十次元ガンナートライユ+ネプテューヌ   作:鞍月しめじ

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ドキッ!水着だらけのR18アイランド!ポロリはねーよ?

「あーるじゅうはちアイランド?」

 

 とある日のプラネテューヌ。まだ十次元との連絡はつかないが、ネプテューヌが暇潰しにと、トライユをとあるリゾート地へと誘った。

 

「うん! R18アイランドっていって、入島審査は厳しいけどすっごく楽しいんだー。海あり、サービスあり、だよ!」

「いや、どう考えても不健全な匂いしかしないんですが……」

 

 誘われたのはドレスコードが水着、もしくはオールヌードという極端なリゾート地『R18アイランド』。普通のリゾート地ならともかく、何故そんな際どいところに行かねばならぬのか?

 トライユは困惑するばかりだったが、イストワールの言葉で理解する。

 

「プルルートさんに預けた拳銃は受け取りましたよね? その拳銃があった島が、そのR18アイランドなんです」

「そういえば、『前に行った島』って言ってたような……」

「プルルートさんがそう仰有ったのなら、そこです。そして現在、そのR18アイランドに妙な箱が置いてあるそうなんです。一部屋分を囲ったような、奇妙な大きい箱が」

 

 イストワールの言葉を要約すれば、『事件っぽいから念のために見てきてください』といったところか。

 ネプテューヌ、ネプギア、プルルートは既に準備万端。あいにく刺激の強い島故、ピーシェはお留守番である。

 もちろんタダで留守番を引き受けた訳はなく、『ねぷのプリン』と、更に加えて『一日中遊ぶ』という交換条件のもと成り立った。

 

 

 集合したのはプラネテューヌ組、ノワール、ベール、そしてトライユは初対面となるルウィーの守護女神、ブランだ。

 ネプテューヌより更に小さいブラン。何が小さいって、背丈にバストである。ただ、トライユがブランへ――

 

「えっと、女神様……ですよね?」

 

 ――だなんて胸元を主に見ながら問おうものなら、『どこ見てモノ訊いてんだてめぇ』なんてドスの利いた返答が返ってきたので、勝手に察する事にした。

 それからブランはこほん、と咳払いして改めて自己紹介を始める。

 

「ルウィーの守護女神、ブランよ。正直あの島には行く気なんてなかったんだけど、話の概要を聞く限りだとこっちの国にも関係がありそうだから……」

「と、言うと?」

「似たような箱の報告が、こっちの国でもあるの。単なる箱ならいいんだけど、『ヘリコプターみたいに飛んだ』――なんてトンチンカンな報告まで幾つも挙がって、私も国の代表として調べざるを得なくなったのよ」

 

 うってかわって落ち着き払ったように語るブラン。要するに、彼女も事件調査のためにやむ無く――ということらしい。

 しかし、ネプテューヌは違っていた。

 

「えー!? 折角の海だよ? リゾートだよ? 遊ばないなんて損だよ! わたしを海につれてって!」

「その海にはこれから行くんでしょ。どうせアナタは遊ぶんだから、自由にしなさいよ」

「おー、ノワールは言うことがキツいー……。さては遊ぶ相手がいないなー!?」

「ハァ!? 誰がぼっちよ!」

 

 誰もぼっちとは言っていないのだが、ネプテューヌの“口撃”の前ではノワールにとって似たようなものか。

 しかし、確かに遊ぶわけではないのだからノワールの意識は高い。ネプテューヌはやはり、いつも通りらしい。

 話はそこそこに、R18アイランドは陸路で行くには少し遠い。よって、プルルート以外は女神化によって移動する。プルルートは吊り下げ貨物扱いである。仮に変身させようものなら、事態は拗れに拗れ、アイランド偵察どころでは済まなくなってしまう。

 

「暴れるなよ、プルルート……」

「変身したいよ~――」

「ダメだ。許可できん」

 

