黒雪のコモリオム  --What a beautiful Fakes --   作:ジンネマン

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遅くなりすいません。
またもや月一投稿を破ってしまった………………もう無理なのかな………………
まあ、時間がかかった理由を言い訳するなら、プラモ!仕事!
最後に、日記をつけはじめたのです。

その名も『アンナの日記』………………まあ、日付をつけ初めて時系列とか色々や整理しつつ、その日のアンナの心情を軽く書いた者なんですがね。本当にこの作品書いていくために始めたんですが、これがなかなか大変です。
あと、今回は久しぶりにアンナたちを書きました。半ば無理矢理に、ですのでバランスが悪かもしれませんがすいません。


3-4

 三月二日

 日本軍 旅順要塞攻略部隊を一望できる丘にて

 

「新八、この戦勝てるのか?」

 

 十四尺(約4.2㍍)の雷電を纏った異様なる巨槍を担いだ男が静かに一人ごちる。

 後ろで一つに纏めた長い白髪と無造作に伸びた髭、顔は僅に皺があるものの精悍で歳を感じさせない生命力に満ちており、そしてこの寒空の中半裸で、実際の年齢からは想像できないほどに筋骨隆々な老人、サノと呼ばれる老兵が佇んでいる。

 普段のおちゃらけている彼からは想像できない剛毅木訥な言葉、今正に眼下で広がる死線を睨み発せられたその言葉にはいくつかの苛立ちと懸念が含まれていた。

 

「さて、乃木さんは負ける戦を好んでするような凡愚ではありませんが、一言(ひとこと)言えるのは、誰だって勝つ気がないなら始めらか戦争からしませんよ」

 

 サノの言葉に対応した老人、筋骨隆々のサノとは正反対の男。日本人の平均より低い背と贅肉の類は無いモノの目に見えて筋肉があると言えば最低限あるとしか言えない体格。

 一言で言えば子供と形容しても差し支えない体格。

 だが、その小さな体からはサノと引けを取らない覇気と風格がある。サノとは違った視点で戦場を睥睨するものの、その姿は歴戦の武士(もののふ)のそれであり、両者共通した点でもある。

 

「だがな新八、この戦には時間(・・)がないんだろ?」

 

「………ええ。確かにこの戦には時間がありません。

 かつての内戦で二つに分断された我が国は常に反目しあっている。その中でロシア帝国という共通の敵を撃退する大義名分のもとに一つの軍として機能はしてます。ですが、軍としての体裁もそう長くは続きません。

 国内には未だにこの遠征に反対する者たちも多く、暇さ………こほん。隙さえあれば相手の寝首、挙げ足。護国のために一致団結せねばならないこの時に足を引っ張る事しか頭にない愚鈍どものせいでね。

 お陰で両上層部は自国内に目を光らせているので精一杯、その分現場指揮に全権委任という博打的な状況となっていますがそれを任せられるだけの人間がいたことは雀の涙程の感謝でしょうね」

 

 数十年前、この国はかつてそのすべてを二分する内戦があった。

 異境カダスから欧州大英帝国、そして極東日本に伝わった蒸気機関は世界を変えた。文字通りの変化。

 文明文化に止まらず政治経済何よりも思想、国はもとより人としての在り方を変えた。必然偶然を問わず極東を混沌へと変えたのだ。

 

 結果は見るも惨憺たるもの。いや、『最悪の結果だけは避けられた』と余人は言うが混沌の最中の者たちから言えばそうではない。

 みな最良の結果を求めて戦ったのに、最悪を回避するしかできなかったのだから。

 無論最悪とは国の(てい)を無くし、周辺諸国のように植民隷属なることを指すが、それでも国は分断された。

 

 最悪の回避、それくらいしか亡くなっていった同胞を慰めることしかできずに忸怩たる思いが彼岸此岸の者たちを苛む。

 故にこそ、遺された者を、遺されたも物を、遺された想い(モノ)を――

 

「全く、世の中阿保どもばかりで嫌になるな。

 いつの時代も影でこそこそと鬱っとしい連中ばかりで張り合いのない。遺恨も禍根もかなぐり捨て、世界に目を向けて、立ち向かわねばならない時もわからんとは憐れでもあるがな。

 まあ、俺様を召集した点は賢明だ。そう。俺様が参戦したからにはこの戦は勝ったも同然だかな!」

 

 サノが『ガハハハハ』と笑っている横で新八は神妙な顔をした。これが絵巻なら頭に疑問符が出そうなほど首をかしげた。

 

「………そう言えばサノさんはなんでこの戦に出たんですか?」

 

 その言葉にサノは固まった。先程までの笑いが嘘のように巌のごとく固まっていた。心無し剥き出しの背中や額に冷や汗が浮かんでいるが、それには突っ込まず新八は続ける。

 

