落第騎士の英雄譚 ~無銘の騎士~   作:カイダー

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説明回。最後に予告あります。


閑話2

「日下部加々美と!」

 

「新谷創の」

 

「「教えて?Q&A~~!」」

 

 

「このコーナーは、物語の補完を作者も交えてQ&A方式で行うコーナーだ」

 

ども、作者です。

 

「二回目なんで早速行くね!まず最初のQ!」

 

 

『なんで創はプールでの作戦を提案したの?』

 

 

「一輝とステラ嬢があのままだとこっちの気が散るし、本人たちもそれが原因で試合に集中できないなんてことになりかねないからな」

 

「おや、意外とまともな理由」

 

「―――というのは建前で」

 

「お?」

 

「本当はただ単に面白そうってだけだったんだよなあ」

 

「・・・あ、そう・・・」

 

では続いてのQ~。

 

 

『なんで一輝と一緒に創まで医務室に搬送されたの?』

 

 

「『五倍速』の使用後は、傷はともかく見た目がなぁ・・・。あの時は運の悪いことに、頭から血が出てたんだ。一輝を医務室まで運んだ時に医務室の先生が俺の顔を見て、血相を変えて俺も一輝と一緒に医務室にぶち込まれたってわけさ」

 

「もう・・・、あの時はホントにびっくりしたんだからね」

 

「だから悪かったって」

 

ちなみに、『五倍速』を一瞬でも使えば、体のどこかから血が出ます。でも、ダメージ自体は使った時間分だけしか受けません。屋上の時は五秒ほどだったので、そこまで深いダメージではありませんね。

 

「『五倍速』で活動し続けられる時間は、最大で『二分』ってところだな。二分間『五倍速』で動き続けたらたぶん、動けなくなる。ま、その前に他の固有霊装に切り替えるだろうがな」

 

では続いてのQ~。

 

 

『創は筋トレ好き?』

 

 

「YESだ」

 

「まったく、病室でも筋トレなんて・・・」

 

「俺の能力は火力に欠けるからな。自分自身を強くしないとな」

 

創は、素の身体能力だけなら一輝を超えます。しかし、武器有りの一輝には苦戦を強いられます。

ですが、選抜戦時点の一輝になら勝てます。

 

「ずいぶん言い切ってくれたがよぉ・・・、あいつ『完全掌握』持ってんじゃん。無理無理」

 

「そうだよね・・・言っちゃ悪いけど創先輩が『完全掌握』を破れる気がしないよ」

 

別に『完全掌握』は破れなくとも問題ないでしょう。そもそも『完全掌握』は、蔵人の『神速反射』と同じように防御・回避が本分ですし。(←作者の解釈)

また、火力不足なのは一輝も一緒で、『一刀修羅』使ってない状態だと『肉体強化』した創には致命傷を与えられません。少なくとも選抜戦時点では。(←作者の解釈)

それに、仮に『一刀修羅』を使われたとしても一分間耐え切れる『技』を創は持ってますし。

 

「ネタバレやめろ」

 

「その『技』って何?」

 

「次章を待て」

 

「え~~!?」

 

では続いてのQ~。

 

 

『創の『目的』って何?』

 

 

「ついに来たか・・・」

 

「私もこれ気になってたんだよね~。わくわくっ!」

 

残念ですがかがみんは一時退場です。ポチっとな。

 

パカッ!(←床に穴が開く音)

 

「え!?そんなあああああぁああああ――――――ッッ!!」

 

ヒューー

 

ボッシュートDA☆ZE!

 

「酷えことしやがる・・・」

 

創も、聞かれたくないでしょう?

 

「それはそうなんだが・・・」

 

ま、下に落としただけですし、少ししたら戻ってくるでしょう。その前に終わらせますよ。

 

「ったく・・・しゃあねぇな」

 

創の『目的』とは、『自分を見つけ出すこと』。これだけじゃ、なんのことだかさっぱりですよね。

 

「うるせ、それ以外表現しようがないだろ」

 

まあそうなんですけどね。ではでは自分語りどうぞ。

 

「自分語りって、おまえなあ・・・」

 

早く!

