傲慢な堕天使も来るそうですよ?   作:問題児愛

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しっかり書くと5000文字以内が厳しい…


六羽 勧誘と自白する獣男

「なるほどね。大体理解したわ。つまり〝魔王〟というのはこの世界で特権階級を振り回す神様etc.を指し、ジン君のコミュニティは彼らの玩具として潰された。そういうこと?」

 

「そうですレディ。神仏というのは古来、生意気な人間が大好きですから。愛しすぎた挙げ句に使い物にならなくなることはよくあることなんですよ」

 

 飛鳥が確認の為に聞き直すと、ガルドはカフェテラスの椅子の上で大きく手を広げて皮肉そうに笑う。

 

「名も、旗印も、主力陣の全てを失い、残ったのは膨大な居住区画の土地だけ。もしもこの時に新たなコミュニティを結成していたなら、前コミュニティは有終の美を飾っていたんでしょうがね。今や名誉も誇りも失墜した名もなきコミュニティの一つでしかありません」

 

「……………」

 

「そもそも考えてもみてくださいよ。名乗ることを禁じられたコミュニティに、一体どんな活動ができます?商売ですか?主催者(ホスト)ですか?しかし名もなき組織など信用されません。ではギフトゲームの参加者ですか?ええ、それならば可能でしょう。では優秀なギフトを持つ人材が、名誉も誇りも失墜させたコミュニティに集まるでしょうか?」

 

「そうね………誰も加入したいとは思わないでしょう」

 

「そう。彼は出来もしない夢を掲げて過去の栄華に縋る恥知らずな亡霊でしかないのですよ」

 

 品のない豪快な笑顔でジンとコミュニティを笑うガルド。ジンは顔を真っ赤にして両手を膝の上で握りしめていた。

 

「もっと言えばですね。彼はコミュニティのリーダーとは名ばかりで殆んどリーダーとして活動はしていません。コミュニティの再建を掲げてはいますが、その実態は黒ウサギにコミュニティを支えてもらうだけの寄生虫」

 

「……………っ」

 

「私は本当に黒ウサギの彼女が不憫でなりません。ウサギと言えば〝箱庭の貴族〟と呼ばれるほど強力なギフトの数々を持ち、何処のコミュニティでも破格の待遇で愛でられるはず。コミュニティにとってウサギを所持しているというのはそれだけで大きな〝箔〟がつく。なのに彼女は毎日毎日糞ガキ共の為に身を粉にして走り回り、僅かな路銀で弱小コミュニティをやり繰りしている」

 

「………そう。事情は分かったわ。それでガルドさんは、どうして私達にそんな話を丁寧に話してくれるのかしら?」

 

 飛鳥は含みのある声で問う。ガルドもそれを察して笑う。

 

「単刀直入に言います。もしよろしければ黒ウサギ共々、私のコミュニティに来ませんか?」

 

「な、何を言い出すんですガルド=ガスパー!?」

 

 ジンは怒りの余りテーブルを叩いて抗議する。しかしガルドは獰猛な瞳でジンを睨み返す。

 

「黙れ、ジン=ラッセル。そもそもテメェが名と旗印を新しく改めていれば最低限の人材はコミュニティに残っていたはずだろうが。それを貴様の我が儘でコミュニティを追い込んでおきながら、どの顔で異世界から人材を呼び出した」

 

「そ………それは」

 

「何も知らない相手なら騙し通せるとでも思ったのか?その結果、黒ウサギと同じ苦労を背負わせるってんなら………こっちも箱庭の住人として通さなきゃならねえ仁義があるぜ」

 

 先程と同じ獣の瞳に似た鋭利な輝きに貫かれて、ジンは僅かに怯む。しかしガルドの言葉以上に、飛鳥達に対する後ろめたさと申し訳なさがジンの胸の中で濁り出す。

 それほどジンのコミュニティは崖っぷちにあるのだ。

 

「………で、どうですかレディ達。返事はすぐにとは言いません。コミュニティに属さずとも貴女達には箱庭で30日間の自由が約束されています。一度、自分達を呼び出したコミュニティと私達〝フォレス・ガロ〟のコミュニティを視察し、十分に検討してから―――」

 

「結構よ。だってジン君のコミュニティで私は間に合っているもの」

 

「は?」とジンとガルドは飛鳥の顔を窺う。

 飛鳥は何事もなかったように耀に笑顔で話しかける。

 

「春日部さんは今の話をどう思う?」

 

「別に、どっちでも。私はこの世界に友達を作りに来ただけだもの」

 

「あら意外。じゃあ私が友達一号に立候補していいかしら?私達って正反対だけど、意外に仲良くやっていけそうな気がするの」

 

 飛鳥は自分の髪を触りながら耀に問う。耀は無言でしばし考えた後、小さく笑って頷いた。

 

