和美さんに情報を貰った放課後
私は刹那さんを訪ねた
「と言うわけで、剣道部の練習場まで連れて行ってくれない?」
「何がと言うわけなのでしょう?開口一番に言われても困るのですが?」
「あ、やっぱり?」
冗談を言ったら本気の声音で返事をされた。そんなだから・・・そんななんですよ?
「簡単に言うと、私が新しく部活を作ります。そこに刹那さんを引き込みたい。でも剣道部所属だけどどうしよう?。そうだ!殴って言うこと聞かせよう!←今ここ」
「何て野蛮人な発想ですか!? スパァンッ!!」
「痛い!?そのハリセンどっから出したの!?
まぁそう言うわけでして。案内して?」
少し小首を傾げながら努めて可愛くウインク
「先ずは私に許可を得るのが先では無いでしょうか?入ることが決まってる見たいに言いますが私は入りませんよ」
「えっ?それじゃ練習は剣道部の格下だけでいいんですか?」
「ッ!! 元より私にはその様な時間が有りませんから、それで構いません」
「そっか、わかりました。諦めます。
じゃあ姉さんに頼んでこのかさんに入ってもらえるように頼んでくるので。では」
「やはりもう少し話を積めましょうええそうしましょう。お嬢様に入って頂く必要は有りません、それにこちら側を見せる必要も有りません。ですから私ともう少し内容を詰めて行きましょう!!」
一息で言い切った刹那さんは私と顔が引っ付くくらい詰め寄りながら有無を言わさぬ形相で睨み付けてきた
「・・・・・・顔怖いよ?」
「お嬢様を巻き込もうとする人を止めないと行けませんから!」
「刹那さん冗談嫌い?」
「大嫌いです!!」
「アッハイ」
そんなこんなが有りつつも最終的に刹那さんは参加する方向で決まった。
そして・・・
「はい!やって来ました剣道場!いやぁ~むさ苦しいですね!」
「一言余計です。」
「はい。と言うわけで・・・たのも~~~!!!!」
ダァン!!と勢い良く扉を開き全員の視線を集める。その中に和美さんから貰った情報の顔が居た。剣道部主将辻一さん。
その人の前まで堂々と歩いていく。勿論練習着で
「貴方が主将の辻先輩ですね?始めまして、桜咲さんのクラスメイトの風鳴と申します。」
「おう。で?なんの用があって俺を訪ねてきたわけだ?」
「はい、貴方に賭け試合を申し込みます。」
「賭け試合?あんたが得るものは此処にはないと思うが?」
「桜咲さんの退部を認めていただくことと四天王の座を賭けて頂きたい」
「賭け試合っつー事は此方にも何か利が有るってことか?」
「もちろん。私が負けた場合剣道部に入部した後奴隷にでもなりましょう。」
「・・・・・・わかんねーな。明らかにこちらの方が好条件だ。それはつまり自信の現れってことだろ?万が一、億が一負けたときのリスクがデカ過ぎる。その二つは其ほどまでに欲しいもんなのか?」
「いえ、単純に賭けられる物を持ち合わせてないだけです。それに・・・たかが剣道家と戦ったところで苦戦するほど柔じゃない」
精一杯の皮肉とドヤ顔で主将を煽る、私
「テメェ、剣術家だな?良いだろう挑発に乗ってやる」
「・・・ありゃりゃ、経験済みか。詰まんないの」
「いいからとっとと構えろや!切られてぇのか!?」
「何時でも結構!常在戦場ゆえ好きなようにかかってくるがいい、剣道家!!」
「ああそうかい、そんじゃあとっととくたばれ剣術家!!」
その声を引き金に一気に加速して私を一刀のもとに切り伏せようと木刀を振るう
「遅いですね。今の攻撃で三回切られてますよ?」
「ッ!? いつの間に後ろへ・・・」
いつの間にも何も振り下ろされたのを確認して半身で避けて二歩進んで振り返っただけ。たったのそれだけ。
「さて、私もそろそろ剣を構えますよ?覚悟は宜しいですか?」
「チッ 挑発するだけの実力は持ってるわけか・・・」
「今のうちに全力の一振りを出した方が良いですよ?全力を出したと言えるように」
そういって腰に指してある木刀を完全に引き抜き右手でだらりと下げるように構える
「そうかよ。だったら確り目に焼き付けとけ!俺の『雲耀』を!!」
「示現流か、私も昔戦ったよ・・・。受けてたつ!」
私は木刀を下げた構えのまま辻先輩は自信の右耳に木刀を立てた構え。
十秒か、一分か、二人が静止したままにらみ合い遂に動いた!
僅かな重心移動、着地は正面。あの構えから考えうる最強最速の打ち込みは右の袈裟切り。つまりこの位置!
「キィエェーーーイィ!!!!!」
「ハァッ!!」
ガキィ!!!
「・・・・・・。」
「ッッ!!??ありえねぇ・・・」
辻先輩の振り下ろしの場所を完全に見切り、それに対し柄頭で打ち返す
怯んだ隙に左足で前蹴りを打ち距離を離す
「ぐっ!チッ!! 人間業じゃねぇ。一体何しやがった!?」
「失礼な、瞬動の入りで着地地点を読み切ってあの構えで出来る最速の振り下ろしの軌道を読んでそれを打ち返すように柄頭を打ち付けた。たったそれだけでしょう?」
「それが出来ねぇからこんなに驚いてんだろうが!?」
「第一、貴方の雲耀は完成してないじゃない。未完成の技で倒そうなんて片腹痛いわ」
「ッ!!??そんな・・・はずは・・・」
「雲耀、弐の太刀要らず。そうね、本物を見たことがないのならあれで満足ね。構えなさい!模倣とは言え本物に限りなく近い技を見せてあげる」
「クッ!!!」
辻先輩が構えるのを見て私は先の先輩と同じように構える
そして、持てる全ての気で存在を主張した
「!?嘘だろ!?」
そして、気をその場に残したまま瞬動で正面に行き振り下ろす
先輩の額すれすれでの寸止めで
「四天王の称号と桜咲さんは私が貰っていきますね。面白い試合でした。是非、またやりましょう。失礼します」
刹那さんを連れて私は練習場を後にした
あああ~~~なんか。うまくかけない・・・(元から上手くないとか上手くないとか言わないで)
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