心を失った少女も異世界から来るそうですよ? 作:ほら、死の花が咲いた
一応予定としては、挿絵を描きながら投稿していく予定です。そちらも楽しみにしていただけると嬉しいです。
とわ言え、拙い技術なのであれですが………
追記:誤字脱字修正
第3話
飛鳥たちと合流した十六夜たちは、事情を聞いた黒ウサギが激怒して説教をしている間に壊れた店の片付けを手伝っていた。雅だけは屈むと不味いので椅子に座らされている。
一通り説教が終わったのか、飛鳥達が肩を竦めながら帰ってきた。そして開口一番で今度は十六夜が正座させられる・・・・・。
まあ、理由は言わずもがなというやつだろう。
「それで?どうして雅さんはこんな格好をしているのかしら?」
こんな格好というのはつまり、裸に十六夜の上着という格好なわけだが---。
道行く男性も頬を染めながら通りすがら眺めては飛鳥に睨まれそそくさと離れていく状況だった。
十六夜はどう説明したものかと悩んでいると、横から白雪が説明しだした。
「すまない。主の服は我との戦いで弾けとんでしまったのだ・・・・・。それでそこの男が上着を貸してやったというわけなので、悪いのは我だから怒らないでやってほしい」
「・・・・・貴女は?」
「おお、すまぬ。我は白雪という。トリトニスの滝に棲んでいた水神だが、今日よりお前たちの仲間となった。よろしく頼むよ」
「そう、よろしくね白雪さん。私は久遠飛鳥よ。 それで黒ウサギ?彼女の服を買いに行きたいのだけれど、いいかしら?」
飛鳥の提案に暗い表情になる黒ウサギ。彼女も買いに行かせたいのはやまやまなのだが、今の"ノーネーム"の財政はかなり厳しい。そこであることを思い出した黒ウサギは提案した。
「えっと・・・。実はお金があまり無くてですね・・・・・。本拠に戻れば私が頂いた服が余ってますので、それでは駄目でしょうか?」
「ああ、そう言えばあなたたちのコミュニティは崖っぷちだったわね・・・・・。それでも、下だけはどうにかならないかしら?もし転びでもしたら・・・その///」
そうなってしまった時のことを想像したのだろう・・・飛鳥は耳まで顔を赤くしてしまう。
そこでまた「うーーーーーーん」と悩み始める黒ウサギ。ーーーと、当の本人である雅から声が上がった。
「・・・・・紙と、書くものは・・・ない?」
「・・・・・え?ありますけど・・・・・・・・どうするんですか?」
そう言いながら黒ウサギはカードから紙とペンを取り出した。雅はそれを受け取ると、なにやら線を書き始める。
「それは・・・札か?でも確か札って特別な紙を使うんじゃなかったか?」
「・・・・・本来なら、神棚に上げるためのものだから・・・特別な紙を使う。・・・・・けど、今書いてるのは、術用の・・・お札だから。・・・・・紙よりも・・・籠める霊力と、線が・・・大事」
十六夜たちが「へ~」っと感心したように頷く。そうしているうちに書き上がったのか、雅は立ち上がると少し離れて札を構えた。
「・・・・・我が身・・・我が心・・・・・奉りし大神の
雅の言葉が終わると、一瞬の静寂の後体が光だした。雅は上着を脱ぎ捨てると、胸の前で祈るように手を組む。すると光は彼女を包むように巻き付いていき、光が収まった時には最初に着ていたのとそっくりな巫女装束を纏っていた。
