息抜きに魔法科高校のSSを投稿して行きます。

基本的に単発、気分が乗れば連載するかもしれません。

タグは随時更新予定です。

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元ネタは某大型掲示板のあるスレッド(幼女を柱にくくりつけて仮面をつけた数人で回りたい)より

色々とはちゃめちゃに散らかってしまいましたが皆様の暇つぶしになれば幸いです。


もしも大漢の魔法師が変態という名の紳士だったら

~もしも大漢の魔法師が変態という名の紳士だったら~

 

始まりはとある大型掲示板のあるスレだった。

 

 

スレタイ:幼女を柱にくくりつけて仮面をつけた数人で回りたい

 

 

1 名前:以下、名無しにかわりまして大漢さんがお送りします。[] 投稿日:2062/11/13(火) 23:30:48.97 ID:FjJ+SUGf0

ただし幼女に一切触れてはいけない

 

2 名前:以下、名無しにかわりましてジード・ヘイグがお送りします。[] 投稿日:2062/11/13(火) 23:31:11.53 ID:L2lj4k150

いつにする?

 

4 名前:以下、名無しにかわりまして周公瑾がお送りします。[] 投稿日:2062/11/13(火) 23:31:42.20 ID:TZRD0IYR0

集合場所は?

 

7 名前:以下、名無しにかわりまして崑崙方院長がお送りします。[] 投稿日:2062/11/13(火) 23:32:42.00 ID:yhD7OX2gO

こいつ世界一のアホwwwww

 

15 名前:以下、名無しにかわりまして椎原龍郎がお送りします。[] 投稿日:2062/11/13(火) 23:34:13.33 ID:Uh0fMg01O

久々にワラタwwwwwwwwww

 

 

16 名前:以下、名無しにかわりましてジード・ヘイグがお送りします。[] 投稿日:2062/11/13(火) 23:37:35.62 ID:kjy8h9pR0

ちょっとまて、幼女っていってもそれじゃ具体的じゃないだろ。

 

7才、ツインテール、水色のトレーナーにデニムっぽいキュロット、裸足、でいこうと思うんだが、どうよ。

 

20 名前:以下、名無しにかわりまして七草弘一がお送りします。[] 投稿日:2062/11/13(火) 23:40:24.97 ID:heONKURw0

>>16そういうことなら、

 

12才、黒髪ボブカット、黒のセーターに赤いミニスカート、白のタイツ

 

の方がいいと思うのだが

 

21 名前:以下、名無しにかわりまして大漢さんがお送りします。[] 投稿日:2062/11/13(火) 23:41:44.63 ID:H4/avmCGO

これは吹いたスレタイスレに挙がるwwwww

 

>>2012才とかwwwBBAじゃんwww

 

22 名前:以下、名無しにかわりまして七草弘一がお送りします。[] 投稿日:2062/11/13(火) 23:41:46.97 ID:heONKURw0

>>21てめぇは俺を怒らせた

 

 

23 名前:以下、名無しにかわりまして周公瑾がお送りします。[] 投稿日:2062/11/13(火) 23:44:39.09 ID:QSCKVXjlO

想像してしまうwww

そういや、近々台北で魔法師の交流会があるらしいですよ?

 

24 名前:以下、名無しにかわりまして崑崙方院長がお送りします。[] 投稿日:2062/11/13(火) 23:47:09.03 ID:JaixHCuy0

むしろ俺が柱にくくりつけられて周りを仮面かぶった数人の幼女に回られたい。

 

>>23知ってる。10代の子供たちの交流会だろ?

 

32 名前:以下、名無しにかわりまして七草弘一がお送りします。[] 投稿日:2007/11/14(水) 00:01:19.93 ID:YtX7jKXi0

あ、俺それ参加予定だわ

 

34 名前:以下、名無しにかわりまして椎原龍郎がお送りします。[] 投稿日:2007/11/14(水) 00:04:09.77 ID:paxnDtNk0

>>32マジかwww可愛い子いんの?