「………うん。飛鳥は私の知る女の子とちょっと違うから大丈夫かも」

 

『よかったなお嬢………お嬢に友達ができてワシも涙が出るほど嬉しいわ』

 

 ホロリと泣く三毛猫。次に飛鳥はルシファーの頭を撫でながら尋ねた。

 

「ルシファーさんはどっちのコミュニティを選ぶ?」

 

「ん♪そうね………まず、私の頭を撫でるのをやめてくれないかしら?」

 

「あら、なんで?そんなこと言う割りには私に凭れ掛かった上に凄く気持ち良さそうな顔をしているじゃない」

 

「そ、それは………貴女が、私の、頭を撫でるからよ………」

 

「気持ち良いなら別にいいでしょう?―――それよりルシファーさんはどっちのコミュニティを選ぶ?」

 

「むー……………」

 

 最初に撫でられた時以来、すっかり飛鳥に飼い慣らされている幼き堕天使。ムスッとした表情を見せていたが、ガルドと目線が合いスッと目を細めた。

 

「私は勿論、人間のコミュニティを取るわ。そこの獣男のコミュニティは、たかがこの辺のコミュニティを支配できているだけの雑魚だし、その雑魚組織の下についてあげる気なんてさらさらないわ」

 

「なっ!?」

 

〝雑魚〟と言われてガルドはカチンと来た。だがここで冷静さを失っては今まで積み上げてきたものが決壊してしまうだろう。

 一方、飛鳥は意外そうな顔でルシファーの顔を覗き込んだ。

 

「あら、意外ね。人間が嫌いなルシファーさんのことだから、ガルドさんのコミュニティを選ぶかと思ってたわ」

 

「冗談を言わないでくれるかしら?なんで私があんな大した支配力もない雑魚組織を選ばなければならないのよ。それだったら人間のコミュニティを選ぶわ。それに滅ぼされる前は東区画最大手の最強コミュニティだったんでしょう?私はね、滅ぼされる前のコミュニティがどういうモノだったのか見てみたいのよ。その為なら再建も手伝うし〝魔王〟とかいうヤツらも蹴散らしてあげるわ」

 

「ルシファーさん!」

 

 ルシファーの言葉に、ジンは嬉しさの余り声を上げた。だが肝心の彼女はジンの方を見て首を横に振った。

 

「何を勘違いしてるのよ、貴方。私が協力するのはあくまで私がそうしたいからそうするだけ。ただそれだけだからね」

 

「ふふ、素直じゃないわね。ルシファーさんは」

 

「………なんか言ったかしら?」

 

「いいえ、何も言ってないわ」

 

「………?そう。それならいいわ」

 

 怪訝な顔で飛鳥の顔を見るが、嬉しそうな笑顔しか映らなかった為、正面に向き直り彼女に凭れ掛かった。

 飛鳥の膝の上の座り心地と頭を撫でられることが割りと好きになっているルシファーだが、絶対にからかわれるだろうからその事を決して口外しないように心に決めている。

 ガルドは顔を引き攣らせ、それでも取り繕うように大きく咳払いして問う。

 

「失礼ですが、理由を教えてもらっても?」

 

「だから、間に合ってるのよ。春日部さんは聞いての通り友達を作りに来ただけだから、ジン君でもガルドさんでもどちらでも構わない。そうよね?」

 

「うん」

 

「ルシファーさんは先程理由を言っていたのだから確認する必要はないわよね?そして私、久遠飛鳥は―――裕福だった家も、約束された将来も、おおよそ人が望みうる人生の全てを支払って、この箱庭に来たのよ。それを小さな小さな一地域を支配しているだけの組織の末端として迎え入れてやる、などと慇懃無礼に言われて魅力的に感じるとでも思ったのかしら。だとしたら自身の身の丈を知った上で出直して欲しいものね、このエセ虎紳士」

 

 ピシャリと言い切る。ガルドは怒りで体を震わせていた。ルシファーに続けて飛鳥も無礼極まりない物言いをして、いい加減にぶちギレそうになっているのだが、なんとか堪えて自称紳士としての言葉を必死に選ぶガルド。

 

「お………お言葉ですがレデ

 

()()()()()

 

 ガチン!とガルドは不自然な形で、勢いよく口を閉じて黙り込んだ。

 ガルドは混乱したように口を開閉させようともがいているが、全く声が出ない。

 

「………!?……………!??」

 

「私の話はまだ終わってないわ。貴方からはまだまだ聞き出さなければいけないことがあるのだもの。貴方は()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 飛鳥の言葉に力が宿り、今度は椅子にヒビが入るほど勢いよく座り込む。

 ガルドは完全にパニックに陥っていた。どういう手段かは分からないが、手足の自由が完全に奪われて抵抗することさえできなくなっているのだ。

 その様子に驚いた猫耳の店員が急いで飛鳥達に駆け寄る。

 

