私は真選組統括最高責任者であり…、   作:ゆう☆彡

27 / 30
マニアは三つ欲しいみたいですが、今の土方くんには命が三つ欲しいです。

?「んっ……っっっ……??」

神「あっ、起きたアル。」

龍「おはようございます。今は……」

ト「龍菜氏!おはようでござる!!

龍菜氏みたいな、美女に起こしてもらえるなんて、萌えてくるでござる!」

銀・新「「…………。」」

 

―――バゴッ!!!

 

銀時のグーが放たれたのは、言うまでもない。

 

 

龍「…はぁ、、、。

とりあえず、土方くんも一応起きたことですし、話しますね。…その“妖刀”について。」

 

 

私も鍛冶屋で聞いただけで、それが本当かは言いきれませんが、私自身も少しだけ調べてみたので、それなりに真実だと思います。

 

龍『悲しき輪廻…とは?』

鍛『あぁ。

この刀は、室町時代の刀匠(とうしょう)千子(せんこ)村麻妙によって打たれた名刀でな、、、。その斬れ味もさることながら、人の魂を食らう妖刀としてもしられている。』

龍『妖刀……ですか、、、。』

 

 

ト「妖刀?ホントに妖刀でござるか!!中から美女が出てきたりするでござるか!!」

 

―――ドコ!!バキ!!!

 

いつの間にやら目が覚めていた土方。

寝起きに言った一言で、銀時と神楽により即刻退場した。

 

 

新「妖刀って……、一体どんな…?」

龍「はい…。その鍛冶屋さんによれば、

 

“母親に村麻妙で斬られた、引きこもりの息子の怨念”が宿っているらしいですよ。」

 

……………………。

 

新「どんな妖刀ォォォォ!?!?」

龍「……私にもよくわかりません。

 

ただ、その怨念にとりつかれれば、“ヘタレたオタク”になるらしいです。」

 

それは、今の土方の姿にぴったり当てはまっていた。

 

龍「ただ…、贋作も多い刀らしくて……。本物だという可能性はとても低いそうです。

 

 

それでも、もしこの刀が正真正銘、本物なら、

 

最早、土方くんの本来の魂は、既に食い尽くされていて…、もう二度と、戻ってくる事はないかもしれません。」

 

そう言った龍菜の顔は、辛そうだった。

 

 

 

 

 

―――もくもく……、、、

 

そんな時、万事屋に立ち込める煙。

 

「「「「!!」」」」

 

銀「お前……ひょっとして…………、」

土「やれやれ。最後の一本吸いに来たら、目の前にいるのがよりによっててめーらたァ、俺もヤキが回ったもんだ。」

 

土方の位置から、龍菜のことがたまたま見えない角度になっていた。

 

土「まァ、いい……。

コイツで……最後だ……。ワラだろうが何だろうがすがってやらァ……。

 

いいかァ、時間がねェから一度しか言わねェ……。てめーらに……最初で最後の頼みがある。」

 

 

プライドの高い土方が、恥も外聞も捨てて頭を下げ、

 

土「頼……む。真選組を……俺の…俺たちの真選組を……、護ってくれ……。

それから……“坂本龍菜”を……頼……む。」

 

……頼みごとをした。

 

 

龍「……っ土方くんっっ!!」

ト「……おわぁっっ!!りり、龍菜氏ぃぃ!?!?」

 

龍菜が土方に飛びついた時は、そこにいたのは既にトッシーだった。

 

龍「……くっっ、、、。」

神「りゅーちゃん……、、、。」

 

銀「あー、あれだ。とりあえず、行くぞー、新八ぃー、神楽ぁー。」

龍「!!」

新「……!!そうですね。」

神「りゅーちゃんっ!万事屋にお任せアル!!」

銀「てめーも来いや。トッシー(こんな奴)の面倒、一体誰が見るってんだ。」

 

遠回しにでも、一緒に来ることを許してくれる、銀時()の優しさに感謝した龍菜だった。

 

龍「ありがとうございます、万事屋さん。」

 

 

 

 

 

 

 

 

新「そういえば、珍しいですね。」

銀「あぁ?何がだ。」

 

屯所に向かってる途中で、新八が銀時に言った。

 

新「依頼ですよ。銀さんが、真選組の依頼を受けるなんて珍しいじゃないですか。」

 

それは、銀時も思っていた。

なぜ自分は、あの真選組の依頼など……ましてや目の敵にしてる土方十四郎の依頼など受けているのか……、と。

 

銀「まぁ、どんなことも報酬には叶わねぇってことじゃねーの。」

 

 

なぁーんだ、と言う新八の後で、

 

銀「美人の願いなら、聞かねーわけにはいかねーだろ。

 

それに…、なんか似てんだよ。昔の仲間と……な。」

 

そう銀時がつぶやいたのは、誰も知らない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神「うるさいネェェェェ!お前ェェェ!!」

銀・新「!?」

 

―――ドガ!!!

 

銀時と新八の後ろから、とんでもない音が響く。

 

新「かっ、神楽ちゃん!?」

ト「し、志村氏~。助けてでござる~~。」

新「……どっ、どうしたんですかっ!?」

龍「神楽ちゃんは何も悪くないですよ。悪いのは、トッシーの方ですね。」

 

暴れる神楽を抑えて捕まえながら、しゃべる龍菜に驚く銀時に、トッシーが掴みかかってきた。

 

ト「ぼっ、僕はただ、一人一個しか貰えない、今日販売のレアモノの限定美少女フィギュアを、保存用と観賞用と実用用に三個揃えておきたいから手伝って欲しいと「誰が手伝うがァァァァ!!」ふごぉぉぉっっ!?」

 

もう何度目かわからぬ、銀時のグーを食らうトッシー。

 

新「実用って、何に使うつもりだァ!!」

銀「心配してくんのが、アホらしくなってくんだろーが!!」

 

 

龍「アハハハ…………。」

 

ボコボコにやられるトッシーを、龍菜は笑って見守るしかできなかった。

 

 

 

 

 

―――キィィ!!

 

龍「ん?」

「副長ォ!」

 

そこに止まったのは、見慣れた白黒の車。

 

「ようやく見つけた!!副長ォ!龍菜殿ォォ!!大変なんですっ!」

「スグに……、スグに隊に戻ってください!」

 

そこで見たのは、見慣れた制服。

 

龍「何かありましたか?土方くんは、処分中ですが……?」

「じっ、実は山崎さんが……、

 

何者かに……殺害されました。」

 

しかし、そこで聞いたのは、全く慣れてない真実だった。

 

銀・神「!?」

新「やっ、山崎さんが…!?」

龍「一体、どこで、誰が……。」

「屯所の外れで…、既に下手人の姿は無く…、まだ見つかっておりません。」

 

 

何もわかってないトッシーの手がつかまれる。

 

「とにかく、龍菜殿も副長も、屯所に戻ってください!」

ト「え……、拙者、クビになった身だし…。」

「そんなこと言ってると場合じゃないでしょ!」

「さっ!早くっっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「副長も…、龍菜殿も……、山崎(・・)の所へ。」

 

そう言って、隊士たちの手に握られていた刀は、トッシーの背後で抜かれた。




アニメ銀魂、終わってしまいましたね…。
アニメ大ファンの作者、生きがいを失っています(笑)

アニメは終わってしまいましたが、この小説、まだまだ続きます。
駄作者ですが、お付き合い下さいm(_ _)m

感想・評価、お待ちしております。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。