エジプトのどっか
薄暗い部屋の中で金髪の男と老婆が話している。
「エンヤ婆……私は一つ思うのだよ……」
「何でございましょうDIO様……」
「百年前に私は吸血鬼になり、不死身になった……そしてスタンドも発現し、まさに無敵と言えよう……」
「その通りですじゃあ、DIO様にかなう敵などおりませぬじゃあ……」
「だが、エンヤ婆よ……私は思うのだよ……無敵の私でさえどうしても気になることが……」
「それは、何ですか?DIO様がそこまで気になる物とは……」
「私は、仕事をしてない……」
「は?」
「私は、吸血鬼だから昼間に外へ出れない為仕事をしてない……」
「そこで、私は仕事をしようと思うが種類が多くて困っている……エンヤ婆……お前の意見を聞こう……」
DIOは手に持っていた”就職活動のカタログ”をエンヤ婆に見せた。
(え、ええええ……DIO様とあろうお方がその様な事で悩まされていたとわ……)
「どうした、エンヤ婆……さぁお前の意見を聞こう……」
困惑するエンヤ婆に対してDIOはカタログを押し付ける。
「(もう、こうなったらやけくそじゃあァァァァ!)そうですね……此方なんてどうでしょう……」
「ほぅ、この仕事か……よし、でわ行くとしよう……」
「DIO様何方へ……?」
「仕事の面接を受け来る」
そう言い残しDIOは困惑するエンヤ婆を残して部屋を出た……。
数週間後……日本のどっか
DIOは、板前の格好をしていた。
「貴様が、今日から働くディオ・ブランドーだな?私がこの店の店長をやっているディアボロだ」
「私は、昔イタリアでギャングをやっていたが経済的に厳しくなりこのジャポーネで板前が握る寿司屋”パッショーネ”を開いたのだ」
「そんなことはどうでも良い、早く案内しろ」
「あぁ、そうだな付いて来い」
DIOは、ディアボロの後に付いて行った。
「よーし、全員居るか?今日から新しくこの店で働くことになったディオ・ブランドーだ」
「DIOだ、よろしく頼むぞ」
「で、この店の定員は私を含めた3人だ。まず、左でウィンウィン言っている奴が捌くを担当するカーズだ」
「ウィンウィン、フン、餌風情が私に馴れ馴れしくするのでわない!」
「で、右で素数を数えている坊主が会計を担当するプッチだ」
「2.、3、5、7、……41、43、47……カブトムシ!」
「オイ、この店大丈夫か?左の奴はウィンウィンうるさいし、フンドシだし、右の奴は素数しか言わんぞ……」
「あぁ……一応な……カーズは毎回捌くたんびに台所も切ってしまうし、プッチに至っては素数しか数えないから毎回赤字になる……」
(本当に大丈夫か……この店は……)
「とりあえず、今日も張り切って行こう!」
ディアボロは、そう言ったがまぁ酷いものだ……。
「流法!輝彩滑刀!」
「.台所まで切るなァァァァ!」
「お会計、4万7000円です」
「ハァ!高すぎだろ!」
「申し訳ございません!直ちに!計算し直しますので!」
「いらねよ!二度と来るか!こんな店!」
離れた所で見ていたDIOは
(よく、この店潰れないな……)
とっ思っていた……。
数時間後……
「ハァハァ……すまないが私は奥で仕込みをするからDIO、接客をしといてくれ……」
そう言ってディアボロは奥に行った。
「接客をしろ言っても私は初めてだぞ?まぁ一応やるか」
そう言ってカウンターの前につくと、新たな客が入って来た。
「すいません、予約していた吉良吉影ですが」
「あ、どーぞ吉良様前の席へ」
プッチの案内で吉良がDIOの前のカウンター席に座った。
「そうだな、このオススメセットを頼めるかな?」
席に座った吉良がメニューを見ながらプッチに言った。
「かしこまりました、オススメセット一つ」
「なら、そのオススメセットとやらこのDIOが握ってやろう!」
「”世界(ザ・ワールド)”!時よ止まれ!」
DIOは、自身のスタンドを出し時を止めている間に寿司を握った。
「そして、時は動き出す……」
吉良の目の前に握った寿司を出した。
「何だ……コレは……」
「このDIOが握ってやったオススメセットだ、さぁ食せ」
「だから、この目の前の物は寿司か!と聞いている!」
吉良が言うのも無理もない……DIOが出したのは何処で捕まえたのか知らんが、 ”野良猫の頭が乗った握り”に、”野良猫の足が入ったお茶”に”野良猫の体で出来た刺身”が出て来たのだ……。
「さぁ、このDIOがわざわざ握ってやったのだ食え!」
「コレは!寿司なのか!コレを食えと言うのか⁉︎」
其処へカーズが入って来て
「食えれば、良かろうなのだァァァァ!」
ブチ
「この吉良吉影……常日頃から植物の様な心で静かに暮らしたいのだが……限界だ!キラークイーン!」
突然立ち上がり、自身のスタンド”キラークイーン”を出した!
