未来の未来   作:後班杭隊

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神崎巡
高校2年 水泳部
細型 短髪
172cm 体重52キロ

桜井栞
高校2年 水泳部
細型 長髪 たまにポニテ
160cm 体重43キロ


1章 雨の日

「いってぇよ!」

雨の中そんな声が響き、立ち上がった

膝についた泥を手で払い傘を拾う。

 

「登校初日からこれかよ…」

憂鬱な気分でため息をつき

こんな光景確か夢でも見たような…なんて考えながら

 

俺はまた学校に向かう道を歩き続けた。

 

 

 

学校に着いて泥に汚れた手で下駄箱を開け、

俺は靴を履き替えた。

 

廊下を少し歩き、 クラスに続く階段を憂鬱な気分で俺は一歩一歩上がっていく

(かえりてぇな…)

なんて思いながら

 

 

「巡 おはよ」

そんな灰色の世界を一気に明るくするような、視界がいきなり白黒からカラーになるような

思いをして少し気分が舞い上がっちゃった俺は

その声の方を向き無愛想に、顔を少し赤らめながら、挨拶を返す

「お、おはよう」

(多少挙動不審だったかも、やべぇ!)

「手と足泥だらけじゃん!どうしたの?」

栞がはてな顔でこっちに

(近い近い、顔近いしついでに体も近いよ!)

「水溜りで転んだ」

「何してんの(笑)手だけでも洗ってきなよ」

(改めて見ると笑った顔めちゃくちゃ可愛いなこいつ)

「今洗おうと思ってたんだよ」

顔を赤くしながらそう言った

 

廊下で二人並んで歩く。

お互い合わない歩くスピードをお互いがお互い合わせていく。

 

「ほらあそこの蛇口で早く洗っちゃいなよ!」

「言われなくても洗うわ!」

蛇口を捻ると勢い良く蛇口水が出てきて、水が隣にいる栞に跳ねる

「ちょっと巡!冷たいじゃん」

「あーごめごめ」

俺は棒読みで平謝りした

 

手を洗い終わって、ポケットに入ってるはずのハンカチを取ろうとすると、

(うそっ入ってない…もしかして落としたか…)

若干の焦りと手をどうしよう…という考えで一瞬呆然と立ち尽くしていた時

「あっわかった!巡ハンカチ忘れたんでしょ」

言い当てられて少しびっくりしたが、図星だった

「忘れたんじゃなくて落としたんだよ」

(このままここにいてもしょうがないから教室に行くか手は自然に乾くだろ)

「はい、これで拭いて」

女の子らしいリボンが付いててピンク色のハンカチが栞から渡される

(めっちゃかわいいハンカチだ!やったぜ)

手を拭き終わって栞に返す

「さんきゅー!ありがと」

 

手を拭き終わってふたたび歩き始めるとすぐ先に自分たちの教室が見える。

 

俺たちの学校は人数が少なく、1学年1クラスの変わった学校だ。

なのでクラス替えなんて物はなく、

あってもくじを引いて引いたところに行くだけの簡単な席替え程度だ

 

クラスに入り、栞が第一声で

「みんなおはようー!」

というとみんなが一斉に栞の方を向くとみんな笑顔で挨拶を返す。

自慢じゃないが俺の幼馴染である栞はクラスでは男女問わず結構人気だ。

まぁ気持ちはわからなくもない。

あの屈託のない笑顔と誰にでも優しい性格、そして前向きな性格とすれば人気者にもなるだろう。

 

俺といえば冴えないやつだ。唯一取り柄があるとしたら水泳部入ってるお陰で多少泳げる程度だ

 

(栞は本当かわいいなぁ)

なんて思いつつ黒板の方に目を向けると教師が大きく書いたであろう

「席替えくじ引き 2度引き禁止!」

の大きな文字が書いてあり、なんともうちの学校らしい気がする…

 

「栞 くじ引き引きに行こうぜ」

珍しく俺から栞に話しかけ、栞がこっちを振り向く

「うん!」

万遍の笑みを浮かべ、視界にまた一つ色が追加されたような思いだった。

二人で黒板の方に行き栞がティッシュボックスで作られたであろう簡易的な箱に手を入れ

中をグルグルと一回転させた後にくじ引きをとって栞は手を引き出す、

「最後の列の右から1番目だ!やったー窓側!」

手を上げて栞は嬉しさを表現する。

 

次に俺の番だ。

無言で栞の後にボックスに手を入れる。

ほのかに暖かいような…そんな事を思いながらボックス内をぐるっとまわし、腕を引こうとした時

「巡 、ふぁいとー!」

栞が意識してるのか無意識なのかはわからないが、褒めてくれた。

(何を頑張れって言うんだよ…でもまぁいっちょやってみますか)

 

引く瞬間に栞の事を思い浮かべて俺は引く

腕を上げて番号を確認すると、そこには

(最後の列の右から2番目…!)

「栞、お前の隣だったぞ」

一応応援してくれたし、栞には伝えるとすごく嬉しそうに、

「やった!巡と1年間一緒だ」

というとまた顔を赤らめて、万遍の笑みを浮かべた。

すかさず嬉しくなり自分も笑うと、負けじともっと笑ってくれたように感じた。

 

一歩一歩自分達の席に二人で行くと、バッグをおいて席に着いた瞬間に先生が入ってきて、

朝のホームルームが始まる。

 

退屈な話と見ればわかるだろうと言いたくなるような長い長い、出席確認

俺は退屈で仕方がなかった。

 

そのあと俺は朝のホームルームが終わって1時限目の授業が始まるのを確認した後に

 

眠った。

 

 




初めまして 後班杭隊 (ごはんくいたい) です。
読み方わかるかな?
初めは少し難しいかもしれないですね!

私の処女作なのでいろいろ誤字脱字が目立つと思いますが、これから投稿していくのでよかったら見てくれると嬉しいです。

現在現実の方で腕怪我しててペース遅いですが何卒見ていただけると嬉しいです///

それでは長くなりましたがありがとうございました
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