十六夜たちはその光景に目を奪われていたが、雅が脱ぎ捨てた上着を拾ったところで我に返る。雅は上着を腕で抱えながら十六夜の前へと歩み寄った。
「十六夜・・・・・上着、ありがとう」
「別に構わねえよ。けど、あの時もこうしてれば良かったんじゃねえか?」
「綺麗に・・・書ける、場所が・・・・・無かった」
なるほど、と納得する。とりあえずなんとかなったことにホッとした黒ウサギの提案で、"サウザンドアイズ"へ向かうことになったジンを除いた六人は、店の前で足止めをくらうのだった。
現在は黒ウサギと女性の店員がにらみ合いをしている。やれやれと頭を押さえた白雪は、前に出て店員に話しかけた。
「店員よ。この者たちの素性は我が保証するから、中に入れてはもらえぬか?」
そこで初めて白雪の存在に気づいたのか、店員は驚いたように声を上げた。
「し、白雪様!?なぜこちらに・・・・・」
「実はこの娘にゲームで敗れてな。今は従属しておるのだよ」
なっ・・・・・と、驚きに固まる女性店員。どう見てもただの人間にしか見えない少女が蛇神を従属させたことに驚いたのであろう。二人を見比べながら口をパクパクさせていた。
と、丁度その時だったーーー。
「いぃぃぃぃぃやほぉぉぉぉぉ! 待っておったぞ黒ウサギイィィィィ!」
「きゃーーーーー··············!」
突然ちっこい何かが爆走してきたと思ったら、黒ウサギに突っ込んでそのまま水路へと消えていった。
首を傾げる雅と頭を痛そうに抱える店員と白雪。飛鳥と耀はそれを呆然と見送っていた。
そして飛んでいった黒ウサギはというとーーー。
「し、白夜叉様!?どうして貴女がこんな下層に!?」
「そろそろ黒ウサギが来る予感がしておったからに決まっておるだろうに! フフ、フホホフホホ!この胸の感触・・・・・やっぱり堪らんのう! ほれ、ここが良いかここが良いか!」
スリスリスリスリ。
「し、白夜叉様! ちょ、だ、ダメ! い、いい加減に・・・・・してください!」
黒ウサギは白夜叉の頭をわし掴むと、店に向かって放り投げた。
「あーーーーれーーーーーー!」
「・・・・・捕まえ・・・た」
飛んできた変態をキャッチしたのは意外に雅だった。雅は白夜叉を抱きかかえると、そのままぎゅっと抱きしめる。
「な、なぜ私はこの娘に抱きしめられておるのかの?」
「・・・・・抱き、枕・・・ゲット・・・・・♪」
なんというか・・・・・今までで一番いい表情をしている雅に複雑な感情を抱く十六夜たち。
見ると雅はその場に座り込んで白夜叉の頭を撫でながら頬擦りまでしていた。これ、本当に雅か?と、疑問を持つ十六夜たちだったが、それでも虚ろな瞳は健在な所を見ると間違いないらしい・・・・・。
とりあえず雅の好きな物は小さくて抱き心地が良いものと納得することにした一同は、改めて話をすることにした。
「貴女はこの店の人?」
「こら、くすぐった・・・・・お?おお、そうだとも。この"サウザンドアイズ"の幹部様で白夜叉様だよご令嬢。仕事の依頼ならその年齢の割に発育がいい胸をワンタッチ生揉みで引き受けるぞ?」
「オーナー。それでは売り上げが伸びません。ボスが怒ります」
「白・・・夜叉。・・・・・私の、胸なら・・・いいよ。コミュニティ?も、助かる」
「ふむ、ならばさっそく・・・・・!!」
「揉まないでください、揉ませないでください!!!」
スパーン!
