私は真選組統括最高責任者であり…、   作:ゆう☆彡

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龍菜「今回は、最後に作者からお知らせがあります。」
神楽「最後まで見てくれヨ!」

銀時「テメーらの作品抹消決定の連絡じゃねーの?」
土方「んなわけあるかあぁぁぁぁ!!」
沖田「土方サンなら、是非ともそうしてほしいでさァ。」
土方「安心しろ、総悟ォ。テメーだけは道連れにしてやる。」


斬られてはならないもの、無くしてはならないものがある。

――――ゴシャァ

――ウオオォォォォ!!!

 

 

 

天人「ククク…こいつァいい。やはり、侍同士の斬り合いよりも、化け物の立ち合いの方が野次馬も盛り上がる。」

「さすが、『夜兎(やと)』や『辰羅(しんら)』に並ぶ傭兵部族『荼吉尼(だきに)』ですね。」

天「侍など、もはや前時代の遺物…奴らが生き残る術は、我らに飼われる他ないというのに。最後までバカな男であった。」

 

天導衆と支配人らしき男が眼下に見つめるもの。

“立ち合い”

 

しかし、そこにいるのは鬼道丸ではなく、鬼道丸を仕留めた本物の『化け物』、荼吉尼。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――ワアアァァァァ!!

――オオォォォォォ!!

 

天「何事だ!?」

 

突如、闘技場内のボルテージが上がった。

 

「あれはっっ!!」

 

見つけたもの……鬼道丸のお面をつけた、坂田銀時の姿であった。

 

「バ……バカな、奴は確かに…。一体誰だ!」

天「ククク…面白いではないか。鬼道丸め、我らに恨みを晴らすため、地獄より蘇ったか……。」

 

銀時とは気づかない、天人と支配人。それは、荼吉尼も同じことであった。

荼吉尼「……貴様、何故ここにいる?貴様は、わしが殺したはず……。」

銀「てめーか?俺を殺したのは。イライラして眠れなくて、起きてきちゃったじゃねーか。どーしてくれんだコノヤロー。」

 

いつも通り覇気のない口調である、

 

荼「ここはもう貴様の居場所じゃない、わしの舞台じゃ。消え去れ。」

 

この時までは。

 

 

銀「消えねーさ。」

 

“鬼の形相”

突然、その言葉が良く似合う芯の入った重みのある口調になる。

 

銀「まっすぐに生きたバカの魂はな、たとえその身が滅ぼうが、消えやしねー。」

荼「ほう、ならばその魂……、」

 

 

その言葉に荼吉尼も気づく…、鬼道丸ではないことに。

 

――――ジャキッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

荼「今ここでかき消してくれる!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――ガキィィィン!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同時に自らの剣に手をかけた、

と思えば次の瞬間、目にも止まらぬスピードで、お互いを斬りあう。

 

――パキッ

――ブシッ

 

互いの右の角が折れる。

 

――ザンッ!!

荼吉尼が、腰にさしてあった刀を手に取り、

そのままその刀を、銀時のつけていた鬼道丸のお面に突き刺す。

……が、そこに既に銀時の姿はない。

 

銀「へっ……。」―ニタッ

 

不敵な笑みをを浮かべ、荼枳尼の刀をかわし、前に入り込む。

そのまま、自らの剣『洞爺湖』を振り上げる。

 

――ガゴンッッ!

 

木刀などでは普通しないような音がして、荼吉尼の左腕が折れる。

 

「なっ!?」

その事実に驚く支配人。しかし、落ち着く奴も一人。

天「終わったな。」

 

その言葉が合図だったかのように、荼吉尼が右から、金棒が振り下ろされ、

 

銀「!?

