《総悟side》
「オイ、聞いたか?土方さんの話。」
「知ってるよ。三日前から無期限の謹慎処分と自宅待機だろ?」
既に出回っている土方サンの話。
「局中法度を犯したってんで、伊東さんは切腹を主張したらしいが、龍菜殿のおかげで、それは免れたんだとよ。」
「事実上の更迭……、いよいよ
一体、“伊東の時代”とは、どういう意味だ。
伊「君が
……またか、、、。
総「俺ァ、今までそんな派閥があったのを知りやせんでしたよ。」
伊「フフ……賢い男だ。
望みは何かね?」
……望み?
総「勿論、副長の座でさァ。」
「とうとう、沖田さんも伊東派についたらしいぜ。」
派閥……ねぇ、、、。
俺が伊東派?……ふんっ。
総「俺ァ、……派でさァ。」
ぜってぇ、裏切ることのねぇ…
……にしても、龍姉はどこ行ったんでぃ。
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―――ダンダンっ
銀「へいへい、誰だこら。」
龍「……来いって言うから来たのに、なんでそんな態度なんですか…。」
銀「そういう態度にさせてんのは、どっちだオイ。」
龍「さぁ?」
万事屋に訪れる客、坂本龍菜。
神「りゅーちゃんっ、ナイスタイミングネ!ヘルスミーアル!!」
龍「へっ!?」
神「……りゅーちゃん、髪結んでてもめっさ美人アルナ。」
龍「ふふっ…、ありがとう、神楽ちゃん。」
神楽に、手をひかれるまま万事屋に入っていく。
龍「おじゃましまーす。」
銀「……ぬおっ!?てめっ!待ちやがれっ!!」
万事屋で、神楽が見ていたのは【オタクサミット 朝まで生討論】という番組。新八が出ているらしく、神楽は、これを録画したくて龍菜に助けを求めたのだ。
神「できたアル、トロトロアル~~!!」
銀「…パン焼いてたの?新八の勇姿を録画してやるんじゃなかったのかよ。」
龍「確かに、途中までは録画をしようとしてたんですけど…。」
銀「どこを、どう間違ったんだよっっ!!」
龍「逆に天才なんじゃないですか?」
銀「あー、バカは一旦死なねぇと治んねぇもんな。」
龍「一回、巻き込まれただけで、どんだけ拗ねてんですか?」
銀「報酬くれたら、直してやる。」
馬鹿な大人2人が、くっだらない喧嘩をしていた時…
神「りゅうぅぅぅぅちゃぁぁぁぁん!!」
銀・龍「「おわぁっっつ!?!?」」
神楽がテレビを見て、大声をあげた。
神「すっ、すごいネ!!チンピラ警察が、テレビ出演アル!」
興奮する子どもの横で黙り込んでしまう大人二人。
テレビには、新八と取っ組み合いをする、“トッシー”が映っていた。
銀「…………。」
龍「…………はぁ、、、。」
銀「報酬、はずめよ。」
龍「…お願いします。」
何も言わずとも、龍菜が何を考えているのかわかった銀時は、電話をとった。
銀「新八ぃ。てめぇ、帰ってくる時チンピラ警察も連れてこい。」
新『えっ!?やっぱりこれって??えっ…!?なんでっ…!?!?』
銀「じゃあなー。」
新八の質問に答えることなく、電話をきる銀時
龍「新八くん、すいません…。」
龍菜は謝ることしか出来なかった。
《山崎side》
伊『近藤勲を暗殺し、真選組を我がものにする。』
あの男……!!
まさか龍菜殿はこのことを…?だから、副長を……??
…知らせなければ、、、副長に…、龍菜殿に……
伊「……!!!」
山「!?」
くそっ……!!
山「きっ……貴様ァ、
…副長、すいません。
でも俺は、最後まであなたについていかせてもらいます。
……龍菜殿、頼みます。
真選組を…副長を……。
どうか気づいてください…、あなたの推測と事実は、同じです!!
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龍「……??」
銀「どうした。」
龍「…いえ、なんでもありませんよ、、、それよりも……」
龍菜は目の前の光景に、再び視線を戻す。
新「えっと……土方さん…ですよね?ホントに。」
土「何を言ってるんだよ~、志村氏。」
新「志村氏!?」
土「この通り正真正銘、土方十四郎でござる。」
新「ござる!?!?」
新八がパニックになっている中、神楽の中華服に興味を持った土方が、写真を撮り始める。
龍「はぁ……。」
銀「……オイ、どーいうことだコレは。」
龍「……土方くん。私は君に“無期限の謹慎処分”と“自宅謹慎”を言い渡したはずですが?」
銀・新・神「…………。」
新「え゛え゛え゛え゛え゛!?
なっ……!?えええぇぇぇぇ!?どっ、どうしてっ!?!?」
土「いいんだよ。僕は、本当はやめたいんだから。
でも、龍菜氏に言われたから、仕方ないでござる。今は、働かないで生きていける手段を探してるってカンジかな~。」
新「はっ、はぁ、、、。」
―――完全にニートの考え方だ
万事屋メンバーの思ったことは、同じだった。
銀「オイ…、なんでこんなことになってんだ。」
龍「…はぁ、、、。実はですね……
土方くんの持ってるその“刀”が元凶なんです。」
神「これアルか?」
龍「うん。
それは“
土「そうなんだよね~。
なんか、どうしても手放せないんだよ~~。
あぁ!ひょっとして、ある朝目覚めたら、妖刀が美女に変わって僕の隣で寝てて~「黙れ。」ふごぉっっ!?」
銀時が、土方が言い終える前に殴った。
銀「お前の言うことだけ、素直に聞くのも、この刀のせいか。」
龍「……そうなんじゃないですかね。」
銀「話してもらいてぇことあったが、まずそっちの話が先みてぇだな。もちろん、報酬は上乗せしとけや。」
龍「もちろんです。お願いします、万事屋さん。」
龍菜は銀時らに頭を下げた。