Miniatua Garden Online ー仮想世界の問題児ー 作:夜明けの月
今回は、超コラボのプロローグです。
駄文になっている可能性が大いにあるので、そこは目を瞑っていただければ……ありがたいです。
それと、参加制限は特に設けておりませんが、原則は『問題児たちが異世界から来るそうですよ?』を原作として書いているというのが条件です。
鬱陶しい日差しが、世界を照らす。アスファルトから蜃気楼が立ち、街を行き交う人々は汗を流しつつ歩く。その中に黒い長袖のパーカーを着込み、汗をぬぐいながら歩く少年、神野司がいた。
「暑い……………」
「そりゃそんな格好だったらそうなるでしょ」
隣にいる白の涼しげなワンピースを着た長い黒髪の少女、柊華蓮が、さも当然のように言った。それもそうだろう。七月で、最高気温が三十四度を超えているのだ。長袖でいる方がおかしい。
「だいたい、ゲーム買いに行くだけでどうして長袖のパーカーを着る必要があるの?特にノックダウンしかけてるお二人さん」
華蓮が司と灰色の長袖のパーカーを着て、フードを深くかぶっている少年、咎桐信也を見ながら言う。
「僕だって着たくないさ。でもね、着ないとね………その、あれだから」
「まあなんでもいいけど、二人とも我慢しない方がいいと思うけど」
「我慢してない」
「無理してない」
「嘘つかないの」
無地の水色のTシャツに短パンを着ている少女、安部要がふたりを心配そうに見ながら言うが、二人は全くそれを聞く様子もない。
「というか、どうしてこんな日に出かけなきゃならないの?」
「そうだよ。家でゴロゴロしたかったのに」
「言い出しっぺが何を言うか。二人が、『なんか面白いゲームあるから一緒に買いに行かない?』って言うからついて来たんだけど」
「それに僕の記憶だと、二人が買いに行く日時を決めたはずなんだけど」
「「……………」」
司と信也が二人を睨むと、華蓮と要はバツが悪そうにそっぽを向いて口笛を吹き始める。
「………まあ、そのゲーム面白そうだからいいんだけどさ。なんだっけ?」
「MGO。《Miniatua Garden Online》だよ」
「《Miniatua Garden》……箱庭か」
《Miniatua Garden Online》とは、株式会社《千の瞳》が開発したヘルメット型端末《ホルダー》とVRMMOを実現可能とした端末《ギア》の専用ゲームソフトである。世界初の
この四人も、そのゲームを買うのが目的で今ここにいた。
「それじゃあ、さっさと買って帰ろうぜ。楽しみで仕方がない」
「さっき私達に文句言ってたのは誰だっけ?」
「………さて行こうか」
「こら無視するな!」
司達は、歩く速度を速めつつ、ゲームショップへと向かった。
°。°。°。°。°。°。°。°。°。°。°。
「ただいま〜……」
司は玄関の扉を開け、気だるげに告げた。黒のパーカーは脱いでおり、今は淡い黄色のTシャツになっている。
「さてと、帰ったらすぐにログインしろって言ってたよな」
そう呟きながら、早足で自室まで向かう。その手にはビニール袋が握られており、その中には《Miniatua Garden Online》ゲームソフトのパッケージが入っていた。
司は、自室に入ると《ギア》を起動し、《ホルダー》の電源を入れて《ギア》に接続する。パッケージからソフトを取り出し《ギア》に入れる。ここまで流れるような動作である。
「さてと……それじゃ、始めますか」
部屋の中は静寂で包まれる。その静寂が司の心を高ぶらせていく。
今まで見たことのない世界へと飛び立つかのような感覚が襲い、冷静でいることなどできなかった。
ピロン、とソフトの読み込みが終了する音が鳴る。それと同時に、司の口角が少し上がる。
司は、ベッドに寝転がり《ホルダー》を被る。そしてゲームを起動するための言葉を発する。
「じゃあ行きますか。『リンクーーーースタート』!!」
司は、新たな出会いと冒険に胸を馳せ、『箱庭』へと旅立つ。
ーーー今、仮想世界への扉は開かれ、物語の歯車が一つ回り始めた。
三つの歯車全てが回り始めた時ーーー《Miniatua Garden ー箱庭ー》での物語の歯車は回り始める。
すみません、今回ものすごく短いです。
たぶん次回も短くなる気が……。徐々に分量増やしていきますのでよろしくお願いします。
参加してくださっているキャラは、後ほど紹介いたしますので。
参加者の方々に。
キャラの登場が遅くなる場合があります。
ですが、なるべく早く出しますので、よろしくお願いします。
そして最後に一言、まとめるのが大変……。
司「口動かす前に手を動かせこの駄作者が」
……はい。それでは、次回もお楽しみに!