「お、お客さん!当店で揉め事は控えてくださ―――」

 

「ちょうどいいわ。猫の店員さんも第三者として聞いていって欲しいの。多分、面白いことが聞けるはずよ」

 

 首を傾げる猫耳の店員を制して、飛鳥は続けた。

 

「貴方はこの地域のコミュニティに〝両者合意〟で勝負を挑み、そして勝利したと言っていたわ。だけど、私が聞いたギフトゲームの内容は少し違うの。コミュニティのゲームとは〝主催者(ホスト)〟とそれに挑戦する者が様々なチップを賭けて行う物のはず。………ねえ、ジン君。コミュニティそのものをチップにゲームをすることは、そうそうあることなの?」

 

「や、やむを得ない状況なら稀に。しかし、これはコミュニティの存続を賭けたかなりのレアケースです」

 

 聞いていた猫耳の店員も同意するように頷く。

 

「そうよね。訪れたばかりの私達でさえそれぐらい分かるもの。そのコミュニティ同士の戦いに強制力を持つからこそ〝主催者権限〟を持つ者は魔王として恐れられているはず。その特権を持たない貴方がどうして強制的にコミュニティを賭け合うような大勝負を続けることができたのかしら。()()()()()()()?」

 

ガルドは悲鳴を上げそうな顔になるが、口は意に反して言葉を紡ぐ。

 

「き、強制させる方法は様々だ。一番簡単なのは、相手のコミュニティの女子供を攫って脅迫すること。これに動じない相手は後回しにして、徐々に他のコミュニティを取り込んだ後、ゲームに乗らざるを得ない状況に圧迫していった」

 

「まあ、そんなところでしょう。貴方のような小者らしい堅実な手です。けどそんな違法で吸収した組織が貴方の下で従順に働いてくれるのかしら?」

 

「各コミュニティから、数人ずつ子供を人質に取ってある」

 

 ピクリと飛鳥の片眉が動く。言葉や表情には出さないものの、彼女を取り巻く雰囲気には嫌悪感が滲み出ていた。コミュニティには無関心な耀でさえ不快そうに目を細めている。

 ただ一人、ルシファーだけはガルドをつまらないものを見るかのような冷たい瞳で見つめている。

 

「………そう。ますます外道ね。それで、その子供達は何処に幽閉されているの?」

 

「もう殺した」

 

 その場の空気が瞬時に凍りつく。

 ジンも、店員も、耀も、飛鳥も、ルシファーでさえ一瞬耳を疑って思考を停止させた。

 ただ一人、ガルドだけは命令されたまま言葉を紡ぎ続ける。

 

「初めてガキ共を連れてきた日、泣き声が頭にきて思わず殺した。それ以降は自重しようと思っていたが、父が恋しい母が愛しいと泣くのでやっぱりイライラして殺した。それ以降、連れてきたガキは全部まとめてその日のうちに始末することにした。けど身内のコミュニティの人間を殺せば組織に亀裂が入る。始末したガキの遺体は証拠が残らないように腹心の部下が食

 

 

()()

 

 

 ガチン!!とガルドの口が先程以上に勢いよく閉ざされた。

 飛鳥の声は先程以上に凄味を増し、魂ごと鷲掴むような勢いでガルドを締めつける。

 

「素晴らしいわ。ここまで絵に描いたような外道とはそうそう出会えなくてよ。流石は人外魔境の箱庭の世界といったところかしら………ねえジン君?」

 

「彼のような悪党は箱庭でもそうそういません」

 

「そう?それはそれで残念。―――ところで、今の証言で箱庭の法がこの外道を裁くことはできるかしら?」

 

「厳しいです。吸収したコミュニティから人質を取ったり、身内の仲間を殺すのは勿論違法ですが………裁かれるまでに彼が箱庭の外に逃げ出してしまえば、それまでです」

 

「そう。なら仕方がないわ」

 

 苛立たしげに指をパチンと鳴らす。それが合図だったのだろう。ガルドを縛りつけていた力は霧散し、体に自由が戻る。怒り狂ったガルドはカフェテラスのテーブルを勢いよく砕くと、

 

「こ………この小娘がァァァァァァァァ!!」

 

 雄叫びと共にその体を激変させた。巨躯を包むタキシードは膨張する後背筋で弾け飛び、体毛は変色して黒と黄色のストライプ模様が浮かび上がる。

 彼のギフトは人狼などに近い系譜を持つ。通称、ワータイガーと呼ばれる混在種だった。

 

「テメェ、どういうつもりか知らねえが………俺の上に誰が居るかわかってんだろうなァ!?箱庭六六六外門を守る魔王が俺の後見人だぞ!!俺に喧嘩を売るってことだ!その意味が