 

 

ぐほっっっ……!?」

 

銀時の左脇腹に直撃した。

 

天「人間にしてはよくやった、だが……。」

?「我ら天人には叶わないと……?」

 

先程まで支配人の男が立っていた所に、自分に剣を向けて立っている“女”。

 

天「貴様…いつの間に……!?坂本龍菜!」

 

そこにいたのは黒い着流しに、亜麻色の髪をおろした幕府側の、それも天人側であるはずの人間だった。

 

龍「久しぶりに見た侍の戦いに、興奮でもしましたか?隙だらけ過ぎて、殺る気にもなりませんでした。」

天「なっ……、ククク……偽物の侍の斬り合いなんぞに興味など無い。」

龍「彼は違う。」

天「何……?」

 

龍菜は、眼下の銀時を見つめて言い切った。

 

龍「どんなに大きな相手でも、どんなに大きい力でも、」

銀「こんなスッカラカンの、何も詰まってねーモンぶつけられても、俺の魂は折れねーよ。」

天「!?」

 

銀時が木刀で荼吉尼を投げ飛ばす。

 

龍「彼は偽物なんかじゃない。ちゃんと“本物”です。」

 

銀時の敵をまっすぐ見据えた瞳を天人は見た。

自分をまっすぐ見据えた瞳を天人は見た。

天「まだ生きている者がいたか、本物の侍の目をした者が。」

 

 

 

 

 

 

 

 

投げ飛ばされた荼吉尼、投げ飛ばした人間。

 

――――ワアアアァァァァ!!!

 

闘技場の熱気はさらに上がった。

 

 

「貴様…、なんてことしてくれやがる。俺達のショウを台無しにしやがって。ここがどこだかわかってるのか?」

 

人間とはいえ、20人はいるであろう部下たちを引き連れ、支配人の男がやって来た。

 

――――ズガガガガガ!!!

 

そこに突如降り注ぐ、弾丸の雨。

野次馬席から放たれたもの、そこに立つ煙の中から現れる鬼の面をかぶる“二つの影”。

 

「なっ、何者だアイツら!?」

 

新「ひとーつ!人の世の生き血をすすり」

神「ふたーつ!!不埒な悪行三昧」

新・神「「みっーっつ!!!」」

 

二人の万事屋が、銀時を指さす。

 

銀「みーっつ、えー、、、み、み、みーーー!?」

新「なんで知らねーんだァァァァ!」

神「みーっつは、ミルキーはパパの味、じゃだめアルか?」

新「いいわけないだろォォォ!みーっつ、醜い浮世の鬼を!」

銀・神・新「たっ……退治してくれよう、万事屋銀ちゃん見参!!」

 

なかなかうまく決まっていない……。

 

「ふざけやがってェ!!やっちまえェ!!」

 

そのことに怒りを覚えたのか、たくさんの男たちが突っ込んでくる。

 

新「銀さん!死なないでくださいよ!死ぬなら給料払ってからにして下さい!」

銀「あぁ!?お前ら、先月は仕事なかっただろーが!」

神「じゃあ、今回はもらえるネ!」

 

敵を叩き斬りながらする会話ではない。

それでも三人の実力は圧倒的で、木刀と傘で全員を蹴散らした。

 

「なっ……なんだ、コイツら…。」

 

自分の足下に突っ伏してる、自分の部下に驚きを隠せぬ男。

 

――チャカ

そして、後ろから突きつけられた剣。

「貴様ら……真選組かっ!?!?」

 

そこには、真剣を構える沖田総悟の姿があった。

沖「そうだったら、どうすんでィ。」

「俺達のバックに誰がいるかしらねーのか。」

沖「さァ?見当もつかねーや。一体誰でィ。」

 

 

 

 

 

――――ジャカ!ジャカ!!ジャカ!!!

 

言い終わると同時に、部下たち全員が同じ黒い服を着た者たちに囲まれる。

 

「なっ、こいつァ!?」

土「オメー達の後ろに誰がいるかって?」

 

別の剣が男に突きつけられる。

 

土「俺たち真選組だ、ボケ。」

沖「アララ、おっかない人がついてるじゃないですかィ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヤベェ!幕府の犬だ!」

「ずらかれェ!!」

 

突然の警察の介入により、パニックに陥り逃げ出す野次馬たち。

 

沖「ちっ…、全員捕まえたかったんですがねィ。」

「はっ、何を言っている。貴様らは全員どころか、誰ひとり捕まえることは出来ねェ!