「たしか以前『日本は飽きたし狭いから大陸に行くぜ!』とか言って妻子を連れて移住、自由で悠々自適な生活を満喫しているとか貴方にしては珍しい近況報告の手紙に書いてあったはずですが………無論サノさんが戦馬鹿なのは知ってますが、それならそれでこちらと合流せずに個人で暴れまわる方が無鉄砲なあなたらしい。

 なのにここに居るということは――」

 

「な、なんだよ。俺様だってかつては十番隊隊長として少なくない部下を預かった身、ならセンリャクテキ判断? をしてもおかしくないだろ!」

 

 言動が怪しくなりつつあるサノを無視して新八は思考に耽る。耽て答えが出たのか、何気ないように会話のように問う。

 

(はじめ)さんですか?」

 

「!!」

 

 今度こそ、完全に固まった。先程までは四肢が震えていたのが嘘のように、完全に固まった。されども未だに冷や汗は止まらず、滂沱(ぼうだ)のごとく滴り落ちていく。

 幾分、一分に満たない程度の時間の硬直を経て、視線をあちこちにふらつかせて、無機物じみていたサノからやっと出た言葉が、

 

「ナ、ナンノコトダ?」

 

「………………………………はぁ。

 大方戦が始まる前に一さんがあなたの元を訪れてここに来るように言われたんでしょうね」

 

「そう! その通りだ! 斎藤の奴がどうしてもって土下座までするもんだから仕方なくだな。ほら、俺って頼まれたら断れないたちだからな。うん。うん」

 

 サノのあからさまに誤魔化すための早口、だが新八はどこ吹く風、むしろ憐れみと呆れを混合したため息が吐かれた。

 

「……決闘なり模擬戦なりで『俺様に勝ったら言うこと聞いてやる』とか言って負けたからここに居るんでしょサノさん」

 

 静かにサノを見つめる新八、その目はおいた(・・・)をした子供を見る親のそれ(・・)であり、幾ばくかの沈黙を経てさも今思い出してたという風でサノは、       

 

そう言えば小僧は元気にしていたか!?

 

 小僧、その単語に複数の心当たりのどれを指しているか検討すること幾ばくかの間を置いて新八は検討をつける。

 

「――小僧? ああ、道男(みちお)のことですか。アレは元気ですよ。この戦場でも生き残るには十分な実力は持ってますよ。

 相手が悪くなければ(・・・・・・・・・)ですがね」

 

 サノのあからさまな話題逸らしに、再度のため息、(かぶり)こ振りと共に話を合わせることにした。

 

「ん? いやそっちの方は心配してねえよ。そうじゃなくって市村(・・)の方だ」

 

「小僧って、また鉄くん(・・・)が怒りますよ」

 

「って言ってもよ。あいつ俺が男扱いしても女扱いしても怒るし、どうすりゃいいんだよ。

 そのくせお前や山南が君づけで読んでも怒らねし」

 

「まったく。昔屯所であれだけ家族自慢ばかりしていたのに鉄くん一人のことはわからないんですね」

 

「うるせい。夫婦仲最悪だったお前に言われたくない」

 

 それっきり沈黙する二人。

 その話題逸らしに、今度はどんなくだらない話をと思っていた新八だったが存外に、軽い口調で話せる内容でなかったため、少々口喧嘩ぽくはなっているものの二人の市村鉄に対する思いは共通でもあり付随する思いも共通だ。

 

 共通する後悔。

 共通する悔恨。

 否応なしに共有する忸怩。

 

 あの時、あの場所、あの事、変えられぬ過去が今も彼らを追いかけ、見せつけられる。

 流す涙は荒れ果て、慟哭する声に意味はなく、復讐の刃を振るう相手もいない。

 

 何もかもが手遅れ。なにも取り返せない。なにも取り戻せない。

 あの残光を、あの残影を、あの暖かさを、あの冷たさを、彼女を見る度否応なしに強制的に浮上する。

 怒りで歯を噛み砕き、悔いで拳から血が滴り、懺悔したくともすることができない亡き戦友(とも)腐れ縁(とも)をまぶたの内側に投影する罰。

 

 だから偶然、否意図して孫の道男を連れてきた。どれだけ歳をとっても、どれだけ時間が経とうとも彼女を見るのはあまりにも忍びない。それは自分にではなく亡き戦友たち、局長(近藤)や沖田くん山南(サンナン)。仲間たち顔向けできない。違う、あんな彼女から逃げるために道男を連れてきた。

 だから、そんな自分が恥ずかしく今でさえも彼らの墓前に立ったことはない。立てるはずがない。

 

「新八。俺らは、どこて間違ったんだ?」

 