 

()()()()()。私の話はまだ終わってないわ」

 

 ガチン、とまた勢いよく黙る。しかし今の怒りはそれだけでは止まらない。ガルドは丸太のように太い剛腕を振り上げて飛鳥に襲い掛かる。

 それにルシファーが飛鳥の背後に瞬間移動し彼女のお腹辺りに腕を回すと、背に生やした小さな黒い羽を展開して6対12枚の黒い翼に変化させると、

 

「………え?きゃあ!」

 

 そのまま飛鳥を抱きかかえて黒い翼を羽ばたかせて空を舞った。そのすぐ後に飛鳥が座っていた椅子をガルドが勢いよく砕いた。

 ガルドは標的を追うように上空を見上げると、背後に飛び出した耀が腕を伸ばして、

 

「喧嘩はダメ」

 

 ガルドの腕を掴むと、更に腕を回すようにして彼の巨躯を回転させて押さえつけた。

 

「ギッ………!」

 

 少女の細腕には似合わない力に目を剥くガルド。それを確認したルシファーは翼を畳んでその前に降り立つ。

 

「あ、ありがとうルシファーさん。春日部さんも」

 

「これくらいどうってことないよ」

 

「………貴女が傷つくのが嫌だったから助けただけよ」

 

「………え?ルシファーさん?それって」

 

 飛鳥が問おうとしたところを右手で制して否定した。

 

「ち、違うわよ!べ、別に深い意味はないわ!貴女は私の同士だから助けただけだからねっ!」

 

「そ、そう。分かったわ。何も本気で否定しなくてもいいじゃない………」

 

「え?あ、ち、違うわ!深い意味はないけど、貴女のことは―――とても大事だから、その」

 

「あら、私のことがとても大事ですって?ふふ、嬉しいことを言ってくれるじゃない♪」

 

「ひゃあ!」

 

 飛鳥は嬉しさの余りルシファーに抱きついた。ルシファーは驚きの余り悲鳴を上げる。

 その光景に耀がムッとして注意した。

 

「ルシファー?飛鳥は私の友達だから独り占めしたら許さないよ?」

 

「わ、分かってるわよ。―――って誰が飛鳥を独り占めしてるですって!?飛鳥が勝手に抱きついてきただけだからね!」

 

「飛鳥のせいにしたら駄目」

 

「だ、駄目って現に飛鳥が、」

 

「飛鳥のせいにしたらダ・メ」

 

「………はい」

 

 耀の勢いに負けて頷いてしまうルシファー。その時の耀の力がガルドにさらに加わり「イデデデッ!?」になっていたりする。

 一方、飛鳥はルシファーが何度も名前を呼んでくれたことに喜びの笑みを浮かべていた。

 その表情に気づいたルシファーは小首を傾げて飛鳥の顔を覗き込んだ。

 

「………どうしたのかしら?飛鳥」

 

「え?あ、ううん!何でもないわ!」

 

「………?そう」

 

 慌てて首を横に振る飛鳥。ルシファーは再度小首を傾げるが、尋ねても答えは聞き出せないと思ったのかこれ以上の追及はやめた。

 飛鳥は気を取り直して咳払いをし、ガルドを見た。

 

「さて、ガルドさん。私は貴方の上に誰がいようと気にしません。それはきっとジン君も同じでしょう。だって彼の最終目標は、コミュニティを潰した〝打倒魔王〟だもの」

 

「………はい。僕達の最終目標は、魔王を倒して僕らの誇りと仲間達を取り戻すこと。今さらそんな脅しには屈しません」

 

「そういうこと。つまり貴方には破滅以外のどんな道も残されていないのよ」

 

「く………くそ……!」

 

 飛鳥は上機嫌なまま足先でガルドの顎を持ち上げると悪戯っぽい笑顔で話を切り出す。

 

「だけどね。私は貴方のコミュニティが瓦解する程度の事では満足できないの。貴方のような外道はズダボロになって己の罪を後悔しながら罰せられるべきよ。―――そこで皆に提案なのだけれど」

 

 飛鳥の言葉に頷いていたジンや店員達は、顔を見合わせて首を傾げる。飛鳥は足先を離し、今度は女性らしい細長い綺麗な指先でガルドの顎を掴み、

 

「私達と『ギフトゲーム』をしましょう。貴方の〝フォレス・ガロ〟存続と〝ノーネーム〟の誇りと魂を賭けて、ね」




前回で十六夜と黒ウサギに進展があり、今回はルシファーと飛鳥に進展がありました。

とはいえ互いのことをまだ恋人とは認識しておらず、『大切なヒト』程度ですが。

耀の嫉妬は飛鳥に対する恋愛感情は一切なく純粋に『友達を取らないで』という感じです。
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