寿命ネタです!
不快になりそうな人は見ないのが一番です
「さとり」
目の前で横たわる、綺麗なアメシストの様な髪を持つ最愛の人
「具合はどう?苦しくない?」
彼女はもう以前のように好きな事が出来ない
手足はもう自由に動かない
もう長くはない
竹林の医者はそう言っていた
「レミ…リアさ…」
「あっ、さとり無理しないで」
無理に起き上がろうとしたからもう体のあちこちが痛いのだろう
「フゥ…もう、長くないみたいですね…私」
「やめて!そんなこと言わないで!」
さとり本人にそんなことを言われてしまうともう何も耐えられなくなってしまう
お願い神様、どうか、さとりを連れて行かないで
「レミリアさん…覚えていますか?私達が…出会った時のこと…」
急にそんなことを言い出したさとりに少々驚きながら
「ええ、覚えてるわよ、確か私達の妹達がきっかけだったわね」
「あのときは、こいし…それに私もありがとうございました」
「いいえ、礼を言うのはこっちよ」
さとりが昔の話をしだした時黙って聞いていたが
今まで一緒に歩いてきた思い出が蘇り涙が溢れてしまいそうだった
「私…レミリアさん…いや、レミィに出会えて…本当に良かったです」
「さとり!」
たまらずレミリアはさとりを抱きしめた
「出会って…くれてありが…と…う」
さとりの呼吸が乱れ始めた
「私も、貴女がいてくれなかったら、咲夜が死んだ時、後を追ってたかもしれないわね、さとり…ありがとう」
堪えきれずに涙が落ちていく
「そろそろ…みたいです、レミィ…」
「さとり、ありがとう、大好きよ、誰よりも1番、」
「私も…レミィ、貴女が大好きです」
「さとり」
「レミィ」
「「愛してる」」
さとりは目を閉じた
彼女の心臓はもう動く事は無い
「さと…り…?」
「さとりっ!さとりっ!」
「置いて行かないで!貴女を失ってしまったら私はどうすれば良いの!?」
「さとり!目を開けて!お願いだから…!」
「嫌よ、さとり…起きなさい、さとりっ!さとりいいいいい!!!」
レミリアはその場に泣き崩れてしまった
さとりは最愛の人の腕の中で、その幸せな生涯を終わらせた
「嘘よ…こんなの嘘…さとり、さとり…」
最愛の人を失ったレミリアはもう自分が生きる事すら嫌悪感が湧いてしまった
「さとり…会いたい…」
来る日も来る日もレミリアはさとりの事を忘れられず泣いて過ごしていた
とある日
「お姉様」
「あら、フランどうしたの?」
泣いてる顔を見られたくなくて慌てて目もとを擦った
「いつまでも泣いて、ウジウジして、それでさとりさんが喜ぶと思ってるの?」
ドキッとした
「お姉様はもっといつも堂々としてて、凛として、紅魔館の主として、君臨してきてた」
「なのに、今のお姉様は、情けないよ!さとりさんだってそんなお姉様なんか見たくない!きっと愛想尽かしちゃうよ!」
「フラン…」
「お姉様の最愛の人でしょ?最愛の人の望まない事して何が最愛の人よ!そんなの本当の最愛の人じゃないじゃない!」
「フラン!」
「納得出来ないならいーよ!いつまでもウジウジしてればいいんだ!そんなお姉様は誰だって嫌いだよ!美鈴も!パチュリーも!それに…」
「フラン!もうやめて!わかったわ!わかったから!」
「咲夜だって…!そんな情けないお姉様に忠誠を誓ってきた従者じゃないよ!」
「お姉様…目を覚まして…」
そう言うとフランは部屋から出ていった
「だって、だってぇぇえ」
「私、どうすれば良いの、咲夜ぁ教えてよぉ、さとり、さとりぃ」
もうどうしようもなくなってしまいレミリアは泣き叫んだ
「レミィ」
「…!!!」
今、確かにさとりの声が聞こえた
「レミィ」
「さと…り…?」
目の前にさとりがいる
「さとり?さとり!」
レミリアは嬉しさのあまりさとりを抱きしめようとしたが
「レミィ、きっと生身の貴女じゃ私の体をすり抜けてしまうわ」
さとりは苦笑してレミリアをたしなめた
「どうしてさとりがここに…?」
「小町さんと映姫さんに許可を得て1日だけ幻想郷に来られるようにしてもらったんです」
「さとり、」
「レミィ、貴女はそんなに弱い人間じゃない」
「貴女はまだ紅魔館の主として紅魔館を束ねる役目があるんです」
「そんな貴女がいつまでも暗かったら皆さん心配しますよ」
「私は、私の魂は白玉楼を彷徨っています」
「レミィが主としての役目を終えた時まで、白玉楼でずっと待っていますから」
「それまで…紅魔館を、そして」
「自分自身を大切にして生きて下さい」
その言葉はレミリアの心に響いた
「そろそろ戻らないとダメです、最後に…」
「レミィ、愛してる」
こうしてさとりは白玉楼に向かっていった
レミリアはさとりの言葉で目を覚ました
「さとり、ありがとうね、愛してるわ」
空に浮かぶ美しい月に向かってレミリアは呟いた
―また、いつか貴女に会いにいくわ
待っててね、さとり
文章力ねえええええ!!!
こんな駄文を読んで頂き誠にありがとうごさいます
ふとレミさと発作が起きてしまい書いてしまった作品です