深海大使館の日常   作:人類種の天敵

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海鳴 凪

北海高等学校二年生
小さい頃、「くちくせいき」という娘に出逢い。「ハル」と「ナギ」という名前で呼び合い、また会う約束をした男の子。隣に古鷹という幼馴染のお姉ちゃんがいる
「自分で自分を決められるたった1つの部品だ。無くすなよ」を目標に、周りに流されないように成長した結果。良くも悪くも周りから浮いてしまっている。ダグザ隊長ェェェェ

ガンダム作品
特記:ジオン派とか連邦派で分け隔てなく、殆どの機体やキャラ、作品が好きなオールマイティ

憧れのキャラ
・ランバ・ラル
・ノリス大佐
・グラハム(劇場版)
・ダクザ隊長
・ウルフ(アセム編)
特記:作品などに拘りはなく、漢と呼べるキャラに憧れる

好きなキャラ

・シン・アスカ
・カミーユ・ビダン(S○Xでも毒電波の人でもない)
・バジーナ・リンクス
・リディ・マーセナス
・バーニィ
特記:自分の気持ちに素直、感情を伝えられるキャラが好き。シンに至っては、主人公で正しいことをしているのに最終的に悪役キャラにされていたのに泣いたレベル
リディについてもその考えがあるため。第二の主人公として見ていた(実際そうじゃね?)
バーニィは、というかポケットの中の戦争自体涙無しに観れない・語れない・(候補から)外せないの三拍子

嫌いなキャry

・ラクス
とりあえず艦の指揮ならバルトフェルドがいるし、演説や論破論破ならシャアやギルバート、クルーゼがいるので必要ないと思ってる

好きな機体

・バイアランカスタム(UC)
・ジェスタ(UC)
・イフリートシュナイド(UC)
・ピクシーガンダム
・リゼル(普通+隊長機)
・ホワイトΖ3号機
・デルタガンダムカイ
特記:上4機に至っては仕方ない。エース乗ってんだもん(イフとピクシーは同一人物リーバー)。下についても仕方ない。アムロだもん。趣向として本編には関係ないが、名無しのエースが乗っている高性能機+αでヴィジュアルの良い機体が好き。UCは仕方ない。全部カッコいい

嫌いな事

特にないが、種死厨とかのキラ様信者とかが、好きなのはどうでも良いが、周りにそれを騒ぎ立てたり、それに加わるガキが嫌い。露骨に無視する。ストフリ最強説とかも耳元で騒ぎ立てられたくない。とりあえず最強は髭だろ。つーか黒歴ry
尚、自分の中のパイロット最強はアムロ


再会

ちゅんちゅん

 

「……ふぁ〜ぁぁ〜……」

 

んっ!と勢いよく伸びをしてベットから降りる。ポリポリと頭を掻いて着替えを始める

 

「ん?」

 

そこでちょうど時計を見て「あー……」っと呟く。今日は日曜日だ

 

「休みだった……」

 

そんなことを言ってももう学生服の上着とシャツに着替えているので、仕方なく黒シャツを引っ張り出して着替え直すことにする

 

コンコン……カチャ

 

「凪?起きてーー」

 

「ん」

 

ドアが開いて鷹姉の声が聞こえる

 

「あ……」

 

「おはよう鷹姉」

 

鷹姉は俺が着替えてるのを知らなかったようで扉を全開に開け放ったあとで固まった

 

「あ…あ……凪の…ナギも…起きてる?」

 

「ん?ああ本当だ。俺の息子も起きてるね」

 

鷹姉が下ネタを言うわけないとは思ったが面白そうなのでそう言うと、ハッと気づいて俺の股間部を眺めたのち、顔を熟れた果実のように真っ赤にした

 

「〜〜〜〜〜っ!!!!///あ、朝ごはんの準備はででで、出来てるからっ!!」

 

バタン!!

 

「可愛いなぁ鷹姉……」

 

ひゃーー///っと可愛い悲鳴と共に階段をとととととっと駆け下りる音がしたのでそう呟くと、今度はベランダの窓からコンコンと音が鳴ったので窓を開ける

 

「こらー、なに人ん家の娘をたぶらかしてんのー?」

 

「ははは、何言ってんだよメロンちゃん」

 

ベランダに寄りかかりながら茶化すように話しかけてきたのは鷹姉の保護者であるメロンちゃんだ。先日鷹姉に注意されたにもかかわらず、また徹夜していたようだ。右手にPSVitaを持っている

 

「また徹夜したんだ」

 

「な、何のことかしら」

 

図星のようで、メロンちゃんは汗をかきながら否定するが、その両目は泳ぎに泳ぎまくってる

 

「良い加減にしないと目も悪くなるしくまもできるよ?」

 

「それ大丈夫よ、毎日入渠に入ってるから」

 

ニュウキョ?なんのことだ?