「どこ? ですって? そんなもの私にわかるはずないじゃないですか。伊東甲子太郎(かしたろう)かもしれませんし、もしかしたら芹澤 鴨(せりざわ かも)の時かもしれません。

 少なくとも、山南の時が決定打だったのは確実だったとは思います。

 あの時」

 

 ――そう。あの時、明確に、確実に、彼女は壊れはじめた。

 

 初めて会った頃から少し情緒が不安定になところはあったが、それ以降から顕著に記憶が前後して、人を間違えた。あの時分に珍しかく眼鏡をかけた人を見ては『山南さん』と呼んで、亡き彼らの面影を他人に見つけては誰彼構わず呼び止める。

 それは今直も続き、私と孫の区別さえつかずに呼び慕う。最も残酷なのは彼女が精神だけでなく肉体さえ――

 

「………全く、土方。あなたは」

 

 突如、新八の言葉を押し潰す轟音が駆け抜ける。

 駆け抜け、その直後に二人は爆心地へと駆け出していた。さきに零れそうになった言葉と想いを隠すために、慚愧の念を降り積もる黒雪で覆うように。

 

「今日も出ましたね。やれやれ、少しは年寄りを休ませてほしいものです」

 

「ああん。てめえに勝てる奴は日本に十人もいねえだろう怪物が年寄りとはどんな冗談だ」

 

「それは全盛期の話ですよ。いまなら確実に十人以上はいますよ。

 少なくとも、彼ら二人なら私たちを殺しうる強敵なのですからね」

 

「ガハハハハ! そりゃあちげえねえ! さて、そろそろかたつけないとな!」

 

 未だに荒れ狂う豪嵐の中心にもう一つの颶風が衝突し敵味方を巻き込んで飲み込む天変地異と化し、戦場を縦横無尽に蹂躙する。

 

 

 

 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 

 

 

 3月15日

 モスクワから北に数十キロ離れた 第○○回全ロシア機関帝国学術会臨時関係者寄宿舎棟。第1研究棟 (アー)区画。帝国サンクトペテルブルク碩学アカデミー 飛空艇研究会 控え室ならびに工房室。

 私たちは今、この場所にいる理由。去る2月23日、あの日起きた事件の直後から帝国全土で同時多発する暴動と軍の一部が呼応する形で叛乱、最後に周囲三国との戦争。

 これらの結果(もたら)されたものが暴乱等と生ぬための外出禁止令。

 

 モスクワの市街を北に少し離れた場所にある学会の屋外試験場近くの関係者が利用する宿泊並びに実験や整備をするための寄宿舎と工房が立ち並ぶ場所。

 だから、この周辺はここにいたるまでの大きめの街道と鉄道があるのみでなんら面白いものはない。もちろん各方面の人々か学会で発表する予定ないし披露するための機材など、そういったものは私でさえ興味をそそられるが今無断で撮ろうものなら非常に不味いことになるので自重している。

 

 でも、ここから東に行くとあるヴォロコラアムスコエ街道にの近くにはイストラという町があり、実はその町にはユニークな形の修道院がある。その名もノーヴィ・エルサレム復活修道院。《新しいエルサ レム》という意味を持つ修道院だ。

 この修道院は、かつてのトルコ帝国に征服されたビザンチン帝国の復興を担うべく、『第三ローマ帝国』をモスクワに興すという宗教的目的から、ロシア正教会最高位の総主教ニコンによって1656年に建設が始められた。パレスチナにあるオリジナルのレプリカを目指し、教会建造物のみならず周囲の地形もパレスチナをそっくり再現しているところがすごく、私は写真機片手に走り出したい衝動に駆られた。

 

 しかし、それは無理だった。

 

 いまこの帝国は三つの国との戦争と国内の叛乱や暴動に陸軍や警察が神経質になってる。そんなシューホフ先輩曰く火が十分って破裂寸前のポップコーンだと。軽率な行動は即逮捕か陸軍による拘束が待っている。

 例えそれが屋内であろうとも近隣住民や同居人が通報すれば即座に警察や軍が駆け付ける。隣人や友人、家族でさえも関係なく――

 

 私は街全体、いや帝国全体が張り詰めているのを感じている。だからだろうか、コンスタンチン先輩が此処に移動しようと言ったのは。

 ラジオを聞いたあと暴動が広まりつつあるも、それは波紋のように徐々に拡がるなら今のうちに逃げた方が得策でむしろ此処モスクワに留まった方が危険、寄宿舎には缶詰になる学生や講師碩学のために食料と水が多く備蓄され騒音、たまに危険な実験もすることがあるため建物が全体的に強固に造られていて安全だと判断したからだ。

 そのあと私たちは急いで身支度をしてモスクワを離れた直後、帝都の暴動事件の数時間後には国外に外遊されている現皇帝陛下(ツァーリ)ニコライ二世に代わり先代皇帝であるアレクサンドル三世が帝国各地に対して戒厳令と外出禁止令が敷かれた。

