私は真選組統括最高責任者であり…、   作:ゆう☆彡

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オタクは処分の意味すらわからない。

《総悟side》

 

「オイ、聞いたか?土方さんの話。」

「知ってるよ。三日前から無期限の謹慎処分と自宅待機だろ?」

 

既に出回っている土方サンの話。

 

「局中法度を犯したってんで、伊東さんは切腹を主張したらしいが、龍菜殿のおかげで、それは免れたんだとよ。」

「事実上の更迭……、いよいよ伊東(あいつ)の時代か。」

 

一体、“伊東の時代”とは、どういう意味だ。

 

 

伊「君が伊東派(こちら側)についてくれるとは思わなかったよ、沖田君。君は、完全に土方派だと思っていたが…」

 

……またか、、、。

 

総「俺ァ、今までそんな派閥があったのを知りやせんでしたよ。」

伊「フフ……賢い男だ。

 

望みは何かね?」

 

……望み?

 

総「勿論、副長の座でさァ。」

 

 

「とうとう、沖田さんも伊東派についたらしいぜ。」

 

 

派閥……ねぇ、、、。

俺が伊東派?……ふんっ。

 

総「俺ァ、……派でさァ。」

 

ぜってぇ、裏切ることのねぇ…あの(・・)人派。

 

 

……にしても、龍姉はどこ行ったんでぃ。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

―――ダンダンっ

 

銀「へいへい、誰だこら。」

龍「……来いって言うから来たのに、なんでそんな態度なんですか…。」

銀「そういう態度にさせてんのは、どっちだオイ。」

龍「さぁ?」

 

万事屋に訪れる客、坂本龍菜。

 

神「りゅーちゃんっ、ナイスタイミングネ!ヘルスミーアル!!」

龍「へっ!?」

神「……りゅーちゃん、髪結んでてもめっさ美人アルナ。」

龍「ふふっ…、ありがとう、神楽ちゃん。」

 

神楽に、手をひかれるまま万事屋に入っていく。

 

龍「おじゃましまーす。」

銀「……ぬおっ!?てめっ!待ちやがれっ!!」

 

 

 

 

 

万事屋で、神楽が見ていたのは【オタクサミット 朝まで生討論】という番組。新八が出ているらしく、神楽は、これを録画したくて龍菜に助けを求めたのだ。

 

 

神「できたアル、トロトロアル~~!!」

 

銀「…パン焼いてたの?新八の勇姿を録画してやるんじゃなかったのかよ。」

龍「確かに、途中までは録画をしようとしてたんですけど…。」

銀「どこを、どう間違ったんだよっっ!!」

龍「逆に天才なんじゃないですか?」

銀「あー、バカは一旦死なねぇと治んねぇもんな。」

龍「一回、巻き込まれただけで、どんだけ拗ねてんですか?」

銀「報酬くれたら、直してやる。」

 

 

馬鹿な大人2人が、くっだらない喧嘩をしていた時…

 

神「りゅうぅぅぅぅちゃぁぁぁぁん!!」

銀・龍「「おわぁっっつ!?!?」」

 

神楽がテレビを見て、大声をあげた。

 

神「すっ、すごいネ!!チンピラ警察が、テレビ出演アル!」

 

興奮する子どもの横で黙り込んでしまう大人二人。

テレビには、新八と取っ組み合いをする、“トッシー”が映っていた。

 

銀「…………。」

龍「…………はぁ、、、。」

銀「報酬、はずめよ。」

龍「…お願いします。」

 

何も言わずとも、龍菜が何を考えているのかわかった銀時は、電話をとった。

 

銀「新八ぃ。てめぇ、帰ってくる時チンピラ警察も連れてこい。」

新『えっ!?やっぱりこれって??えっ…!?なんでっ…!?!?』

銀「じゃあなー。」

 

新八の質問に答えることなく、電話をきる銀時

 

龍「新八くん、すいません…。」

 

龍菜は謝ることしか出来なかった。

 

 

 

 

 

 

《山崎side》

 

伊『近藤勲を暗殺し、真選組を我がものにする。』

 

あの男……!!

まさか龍菜殿はこのことを…?だから、副長を……??

 

…知らせなければ、、、副長に…、龍菜殿に……

 

伊「……!!!」

山「!?」

 

 

 

 

 

くそっ……!!

山「きっ……貴様ァ、攘夷浪士(てき)と…内通していたかァ……。」

 

…副長、すいません。

でも俺は、最後まであなたについていかせてもらいます。

 

……龍菜殿、頼みます。

真選組を…副長を……。

どうか気づいてください…、あなたの推測と事実は、同じです!!

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

龍「……??」

銀「どうした。」

龍「…いえ、なんでもありませんよ、、、それよりも……」

 

龍菜は目の前の光景に、再び視線を戻す。

 

 

新「えっと……土方さん…ですよね?ホントに。」

土「何を言ってるんだよ~、志村氏。」

新「志村氏!?」

土「この通り正真正銘、土方十四郎でござる。」

新「ござる!?!?」

 

 

新八がパニックになっている中、神楽の中華服に興味を持った土方が、写真を撮り始める。

 

龍「はぁ……。」

銀「……オイ、どーいうことだコレは。」

龍「……土方くん。私は君に“無期限の謹慎処分”と“自宅謹慎”を言い渡したはずですが?」

銀・新・神「…………。」

 

 

新「え゛え゛え゛え゛え゛!?

なっ……!?えええぇぇぇぇ!?どっ、どうしてっ!?!?」

土「いいんだよ。僕は、本当はやめたいんだから。

でも、龍菜氏に言われたから、仕方ないでござる。今は、働かないで生きていける手段を探してるってカンジかな~。」

新「はっ、はぁ、、、。」

 

―――完全にニートの考え方だ

万事屋メンバーの思ったことは、同じだった。

 

 

 

銀「オイ…、なんでこんなことになってんだ。」

龍「…はぁ、、、。実はですね……

 

土方くんの持ってるその“刀”が元凶なんです。」

神「これアルか?」

龍「うん。

それは“村麻妙(むらましゃ)”という妖刀なんです。」

土「そうなんだよね~。

なんか、どうしても手放せないんだよ~~。

 

あぁ!ひょっとして、ある朝目覚めたら、妖刀が美女に変わって僕の隣で寝てて~「黙れ。」ふごぉっっ!?」

 

銀時が、土方が言い終える前に殴った。

 

 

銀「お前の言うことだけ、素直に聞くのも、この刀のせいか。」

龍「……そうなんじゃないですかね。」

銀「話してもらいてぇことあったが、まずそっちの話が先みてぇだな。もちろん、報酬は上乗せしとけや。」

龍「もちろんです。お願いします、万事屋さん。」

 

龍菜は銀時らに頭を下げた。

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