【旅館】〔2時間後〕
ピロピロ
《Lです。旅館内では殺せんせーを探るような行動はしないでください。》
「りょうか~い。」
私はベランダから室内に入り、女子達の部屋に戻る。
一部の生徒はロビーに居るので、今居る生徒だけでおしゃべりをすることにした。
居るのは岡野さん、中村さん、矢田さんにモモの4人がいた。
「電話おわったの?ヤマメ先生。」
「終わったよ~。皆はロビーに行かなくて良いの?」
「いやー、そうしたい気持ちもあるよ。だけどクラスの皆と話し合って殺せんせーだけじゃなくてこの修学旅行中にヤマメ先生の秘密も暴こうってね。」
「良いじゃん。せっかくだからゲームにしよう。私もここに居る4人も嘘をつけない。1回の質問に回答は1回のみ・・・私以外の人に質問をしても良い。簡単でしょ。」
(さて、モモがキーになるけどこの3人は気がついているのかな?)
「じゃあ質問。」
「はい、中村さん。」
「先生はなんで自衛隊になったん?何だかんだ言って私達先生の過去全然知らないんだよね。」
「自衛隊になった理由は上がそこに入ることを望んだから。まぁ私も興味があったからってのも入るね。中村さんに質問、なぜテストで本気を出してないの?」
「「「え!?」」」
中村以外が声を上げる。
「せ、先生!!全力出してたよ!!」
「現状のね・・・私は本気と言った。本気は全てを合わせて本気ってこと。英語100点いけたんじゃないの?本当は。」
「・・・いけた・・・でもケアレスミスが多かった。見直しをしっかりしていれば取れた。」
「リオちゃん・・・。」
パン
「はい、次の質問!!」
「・・・はい。」
「はい、矢田さん。」
「先生は前にウイルスを使って殺せんせーの触手を破壊したでしょ、あれって私たちにも使える?」
「使えない。」
「即答!?」
「あのウイルスには人免疫不全ウイルス・・・エイズウイルスを先生用に改造したもので、人間には無害だけどすぐに気化しちゃうから弾丸に付着して加工するのが凄まじく難しいんだ。私も量産できていない特注品だよ。あと、生徒に本当の弾丸を使わせたくないっていう気持ちもあるよ。」
「先生・・・。」
「じゃあ質問。昔、片岡さんにホレてたの本当?」
「「「ブゥ!!」」」
「ほ、本当です。皆!!昔だからね。今は普通の友達だからね。」
「はい、次の質問。」
「はい!!」
「はい、岡野さん。」
「先生はなんでたまに右手がピクピク動くのですか?」
(この子・・・勘なの?)
警戒レベルを上げるヤマメだった。