 

 もしも、戒厳令や外出禁止令の後に私たちも警察や陸軍拘束されていたかと思うとゾッとしない。それから半月以上が経つ。その間に数多の革命組織が鎮圧殲滅の報道が多く齎されて同じ寄宿舎にいる人たちは少し安堵をしていたが私はそうではない。

 報道のなかには《赫い者》達の情報がほとんどされていなかったからだ。そのことにユーリーさんに意見を聞こうとしたらその本人も此処にはいなかった。

 

 そんな状況に心細くなるも、それをみんなに知られていないから必死に平静を、日常を、ただ今を怖がるだけの少女を演じる。

 《赫い者》も呪いも全部全部みんなが知らなくっていいことだから、私が全部隠し通せばいいだけなのだから。

 でも、そんな私の強がりがわかったのか察したのか不明だけどタマーラが数日前に突然『アンナ。柔軟だけじゃなくってバーもやるわよ! だからあんた達バーを設置しなさい!』と言い出した。

 私たちは普段から熱心にバレエの練習はしている。アカデミーが休みの日だってタマーラの部屋でバーレッスンは欠かさなかったのだが、ここモスクワに来てからは出来ていない。

 

 最終手段としてモスクワにあるバレエ教室や碩学院などの施設で借りるなんてのも意見としてあったが、私たちが来る頃から物騒だったモスクワでそんなことを言えるはずもなく不本意ながら柔軟だけですませていた。

 だか、そんな我慢も限界に達したタマーラが先のことを言い出したのだ。

 当然先輩達は面食らって動作が数秒停止していた。停止していた先輩達を正常に戻したのは私の写真機だ。たまたま工房の一角で整備して手元にあった写真機で普段は絶対に見えない先輩達の顔を写せてちょっと満足している。

 

 正常に戻ったウラジミール先輩はタマーラの言葉に難色を示したものの、コンスタンチン先輩とシューホフ先輩はやることも無いかいいと言って私を置き去りにして小さな論争が起きた。

 結果は設備を弄くるのは駄目だから、使わなかったり余ったりした資材で障害物競争のハードルのような物を造ってもらった。さすがに鏡まではどうにもならなかったのでお互いに姿勢を確認し合った。

 

 そんな日々が数日続いて今、あれからも革命組織や戦争と内乱のニュースはひっきりなし報道される。

 そして、戦艦ポチョムキンの内乱と北欧諸国との戦争終結が報道された頃には少し、ほんの少しの楽観が生まれていた。

 このまま《赫い者》たちや戦争が無くなって、暖かく眩しい、うつくしくもきれいな演目が再演されると、思っていた。思えていた。

 

 でも、現実はそう優しくなかった。

 

 東方と西方の戦争が激化の一途を辿っているのを知らなかった。

 この戦争がすべて仕組まれていたことを知らなかった。

 先代皇帝陛下のアレキサンドル三世の願いを知らなかった。

 全てが赫く染められているのを知らなかった。

 

 全てが全て、誰の思惑で、誰の思想で、誰の画策で、

現在と未来を誰が手にしているのか知らずわからなかった。

 

だから、この一連の騒動が終わったときに、誰が残っていて、その誰かが起こす悲劇を私は知る由もなかった。




初めまして、お久しぶり狼さん。
すまないね狼さん。クリスマスに間に合うようにとは言ったのに――――
ああ、そんなに残念(安堵)な顔をしないでほしい。そんなに殺さんばかりの(期待を裏切られて残念そうな)目で見ないでほしい。楽しみにしていただろうにね。

………………ふふ、ははははは。
滑稽かな。滑稽かな。
見たくないものを、直視したくないものを、まざまざと晒されて、腹いせに攻撃的な態度をとる。
『河原に送る』?アーーはははははははは!河原が似合うのは君たちの方だろ負け犬(サムライ)。そうそう。そう言えば君の上司も河原で死んだのだってね。

その時は多くの人だかりが出来たそうだね?それはお祭り騒ぎだっただとか、ああ、カトーキンがうらやましいよ。その前後には極東にいたんだろ。
ならばその時の河原も、君たちの同胞も!君自身もみているかもしれない!!

その時、君たちはどんな顔をしていか。
その時、君たちはどんな声で哭いていたか。
どれ程の怨嗟を撒き散らしたか。

興味に尽きないよ。狼さん。

ああ、だから、次には期待してくれ。
いずれは君の期待に応えることを誓おう。
だからね、彼女(・・)を頼むよ狼さん。

いくら負け犬でも少女一人くらいは守ってくれよ。
期待しないで待っているからね。

ては、良き青空を――

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