 

「はぁ・・・しゃぁねえな。

―――俺の『目的』。『自分を見つけ出す』ってのは簡潔に言ってしまえば、『己の魂の形をを見つけること』だ」

 

ここから独自解釈はいりまーす。

 

「―――四話で言った通り、俺の固有霊装には『形がない』。『形を与える』ことで固有霊装として展開できる。

―――自分に伐刀者としての才能があると分かった時、俺は疑問に思った。

『なぜ自分には特定の固有霊装がないのか?』

他の伐刀者はみんな、固有のモノを持っている。だけど、自分にはそれがない。

『固有霊装は一人につき一つ』

この原則は絶対だ。なぜなら、一人には一つの魂しか宿らないのだから。

ならば、複数の固有霊装を使える俺には、魂が複数宿っているのか。

―――否だ。なぜなら、固有霊装として顕現できる固有霊装は、一度につき一つだけだからだ。複数の魂があるならば、複数個同時に顕現できるはず。それができないということは、俺の魂が一つだけだということだ。

つまり、俺の固有霊装は『特定の形がないだけ』の、『一つの固有霊装』ということになる。

だが、それは伐刀者としておかしいのではないかと、俺は考える。

 

伐刀者とは、己の魂を『固有霊装』として顕現し、異能の力を操るもの。

逆に言えば、己の魂を『固有霊装』として顕現できるものが伐刀者だ。

その『固有霊装』は己の魂――つまりそいつ自身だ。よっぽどのことがない限り、その形は変わらない。

しかし、俺にはその形がない。

『固有霊装』がそいつ自身を表すのなら、俺は何だ?果たして人間なのか?それとも別の『ナニカ』か?

―――否、俺は人間だ。こうして感情があり、悩むことができている。それを人間と言わずになんという?

俺が人間であるならば、俺の魂にも確かな形があるはず。今はわからないだけで、ちゃんとした形が―――。

俺はソレを見つけ出すことを生涯の『目的』とした―――」

 

ま、次章でも同じような説明はしてもらうつもりです。

 

「じゃあ、俺が今しゃべった意味は・・・?」

 

前回予告しちゃったし、多少はね?

 

「・・・・・・・・・」

 

そんな恐い顔しないで。ね?

 

「うぜぇ・・・」

 

お、戻ってきたみたいですな。

 

バンッ!!(←扉の開く音)

 

「ぜぇーっ・・・ぜぇーっ・・・!・・・ひどいよ、いきなり落とすなんてさ!!」

 

めんごめんご~♪

 

「・・・創先輩、殴っていいかなこの作者」

 

「いいぞ」

 

ちょ!?ストップストップ!!ほら、時間だし、ちゃっちゃと終わらせましょう!?

 

「チッ・・・。次はないよ」

 

かがみんこわい・・・(震え声)

 

「こほん。では締めます!日下部加々美と!」

 

「新谷創の」

 

「「教えて?Q&Aでした~~!」」

 

ちゃんちゃん。

 

 

 

 

 

 

 

―――唐突な次章予告―――

 

ついに校内編クライマックス!

 

 

「(私も勝って、そして行くんだ。お兄様と、みんなと一緒に、七星剣武祭へ―――!)」

 

「―――『雷切』」

 

激突!『深海の魔女』vs『雷切』!

 

 

「久しぶりですね。創くん」

 

「お久しぶりです、創さん」

 

「久しぶりだね、はじめ」

 

 

「・・・久しぶりだな、三人とも」

 

そして明かされる。創の過去

 

 

「この件はお前に任せる。必ず一輝を追放しろ」

 

「心得ております。んっふっふ」

 

一輝に迫る、不穏な影

 

 

「俺の次の相手は―――、マジかよ・・・」

 

代表を目前にして創の前に立ちはだかる強敵

 

 

「もうやめてッ!創先輩ッッ!!!」

 

「貴女には、最後まで見る義務があるわ」

 

「―――そろそろ、降参したらどうですか?」

 

「・・・俺は負けねェ。負けるわけには・・・いかねぇんだ・・・!」

 

「―――俺を倒したいのならば・・・、俺に勝ちたいのならば・・・、俺を殺してみせろ『???』ーーーーーッッ!!!!」

 

第三章、校内編クライマックス、開幕!

 




予告は予告です、本編に同じセリフが出るとは限りません。

三人が誰なのか、創の対戦相手が誰なのか、すぐわかっちゃいますよね。
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