 

「ふーん、朝飯食べよ」

 

「あー、小鳥に私も今から行くって言っといてー」

 

「はいはい」

 

カラカラ…カチャ

 

窓を閉めて鍵をする。そして部屋の電気を消して階段を降りていく

 

「あ……お、おはよう凪」

 

「んー、おはよー鷹姉」

 

鷹姉におはようを言って席に着く

 

「あ、鷹姉。メロンちゃんもご飯食べるってさ」

 

「え?お母さんも?うん、分かった」

 

そう言って鷹姉が席を立って台所へ戻る。メロンちゃん用の味噌汁を出すんだろう

 

ピッとテレビのチャンネルを変える、ちょうどヲガタ占いの時間だったようだ

 

「ヲッヲッヲ!ヲーヲヲヲッヲヲ!!キョウノ ヲガタウラナイ イクヲ!」

 

テレレレレレレレレレ テン♪

 

「ダイイチイ ヤギザ ナツカシイモノト サイカイスルヲ」

 

「おー、第1位か……再開ね…」

 

「ヤギザノクソガキ イチイニシタカラポッキーヲケンジョウセヨ ヲーヲッヲッヲー」

 

ピッ……

 

「………」

 

10秒間置いてチャンネルを戻す。頭に大きなたんこぶを作ったヲガタが現れた

 

「ヲヲヲ(泣)ダイニイハ ミズガメザノアナタ 」

 

お、鷹姉だ

 

「キョウハジブンカラ セッキョクテキニコウドウセヨヲ ミジカナモノトナカヨクナルチャンス ウマクイケバ ヤセンニデモ ハッテンスルヲ リアジュウバクシシロヲヲヲ」

 

「あ、鷹姉……どうしたの?」

 

台所とリビングとの間で鷹姉がプルプルと震えている、顔も心なしか赤いような……

 

「え!?い、いや……な、何でもないよぉ…ナギ」

 

「そ、そう?……味噌汁が零れないようにね」

 

「う、うん」

 

メロンちゃんの分もテーブルに置くと、ガチャッと玄関が開く音が聞こえ、メロンちゃんの声も聞こえる

 

「お邪魔するわー」

 

「あーい」

 

「あっ……と小鳥?あなた、なに顔を真っ赤にしてるのよ?」

 

「あ、お、お母さん…あぅあぅ…」

 

あわあわと慌てた鷹姉は恥ずかしさを隠すためか味噌汁をズズズ、と飲むように顔をお椀で隠した

 

「……なにやってんのよ?…あ、今日の朝はとんかつ?」

 

ヒョイっと人差し指と親指で摘んで食べるメロンちゃんに呆れ顔を向ける

 

「行儀悪いなぁ……」

 

「う……わ、分かってるわよ」

 

そしてメロンちゃんを交えて3人の朝食が始まる

 

「ね、ねえ…凪」

 

「ん?もくもく」

 

ご飯を食べ終わった鷹姉が意を決したように顔を上げた

 

「きょ、今日は2人で…ど、何処かに行かない?」

 

どこかぎこちない表情に目が泳ぎまくってる

 

「ん、良いよ」

 

「ほ、ほんと!?良かったぁ……」

 

ホッと胸で一息ついた鷹姉、両手を合わせて目も少し潤んでる

 

「俺が言うことじゃないけど、鷹姉って誰か好きな人とかいないの?」

 

「え゛っ………」

 

何気なく発した言葉にメロンちゃんの裏声が響いた

 

「………え、お母さん?」

 

今度は恥辱で顔を真っ赤に染めた鷹姉が小刻みに震えながら……メロンちゃんを見た

 

「え、い、いやいやいや!何でもないのよ?うん、あ!ああ!このとんかつ美味しいわね!小鳥っ!!」

 

はたから見ても演技と一発で分かる上にこうも白々しくされては問いただす気も失せる

 

「一体何なんだ?」

 

俺の言葉だけがただただ食卓の中へ散った

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぅ……今日も一段と冷え込むなー……」

 

朝ごはんを食べ終え、一度部屋に戻って着替える。そして今は………鷹姉の準備を待ってる

 

「女の子は準備が遅いって言うしなー……お、メール来てる」

 

差出人は……速吸か

 

「なんだよーっと」

 

『せんぱーい!明日の月曜日にプレハブの提督が来るみたいですよ』

 

「え!?まじか!?あのプレハブのおっさんって、あの2メートルのおっさんかー!!」

 

プレハブの提督。2メートルのおっさん。ロリ○ン親父。バケツ頭筋肉モリモリダンディー……………と、今地元で騒がれている北海鎮守府の提督に最近着任してきたおっさん

 

「えっと、名前なんだっけか?まあ、おっさんでいいや」

 

身長2メートルのおっさんで、とても鎮守府とは思えないほどのこぢんまりとしたプレハブ小屋に住み、筋肉モリモリ。なのでそう呼ばれてる………ロ○コン親父と呼ばれる所以は……艦娘、しかも駆逐艦吹雪と言われる少女が、なんでもあのおっさんの秘書艦だからで、「あんな小屋で二人っきり………襲ってるだろ」という噂が風の様に流れて行ったが