 

俺らのバックについてんのはなァ!!」

 

 

 

 

ヒュウッ……

――――ガシャーーーン!

 

「「「「「「「「!?!?」」」」」」」」

 

上からなにか落ちてきた。闘技場に上がる砂煙。

 

「貴様らなど到底足下にも及ばぬ方々だ!」

沖「本丸のお出ましですかィ…。」

 

全員がそこに注目し、真選組が刀を構える。

 

「幕府の犬どもを、殺っちゃってください!」

?「誰が幕府の犬だ、口を慎め。」

 

その場にいる全員が、自分の耳を疑った。聞こえた声に、覚えがあったから。

 

その場にいる全員が、自分の目を疑った。この国を操る者を、馬乗りの状態で刀を刺し、絶命させていたから。

 

龍「殺られるのは、どちらの方か、まだ分からないか。」

 

驚いた。

 

いつもなら使わぬような口調と、大きすぎる殺気に。

何も写してない、どす黒い赤い瞳に。

 

 

 

 

 

龍「誰一人、逃がす気はありません。真選組全隊士は、すべての入口封鎖の助力をお願いします。」

沖「助力……??」

 

いつもの口調に戻った龍菜は、笑って言った。

 

龍「さすがに、一人で乗り込んできたりしないかな。」

近「真選組ィ!全ての入り口を、塞げーー!一匹たりとも逃すなぁ!!」

沖「近藤さんっっ!?」

 

沖田の視線の先には、隊士たちに指示を出す近藤の姿があった。

 

近「総悟ぉ!始末書だけじゃ、済まさんぞーー!」

沖「土方サンに任せておいてくだせェェ!!」

土「ふざけんな!総悟ォ!!」

 

いつもの真選組に戻り、全員が働き出す。

 

沖「ありがとうございやす、龍姉。」

龍「いえいえ、総悟もお疲れ様。」

 

龍菜は沖田の頭に手を置いた。自然に、何の違和感もなかった。

沖田もそれが普通のように受け入れた。

 

土「……明日は雪が降るな。」

 

土方のつぶやきが響いた、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

銀「先………生……??」

 

銀時のつぶやきと共に……。




龍菜「お知らせですっ!」

みなさん、こんにちは。優菜でございます。
今回も「私は真選組統括最高責任者であり…、」をお読みいただきありがとうございました。
さてさて、お知らせというのは、この作品の今後の方針についてです。
タイトルにもあるように、このお話は『真選組』がメインのお話です。ですが、原作に沿ってもいます。そうすると、やはり銀さんが主人公になってしまうんですね。
このお話では、龍菜さんと銀さんの両方をメインにしようと頑張ってきたんですか、やはり限界がありました……ゴメンナサイ。
やはり、銀さんの素晴らしい名言は龍菜さんに言っていただきたいのですっ!
そして、これからの作者の脳内展開で行くと、銀さんの立場がどんどん下がっていってしまいます。特に、『さらば真選組』編では龍菜さんがとことん活躍します。
もちろん、銀さんも万事屋も活躍するんですよ?ですけど、やっぱり龍菜さんと真選組が大活躍します。

なので、銀さんの名言を奪わないでくれ!という人はここからのお話は読まないことをお勧めします……スイマセン。
それでも許してやろう、という方はこれからもよろしくお願いしますっ!
作者の文才で、どこまで銀さんが立場を保てるか…わかりませんが、精進は致しますので!
これからもよろしくお願いします!


銀時「俺らの方が作品抹消されかけてんじゃねーか!!」
新八「仕方ないですよ、作者は真選組大好きなんですから。」
神楽「こんなダメな作者で申し訳ないアル。」

……万事屋ももちろん活躍しますから、許してください…。
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