強くてメガネで何が悪い   作:さっぱし

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今井邦彦①

 

 

 

 

 

 

 

 まだ小学生だった時、家に帰ると見知らぬ人達が俺の家を囲んでいた

 家は半壊しており、黄色いテープで周りが囲まれていた

 

 俺はテープを潜り抜け半壊した家に向かう、見知らぬ人達の制止を振り切り、半壊した家に辿り着く。そこにあったのは血塗れの両親の姿。何故か両親と同じく家にいた筈の兄の姿はどこにも無かった

 

 その後の事は余り覚えていない、仲の良かった幼なじみが心配していたらしいがその時はまだ俺も幼く当たり散らしていた気がする。

 そんな俺も祖父に引き取られたがその祖父も半年程で他界し正真正銘天涯孤独の身となった

 

 この先どうしようかと思った時に現れたのは半壊した家を囲んでいた内の一人だった、その時その人が言った言葉は強く俺の心に残っている

 

「自分のような犠牲者を出さないように、私達に協力してくれないか?君にはその才能がある」

 

 それからその人に連れられ身元引受人になってもらいボーダーという組織に入った、なんでも俺の両親を殺したのと行方不明の兄の原因はネイバーという奴らの仕業だったらしい

 

 この時期の俺は荒れに荒れていた、がむしゃらに戦闘訓練をしてぶっ倒れてまた訓練。他人の制止は殆ど聞いていなかった

 幸い俺にはボーダーのトリガーを使う才能、つまりはトリオン量がぶっちぎりに高かった。そのおかげかサイドエフェクトなるものも確認された、まぁこれについてはサイドエフェクトを知ってからこれがサイドエフェクトなんだと再認識しただけだが

 

 

 

 

 そしてボーダーが表に出るきっかけとなったネイバーの大規模進行、沢山の人達が犠牲となったがなんとか食い止める事が出来た

 もちろん俺も戦った、まだ早いと言われたがそれでも黙って見ているなどは出来なかった

 助けられない人もいたが助けられた人もいた

 

 そんな俺に転機が訪れる、ネイバーフットと呼ばれるネイバーの住む世界。そこへの遠征だ

 実力順に選ばれた遠征組の中に俺も勿論選ばれた

 そこでみたものは差異はあるもののこちらの世界と変わらずに行われる営みがあった、正直もの凄く戸惑ったし動揺した

 その後落ち着くのにしばらく引きこもったりもしたが今では落ち着いている、俺の仇のネイバー以外にもネイバーはいる。全員が敵ではないという考えに変わった

 

 そしてボーダーが表に出て来てからボーダーは急速に大きくなった、人も増えたしランキングなんてものや級分けなんてものも出来た

 当然俺も参加した、最初は俺とあと二人の三つ巴だったが一人が抜けて次第にそんなにやらなくなった

 チーム戦にも参加し、初めて一位になった時は朝まで祝勝会をした。そのチームも解散し、隊長は新たにチームを作り、俺はソロで活動する事にし、戦い方を誰かに教える立場にもなった

 

 

 そして俺含むボーダーに新たな転機が訪れるまであと少し

 

 

 

 

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