激戦を繰り広げたコキュートスとエイジが退場し、暫しの休憩時間となった。シモベ達は席についたままの状態で先程の激戦について熱く語り合う。
コキュートスも貴賓席に着き、守護者達とエイジの技の素晴らしさを語り合っていた。
一方、話の中心人物であるエイジは、闘技場の通路でモモンガからの差し入れに喉を潤していた。
エイジ「かぁーっ! ウマイっ! もう1杯っ!」
モモンガ「一回戦お疲れ様ですエイジさん。水しか用意出来なくてすみません。」
『無限の水差し』で注いだお代わりをエイジに渡しながらモモンガは言った。
エイジ「何言ってんですか、動いた後は冷たい水に限りますよ。いやー、それにしてもコキュートス強かったわぁ~。実際の所かなりヒヤヒヤしましたよ」
モモンガ「凄かったですよね、俺も見てて思わず手に汗握っちゃいましたよ。」
エイジ「いやいやモモンガさん、貴方今ど~考えても汗腺無いでしょ」
モモンガ「そういや、俺骨でしたね」
二人は顔を見合わせた状態で一瞬固まった後に爆笑しだした。
何が面白かったのか、共に変なツボにはまってしまいヒーヒー言いながら壁をバンバンと叩いている。
エイジの笑いが少し収まると、先に精神作用無効化が発動していたモモンガが疑問を口にした。
モモンガ「あ~、所で……ちょっと気になった事があるんですが、聞いてもいいですか?」
エイジ「何ですか?」
モモンガ「エイジさんの『地球がリングだ!!』の設定変更モード、えーとプラクティスモードでしたっけ? それっていつ内容確認したんですか? 現実となって魔法やスキルの効果が変わっている中、ひょっとしたらガチの殺し合いになってたかもしれない訳でしょう?」
エイジ「してないですよ?」
一口水を飲んだ後、なんて事は無いといった感じで返したエイジの言葉に、思わず死の支配者はズコーッ! と聞こえてきそうな程見事にコケた。
モモンガ「……で、でも、流石に隔離空間から戻って来れるかどうかの確認位はしましたよね? 自分で解除出来ない事を考慮して、高位の転移魔法使える者や、擬死装備着けた状態でわざとやられる準備とかして」
エイジ「いや、全然。だって、俺こっち来てから殆どモモンガさんと一緒じゃないですか」
口をカパッと開いて言われてみればそうだと思いながらもモモンガは怒りを顕にした。
モモンガ「あ・ん・た・なぁ~」
ドス黒いオーラが溢れだし、プルプルと震えているのを見たエイジは慌てた。
エイジ「いや! でもちゃんと帰って来れたじゃないですか!」
モモンガ「それは只の結果論でしょうが! 何かあったらどうするつもりだったんですか! ……もう俺を……一人にしないで下さいよ……」
先程までの怒れる魔王はなりを潜め、そこには雨に濡れた子犬の様に震えるモモンガがいた。
エイジは「守護者達が居るじゃないですか」、と言おうとしたが、その言葉を飲み込む。想像してしまったのだ。誰も居ないナザリックとそれを維持する為狩場を毎日行ったり来たりするモモンガの姿を。
皆の帰る場所として円卓の間に座り、いつまでも待ち続ける姿を。
エイジ「……すいませんモモンガさん。少しはしゃぎ過ぎたみたいです」
モモンガ「エイジさん……。いえ……、俺も少し言い過ぎました」
エイジが悪いのは自分だと言ってモモンガを慰めているとアナウンスが響いた。
アウラ「さて皆様! 休憩時間もそろそろ終わりとなります!」
そのアナウンスを聞いたエイジは、「よいしょっ」と立ち上がりモモンガの方を振り向いた。
エイジ「それじゃ行ってきます、モモンガさん」
モモンガ「行ってらっしゃい。頑張ってくださいね、エイジさん」
モモンガがエイジに向かって手を掲げた。それの意図を理解したエイジがモモンガの手を叩く。
パンッ!
