あの後は約束の時間まで村上とランク戦をし、それを見ていた風間さんと三人で昼飯がてら反省会をして過ごしていた。昼飯は風間さんの奢りだ
その後は二人と別れて約束の太刀川隊の作戦室に向かう、二人は午後も模擬戦をして過ごすらしい。風間さんと村上の対決には興味があるが仕方ない
「入るぞ柚宇」
「はーいぞうぞー」
「わっ!わっ!」
太刀川隊の作戦室に着くと一応中に声を掛けると何かバタバタと騒がしいが気にせずに入っていく
そこには国近ともう一人、おそらく俺と同じか少し上の女性がいた
「その人が?」
「そうだよー、先ずは自己紹介しよっか」
「そうだな」
目の前にいるクールな人を見てこれが先ほどのバタバタしていた人かと思うが国近が連れてきているならオペレーターとしては優秀なんだろう、そうだよな?
「ではでは私から、こちら上田優子先輩。私達の一個上であのお嬢様学校に通ってる先輩」
「よろしくお願いします」
「あぁ、知ってると思うが今井邦彦だ。ここに居てよろしくって言うことは引き受けてくれるってことでいいんだな?」
「はい、もちろん今井くんが良いのならですが」
俺はもちろん構わない、それに国近が連れてきた人なら俺の無茶な要求にもきっと応えてくれるだろう。恐らく初めは戸惑うだろうが
「無茶な要求もするぞ?」
「全力で応えます、私が今井隊をサポートします」
「なら頼む、柚宇も助かった」
「なら今日は今井隊結成記念パーティーだね!」
真面目そうな人で良かった、決して国近の紹介に不安があった訳ではないが本当にまともそうな人で良かった
「では忍田本部長に今井隊結成の申請をしてこないといけないので、パーティーは夜からよろしいですか?」
「頼む、それと後一人くらい人が欲しいんだが心当たりあるか? 出来れば人前に立つことに慣れてる奴がいい」
「アタッカーなら一人、でも人前とは?」
うん、真面目だ
どうせ明日も休日なので学校はない
というかあの件は言ってなかったなそう言えば
「言ってなかったがウチの隊は嵐山隊に次ぐ広報任務担当部隊だ」
「えー、くにが広報担当!?」
「本当ですか?」
「あぁ、根付さんの話しだと隊服は青で近接メイン。出来れば弧月使いで隊を組んでくれとも言われてる」
銃を使う人の多い嵐山隊に対して此方は弧月、隊服が赤の嵐山隊に対してこちらは青。と言う風に根付さんが決めていた
隊服に関しては元々おれのトリオン体の服装が上は襟を立てた白シャツに裾の少し長い青いメインのジャケットを七分の所で中のシャツごと折り、下は青のズボンに黒のブーツの為問題無い
「なら大丈夫です、彼女は弧月とレイガストの二刀流ですので。人前はわからないですが既にB級なので直ぐにでも取り次ぎますが」
「明日取り次いでくれるか?」
「了解です、聞いておきます」
なかなか優秀なオペレーターを紹介してくれたな、後は実戦の時の能力だがこの分だと大丈夫そうだ
「なら後の事はパーティーの時にでも考えるか、場所はここでいいのか?」
「もちろーん、皆呼ぶから」
「では、夜にまたここということで」
俺達は解散し、俺は根付さんと所、上田は忍田さん、国近はパーティーの準備に取りかかっていく
その日の夜は学生組は俺、上田、出水、国近、三輪でそれ以上は太刀川、東、風間と予想以上に人が集まり大いに盛り上がった