「シアーハートアタック!」
キラークイーンを左手から”シアーハートアタック”をDIO目掛けて投げたがヒョイっとDIOはかわし、カーズが飛んで来たシアーハートアタックを腕で弾いた。
「何だ、騒がしいぞ!貴様ら!一体何が……
『コッチヲ見ロー!』
「え……?」
奥から出て来たディアボロに見事命中し、爆発した……。
”今日のボス……キラークイーンのシアーハートアタックで爆死……”
「帰らして貰う!二度と来るか!」
そう言って吉良は出て行った。
数分後……
「全く、何なんだあの客は!このDIOがわざわざ握ってやった寿司を食わずに出て行きやがった!」
帰った吉良に対してDIOは愚痴を言っていた。
すると、再び新たな客が入って来た。
「なっ!貴様は⁉︎」
入って来た客にDIOは驚いた。
「ジョナサン・ジョースター!ジョジョ!」
「そう言うお前は!ディオ・ブランドー!何故此処に居る!」
「此処で働いているからだ!ジョジョォ!貴様こそ!何故此処に居る!」
「僕は、食事を取りに来ただけだ!」
ゴ
ゴ
ゴ
ゴ
ゴ
ゴ
ォォォォォォォ……
2人の間で睨み合いが続いた……。
「いらっしゃいませ、お好きなお席にどうぞ」
プッチの言葉でジョナサンはとりあえず、席に座った。
「お決まりになったらお呼び下さい」
「じゃあ、コレを頼むよ」
「かしこまりました」
席に座ったジョナサンとDIOの睨み合いわまだ続いていた……。
「いいだろ!ジョジョ!今だけ貴様を客として見てやろう!」
「僕だってこんな店早く出たいさ!」
ゴ
ゴ
ゴ
ゴ
ゴ
ゴ
ォォォォォォォ……
「お待たせしました、竹のセットです」
プッチが、ジョナサンの前に寿司を運んで来た。
「いただきます」
ジョナサンが箸を割り寿司を口に運ぼうとした瞬間
「今だ!”気化冷凍法”!」
一瞬にして、ジョナサンの寿司を凍らせたのだ……。
「ディオォォ!貴様ァァァァ!」
「ほぅ!向かって来るのか!このDIOに!たかが寿司が食えれんだだけで向かって来るのか!」
「僕は、君を!殺すまで殴るのを止めない!」
「WRYYYYYYYYYYYYYィィィィ!掛かって来い!ジョジョォ!」
「”山吹き色の波紋疾走'”ゥゥゥ!」
「無駄無駄無駄無駄ァァァァ!」
「うぅぅ〜……私は何を……」
気がついたディアボロがカウンターを見るとジョナサンとDIOが猛烈にラッシュをしているではないか。
「なッ⁉︎俺の店で暴れるなァァァァ!」
「うる山吹き色の波紋疾走ゥゥゥ!」
「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYィィィィ!」
止めに入ったディアボロに2人のパンチが見事顔面入った。
「グボッ!」
そして、再び倒れた……。
”今日のボス……止めに入ったら波紋疾走と無駄無駄ラッシュの巻き添えをくらい死亡……”
「帰る!」
ジョナサンはそう言て出口に向かった。
「お会計、1700円です、丁度ですね、ありがとうございました」
会計を済ませジョナサンは出て行った。
「全く!何て店だ!」
だが、間髪入れず新たな客が来た。
ただし、入り口からではなく
「どジャアァぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン」
と、目の前に現れた……。
「私は、アメリカ合衆国大統領……ファニー・ヴァレンタインだ!此処の亭主を呼べ」
「はい、只今」
そう言って倒れてたディアボロをプッチがカーズと持ち上げ叩き起こした。
「で……その……大統領は……何のようでしょうか……」
「私は、一度ジャパンのスーシーを食べてみたかったのだ……今この場で釣れたてのカジキマグロを使い私に”カルフォルニア・ロール”を食べさせろ!」
(無茶苦茶だァァァァ!だが、相手は大統領だし……どうすれば……)
ディアボロが頭に手を抱えていると、
「いいだろ!閉店時間まで後を数分だ……このDIOが!今から静止時間”9秒以内”にカジキマグロを釣って来てやろう!」
「本当に出来るのか……?」
「このDIOに不可能はない!最終ラウンドよ!」
そう言ってDIOは、店の外に出た。
「世界(ザ・ワールド)!時よ止まれェェェェ!」
時間を止めてどっかに飛んで行った……。
そして、時間が動き出すと同時にDIOが天井を突き破って来た。
「カジキマグロだァァァァ!」
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァァ!」
天井をカジキマグロでぶち破ると同時にカジキマグロに無駄無駄ラッシュをする……。
店の中では、カジキマグロの破片が飛び散り、折れたカジキマグロの鼻が大統領の眉間に刺さり、無駄無駄ラッシュの衝撃で店が崩れて行った……。
やがて、カジキマグロと店が完全に崩壊し、大統領はいつの間にか姿を消し、DIOは自分の時計を見て唖然としているディアボロに近づいた。
「営業時間終了だ……さ、今日の分の給料を寄越せ」
ディアボロは、月の明かりが差す店だった物と、DIO、カーズ、プッチを見て言った ……。
「俺の店に近寄るなァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!」
第3部完ッ!じゃあなくて”完ッ!”