という感じなので、今回は少し読みにくいかもしれません・・・すいませんでしたァッ!!
あと、今回の話は正直名前つけるのどうすればいいか分からなかったので、かなり単純にさせて頂きました。
・・・ごめんね?|ω・`)
「あ、リヴァイブさん!おはようございまーす!」
「ああ、おはよう。今から授業かい?」
「よりにもよって一時限目から数学ですよ!なんか、居眠りしないか心配です・・・」
「勉学は必ずしも将来メリットになるとは言えないけど、やっていて損は無い筈だ。ちゃんとしないのは感心しないな。」
「そうですよねー・・・うしっ、やるか!ありがとうございましたリヴァイブさん!少しやる気が出た気がします!!」
「そうかい、それは良かったね。くれぐれも授業に遅れる事は無いようにする事だ。」
「はいっ!じゃあまた後で!」
リボンズ・アルマーク。この世界において「本当」の世界初の男性IS操縦者だ。それと同時に、人類で今の所初めて多次元を移動した人物でもある。そんな彼が、今何をしているかと言うと・・・
「・・・学園の用務員と言うのも、中々面白い役職だね。やはり、多少無理を言ってでも頼み込んだ甲斐があったか。」
未来のIS操縦者を育てる「IS学園」。そこで彼は用務員の仕事をしていた。
何故彼はIS学園に居るのか。それを説明するには、少し時間を遡る必要がある。
~数カ月前~
テレビで写し出された「世界初の男性IS操縦者」というのは、何の因果か織斑 千冬の弟、織斑 一夏だった。
「これは・・・驚いた。まさか、あの少年がISを動かすとはね・・・」
「ほえ~、まさかいっくんがね~・・・流石はちーちゃんの弟ってトコかな?」
「・・・だが、これは喜ばしい事だ。もしかするとこれのお蔭で、女尊男卑の風潮が多少なりとも薄れるかも知れないからね。」
「そうだね・・・でもその代わりに、いっくんが狙われる確率が格段に上がったよ。」
「ふむ、それならばまた僕が護衛に行ってあげよう。」
「え、本当?それは嬉しいんだけど・・・どうやって?」
「大丈夫さ、僕に良い考えがある。」
そう言うと、彼は受話器を取り出し、何処かへ電話を掛けた。
~IS学園~
その頃、IS学園において「表向き」の学園長である
「はい、こちらはIS学園です。どう言ったご用件でしょうか?」
『こんにちは、君がIS学園の長で間違い無いのかな?』
「ええ、私が学園長ですが・・・」
『ふむ、では君の夫・・・轡木 十蔵に代わってくれるかな?』
「・・・貴方は?」
『僕かい?僕はリヴァイブ・C・スタビティという者だ。少し彼に用があってね。』
このリヴァイブと名乗った男は何者か、何が目的かという考えが頭に残ってはいるが、取り敢えずは自分の夫に任せる事にした。
「どうしたんだ七葉?私への電話かい?」
「ああ、貴方・・・リヴァイブっていう男性からなんだけど、お知り合い?」
「リヴァイブ?少なくとも私の知人にはそんな名前の者はいないが・・・少し、代わってくれ。」
七葉から受話器を受け取った十蔵は、それを耳に当てた。
「こんにちは、私が轡木 十蔵だ。君は誰だい?」
『さっき君の妻に名乗ったばかりなのだが・・・僕はリヴァイブ・C・ステビティだ。君に少し訪ねたい事があるのさ。』
「ふむ、訪ねたい事か・・・内容によっては答えられない物もあるが、それでも構わないのなら大丈夫だ。」
『織斑 一夏の件について。先程のニュースは見ただろう?』
「・・・確か、世界初の男性IS操縦者だったか。あれには私も驚かされたよ。それで、彼が一体?」
『彼は男にしてISを使えるという極めて貴重な存在だ。そんな彼に世界は何も手出ししないと思うかい?』
「いいや・・・それはあり得ないな。今は急な事だからそんな暇はないかも知れないが、その内様々なアプローチを彼にする筈だ。最悪、誘拐されて実験体にされるかも知れない。」
『勿論それは僕としても遺憾だ。そこで、だ。彼をそちらの学園に入れてみるのはどうかな?そちらの学園に居る内は、どこの国、企業、はたまた組織にも属さないという決まりだろう?これならば、彼の身柄も保障されるのではないかな?』
「その意見は私も同意しているさ。私としては、彼を学園に入学させるのはいつでも問題ない。世界各国の首脳達には、私から話をすればいい。だが、それは彼と彼の姉・・・織斑 千冬の意見も尊重しなくてはならない。」
『そういう事かい・・・まあ、その件に関しては問題は無いだろう。彼女の事だ、きっと弟をそちらに入れると思うよ。』
「そういう物なのかな・・・?まあ、あちらから連絡が来たら、是非前向きに検討させて頂くよ。」