丁度水路から這い上がってきた黒ウサギが慌ててハリセンをはしらせる。
白夜叉は残念そうに黒ウサギを見上げた。
「まあ、今回は我慢しておこう。とりあえず、話があるなら店内で聞くからついてこい」
店員はまだなにか言いたそうにしていたが、白雪もいるということでこの場は諦めたようだ。
一同は白夜叉に案内されるまま店内を歩いていき、通された部屋に思い思いに腰をおろした。
「まずは、もう一度自己紹介しておこうかの。私は四桁の門、三三四五外門に本拠を構えている"サウザンドアイズ"幹部の白夜叉だ。この黒ウサギとは少々縁があってな。コミュニティが崩壊してからもちょくちょく手を貸してやっている器の大きな美少女と認識しておいてくれ」
「はいはい、お世話になっております本当に」
投げやりな言葉で受け流す黒ウサギ。だがその視線は白夜叉・・・・・というよりも雅に向いていた。
「ところで、雅さんはいつまで白夜叉様を抱えているのでしょうか・・・・・」
現在、雅は外にいたときと同じように白夜叉を抱き抱えている。真面目な話そうだったから頬擦りはしていなかったが、それでも黒ウサギは気になったようだ。
「白夜叉・・・・・抱き心地、いい・・・から」
「まあ、構わんよ。ところで、なぜ白雪がここにおるのだ?以前より霊格も上がっているようだが」
「それは、今白夜叉様を抱いている娘に私が負けて従属したからですよ。霊格もおそらく、主と契約したのが原因でしょうね」
「なんじゃと!?ではこの娘は神格持ちなのか?」
白夜叉の質問に首だけを振る白雪。契約していることで雅が神格を持っていないことは分かっているのだろう。白夜叉もその様子に考え込むが、次の言葉でさらに驚くことになる。
「神格は持っていませんが、主の霊格の高さと霊力の多さは明らかに人を超越しています。私以外にも多くの物と契約しているようですし、人の身でありながら400年以上も生きているそうです」
「つまり、不老不死ということか?」
「はい、私の全力の一撃が直撃したのにかすり傷一つありませんでしたからね」
その時のことを思い出したのか、白雪は苦笑いを浮かべた。白夜叉は深く考え込むように俯いてしまったが、そこで十六夜から声がかかる。顔を上げると、そこには獰猛な笑みを浮かべた十六夜、飛鳥、耀の三人が立ち上がって見下ろしていた。
「さっきから白雪はお前を様付けで呼んでるが、お前は白雪よりも強いのか?」
「当然。そやつに神格を与えたのは私だぞ?私は四桁以下では並ぶもののいない最強の"フロアマスター"なのだからの」
最強のフロアマスター・・・・・それを聞いた十六夜たちは更に笑みを濃くすると、挑発するように言い放つ。
「つまり、貴女のゲームをクリアできれば、私たちが東側で最強のコミュニティということになるのかしら?」
「無論、そうなるかの」
「そいつは景気がいい話だな。ちょっと遊んでくれよ、最強のフロアマスター様?」
「ちょ、ちょっとお三人様!?」
問題児三人の言葉に慌てる黒ウサギだったが、そこで雅から声がかかった。
「・・・・・遊びならやっても、良いんじゃないかな・・・本気で、戦うなら・・・・・十六夜たち・・・死んじゃう、よ?」
「・・・・・ふむ、雅に言われたんじゃしょうがねえ・・・か」
「十六夜君?」
(もしマジで死んじまったら・・・雅を助けたくても助けられなくなっちまうからな)
十六夜が大人しく引き下がったことに驚いた飛鳥と耀だったが、白夜叉は哄笑を上げると一枚のカードを取り出した。
「クククっ・・・・・どうやらそこの小僧は雅のことを随分と高く評価しておるようじゃの?それとも惚れておるのか?まあ、私も遊び相手には困っておるのでな。お前たち三人には試練を与えてやろう」
そう言った瞬間、白夜叉のカードが光出すと十六夜たちの視界は劇的な変化を遂げた。いくつもの世界が浮かんでは消えていき、最終的に辿り着いたのは白い雪原と凍る湖畔ーーーそして、水平に太陽が回る世界だった。
「・・・なっ・・・・・・・!?」
「綺麗・・・・・・・・・・」
十六夜たち三人は、余りの異常さに息を呑んだ。もし、雅の忠告を無視していたらと思うと、流石の十六夜でも肝が冷える。
対照的に、雅は純粋にこの世界に感動していた。単純に美的視点からみれば、この世界は非常に美しい物に満ち溢れている。箱庭に来てから少なくない感動を体験した雅は、忘れていた興奮を思い出せそうになっていた。