 

37 名前:以下、名無しにかわりましてジード・ヘイグがお送りします。[] 投稿日:2007/11/14(水) 00:04:59.48 ID:dqEXEPfT0

10代か、ありだなwww

 

38 名前:以下、名無しにかわりまして大漢さんがお送りします。[] 投稿日:2007/11/14(水) 00:06:50.34 ID:uQ38BqeLO

これは本気を出さざろうを得ないwww

んじゃ集合場所は台北な

 

 

40 名前:以下、名無しにかわりまして周公瑾がお送りします。[] 投稿日:2007/11/14(水) 00:08:28.50 ID:z0qPl+pv0

え?マジでやんのwww

んじゃ排ガスは女の子の身体に良くないから、電車で集合な

 

 

 

~以下、満スレになるまで真面目に作戦会議~

 

 

 

 

 

 

「と、いうわけでようこそ崑崙方院へ!」

 

「え~と……意味がわかりません」

 

東アジア少年少女魔法師交流会のさなか、少し席を外した少女が数人の男に連れ去られ、恐怖に震えながら誘拐された理由を聞いた第一声がこれだった。

 

少女の瞳は不安げに揺れ、それが少女の幼くして涼しげな美貌に一筋の陰りを落とす。

髪は夜のごとき黒髪でボブカットで整えており、黒のセーターに赤いミニスカート、足には寒くないようにか白いタイツを履いていた。

 

「つまりは、今からここにいるおじさん達がわちゃわちゃやるということですよ。四葉真夜ちゃん!」

 

「「「ウェ~~~イwww」」」

 

(ウェ~~~イじゃねぇよ……)

 

年甲斐もなくはしゃぐおっさんたちを見た少女、四葉真夜は誘拐されたという事実も忘れ白けた思考に頭を支配される。

 

「さてと、では早速……」

 

と崑崙方院の院長らしき男が真夜に近づく、それに恐怖を感じ知らずのうちに後ずさる真夜だが

 

 

 

 

 

 

 

「え~こっから好きな飲み物とお菓子を選んでください」

 

「はい?」

 

渡された紙を見て目を白黒させる。さっきから予想のつかない事ばかり起こり思考が追いついていかない。

 

「えと……じゃあ、これとこれ」

 

「おいぃぃぃぃ!!ペプシNEXとキャベツさん太郎じゃあぁぁぁぁ!!」

 

「ちょっぱやで買ってくるんじゃ!!」

 

「シャオラァッ!!」

 

おっさんたちの中で唯一見た目だけなら若々しさを保っていた男が部屋から一瞬で居なくなる。

 

「は、早い」

 

「今のは神行法と言ってな、現代魔法でいう自己加速術式のようなものだ。あいつはこれが得意魔法でな、その気になれば光の速さで移動できる」

 

(古式魔法って凄い)

 

「そして!その男の師匠にして大漢における古式魔法の第一人者!それがわし!ジードヘ」

 

「買ってきました!」

 

「まだ最後まで言ってな~い!?」

 

さっき出ていった男が大きな段ボールを2箱持って部屋に戻ってきたおかげで、師匠らしき男の言葉が中断されてしまう。

 

 

ていうか、もしかして箱で買ってきたの?そ、そんなに食べられないんだけど……

 

 

「おま、それは買い過ぎだろ!」

 

「問題ありません、余った分は真夜ちゃんの御家族へのお土産にすればよいと思います!」

 

「「「その手があったか!!」」」

 

(いやいやいや……)

 

その前にあなた方全員お父様にボコボコにされると思うんですけど、というまっとうな指摘は彼等の耳には当然届かない。

 

「よし、好みのお菓子と飲み物も用意した。では早速始めるとしよう」

 

崑崙方院の院長であろう男がそう告げるとにわかに周りの男達が真剣な表情になりキャベツさん太郎をほうばり始めた真夜を取り囲んだ。

 

「え?」

 

「では、柱にくくりつけた幼女の周りを仮面をつけた数人で回るぞ~~!!」

 

「オォォォォォ!!」

 

「いやちょっと待って」

 

ムジュ〇の仮面なり、ムカデと呼ばれるグールの仮面なりをつけ始めたおっさんという名の変態達に真夜は思わず声を上げてしまう。

 

「なにか?」

 

「いえ、私……柱にくくりつけられるんですか?」

 

真夜の言葉通り、今の彼女は超高級な羽毛のキングサイズのベッドに腰掛けている状態であり、部屋を見渡してもそんな柱は見当たらない。

 

「あぁ、それか」

 

真夜の言葉に合点が言ったように頷いたのはさっき、台詞を遮られた60代の老人だった。確か、ジード、何とかさんだったような?