『そうか、それはありがたい。あと、出来ればもう一つ頼みを聞いてはくれないかな?』
「? まだあるのかい?」
『ああ。少し無理を言ってしまう様だけど・・・僕を、IS学園の用務員として雇ってはくれないかい?』
「・・・なんだって?」
『勿論、ちゃんとした目的はあるのだが。僕は用務員として働きながら、影で織斑 一夏の護衛を務めようと思っている。無論、学園全体の護衛もするつもりだけどね。』
「いや、その前に質問があるのだが・・・君は男だろう?確かに今回の彼については特別だが、男性でISを使えるのは今の所彼だけだ。それに、ISに対抗し得るのはISしかない。もし君が銃器等の扱いに慣れていたとしても、IS相手では話にならない。」
『ふむ・・・成程。では君にこの言葉を贈るよ。「そんな固定概念は捨てた方が良い」だ。』
「? それはどういう・・・」
『済まないが、時間が来てしまった様だ。よい知らせを期待しているよ。』
それだけ言い残し、通話は切れてしまった。十蔵はゆっくりと受話器を下した。
(リヴァイブ・C・スタビティ・・・彼は一体何者なんだろうか?それに、彼の言った固定概念とは・・・ISはISでしか対抗できない事か?それとも・・・いや、まさかそんな筈は・・・)
「貴方、一体要件は何だったの?」
深い思慮に沈んでいる彼を、妻の言葉が引き戻した。
「ん?ああ・・・かなり大胆な案件だったよ。それに、とても厄介な案件でもある。・・・これは、よく検討しなければ。」
そう呟き、彼は再び思考の波の底へ沈んでいった。
電話を終えたリボンズに、束が相変わらずのテンションで話掛けた。
「リっくんリっくん、一体誰とお話ししてたのかな?まさか・・・彼女さんとか!?そんなの許さないよ!リっくんは私たち束さん一家の共有財産なんだから!!」
「君の行き過ぎた想像力には感動すら覚えるよ。それに、僕に色恋沙汰などある訳がないだろう?」
「んー、まあそうだけどさー、リっくんを狙ってる泥棒さんは、束さん自ら粛☆清しなきゃならないからね!」
「はぁ・・・心配性にも程があるよ、束。」
(そうさ、僕にはそんな事をする資格は無い・・・多くの人間の「日常」と「人生」を奪った僕には、そんな誰かと愛を育むなどという行為は、許される物ではない。と言うより、今こうして生きている事すら、本来はいけない事なのだろうね。)
難しい表情をして悶々とネガティブなオーラを発し始めたリボンズを見て、束は珍しく心配そうな表情をした。
「あ・・・ごめんごめん、ちょっと調子乗り過ぎたかな?」
「・・・ああ、大丈夫さ。別に気にしてはいないよ。さて、話を元に戻すけど、誰と電話をしていたのかだったかな?」
「うん、そうだよそれそれ。さて、誰と電話をしていたのかな?さあ吐くのだリっくん!」
「別に大した事では無いさ。織斑 一夏の受け入れを少しIS学園の理事長にお願いしたまでだよ。あと、IS学園の用務員として僕を雇ってもらえる様にお願いしたかな。」
「なんと!!リっくんはそんな事をしようとしていたの!?やっぱりすげェよリっくんは!そこに痺れる憧れるゥ!」
「だが、織斑 一夏の件は問題ないとして、用務員の件は正直先が見えないな。彼の僕に対する疑問と好奇心を底上げする一言を用意したつもりだったけど、それを彼がどう取るか・・・」
「う~ん・・・まぁ、果報は寝て待てって言うし、取り敢えず連絡を待ってみたら?」
「そうだね。採用通知か、はたまた所謂『お祈りメール』か・・・」
「うん。最悪の場合、いっくんに危害が及びそうになった時に限ってIS学園に突撃すればいいからね。そこまで気にする必要もないよ。」
「そう言われればそうか。じゃあこうしていても仕方無いし、昼食を作るとしよう。クロエとルビを呼んで来てくれないかな?」
「はーいリっくん!すぐ戻るねー!」
リボンズの下に轡木 十蔵から連絡が来たのは、以外にも早く一週間後だった。
「リっくん、どうだった?」
「ひとまず学園に来てくれとの事だ。という訳で、行ってくるよ。」
「おっけい!気を付けてね!」
「了解したよ。では1ガンダム、出る。」
1ガンダムを纏ったリボンズは、そこら辺の窓を突き破り天高く飛翔した。
「ちょっとリっくん!壊すんなら壁にしてよ!ガラスの片付けめんどくさいんだから!」
束のどこか間違った叫びが、リボンズを見送った。
その頃、轡木は自分のPCと格闘していた。一週間前、リヴァイブと名乗る男がコンタクトを取って来た時から今までずっと彼についての情報を探していたのだ。時に世界政府に頼みこんで、彼等の大きな情報網を借りてまで探した事もあった。しかし、そこまでしても彼に関する情報は一つも見つからなかった。ただ・・・戦場に突如と現れる「天使」と呼ばれている機体の情報は、わずかながら存在した。何でも、今のISには珍しい
