とクスクス笑った。おい、そこはちょっとフォローしろよ…まぁ、心当たりが無いわけではないから、俺自身ちょっと困る。

 

 ”それに彼ら…”と前置きして、一旦深呼吸した一色は話を続ける。

 

 「センパイの事を何も知らないくせに、薄情だとか猫背野郎だとかシスコンだとか目が腐ってるだとか言いたい放題で…」

 

 ちょっと待て。あいつら、シスコンとか目が腐ったとかは言ってなかったよ?つまりそれって、偽らざるお前の”※個人の感想です”だよね?そうだよね?

 

 そんな俺の悲痛な叫びを遮るように、”で・す・か・ら”と大きな声で強引に話を進めようとする一色。話の腰を折るな…というオーラが、ひしひしと伝わってくる。

 

 と、とりあえず…話を聞こうか。

 

 一色は”それじゃあ、気を取り直して…”と話を続ける。

 

 「センパイの事を悪く言われて頭にきてしまって…気がついたら罵倒しちゃってました♪」

 

 ”やっちゃったっ♪テヘペロっ♪”みたいなノリの一色。可愛く言っても罵倒は罵倒だ。でもまぁ…気持ちはありがたく受け取っておく事にするか。

 

 

 「…サンキューな、一色。」

 

 素直に礼を言った俺に驚いたのか、一色は一瞬目を丸くしたのだが、すぐに我に返ると”どういたしまして♪センパイ。”と、穏やかな笑顔を浮かべ答えた。

 

 

 それにしても、ここに来てからの一色は様子が変だ。憎まれ口や、辛辣な事言葉を浴びせて来るのはいつもの事だがその反面、甘えてきたり、何かとくっついてきたり、円と張り合ったり…そして俺の事を悪く言われたからと反撃を加えたり。まぁ…これまで色々な事があったから、少しは情みたいなものが湧いてるのかも知れないけど。

 

 材木座じゃないが…お前、俺の事好き過ぎんじゃねぇの?

 

 それに対し一色は、”ほえ?今更何言ってんの?”と呆れた感じで”バカっ!ボケナスッ!ふぇちまん!”と呟いた。なんか、”はちまん”から”ふぇちまん”にクラスチェンジしてるんですけど…。

 

 

 一色は”ふぅ”と1度大きなため息をつくと、俺の方へ顔を向けてハッキリと言い切った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「そうですよ?センパイの事、好きに決まってるじゃないですかぁ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 つづく

 

 

 

 

 

【おまけ】

 

 サークル長「材木座君、たった今…気づいた事があるんだけど…。」

 

 材木座「うむ、是非ともご教授頂きたい。」

 

 サークル長「あ…うん。材木座君って…」

 

 材木座「うむ。」

 

 サークル長「冷静に考えてみたら…」

 

 材木座「うむ…」

 

 サークル長「剣豪でも、増してや将軍でもないよね…」

 

 

 

 

 材木座「ぎゃふん」

 

 

 




最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。

最近エディターを変えたのですが、
なんとなく文字を打ちやすく感じています。

これなら、趣味だけでなくビジネスでも
申し分ないなぁ…と感激です。

フリーソフトを作られる皆様は偉大ですよね・・・
と、感謝の祈りを捧げつつ・・・。


それでは、次回もお付き合い頂けます様
よろしくお願いいたします。

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