 

「当初はその予定だったのだがね、柱にくくりつけては幼女が足を痛めてしまうと言う事で椅子にしようとしたんだ」

 

だが、とジードなんとかさんが言葉を続ける。

 

「だが!椅子も幼女のプリティーなお尻を痛めてしまうと言う事で、紆余曲折ありベッドになったのだ!」

 

「はぁ……そうですか」

 

ちゅど~んと効果音がつきそうな勢いで言い放ったジードさんに真夜は冷たい視線をよこすだけだった。が残念ながら彼はそのたぐいで喜ぶ人間なのでご褒美にしかならないのは真夜の為にも言わない方がいいだろう。

 

「よし、真夜ちゃんの承諾も得た所で早速回るぜ!」

 

「え!?承諾してな」

 

「イヤッフゥゥゥゥゥゥッ!!」

 

真夜の言葉なんて聞いていないぜ!と言わんばかりの勢いで大漢の救いようのないおっさんたちは仮面をかぶり真夜を円で取り囲んだ。

 

「さぁ、ちゃんと鳥の真似しろよ!」

 

「コンドルですね?わかります」

 

「それは別次元の話だ!手のウェーブを怠るな!」

 

「え、ちょ……」

 

ヤバい、このままではなにか分からんがとてつもなくマズイ気がする……!

 

「いや……」

 

「さぁいくぞぅ?」

 

「やだ……」

 

 

 

 

 

誰か……助けて!

 

 

 

 

少女のか細く弱い、それでいて純粋無垢なる祈りは……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「真夜!!」

 

 

「弘一君!!」

 

ある一人の少年に届いた。

 

 

 

 

「む!何奴!?」

 

「真夜を取り戻しに来た!」

 

扉を魔法でぶっ壊しながら部屋に乱入してきたのは、真夜の婚約者である七草弘一であった。彼は交流会から直接来たのか汗を額ににじませ、疲労に息を弾ませながらもそれでもしっかりと真夜と排除すべき敵を見据えていた。

 

 

「バカな、どうやってここまで来た!?」

 

「道中落ちてた写真を拾って来た!」

 

(え?写真?)

 

真夜が希望に顔を緩ませながらも弘一から告げられたある一言に首をかしげる。

 

「写真?」

 

崑崙方院院長である男が思案に思考をめぐらせ、ある一点の事象に行きつくと顔をひきつらせる。

 

「まさか、あの写真か!?」

 

「そうだ、断りもなく撮ったであろう。真夜の隠し撮り写真だ!」

 

(隠し撮り!?)

 

弘一から聞き逃せない単語を聞き真夜は目を見開く、確かに弘一が見せてきた写真には彼女自身見覚えのない物が多々あった。

 

「しまったぁ!?真夜ちゃんの可愛さを知らしめたいあまりに!?」

 

「ちょっと院長!何してるんですか!?」

 

「仕方ないだろ!お前だってそうするだろ!」

 

「……確かに!」

 

「確かにじゃない!?とりあえず、真夜は返して貰う!」

 

弘一のまっとうな指摘と言葉に変態という名の紳士たちは真面目な顔で弘一を見る。

 

「ほう、真夜ちゃんを私達から取り戻すと?どんな道理があって私達か真夜ちゃんを奪うというのかね!?」

 

「道理だと?」

 

弘一は崑崙方院院長を真っ直ぐに見据える。

 

 

「決まっている。僕は真夜を愛している!それに勝る道理があるか!!」

 

「ぐあぁぁ!?何という正論!?」

 

「ちょ!?弘一君!?」

 

 

い、今までそんな事一回も言ったことなかったじゃない!!な、なのにこ、こんな時に言うなんて卑怯よ……もう……ばか

 

 

真夜の顔が思いがけない弘一の告白に真っ赤になり、この場に似つかわしくないストロベリーな空気がただよう。

 

 

「確かに正論、だがそれが常にまかり通ると思うなよ!」

 

「何!」

 

「崑崙方院を統べる者の実力、甘く見てくれるな!」

 

はぁぁぁ!と周りの想子(サイオン)が院長の周りに集まって行く。そこから行使される魔法は戦略級も考えられるほどだ。

 

「はあぁぁ!必殺!」

 

「間が長い!」

 

「ぐはぁ!?」

 

だが一瞬の発動の差が明暗をわける現代魔法においてわざわざ気合いを入れるだけではなく魔法名まで言うなど、どうとでもしてと言っているようなものだ。

 

部屋に入った時から魔法を待機状態でCADに溜めていた弘一に先手を取られるのは自明の理だ。

 

 

「いんちょーー!?」

 

「バカな!?確かに院長は肉弾戦はからっきしの駄目野郎だが、それでも魔法の撃ちあいで負けるだなんて!?」

 

 