二人のハイタッチの音が通路に響いた。
//*//
エイジがコキュートスの時と同じ様に紹介アナウンスを合図に、拍手・歓声を受けながらフィールド中央まで進む。
エイジ(ん? シュバルツが居ない?)
しかし、反対側の門に対戦者であるはずのシュバルツの姿は無い事に気付き、同時にエイジは疑問を覚えた。そして思い当たった、シュバルツが目の前に居ない理由を。
エイジ(という事は……)「上かっ!!」
エイジが何かに勘づきバックステップをする。その瞬間、今しがたまでエイジのいた場所に十数本のクナイが突き刺さった。
エイジ「戦う前から挑発とは……、お前らしいな! シュバルツっ!!」
観客達がエイジの視線の先、上空を見上げるとそこには黒い小さな竜巻が発生していた。恐らくは人一人分の大きさであろうか?
その竜巻はみるみる巨大化していき、やがて闘技場内に暴風が吹き荒れた。
マーレ「ぼ、防御壁を展開しますっ!」
マーレが自身の魔法で観客席を守ろうと防御壁を展開した時、荒れ狂う風はピタッと収まった。
その代わりに腕組みをし、高笑いを上げながらシュバルツがゆっくりと降りてきた。
シュバルツ「フハハハハハッ! 流石だなエイジ! よくぞかわした、誉めてやろう!」
エイジ「昂る気持ちは分かるが、あまり皆に迷惑をかけないでくれよ?」
エイジが苦笑いをしながら言うと、シュバルツはそうか、と言って観客達に頭を下げる。
そして仕切り直しだと言わんばかりに勢い良く振り向いてエイジに対し戦闘体勢を取った。
エイジ「じゃあ、行くぜ! ガンダムファイト国際条約第七条! 地球がリングだ!!」
二人はコキュートスの時と同じく、エイジの作った空間に隔離される。
ストーカー「さぁ、皆様! 御待たせ致しました! 今夜のメーンイベントぉ! ガンダムファイター同士の対決です!」
エイジは、シモベ達にガンダムファイターの事を説明した、だから説明を省いて構わないとストーカーに告げる。
シュバルツ「エイジ! 私との手合わせと言う事は、『鎧』を使うのだろうな?」
エイジ「勿論だ!」
二人は目を閉じながら天高く右手を上げ、少しだけ何かを思った様に静止する。
そして、同時に目を見開き指を鳴らしてナザリック全体に響き渡る様な大声で叫んだ。
エイジ&シュバルツ「「出ろぉぉぉぉぉっっっ!!! ガンッッッダアァァァァァムッ!!」」
パチンッ!!
その声が響くと二人の頭上に光輝く二組の鎧が現れる。
プラクティスモードの設定によってとある曲が流れながら降りてきたそれは、二人の目の前まで来るとバラバラになり、まるで意思が宿っているかの様に独りでに装着されていく。
次の瞬間、観客達の目の前には、エイジが自身の過去として見せたアニメに登場する二体のロボット、通称MF(モビルファイター)の姿となった二人がいた。
エイジは白をベースに胴と腕に付いたカバーの様な箇所が青の鎧武者を彷彿とさせる外観だった。
それに対するシュバルツは、白のボディに黒い軽装鎧を身に着け、上腕部分には肘から飛び出る様に取り付けられたブレード状の武器が仕込まれている。その姿はまるで忍。
それらを見たシモベ達は驚愕の声をあげた。
アルベド「あれはエイジ様の御話に出てきたゴーレム!?」
モモンガ「そう、エイジさんの物はシャイニング。シュバルツの物はシュピーゲルという。」