 引き上げはトライユこと、エルスタトリガーの役目だった。

 吊り上げられながらぐちぐちと文句を滝のように垂れ流すプルルートを、エルスタトリガーは適当な受け答えで受け流していた。

 

 

 それから暫く飛行し、R18アイランドへ到着。ネプテューヌ達のそのままでは通過が難しいためノワール、ネプテューヌ、ネプギアは全員女神化した上で水着。勿論トライユもミリタリーチックな水着で、エルスタトリガーとしてゲート前に集まった。

 ベールが女神化している意味は良く分からないが、何か彼女なりに思うところがあるのだろう。さて、問題はやはり変身させられないプルルートと小柄なブラン。

 

「チクショー……またこんなザマ晒すとは思わなかったぜ」

 

 毒づくブラン=ホワイトハート。ブラン時と違って容赦無く毒を吐くスタイルは変わったが、根本的な体格は然して変わらない。

 実際、エルスタトリガーへベール=グリーンハートが語るに、やはりブランはゲートを通過できずに破壊して押し通る――という手段を取ったらしい。

 

「ま、これも宿命ですわね。――入島チェックをお願い致しますわ!」

 

 高らかに宣言する一番、グリーンハート。

 現れるポップアップにすぐさま『はい』と答え、審査はパスだ。もっとも、ベールのままでも問題はなかったと思うのだが……。

 ブラックハート、更に続いてパープルハートとパープルシスターも無事通過。やはり残されるのはプルルート、ホワイトハートそしてアイランド初見のエルスタトリガーである。

 

「なに見てんだよ。先に行けよ」

「いや、勝手が判らなくてな……。先に行ってくれ」

「ねぇ~あたしぃ、変身していい~?」

『ダメだ!』

「ぷる~ん……」

 

 確かにプルルートがアイリスハートとなれば、少なくとも通過は出来る。しかし、その後の被害を鑑みるとやはり変身させるわけにはいかない。

 

「しょうがねえ、また余計な事言いやがったら叩き潰すだけだ」

 

 入島審査に挑むホワイトハート、そしてプルルート。

 まあ当然というか、残念ながら当然なのだが審査は通過できない。ホワイトハートの怒りもマックスなハートだ。

 

「なるほど、押し通ればいいんだったな。下がれ、二人とも」

 

 並ぶ二人の間からぬっと現れたのは、大型自動拳銃所謂『デザートイーグル』。二人が身を引いたのを確認し、一射、二射。雷の轟音めいた銃声と共に、巨大なスライドは激しく前後する。

 銃弾はモニターを粉々に破壊。それからノールックで警報器に一発ぶちこむと、くるりとデザートイーグルを一回転させて太股のホルスターに押し込んで消した。

 

「これでスッキリしたろ」

「くっ、耳鳴りが……」

「うえ~耳がキンキンするぅ~」

 

 あまりスッキリはしていないようだが、これで全員無事通過だ。苦い顔をするグリーンハートにも、エルスタトリガーは知らぬ顔。

 こうして、R18アイランド潜入視察がスタートした。





 入島審査に挑むホワイトハート、そしてプルルート。
 まあ当然というか、残念ながら当然なのだが審査は通過できない。ホワイトハートの怒りもマックスなハートだ。

「なるほど、押し通ればいいんだったな。下がれ、二人とも」

 並ぶ二人の間からぬっと現れたのは、大型自動拳銃所謂『デザートイーグル』。二人が身を引いたのを確認し、一射、二射。雷の轟音めいた銃声と共に、巨大なスライドは激しく前後する。
 銃弾はモニターを粉々に破壊。それからノールックで警報器に一発ぶちこむと、くるりとデザートイーグルを一回転させようとしたのはいいが、軸にしていた人差し指から抜け落ちてエルスタトリガーの右足を直撃する。

「おうっ!?」
「ド、ドンマイ」
「いたそ~……」
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