当然の結果として院長は弘一の偏移開放によって思いっきり壁にたたきつけられる。ついでに真夜の隠し撮り写真を気絶した顔面にたたきつけるおまけつきだ。それに狼狽する周りの人間の隙に乗じて弘一が真夜の元に一目散に駆け寄る。

 

「真夜!大丈夫かい」

 

「うん、ありがとう弘一君」

 

困惑の極みの中でようやく見知った顔に出会えた嬉しさでへにゃりと崩れた微笑みを向ける真夜に弘一の頬が赤く染まるが今はそんなときではないと気を引き締め直し弘一は真夜を自身の背中で隠すように前へ立つ。

 

「ごめん、もう少し待ってて、絶対に助けて見せるから」

 

「弘一君……うん!」

 

 

トクンと高鳴った胸をどうにか彼に悟られないようにしつつ真夜は満面の笑みと共に頷いた。真夜にとって弘一は親が決めた婚約者でしかなく、いい人だなとは思えどそこに愛と呼べる感情は存在しなかった。

 

しかし、この瞬間確かに真夜の心は弘一に奪われていた。危機的状況で助けに来た事で安心し、心理的防御が揺らいだ事を差し引いても弘一の英雄的な行動に心ときめいた事は否定はできない。

 

 

「おのれ、ではこのジードヘイグが相手だ!」

 

やっと言えた、と場違いに感動している男を油断なく見据えながら弘一はCADに手を添える。後ろに真夜という護るべき存在がいる以上、相手の魔法に先んじて此方の魔法で相手を無力化するしかない。

 

ここが相手のフィールドである以上不利は覚悟に上、それでも護るべき愛する者がいるこの状況で弘一は無様を晒すつもりはなかった。

 

たとえ、この身がどうなろうと真夜だけは護って見せる。

 

 

 

ある意味で捨て身の覚悟を決めた弘一の背にぬくもりと共に衣服がきゅと握られる感覚が背中越しに伝えられる。

 

 

「真夜……?」

 

「弘一君、私……帰りたい、みんなで一緒に、帰ろうね」

 

それは、一人の少女の願い、関係する全ての人に笑っていて欲しいと願う無垢なる少女の願いだった。

 

(やれやれ、これじゃあ、捨て身の特攻も出来ないか)

 

だが悪くない。愛する少女の願いをかなえる為、今少年は森羅万象、全てを貫き穿つ槍となりて万物の不条理全てを妨げる盾となる。

 

 

 

「掛かって来い大漢!僕が、七草弘一が相手だ!!」

 

「よくぞ言った少年!では今から術式の準備をするので十分待ってくれ!」

 

「……」

 

「……」

 

「待つわけないだろが!!」

 

「あべし!?」

 

弘一のエアブリッドがジードヘイグを扉の向こうの壁まで吹き飛ばした。

 

 

 

「やりますね、ではこのジードヘイグの弟子、周公瑾が相手です!」

 

この中では一番見た目の若い男が弘一の前に出た。

 

「私は、古式の杯に幾つもの術式を埋め込む事で現代魔法にも劣らぬ速度で魔法を放つ事が出来ます」

 

「……」

 

周の言葉に紘一の眉がピクリと動く。古式魔法は速度こそ現代魔法に劣れど、ある特定の状況下では現代魔法をはるかに凌駕する効果を発揮すると聞いたことがある。ここは相手のフィールドでありどのような魔法が来ても不思議ではない。

 

(それでも、真夜は護って見せる!)

 

不安げに此方を見つめる真夜に安心させるように微笑みで返しながら弘一は周公瑾をまっすぐに見返した。

 

「そうですか、してその杯はどちらに?」

 

「真夜ちゃんを不安にさせるといけないので別室に厳重に保管してあります!!」

 

「じゃあ何の意味もないじゃないか!!」

 

「ぐあぁぁぁ!?バカなぁぁぁぁぁ!!」

 

ここにいる奴は馬鹿ばっかかと弘一の呆れと共に放たれた魔法が周公瑾を吹き飛ばし師匠と同じ目にあわせる。

 

 

 

 

「よし、真夜!今すぐここから逃げよう。走れるかい?」

 

「大丈夫!」

 

周りの変態達を蹴散らした弘一の言葉に力強く返答する真夜を見て弘一も励まされたのか安心したように相好を崩しながら真夜の手を取る。

 

「ま、待て……」

 

と最初に倒した崑崙方院院長が腹を押さえながら立ち上がる。

 

