私は真選組統括最高責任者であり…、   作:ゆう☆彡

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こんにちは!!優菜です!!


さぁ、まだまだ真選組編が終わりません!(笑)
長いですが、お付き合い下さい。

UA数2100!
ありがとうございます!


受け入れられるか拒否られるかは、行動しだい。

「ケガをしている者から、順に運び込むんだ!急げっっ!!

 

ハァ……ハァ…ハァ…、、、」

 

――――――――バコッ

「あぁ、副長ー!?局長に何してるんですか!?」

土方が、指示を出していた近藤を急に殴った。

全員、呆然である……。

「ハァ……土方くん、だから急に上司さんを殴っちゃダメだと言ったじゃないですか!!」

「あぁ!?フラフラな状態で動き回ってるやつを止めたまでだ。」

 

いやいや、息の根も止めちゃう気ですか……?フラフラなのに…、

 

「それでもほかの止め方が……」

近藤サン(この人)は口で止めたって、止まるような人じゃねぇよ、あんたも見ただろ?」

 

 

……確かに龍菜も見た。

記憶操作を解除した直後。動くはずのない身体を無理やり動かして、戦おうとした近藤の姿を。

「ハァ……仕方ないですね…。

 

すいません、近藤さんも中に運んでもらえますか?寝かせておくだけでいいので…。」

 

「「「「………………、、、」」」」

 

龍菜殿と副長って、こんな感じで話していたっけ??

 

その場にいた隊士たちが思った。

 

 

 

 

「副長ー!全員の手当て終わりました!!」

「おぅ、随分早かったじゃねぇか。」

「はいっ、龍菜殿に手伝っていただきました。」

「あいつの治療はうめぇのか?」

 

……………………、、、

……ン?なんで黙るの??

 

「上手くなかったのか、」

「「「「「めっちゃ上手かったです!!」」」」」

――――――――――――ズゴッ

上手かったのかよ!!

「今の間は何なんだ……?」

 

 

 

 

「土方くん?手当てに来ましたが、入ってもいいですか。」

「あぁ!?俺ァ大丈夫だっ!」

「いえいえ、天人と戦って大丈夫なわけないので、勝手に入りますねー。」

――――ケッキョク、ハイルノカヨ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

静寂の中、治療していると龍菜が急に話した。

「……土方くん、」

「あぁ?」

 

「……今回は本当にすいませんでした…。」「………………。」

「近藤さんと総悟くんに辛い思いをさせて、しかも攻撃まで受けて……、

 

巻き込んでしまって、上司として不甲斐なくてすみません。」

龍菜は土方に頭を下げた。

 

 

 

「ハァーーー………………。」

龍菜はもちろん許してもらえるとは思っていなかった。

それほどのダメージを、真選組には与えたのだ。

「……今回の天人壊滅と攘夷浪士との戦闘で破壊された建造物やらはどうなる。」

「…………天人壊滅に関しては、幕府に伝えます。今回の場合、天人側に非があったので。」

「そんな事で、上のヤツらは受け入れんのか?」

天人がついた幕府……いわば天人の言いなりである今の幕府に“天人の一族を壊滅させた”などと伝えたら、、、

『殺される』

土方だけでなく人間なら誰でも思うだろう。

 

しかし龍菜は、

「心配していただき、ありがとうございます、土方くん。

 

ですが、私の立場はきっと君たちが考えてるよりも随分偉い地位なんですよ。それは…

 

政治的にも、武力的にも……ね。」

 

確かに、龍菜ほどの戦闘能力があれば上にも気に入られるだろう、と土方も納得した。

 

 

「今回の街の被害はどうなるんだ。」

 

「多分ですが……今回の事情を説明すれば、すぐに直ると思います。……まぁ、それ相応の責任問題がありますが…。」

 

“セキニンモンダイ”

……また

 

土方の脳裏に、近藤の事件が浮かんだ。

それを見透かしたかのように、

「土方くんは何も心配することはありませんよ。」

「あぁ?」

「こういう時のために、私がいるんです。

 

民を守るのが君たち真選組の仕事なら、

私の仕事は真選組を…

 

“君たちの居場所と権限を守ること”です。なので、今回のことは気にしないでください。」

「…………………………そうか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長い時間、龍菜が手当する音だけが響いた。

「謝ることじゃねぇよ。」

「!?」

突然、土方が言った。

「今回の戦いは俺ら真選組にとっても、必要な戦いだったはずだ。近藤サン(大将)がやられた、その事実だけは変わんねぇ。やったのが、あんたじゃなかったってだけの話だ。

真実を知れたことも、近藤サンのカリを返せたのもあんたのおかげだ。そして、結果的に真選組を共に守った、そしてその責任も引き受けようとしてる。

そんだけで今までのことも、真選組の頭になるってことに対しても充分なことだろ。」

 

龍菜は驚いただろう。

自分の大切な仲間たちを、傷つけた犯人である自分を許してくれた事に。

自分を頭と認めてくれたことに。

「……ありがとう…っ…ございますっっ!!」

 

 

 

「……でぇ、

 

さっきからそこで聞いてる腐れ共、どういうつもりか言ってもらおうじゃねぇかぁぁぁぁぁ!!」

「「「「「!?すいませーーーん!!でも、副長、かっこよかったすよーーーー!!」」」」」

「待てや、ごらあぁぁぁぁぁ!!!てめぇら!いつから聞いてたあぁぁぁぁぁ!!」

「ほぼ最初からでさァ、土方サン!」

「総悟ぉ…テメェ……。全員殺す!!」

 

 

 

 

 

……行っちゃった…。

「うるさい連中ですいません、龍菜殿。」

「近藤さん!?身体の方は大丈夫ですか?」

「おかげさまで、隊士たちが言っておりました。“龍菜殿のおかげだ”と。」

「いえいえ!!お役に立てて、良かったです。」

 

 

 

 

 

 

 

「龍菜殿。」

近藤が急に真面目に話してきた。

 

「俺もトシの話を盗み聞きしてしまったんですがね…

 

トシの言ってることは、俺たち真選組全員が思ってることです、誰もあなたを恨んでなんかいませんよ。むしろ、あなたを尊敬しておると思います。」

「??」

 

「実はですね、初めて見たんですよ。隊士たちも、俺も。」

「何をでしょうか?」

「……トシが背中をあずけて戦うところですよ。真選組はトシの背中を見て戦いますが、誰一人としてトシに背中をあずけられた者はいないんですよ。」

「………………、、、」

「そのトシに背中をあずけられた。その事実は隊士たちがあなたを信頼することに疑う余地を与えない事実なんです。」

「…………そう…でしたか。」

 

 

このとき、

 

真選組統括最高責任者が…

 

いや、“坂本龍菜”が……

 

一人の女性として、

 

わずかに微笑んだことに、

 

近藤は気づかなかった

 

 

 

そして、気づいたとしても、

 

その意味を知るのは、

 

もう少しあとのことだった。




はいっ!どうでしたでしょうかねー?


次回は今回の話で「トシの話を盗み聞きしていたのは誰か」ということが、キーポイントとなったり、ならなかったり……(笑)

ではまた!!――――バイバイ
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