一年くらい空いたのかな?
新しい作品始めます!
みんなの記憶には残ってないだろうけど頑張りますからね!
それでは、言ってみよう!
なのはの作品はリメイク予定
「アスナ! ミズキ! 何処だ!!」
「ナギ! アスナ嬢ちゃんはいたが、ミズキ嬢ちゃんがいねぇ!」
「なんだと!? ミズキ!!何処だ!」
「ナギ、もう時間がありません。ここももうじき崩れます、諦めましょう…」
「ふざけんな、アル!見捨てられっかよ!
おいコラ、ジャック離しやがれ!!」
ナギと呼ばれた青年はジャックと呼ばれる大男に後ろから抱えられる
「ナギ、見捨てられないのは皆同じだ!
だが、何処にも見つからないのもまた事実、アルの探査にかからないのだ」
「くそ…くそ! チクショーーー!!!!!!」
「うぅ~ん…」
少女は目覚めた、見渡してみれば周りには木が生い茂っている
「ここは…どこだろう…」
少女は考えるが今一つ頭が働かずまともな答えも出てはこなかった
ガサガサッ
「っ! …」
突然に木々の隙間の草が揺れる。少女は怪訝そうにそちらを見つめる
「んっ? こんなところで何をしているんだ?」
草から出てきたのは綺麗な蒼い髪をした女性だった
「ん、気付いたらここにいた」
「…言葉が通じないな、あちらも何か喋ったのだからこちらの言葉は分かっている…か?
少女よ、こちらの言葉が分かっていたら頷いてくれないか?」
私はこくりと頷いた
「こちらの言葉は分かるか…ますますわからんな
見たところ日本の生まれではないようだ
アメリカ、ロシア、イギリス、これらに聞き覚えは?」
「アメリカ?ロシア…イギリス…イギリスの…ウェールズ?」
「イギリスのウェールズか、のどかな場所だな…君の故郷か?」
私は首を横に振る
なんとか身振り手振りで聞いたことがあると示した
「聞いたことがある…か
君は自分の住んでいた場所に帰りたいか?」
私はまた首を横に振る
「そうか、なら私と一緒に暮さないか?」
今度は首を傾げる
「分からないって顔だな、何、お前が心配になっただけさ
それに私はいつも一人で寂しいんだ、ダメか?」
少し考えた後、私は首を振る
「そうか、私の名前は風鳴 翼だ、よろしくな」
「ミズキ・ウェスペルタティア・テオタナシア・エンテオフュシア」
「……名前か、よろしくなミズキ」
こくんと頷いて答える
「私の家に着いたらミズキにはこちらの言葉を覚えてもらおう、今のままだと会話にならないからな」
私は立ち上がり風鳴さんに着いていく
二人並んで歩いて数十分たったころ開けた場所に小さなログハウスが建っていた
「着いたぞ、一通り物は揃っている、苦労することはないだろうが…。服はすまないが替えがない、一先ずは私のを着ていてくれ」
玄関らしき扉を開け中に入る
「家の中では靴を脱いでくれ、日本の風習でな」
靴を脱いで家に上がる
「日本の文字を読み、書けるようになってもらおうと思う、紙さえあれば意思の疎通が出来るようになるからな」
風鳴さんは白い紙に文字を書き始めた。
70字前後だろうか
「これが日本における基本の文字、平仮名だ」
くねくねした文字が埋まっていた
翼さんは一文字づつ読みあげる。
私も真似をして読んでいく
「そうだ、いい感じだ、一度、君の心を書いてくれないか
君の思っていることを一文字づつ平仮名で書いてくれ」
私は今どんな状況なのか分からないから『こ こ は ど こ』と書いた
「ここはどこ、か
ミズキは場所が気になっているととらえるぞ?」
私は頷く
「ここは埼玉県の中心から少し外れた山の中だ
空気が澄んでいてとても落ち着くだろう?」
二度頷いた後、今度は別の文字を書き始める
『わ た し の こ と を お し え る』
「ミズキの事を教えてくれるのか、どんどん教えてくれ」
『わたしわ せかいひとつを けすことが できる』
「世界一つと来たか」
『わたしが めざめるまえわ せかいをほろぼす すんぜん だった
わたしの あねが にがしてくれた』
翼さんは何も言わず真剣に言葉を読んでいく
『だから わたしわ いきていてわ いけな「それ以上書くな!」』
その声に思わず顔をあげてしまった。
翼さんの顔をみてしまった
私にはわからない、感情がなくなった私には、その今にも泣きそうな翼さんの顔の意味がわからない
「ミズキ、お前は生きていてはいけない?
そう言いたいのか?
ホントにそんな事を思っているのか?
お間が死んでしまったらミズキを逃がしてくれた姉の思いはどうなるんだ?
生きていてほしいから、お前を逃がしたのではないか?」
「わ、たし、にわ、へいき、として、しか、かちが、なか、た。」
「そんなことはどうでもいい、今のお前は私の家族だ、娘だ
人の価値なんて、それだけでいい、それだけで価値になるんだ」
「でも、わたしわ、つばさ、さん、の、むすめ、じゃな、い」
「ミズキが私と共に暮らすことを頷いた、それだけでもう、私の家族で、娘だ」
「…」
何も言えない、そんな言葉を貰ったことはなかったから…
でも…
「なぎ、も、わたしにわ、やさしく、して、くれた」
「なら、そのナギって人も君を一人の子供として見ていたんだろう
子供の価値は、そこにいるだけでいい」
『アスナとミズキな
よし待ってろ、お前らなんていらねぇ、俺らで全部片付ける。
子供は子供らしく、おとなしく待ってな』
わからない、感情のないただの人形の私には、瞳から流れるこの水の意味が、分からない
「…感情がない、なのにどうして涙が溢れるのか…それは、嬉しいからだ」
「…わか、らない」
「大丈夫、これから分かっていけばいい、焦る歳じゃないだろう?」
「…うまれ、てから、せい、ちょう、してない。
かぞえ、るのも、お、くうな、くらい、わたした、ちわ、いきた」
「…え?なに?30は過ぎたのか?」
「ごじゅ、うわ、こえてた、ひゃくわ、いってない、とお、もう」
無表情のままだが手の指を5本立てて翼さんに向ける
「もう、驚かないな、今なら神鳴流ですら倒せそうだ」
神鳴流と聞いて私は紙に書き綴る
『しんめいりゆう しりあい いる』
「神鳴流に知り合いがいるのか、今度紹介してくれ」
『ばしよ しらない でも きようとにすんでると きいた』
「よし、ミズキが一人前の人間になったら行こうか」
私は頷き「たのし、み」と呟いた
「よし、そうと決まれば、修行に行くぞ!」
何の修行か分からず首を傾げる
「私の修行だが、もちろんミズキもやってもらう
むしろミズキが神鳴流を倒すのも面白いしな」
ますます訳が分からない
深く顔を傾ける
「ミズキはこれから剣術を学んでらう
そして、日本における基礎的な文学も学んでもらって、立派に育てる
一人前な私の娘にな!
これからミズキは名を聞かれたらこう答えろ。
『風鳴 瑞樹』と」
紙に風鳴瑞樹、上にかざなりみずきと書いた
「かざなり、みずき…」
私の新しい名前、兵器としてのミズキではなく、家族としての瑞樹
「よし、行くぞ!
まずは基礎体力作りからだ!」
「お~」
一人前の人間として…これから先、成長するかも分からない私を育ててくれる翼さんの恩返しの為に…強くなろうと私は決意した…
張り切って行きましょう!
取りあえず4話までを30分おきに投稿しますので、よろしくお願いします。