「く、威力が弱かったか!」

 

「いやいや!こっちはもう抵抗する気はない!ただ……」

 

「ただ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「返ったきた写真が一枚足りないんだが」

 

「な、なななななななんのことだ?僕にはさっぱりだな」

 

「弘一君?」

 

「お前、もしかして……」

 

「さぁ真夜、こんな奴らの戯言は聞き流して早く帰ろう!!」

 

何故か凄く焦っている弘一に不穏なものを感じ真夜は訝しげに弘一を見つめる。

 

「弘一君、何か隠してない?」

 

「そ、そんな事は」

 

「ん?なにこれ?」

 

よく見ると弘一のズボンのポケットに不自然なふくらみがあった。

 

「あ!?」

 

気になった真夜がそれを取ると、弘一が何故かしまったとでも言いたげに顔をゆがませた。

 

 

 

 

 

 

 

そこには、去年の夏に新しく買った水着姿の真夜のが写った写真だった。

 

 

 

「……」

 

「いや、そのこれは違うんだ!正直処分するのがもったいないほどいい写真だったから、その……な!」

 

「ふ、お前も我々も同類という事か」

 

「一緒にすんな!僕は違うよ真夜!」

 

何と言うか、今までのときめきが急速に冷めていくのを真夜は感じていた、そしてその衝撃は真夜に新たな魔法を授けた。

 

「弘一君の……」

 

「ま、真夜?」

 

「弘一君のバカァァァァァ!!私の乙女心返せぇぇぇぇぇぇ!!」

 

 

「「「ぎゃあああああああああああああ!!」」」

 

 

四葉真夜の代名詞にして、夜の女王と呼ばれる所以になった魔法流星群(ミーティアライン)はこの瞬間に生まれたと言う。

 

 

 

 

 

 

その後、四葉元造率いる集団が真夜救出に赴いた所、何故か真夜以外ぷすぷすと煙を上げている七草弘一と下手人であろう大漢の魔法師達を発見し

 

とりあえず外傷のない真夜を本家につれてかえり事なきを得たと言う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はい、これが約30年前の大漢事変の顛末よ」

 

「なんというか、色々と凄まじいですね……」

 

時は進み、真夜の姉である四葉家『現当主』四葉深夜は自身の娘である四葉深雪に子守唄替わりに昔話を聞かせていたのだが、眠気を誘うどころか吹き飛ばしてしまったようだ。

 

「その方々は今はどこに?」

 

「あら、昨日屋敷の清掃に来たじゃない」

 

「え!?」

 

「あの後も何故か真夜の行く先々に現れてね、お父様が何度追い払っても来るから困ったものよね」

 

「え、えぇ」

 

なんでそんな笑いながら言えるのですかお母様と幼いながら思う深雪だったが、あの優しげな人たちが、兄との関係について相談に乗ってくれたりもした人たちがそんな事をしたのかと驚嘆する。

 

「真夜も真夜で弘一さんとの関係について相談してから変にあの人たちを信用するようになっちゃって、私達は気が気じゃなかったわよ」

 

因みにあの後、紆余曲折ありまくり真夜は弘一と結婚し今は七草性を名乗っている。そういえばあの時の大漢の人たちの暴れっぷりは凄かったなと深夜はしみじみと過去に思いをはせる。

 

なんだかんだそれを自らの力で大漢、四葉双方を納得させ叩きのめした弘一の胆力と男気に元造と真夜両方が絆され結婚するよしとなったのだが

 

 

 

「さ、深雪明日は愛しのお兄様と沖縄旅行なのだから早く寝なさい」

 

「ちょ!?お母様!?」

 

顔を真っ赤にした娘の抗議をおほほと笑いながらかわし深夜は部屋を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

家族水入らずの沖縄旅行を前日に控えたある夜の一幕であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





Q.何故書いた?
A.真夜さん救済作品を書こうと思った結果です。

四葉だけでなく敵の被害も抑えようと思ったらこうするしか思いつかなかったんですwww
あと、弘一さんを上手く立ち回らせてあげたかったというのもあります。色々と良い設定なのに小物臭が半端ないのでせめてここでは幸せにしてあげようと思いまして


あと、弘一さんと真夜さんの結婚に関するいざこざとか、深夜さんと龍郎さんの出会いとかとか考えてましたが短編の枠で収まらないのでここで投稿しました。

後ほど文章がまとまったら投稿するかもしれません。



すいません、連載小説の方も投稿しますので見捨てないで下さい(土下座

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