デミウルゴス「モモンガ様、これは一体どういう事ですか!? 確かあのゴーレムは破壊され、エイジ様の生まれ故郷に残された筈!? しかもシュバルツのゴーレムに至っては爆発四散したのでは!?」
モモンガ「……デミウルゴスよ、お前は我等至高の四一人を舐めているのか?」
モモンガの静かに言い放った言葉に、それを叱責と受け取ったデミウルゴスが直ぐ様弁明する。
モモンガとしては、エイジの能力についてどう話すべきかを考える為の時間稼ぎにしか過ぎなかった。だがそれは、デミウルゴスからしてみれば下手な事を言えない状況に追い込む死の宣告に聞こえた。
デミウルゴス「も、申し訳御座いませんモモンガ様。決して、決してその様な事は御座いません。……しかしながら、未だ至らぬ私の考えではモモンガ様の言葉の意味を図れずにおります。大変厚かましい事とは理解しておりますが、何卒その言葉の真意を、矮小なるこの身にお教え頂けませんでしょうか」
デミウルゴスは汗を流しながら必死にモモンガへと訴えた。至高の存在たる貴方様方に対して不敬な考えを抱いたのでは無いと。それと同時に、真意の読めない言葉の先を聞きたいと必死に訴えた。
モモンガ「良かろう。……いいか? あれはお前達が見たのと同じ物ではない。それの証拠に、今お前も言った事だがシュバルツのシュピーゲルもあるだろう? あの二つはな、我等の力を集結させ二人のゴーレムを身に纏う鎧として再現した物なのだよ」
モモンガがそれっぽい理由を守護者達に話す、バレはしないかとヒヤヒヤしたが何とか信じてくれた様だった。
全てが嘘という訳ではなく、実際にギルメン達と共に鎧完成の素材集めの為あちこち奔走したのだ。
モモンガ「しかし、シュバルツは問題無かったのだが、エイジさんの鎧の方に問題が出てな。その余りにも強大な力の為、着用者に代償が必要となってしまった。彼は現在、聖遺物級や伝説級程度の装備位しか着用する事が出来ない。無論、一部の神器級装備は着用可能だが、それでも大きく劣っているのは否めない。もはや呪いと言っても過言では無い、……彼には悪い事をした」
コキュートス「ソレハモシヤ、私トノ戦イノ時モ…」
モモンガ「そうだ、彼はまともな装備を殆ど着けていない」
守護者達は絶句した。
至高の存在達は基本的にほぼ全身を、世界級を除けば最高位である神器級で固めていた。
それを知っていたからこそ、エイジの防具の話は驚愕の内容だった。
武器を振るえば守護者最強の攻撃力を持つとされるコキュートス相手に、たとえ死ぬ事は無いと分かっていても紙の様な防具のみで戦いを挑むのは愚行だった。
守護者達はモモンガの言葉を聞きながら畏敬の念を込めてこの言葉を本当の意味で知った。
──『武神』
驚くべき事実を聞かされた守護者達がバトルフィールドに目を向ける。そこには、鎧を着用した両者が互いに構え状態で開始の合図を待っている映像が映っていた。
エイジとシュバルツの様子を確認したストーカーが開始のゴングを鳴らす。
ストーカー「両者共に準備が整った様ですね? それでは皆様御一緒にぃぃぃっ! ガンダムファイト!」
観客&エイジ&シュバルツ「「「「レディィィィ…、ゴオォォォォッッッ!!!」」」」
白と青を基調とした鎧武者と白い身体に黒の鎧を纏ったがベースの忍がまともにぶつかり合う!