(きちんと確かめなければいけないな・・・彼が言っていた事の意味と、その真意を。)
そうこう考えていると、七葉が彼の下へやって来て、一言だけ呟いた。
「どうやら、来たみたいよ。」
「場所は何処だい?」
「勿論、正門の所よ。今警備の方が対応しているわ。」
「そうか。では、私自らお出迎えをする事としよう。七葉はお茶を入れておいてくれ。あくまでも客人なんだ、それ相応のもてなしはしなくては。」
「ええ、じゃあ気を付けて。」
轡木はコクリと頷き、理事長室を後にした。
またその頃、リボンズはと言うと・・・
「おや、理事長から聞いていないのかい?僕は一応招かれた身なんだけどな。」
「いえ、客人が来るとは聞いていましたが・・・まさか、男性だとは思いませんでした。」
絶賛、警備の女性と会話中だった。
「ふむ・・・君も、世界を取り巻く女尊男卑の風潮に毒された身かい?」
「まさか、そんな事はありませんよ。大体、ISを上手く使えるのも一部の女性のみなんですから。上手く使える方が男性を蔑むのならまぁ千、いや一万歩譲って良しとしますが、何も出来ない一般の女性達が男性を卑下するのはそれこそ傲慢です。」
「ほう、君の様な考えを持つ女性がいるとはね。感動すら覚えるよ。」
「そんな大げさな・・・それに、少なくともこの学校にいる教師の方々や関係者達は、そう言った思想を持っている人は居ませんよ。何しろ生徒にその思想を植えつけられたらたまりませんからね。」
「成程、流石にここで教師をするにはその最低条件が必要なんだね。」
「ええ、そうです。あとは、人に教えられる程の学力があれば多分採用ですね。」
その言葉を聞いたリボンズは、若干呆れた表情をした。
「・・・少しゆるすぎやしないかい?」
女性はアハハ・・・と苦笑して頷いた。
「まあ、うちはあくまでISの専門学校ですので・・・専門知識以外は、正直普通の学校と一緒ですね・・・」
そんな感じで談笑をしている彼等の下へ、リボンズの目的だった人物が現れた。
「君は・・・どうしてここについて早々警備員と仲良く話しているんだい?」
「何、君が来るのが少し遅かったので談笑していたまでさ・・・それで、君が轡木 十蔵でいいのかな?」
「ああ、私がこのIS学園の理事長を務めている轡木 十蔵だ。そう言う君もリヴァイブ・C・スタビティで?」
「そうとも。さて、先日の答えを返してくれるのかな?」
「いや、その前に確認したい事がある。君が言っていた『固定概念』。その意味はなんだ?今の所候補は一つに絞られているのだが、それが本当なのか確かめたくてね。」
「ああ、その事かい。それならば、君も薄々感づいているのだろう?『男性のIS操縦者は一人では無い』と言う事さ。なんなら、今証明してあげようか?」
「ああ、頼むよ。一応聞くが、この警備員の方はどうする?」
「まあ、一人位に知られても良いだろう。それに、理解者は多い方が良い。」
「そうか、じゃあ今度こそ頼むよ。」
その時、唯一話に付いていけない警備員の女性は・・・
「え?ちょ、ちょっと待って下さい。警備員って私の事ですよね?私が聞いちゃったらヤバい話ですか?な、なんなら退席・・・い、良いんですか?そ、それに理解者ってどういう意味で・・・?」
明らかに困惑しまくっている。しかし、彼等の耳にその言葉は届かなかった。
「では、少々早いが始めようか。」
そして、リヴァイブはただ一言言い放った。
「1ガンダム。」
その瞬間彼の身を青色の光が包み、そして光が晴れると、そこに一機のISが佇んでいた。色は青と白の二色で、頭部には特徴的なV字アンテナ、そして背部には緑色の粒子を排出するコーン型のスラスターが搭載されていた。
『これで分かったかな?僕の発言の意味が。』
そのISから発せられる声は、間違いなく今まで目の前に居た彼の声だ。
「やはり・・・そうだったか。いや本当、世界とは狭い物だ。」
『さて、証拠は見せた。では、判決を下してくれ。
轡木の下した判断など、言うまでもない。
という訳で、以上です!ちなみに、リボンズは「お祈りメール」という単語をクラリッサから聞いています。ほら、彼女日本のネタかなり知ってそうだし・・・それくらい知っているかと・・・べ、べつにこの単語を使いたかったってわけじゃ、ないんですからね!?
あと、リボンズの偽名であるリヴァイブ・C・スタビティですが・・・
リヴァイブ→リヴァイブ・リバイバル
C→ヒリング・ケア
スタビティ→ブリング・スタビティ
この三人のキャラから取りました。
誰か、分かるよね・・・?