Unite~ボッチと絆の物語~   作:あっき1995

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やっと本編開始です。

始まる前に一言、やる気って大事


第1話 星空の声
chapter.1 ゴモラからの警告


とある山中、ここではXioのラボチームがこれから実験を行おうとしていた。

実験の準備に取り掛かる人たちの中でも飛びぬけて若い少年がいた。

 

「ここはこれで準備完了っと」

 

彼の名は比企谷八幡。本来ならラボチームではない彼はここにいるはずはないのだが、兄貴分である大空大地に見せたいものがあるといわれて連れてこられたのである。

準備を終えて一息ついている八幡のもとに人が近づいてくる気配があった。八幡がそちらを向くとラボチームのルイとマモルがいた。

 

「ハチ君お疲れ~」

「もう準備は完了したからテントに戻るっすよ」

「うっす」

 

呼びに来たルイとマモルに返事をして共にテントに戻る。戻っている途中八幡が今回の実験に関して2人に質問する。

 

「そういえば今回の実験って何をするんですか?」

 

八幡の質問に2人は驚いた表情をする。

 

「大地から何も聞いてないんすか!?」

「えっ?はい」

 

マモルが聞くと八幡はポカンとしながら返事をする。

マモルが今回の実験について八幡に説明をする。

 

「今日やるのはサイバーゴモラの起動実験っす。そういえば八幡は起動実験に参加するのは初めてっすね」

 

「まぁ、部署も違いますし今まで忙しかったですからね」

 

八幡は明後日の方向に視線を向けながら忙しかった日々を思い返す。その表情は顔は笑っているが目が笑っていなかった。

だがそんな八幡を気にせずマモルは今回の実験について熱弁する。

 

「今回は前回までの問題点を改善したうえでさらなる改良が施されてるので成功するはずなんす!だから今回は大地も八幡を連れてきたんすよ」

 

「そうなんですか。まぁがんばってください」

 

大地に連れてこられた理由を理解した八幡はついつい照れてしまう。

そうこうしているうちに三人はテントに到着した。テントの中では大地がヘッドフォンを耳に当てて座っていた。

 

「あー、ダイ君サボってるー!」

「おい!なに一人だけくつろいでるんだよ!」

 

先ほどまでの感動を吹き飛ばすような兄の行動に八幡は憤慨する。

 

「まぁまぁ、八幡落ち着いて。大地、こっちはスタンバイOK!」

 

マモルが八幡をなだめると大地はヘッドフォンを外して八幡の頭をなでて目を輝かせながら話しを始める。

 

「ここ、山の中だからよく聞こえるんだよね、星の声。地球には宇宙から大量の電子が降り注いでて、それを音に変換すれば…」

「宇宙誕生の謎が解き明かせる。でしょ?」

「それは耳にタコができるほど聞かされたぞ」

 

何回繰り返されたかわからない大地の説明にマモルと八幡が割って入る。

 

「ほんと飽きないよね。ママの電波受信器もうボロボロじゃん」

 

大地のヘッドフォンを手に持ったルイが半ば感心したように言う。

 

「さぁ、実験実験!!」

「はーい!」

 

マモルの掛け声にルイが元気よく返事をするとラボチームの面々は所定の位置に向かう。移動する途中大地は握っているゴモラのスパークドールズに語りかける。

 

「今日こそ頼むぞゴモラ」

―――――――――――

―――――――――

―――――――

 

それぞれが所定の位置につき実験が開始された。

大地は持っていたサイバーカードをデバイザーに読み込ませる。

 

―サイバーゴモラ ロードします―

 

デバイザーがカードを読み込むと周囲に設置された巨大な機材から粒子が照射され、みるみるうちに怪獣の姿が再現された。これがサイバー怪獣である。

 

サイバー怪獣とはスパークドールズをXioのラボチームが解析し、エレクトロ粒子で怪獣の姿に再現した新たな戦力のことだ。

 

「粒子定着率40%…50パーセント…」

 

テントではマモルが実験の測定値を記録している。

 

ギシャァ!

 

体がおおかた再現されたサイバーゴモラが鳴き声をあげる。

 

「いいぞ!いけゴモラ!」

「すげぇ…、ほんとにゴモラだ」

 

再現されていくサイバーゴモラを大地の隣から見上げる八幡の口からは感動があふれてくる。

 

「65%!!」

 

マモルが驚きと喜びの混じった声で数値を読み上げる。

だが次の瞬間サイバーゴモラの体が崩壊をはじめた。

 

「あっ、あぁ…」

 

急なことに大地がついていけないままサイバーゴモラの体はあっという間に消滅してしまった。

大地の期待もむなしく実験は失敗に終わった。

今回こそ上手くいくと思って八幡を連れてきた大地は実験の結果に落胆してしまう。

―――――――――――

――――――――

――――――

 

 

「あーあ、だめだったね」

 

テントに戻ってきた大地にルイが声をかける。

 

「粒子定着率67%…もう少し改良が必要だね」

 

今回の実験結果を見てマモルが苦い顔をする。

 

「ねぇ次はもっとかわいい子でためそうよ!」

 

そういってルイはタブレットを操作してサイバーエレキングのデータを表示する。

 

「この子なんかかわいい!絶対かわいいよ~!」

「推してきますね、エレキング」

 

八幡がルイのエレキングに対する熱意に若干引いていると大地はゴモラのスパークドールズを握り前に突き出す。

 

「ゴモラなら絶対成功する!」

 

そういって大地はテントの外へ出ていく。マモルたちもデータ整理のためにパソコンにむかう。やることがなくなった八幡は大地を追ってテントの外へ行く。テントの外では大地がゴモラに話しかけていた。

 

「だよな...」

 

そういって大地は遠くを見上げる。

 

「大地兄…」

 

物思いにふけっている大地に八幡は声をかけられないでいた。

物思いにふけっているとゴモラのスパークドールズが震えだし大地は現実に引き戻される。

 

「ゴモラどうした?何が言いたい?」

 

大地はデバイザーを取り出しガオディクションを使ってゴモラの感情を読み取ろうとする。

 

―ガオディクションを起動します ゴモラ解析中―

 

「大地兄、いったい…」

 

不安そうに八幡が大地に話しかけたところでデバイザーから音声が聞こえてきた。

 

―解析完了しました 脅威・不安・警戒―

 

「脅威? 警戒? なんなんだいったい?」

 

八幡がそうつぶやいていると大地はまだ音声がデバイザーから流れていることに気付いた。

ほとんどがノイズで聞き取るのが精一杯の音に耳を傾けると、ある単語が聞こえてきた。

 

「Pi..Pi…Pi……ユナイト…….」

 

「え?」

 

ノイズの中からわずかに聞こえてくる謎の声を大地だけは聞き取っていた。

 




やっと物語がスタートしたわけですが前書きにも書いた通りやる気って大事ですね。(笑)
やりたいことと内容は頭の中でできているんですが細かい描写や心情があまり得意じゃないんですよね。
これからも駄文や意味ワカラン内容で投稿するかもしれませんが広い心で見てください。

というわけで次回予告。
ゴモラの警告は怪獣の出現を知らせるものだった!
突如現れた怪獣に対抗するためXioが出動する!
次回、「現れる脅威」
お楽しみに!!
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