ぶつかった直後に互いに少し距離を空け、今度は凄まじい乱打戦が始まった。
エイジ「ってえぇぇりゃあぁぁぁぁっ!!!」
シュバルツ「っとおぉぉりゃあぁぁぁぁっ!!!」
もはやシモベ達には何をしているか分からない、しかしそれは守護者クラスの者にとっても例外ではなかった。
シャルティア「何でありんすか…、あの速さは…」
デミウルゴス「あー、セバスそれにコキュートス。誠に申し訳無いのだが…、見えるのであれば説明してくれると、私達はとても有り難いのだが」
デミウルゴスが恐らくこの二人ならば…、と目星を着けていた相手に尋ねる。特に先程まで実際に戦っていたコキュートスに対しては希望があった。
セバス「……はっきりと見えている訳では無いので推測になってしまいますが、御二人は今異常な速度で様々な技を出し合っているものと思われます。しかも、『虚実』。所謂フェイントも織り混ぜながら」
コキュートス「ウム、私ニモ何トカ見エル」
デミウルゴス「……成る程。君達ですら捉えるのがやっとと言うのであれば、もし私があそこに居たらぼろきれの様になっていたという事か。」
デミウルゴスはいつもの流石ですね、という雰囲気を一切出す事無く純粋に恐れた。彼のこめかみに一筋の汗が流れる。
その時、乱打戦を行っていた両者が大きく距離をとった。
コキュートス「ム、動クカ」
セバス「その様ですね。先程と同じ様に技の応酬でしょうな」
二人の武闘派≪コキュートスとセバス≫の意見に、若干会話に意識が逸れていた守護者達は二人の試合に意識を向け直す。
エイジ「シュバルツ! まずは俺から仕掛けさせて貰うぞっ!」
シュバルツ「フム…、いいだろう! 来い! エイジぃっ!!」
エイジ「酔舞・再現江湖!! デッドリイィィィっ!!」
距離を取ったエイジは腕を様々な形で交差させ何かのポーズを取った後シュバルツに突っ込んだ。
極限まで無駄を削いだ足運びと体捌き。その二つが合わさった時、何とも間抜けな表現ではあるが、まるで何色もの色を練り合わせた飴を引き伸ばした様な不可思議な残像を残した。
シュバルツ「ぬぅっ!? この技はっ!?」
シュバルツのフェイスガードに覆われた顔が、驚きの表情へと変わったのが見てとれた。
シュバルツはエイジの攻撃を躱そうとするがそれはエイジの中で予想済みである。
エイジは数秒残る残像を利用し、避け辛い様に円や直線的な動きを織り交ぜてシュバルツへと接近する。そして、何とか技の軸から逃れようとしているシュバルツの眼前にまで迫った。
シュバルツ(迂闊に距離を離せん! 空中に……、無理かっ!)「ちいぃっ!! ならばっ!!」
シュバルツはエイジの技が当たる直前に、自らの身体を少し回転させた様に大半のシモベ達からは見えた。
そして接触。エイジの声が響き渡る。
エイジ「ウェイブっ!!!」
エイジの技を受け、まるで雷に打たれたかの様にシュバルツの身体が痙攣し苦しみの声があがる。
シュバルツ「ぐぅわあぁぁぁっ!!」
エイジ「爆発っ!!」
ドゴオォォォンッ!!
シュバルツを通りすぎたエイジが空中に飛び上がり、両手足を左に放る様なポーズを取った瞬間大爆発が起こる。
半球体に映る映像が乱れるのではないかと思う程の爆発が起こり、両者の姿が土煙によって見えなくなる。しかし、まだ終わりでは無かった。
シュバルツ「まだだっ! 今度はこちらからいくぞぉっ!! エイジぃっ!!」
土煙が立ち込める中、シュバルツの技を仕掛けるという声が響くと同時にシュバルツが土煙の中から、まるで尾を引く様に勢いよく飛び上がった。
流石に無傷という訳では無く、彼の纏う鎧には焦げた様な跡が残っていた。
そして。
シュバルツ「ゲルマン流忍法!! 苦無陣─黒雨─!!」
一瞬腕組のポーズをして溜めた後、エイジの視界全てを覆い尽くす程のクナイの雨を降らした。
エイジ「ぐうぅぅぅっ!!」
エイジは全て避ける事が出来ないと察したのか、その殆どをその身で受けてしまう。シモベ達から悲鳴があがる。
シュバルツ「〆だっ!!」
シュバルツが叫び、全てのクナイが爆発した。
ドゴオォォォンッ!!