 

「ある時期を境にパタリと消えた……と」

 

何時もロリ○ンロリ○ンと笑っていた級友が、次の日には青い顔をしてだんまりを決め込む。更に他の奴がロリ○ンと言えば

「ば、ばば、ばばばバカヤロー!!!!あのお方に聞こえたらどうすんだこのボケ共が@#☆¥$€!!!??」

と逆ギレする始末。聞けばプレハブ鎮守府の眼の前でバカ笑いしたその日の夜

 

ーーー薄紅色の和服に紺色の袴を着た、年若いポニーテールの女性が訪ねて来たそうなーーー

 

この話はまことしやかに語られるが、級友がポツリと話してくれたことなので信じることにしている

 

「ま、待った!?ナギっ」

 

「はは、あんまりね。じゃ、行こっか」

 

黒いコートに赤いマフラーをした鷹姉が、ブーツを履いて玄関から出たのを見てから、とりあえず速吸に「まあ、楽しそうだな。俺は今日街に遊びに行くわ」と打った

 

「鷹姉、明後日学校にプレハブ小屋の提督が来るらしいんだってさ」

 

「え?あ、北海鎮守府の提督さん?」

 

「へぇ、あそこ北海鎮守府って名前だったのか………」

 

今まで知らなかったぜ……学校への通り道だけどな!!

 

「ここ、長年鎮守府が無かったでしょ?だから私は少しホッとしたかな」

 

「ふーん、ここの深海棲艦は大人しい方なのに?」

 

「それでも……鎮守府が出来たのは私としては嬉しいよ」

 

確かに、大人しい深海棲艦が多いこの海域で外国からの密漁船がいっぱい来るからな。取り締まる管理者がいるのは嬉しいな

 

「それにプレハブ小屋のおっさんと話したことも無いしなー」

 

「え?ナギはあそこの提督さんと話したことないの?」

 

「え?逆に鷹姉は喋ったことあんの?俺は会ったことはあっても話したりしないんだけど」

 

「うん、とても優しい人だよ?」

 

鷹姉が言うんならそうなんだろーな

 

「まあ、明日が楽しみってことだよね」

 

そう言って海沿いへ顔を向ける

………昔、ハルとお別れをしてから、ここを通る時は必ず海を見る事にしている。もしかすると、彼女が帰って来ているかもしれないから………まあ、彼女と別れてから、ハルがここへ帰って来たことはないけど

 

その後街まで行って、先ずは買い物。鷹姉も俺もあまり服装は気にしない質だが、鷹姉が俺に見て欲しいそうなので試着室から出てくる鷹姉へ可愛いを連発した。嬉しそうに頬を赤らめてもじもじする鷹姉に、道行く人も俺も、胸を押さえてしまったものだ

 

「な、ナギ…大丈夫?」

 

「だ、大丈夫だ…問題ない」

 

鷹姉……心配してくれてんのは分かるけど……その可愛いさは罪だぜ……

 

「あっ、先輩だっ!せんぱーい!」

 

「ん?って速吸。お前来てたのか」

 

「はい!ご一緒しても良いですか?」

 

どうする?と鷹姉へ目線を送ると、鷹姉はにっこりと微笑む

 

「良いってさ」

 

「やった♪」

 

そしてその後は速吸を入れた3人で昼ごはんやら映画館やらを満喫した

……あたりの景色は何時の間にか夕暮れとなり、速吸とも別れて鷹姉と一緒に帰る道すがら。俺にとっての懐かしい者、ちょっと期待してたんだけどな〜………まあ、残念……かな

 

「?どうしたの?ナギ」

 

「いや?なんでもないよ」

 

鷹姉の心配を笑いながら吹き飛ばす。夕暮れの海、何時もはまだまだサーファーやイ級たちが遊んでるはずだけど……今日はとても静かだ

 

「……………………ハル?」

 

俺の目に飛び込んだのは、夕焼けを一身に受けとめ、ただこちらをずっと見つめる女の子。あの日からずっと帰ってくるのを待っていた……女の子

 

「お帰り、ハル」

 

気が付けば彼女へ向かってポツリと呟いていた。あの女の子がハルではないかもしれない可能性は高いけど、俺には何故かあの少女がハルに見えたから。そして直後、俺の耳に聞こえた懐かしい声……それは紛れもないあの娘の声

 

「ただイマ。ナギ」

 

「ナギ、泣いてるの?」

 

不安そうに尋ねる鷹姉のおかげで、俺は自分が泣いていることに気づいた。だから俺は、もう一度心の中で呟いた

 

「お帰り、ハル」

 

 




ども、お久しぶりです、この作品的にもと小説の更新具合的に……
最近寒いっすね!!天敵はもう、家に出たくないんですけど!!
本当嫌になりますわ………はぁ
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