菓子甘味しか食べられないお嬢様と静かな世話役さんのお話。



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菓子喰いさん
どっかの国の良い所のお嬢様。
絶賛育ち盛りの14歳で三人姉妹の末っ子。
菓子甘味しか口に出来ない呪いにかかっている。


世話役さん
菓子喰いさんに仕える従者。
結構ずかずかモノ言うタイプ。
好きなタイプは初心な年上の女性。



菓子喰いさんと世話役さん

 

 

「ねぇ世話役」

「なんですか嬢さま」

「お腹減った」

「ラーメンでも頼みますか?」

「殺す気か」

「そしたらお役御免ですね」

「仕事なくなるぞー」

「天下り先は沢山ありますので」

「うっわ最悪!最悪だこいつ!」

 

 

 

「おい世話役」

「なんですか嬢さま」

「あれ食べたい」

「あれですねわかりました」

「おー行っちゃった……アレってなんだろ何持ってくる気なんだろアイツ」

「嬢さまお持ちしました」

「早ってかなにこれ」

「ぶた〇ん」

「ぶ〇めん」

「駄菓子屋に置いてるから行けるでしょ」

「無理だ馬鹿」

 

 

「おいこら世話役」

「なんでしょうか嬢さま」

「何やってんだテメェ」

「片付けを」

「人の下着漁ってるじゃねぇか」

「嬢さまは畳まずに押し込む癖がありますから」

「うるせぇ変態」

「残念でしたね私は年上派です」

「聞きたくねぇ」

「特に嬢さまの姉様はソソるというかドつぼと言うか」

「聞きたくねぇつってんだろやめろ!」

 

 

「おい世話役」

「なんでしょうか嬢さま」

「今日の飯は?」

「アップルパイにチョコレートパフェ、あとホットミルクです」

「ならよし。ミルクは蜂蜜ましましでね」

「わかりましたよ嬢さま」

 

 

 

「なぁ世話役」

「ふぁい?」

「何食ってんだお前」

「っんく。…ぶた〇んです」

「まだ引っ張るかそのネタ」

「美味しいですよ」

「要らんがな」

 

 

 

「おーい!世話役ー!」

「うるさっなんですか」

「暇だ遊べ」

「今何時か言ってみてください」

「午前2時」

「頭まで砂糖漬けになったんですか」

「とりあえず父様の愛人部屋覗きに行こう」

「結構本気で辞めましょう私の首が」

 

 

 

「嬢さま」

「なんだー?」

「以前嬢さまに頭まで砂糖漬けになったんですかと聞きましたが」

「うんあの時はカフェオレの飲みすぎでおかしくなってたすまない」

「もしかしなくても嬢さまって恋愛脳(スイーツ)なんですか」

「何言ってんだコイツ!?」

「いや世話役として不安に」

「違うから安心しろ」

 

 

「なぁ世話役」

「どうしました嬢さま」

「お前って年上が好みって事は胸が大きいのが好きなのか?」

「違いますね簡単に言うなら年上が年上に迫られた時に余裕綽綽に受け入れる姿もしくは余裕がなくなる姿がとてもいとおしいと言いますかソソると言いますかなんと言いますかあとここで言うのも何ですが実は私」

「あ。ごめん。もういい。もう黙れ変態」

「偏見ですよ嬢さま」

 

 

 

「ところで嬢さま」

「なんだ世話役野郎」

「甘さしか感じられないというのはどんな感じなんですか?」

「んー、甘さしか感じないって言うのは間違いだぞ」

「そうなのですか?」

「甘さも過ぎたら辛くなる」

「なるほど」

 

 

 

 







菓子喰いさんの楽しい日々

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