エイジの時よりは小規模ではあったがその音は途切れず続いた、それはナザリックのシモベ達をパニック寸前に追い込むには充分であった。
マーレ「エイジ様っ!!」
マーレが悲痛な声をあげ顔を手で覆い隠す。偉大なる御方を包む爆発を見て、その悲惨さから目を背ける者が続出した。
爆発が収まり、マーレがエイジの無事を確認する為に指の隙間から恐る恐る目を覗かせると、そこには少しだけ息を荒げながらも立つエイジの姿があった。
アウラ「ほら見なよマーレ! エイジ様は御無事だよ!」
マーレ「うん! うん! 良かった、良かったよぉ~」
泣きじゃくるマーレをアウラが慰める。しかし、アウラも余程堪えた様で、目に涙を浮かべていた。
エイジ「流石にまともに受けるのは厳しいな。だが、まだやれるぞシュバルツ!」
シュバルツ「私とて、この程度でお前がくたばるとは思ってはおらん。だが、そろそろ終わりにするか」
エイジ「確かに、頃合いだな」
あれだけの技を放ち、そして受けながらもまだやれるというのか? シモベ達はこの二人のありえない強さを改めて感じた。
ナザリック中の者達が予感した。恐らく次の一手が最後になるであろうと。
シモベ達が固唾を飲んで見守る中、両者は意識を集中させていく。
エイジ「はあぁぁぁ……、てえぇりゃあぁぁぁっ!!!」
ドゴオォォォン!!!
エイジが静かに閉じられていた目をカッと見開き気合いの雄叫びをあげると、同時にその身体が黄金に輝き、ふくらはぎ・上腕・肩などの各箇所の装甲が展開されていく。
そして最後に、まるで頭部を掴む様になっているパーツが開き、額に付いていたV字状アンテナと相まってまるで太陽の様にも見える。更にフェイスカバーも開いて究極の戦闘体勢をとった。
そのエイジの姿にナザリック中の者達が思わず叫んだ。
ナザリックのシモベ達「「「「あ、あれは!!」」」」
両の握り拳を目の前で合わせ引き伸ばすと、そこには凄まじいエネルギーの集合体である光の剣が現れる。
作中でエイジが奥義を放つ時の姿になり、観客達のボルテージが最高潮に達する。
エイジ「愛と! 怒りと! 哀しみのおぉぉぉっ!!!」
シュバルツ「必殺! 疾・風・怒・濤ーっっ!!」
エイジは両手に生まれた輝く剣を、天を貫かんばかりに振り上げ上段の構えをとり。
シュバルツは両手のブレードを展開させ高速回転し、先程と同じ様に巨大な黒い竜巻となった。
エイジ「シャアァァァイニングゥッ! フィンガーソオォォォォォドッ!!!」
シュバルツ「シュトゥルムッ! ウントッ! ドランクウゥゥゥゥゥッ!!!」
巨大な二つのエネルギーが激しくぶつかり合う。
空間が隔離され、更にはマーレの防御壁が展開されたままにも関わらず巨大な圧がこちらにも伝わってくる気さえする。
エイジ「うおぉぉぉあぁぁぁっ!!!」
シュバルツ「でえぇぇぇいりゃあぁぁぁっ!!!」
ドゴオォォォォン!!
大爆発を起こし周囲が再び土煙に覆われる。
暫くして土煙が晴れた時、そこには鎧を外し互いに向き合って構えをとっている二人の姿があった。
シュバルツ「腕は鈍ってはいない様だ、安心したぞ……エイジ!」
エイジ「お陰さんでな、シュバルツ」
自然体に戻り、二人は歩み寄って笑顔で熱い握手を交わす。
それと同時に闘技場は歓声に包まれた。
ストーカー「試合終ぅ了ぉぉぉっ!! 結果は引き分けとなりましたが、見事なバトルを見せてくれた二人のファイターに! 皆様盛大な拍手をお願い致します!」
パチパチパチ
スキルを解除したエイジを待っていたのはナザリック中から響き渡る歓声と拍手。それにエイジは笑顔で手を振り答えた。
横に居るシュバルツもニコッと笑いエイジに拍手を送る。
これにてエイジのサプライズイベントは大盛況のもと幕を下ろした。
そろそろ各疑問点を消化する話をやります。