「さて、驚いてもらえた所で・・・おんしらにはアレの相手をしてもらおうかの」
白夜叉がふりかえった先には山脈が聳え立ち、そこから一つの影が飛んでくる。その姿にいち早く気づいた耀は、瞳を輝かせながら叫んだ。
「あれって・・・・・グリフォン!?」
「いかにも。・・・あやつこそ鳥の王にして獣の王。ギフトゲームを代表する幻獣だ。まずは誰がやる?」
白夜叉は"契約書類"を見せながら問いかけた。それを呼んだ耀は、いち早く手を上げる。その瞳は先程以上に輝いており、十六夜と飛鳥も苦笑いしながら譲った。
「OK、先手は譲ってやる。失敗するなよ」
「気をつけてね、春日部さん」
「・・・・・耀・・・がんばっ・・・て」
「うん。頑張る」
耀はグリフォンへと駆け寄ると一瞬躊躇った後、慎重に声をかけた。
「え、えーと。初めまして、春日部耀です」
『!?』
その声に反応を示すグリフォン。その様子に白夜叉は目を細めて感心したように呟いた。
「ほう・・・・・あの娘、グリフォンと言葉を交わすか」
白夜叉は感心したように扇を広げた。
燿は大きく息を吸って、一息に述べる。
「私を貴方の背に乗せ・・・誇りを賭けて、勝負をしませんか?」
『・・・・・何!?・・・』
「貴方が飛んできたあの山脈。あそこを白夜の地平から時計回りに大きく迂回し、この湖畔を終着点と定めます。貴方は強靭な翼と四肢で空を駆け、湖畔までに私をふるい落とせば勝ち。私が背に乗っていられたら私の勝ち。・・・どうかな?」
燿は小首を傾げる。確かに、その条件なら力と勇気の双方を試すことが出来る。
『娘よ。お前は私に"誇りを賭けろ"と持ちかけた。ならば、誇りの対価に、お前は何を賭ける?』
「命をかけます」
またも即答だった。余りに突飛な返答に黒ウサギと飛鳥から驚きの声が上がった。
「だ、駄目です!」
「か、春日部さん!?本気なの!?」
「貴方は誇りを賭ける。私は命を賭ける。もし転落して生きていても、私は貴方の晩御飯になります。・・・・・それじゃ駄目かな?」
『・・・・・ふむ・・・』
燿の提案にますます慌てる黒ウサギと飛鳥。それを白夜叉と十六夜が制した。。
「双方、下がらんか。これはあの娘から切り出した試練だぞ」
「ああ。無粋な事はやめとけ」
「二人とも、大丈夫だよ」
「春日部さん・・・・・」
「耀・・・ちょっと、屈んで?」
雅が手招きしながら屈むように言ったので、耀は近くに行くと少しだけ屈む。すると雅は耀の肩に両手を置いて彼女のおでこに口づけをした。
「・・・・・・チュッ」
「え・・・えぇぇぇぇぇぇぇ!!?」
突然の事におでこを抑えながら顔を真っ赤にして慌てる耀。しかし雅は相変わらずの瞳で話し出した。
「・・・・・多分、山脈まで、行くと・・・凄く・・・・・寒いから、巫女の・・・・・おまじない。多少は・・・違うは、ず」
「な、なんだ・・・おまじないか。・・・・・ありがとう、雅。行ってくるね!」
耀はまだ赤いままの顔で手を振りながらグリフォンの下へと走っていく。雅も小さく手を振りながらそれを見送った。
改めて戻ってくると、グリフォンは耀に背を向けながら声をかけてきた。
『乗るがいい、若き勇者よ。鷲獅子の疾走に耐えられるか、その身で試してみよ!』
グリフォンの言葉に、耀はゆっくりとその背に跨るとそっと撫でた。
「始める前に一言だけ。・・・・・私、貴方の背に跨るのが夢の一つだったんだ」
『・・・・・そうか」
グリフォンは決闘の前に何を言っているのかと思いながらも、どこかこそばゆくも感じ翼を三度羽ばたかせると、一気に薄明の空へと飛び出した。
瞬く間に遠くなる地上とどんどん近ずいてくる山脈に、耀は興奮を隠せなかった。
大地を離れてしばらくすると、グリフォンが話しかけてきた。
目の前には山脈が近づいて来ている。
『娘よ。もうすぐ山脈に差し掛かるが・・・本当に良いのか?この速度で山脈に向かえば』
「うん。氷点下の風が更に冷たくなって、体感温度はマイナス数十度ってところかな。でも大丈夫だよ。雅のおまじないのお陰でそこまで寒くないし。それよりいいの?貴方こそ本気で来ないと。本当に私が勝つよ?」
グリフォンは、燿の表情が微笑んでいるのに驚く。そして余裕そうなのを確かめると、一気にその速度が加速した。
『・・・・・よかろう。後悔するなよ娘!』
燿自身も、なぜこんなに余裕があるのか不思議だった。事実、おまじないのお陰で想像していたよりもずっと寒さを感じない・・・寒さ以外にもなにか効果があるのだろうか?
そこまで考えた所で、急激な揺さぶりに危うく手綱を離しそうになって焦った。
『余計なことを考えてる暇はないぞ!』
グリフォンはそう言うと更に強く変化を加えながら疾走していく。
耀は頭を軽く振ると、しっかりと手綱を握り直して目の前の勝負に集中するのだった・・・。
結果としては、耀の完勝だった。ゴール直後に落下するというハプニングもあったが、それもグリフォンのギフトを得たことで安全にみんなの下へと帰ってくる。
その後、耀のギフトのことで盛り上がったが、駄々をこねる白夜叉を雅が抱っこして頭を撫でることで不貞腐れてはいたものの、一応は大人しくなった。
「ぐぬぬ・・・・・非常に・・・非常に!残念ではあるが、とりあえず次は雅の力を見せてもらおうかの」
「・・・・・私・・・の?」
「うむ、白雪に勝ったそうじゃがおんしは攻撃はしておらんのじゃろう?その辺を見ておきたいのだ」
白夜叉の品定めをするような視線に悩む雅だったが、耀や飛鳥にも見てみたいと言われて決心がついたのか、コクリと首を縦に振った。
「よし、私が相手をしてもいいんじゃが・・・・・あ、そういえばあやつがおった」
なにやらブツブツと言っていた白夜叉だったが、バッと顔を上げると柏手を2つ鳴らす。その直後・・・・・・・・白夜叉と雅以外の全員が死んだ魚のような目になった。
「フハハハハハ!このダークフレイム・マスターを召喚するとは、なんの用かな白き夜の女王よ!」
「あ〜・・・・・うむ。相変わらずの疲れる奴じゃのう。ちとそこの娘の力を見たくてな。おんしが相手をせい」
「ほう・・・・・?よかろう!・・・他ならぬ白き夜の女王の頼みだ、このダークフレイム・マスターに任せるがいい!」
『············································』
もはや何をどう突っ込めば良いのか分からない問題児たち。会話の途中途中にも奇妙なポーズを取りながら話しているためハッキリ言ってウザいことこの上ない。
そんな中、なんとか平静を取り戻した十六夜が白夜叉に問いかけた。
「な、なあ・・・・・白夜叉。そいつは、中二病なのか?」
「うむ・・・・・。実はこやつも少し前に異世界から召喚された人間での。まあ、実力は意外にも本物じゃ。雅はよいかの?」
「・・・・・・・コクッ」
「よし、では・・・両者位置につけい!」
おかしな状況にはなったものの、白夜叉の言う通りに少し離れて対峙する雅とダークフレイム・マスター?
白夜叉は二人に視線を送ると、扇子を勢いよく降り下ろした。
「それでは、始めい!」
「フハハハハハ!では行くぞ??爆ぜろリアル、弾けろシナプス! パニッシュメント・ディス、ワーーーーールド!!」
またおかしなポーズを取りながら意味不明な言葉を叫んだダークフレイムry・・・・・だったが、その瞬間、十六夜たちは本日二度目の驚愕に襲われるのだったーーー。
今回はここまでとなります。
最後のところは笑ってもらえたら嬉しいですねw
一応、挿絵は本編の一幕を絵に表現したいなと思っています。
では、またお会いしましょう!