心を失った少女も異世界から来るそうですよ?   作:ほら、死の花が咲いた

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まずは一言。

更新遅くなりまして申し訳ありませんでした!!!!!!

本来ならですね?年末から正月の休みにかけて話を進めたり番外編書いたりしたかったんですよ!けど30日に急に職場の先輩から電話がありまして·····

先輩「あ~もしもし?お前確か正月まで暇だったよな?」

主「え·····?まぁ、暇って言えば暇ですけど·····。」

先輩「よし!明日から出張に出てくれ!場所は···········だ。支店長がボーナスは弾むって言ってたから宜しくな!」

主「え?·····いや、まだ行くとは········」

先輩「お前しか空いてないんだよ!」

主「··············わ、わかり·····ました」

先輩「たのんだぞ~♪」

とまぁ、こんなやり取りがありまして·······。

仕事してました·····orz

そして急いで支度したせいでPC持っていくの忘れるという·····。これは自業自得ですね。

ひとまず!愚痴はこれくらいにして、改めて! 新年明けましておめでとうございます!
今年も精一杯努力して投稿していきたいと思いますので、宜しくお願いします♪

後書きでは出張までに描いた絵と、出張中にホテルで暇だったので態々画材(主に画用紙と色鉛筆)を買ってまで描いた絵を貼っておきます♪

では、本編どうぞ!

また挿絵が見れなくなっていたのを修正しました

追記:誤字脱字修正&一部セリフの変更


番外編:正月休み?何それおいしいの?だそうですよ?

番外編

 

ペルセウスとの決闘が決まった次の日、十六夜たちは暇をもて余していた。

白夜叉は準備期間ということで3日という時間を作ってくれたのだろうが、正直その場で戦いになると思っていたし、そもそも十六夜と雅はあの程度の相手に負けるとも思っていなかったので、何をするべきか決めあぐねていたのである。

 

そんな感じで居間でダラダラと過ごしていた十六夜たちだったが、そこへ突如乱入する者があった。

 

「ひゃほぉぉぉぉぉぉい!!準備は捗っておるか小僧どもぉぉぉぉぉお!!!」

 

相変わらず吹っ飛んでこないと登場出来ないのか、白夜叉が窓を粉々に砕きながら空中で高速回転して着地するとどや顔で振り向いた。

 

黒ウサギは「窓がぁぁぁぁぁぁぁああああ!!」と騒いでいたが、そこは問題児。十六夜たちは気にせずに白夜叉に挨拶?をした。

 

「毎度ながらブッ飛んだ登場だな白夜叉」

 

「抱っこするから・・・・・こっちに来て、白夜叉」

 

「雅・・・・・・・。流石に私と白夜叉殿を両方抱っこするのは無理じゃないか?」

 

「・・・・・・・やれば・・・・・できる!」

 

雅はそう言うと、まずレティシアを膝に座らせ、レティシアの上に白夜叉を座らせて二人纏めて腕で抱き寄せた。しかし、流石に無理があったのか三人揃って苦しそうな声を上げる。特にレティシアは間に挟まれているせいでかなり苦しそうだった。

雅は悔しそうな顔をしながら試行錯誤を繰り返したが、結局いい感じにいかず仕方なく一度レティシアを解放して白夜叉を抱っこすることにしたようだ。

 

「・・・・・・・なぜだろう。仕方なく抱っこされていた筈なのに、自分以外が抱っこされているのを見ると無性に寂しく感じる・・・・・」

 

「レティシア・・・・・貴女そういう趣味が・・・・・・・・・・・・?」

 

レティシアの言葉に少し顔を赤くした飛鳥と耀は僅かに距離を取る。

 

「バッ・・・・・・・そんなわけがあるか!」

 

レティシアもどんな誤解をされたのか悟ったようで、真っ赤になりながら叫んだ。十六夜はそんな様子をニヤニヤしながら眺めていたが、突然白夜叉が来たことが気になっていたらしく、ニヤニヤ顔はそのままに白夜叉へ声をかけた。

 

「それで?白夜叉はどうして態々俺たちの本拠まで来たんだ?何時もなら封書なんかで呼び出すだろ」

 

「ん・・・・・・・?おぉ、そうじゃった!実はの?外の世界・・・・・・・とりわけ、投稿主の世界では正月の三が日・・・・・とかいう行事の最中だというのを知っての。おんしらの都合が良ければそれにちなんだゲームでもして遊ぼうと思ったんじゃよ」

 

「オイ・・・・・・・今メタ発言しなかったか?」

 

「今回は番外編扱いだからの。多少のメタ発言は許可が出ておる。して、どうじゃ?」

 

「あんの馬鹿主・・・・・。まぁ、そういうことなら良いぜ?俺たちも暇をもて余してたところだ。つっても、正月にちなんだゲームって何をするんだ?ありゃお参りだのくらいしかやることないただの休日だぞ?」

 

十六夜の言葉に白夜叉は雅の腕から離れると、フフン!と薄い胸を反らしていい放った。

 

「なんでも、外の世界では長めの休みを利用して旅行をするものもいるらしい。そこでじゃ・・・・・・・。私が選んだ場所におんしらでチームを作って一泊二日の旅に出てもらい、そこに用意しているゲームに挑んでもらいたい。全てのゲームをクリア出来たら、私から特別な報酬も出そう」

 

「あんまり正月とは関係ないじゃねえか」

 

「でも・・・・・面白そう、だし・・・・・・・良いんじゃない・・・・・かな」

 

「そうね・・・・・・・。気晴らしにもなりそうだし」

 

「チームはどうする?」

 

そこそこ乗り気な雅たちはさっそくチーム分けを考えた。結果・・・・・・・。

 

チームA:十六夜チーム

 

十六夜、飛鳥。

 

チームB:雅チーム

 

雅、耀。

 

チームC:黒ウサギチーム

 

黒ウサギ、レティシア。

 

となった。雅はレティシアが別チームなことに文句を言っていたが、耀が代わりに自分を抱っこしても良いからと言うと、何故か瞳をキラキラさせてさっそく耀に抱きついて頬擦りを始めた。

 

「よし、チームは決まったようじゃの。では・・・・・・・現地へ送るぞ?」

 

黒ウサギが待ったという暇もなく飛ばされた六人は、それぞれ違う場所へと飛ばされていくのだった。

 

 

SIDE 十六夜&飛鳥

 

二人が飛ばされたのは木々が生い茂る山の中だった。

 

「お・・・・・・・来たね。ようこそ、僕の世界へ」

 

声がした方へ振り向くと、そこには同年代くらいに見える男の子が一人、岩に座っていた。

 

「お前が俺たちの参加するゲームの主催者か?」

 

「そうだよ。僕の名前は上條深夜。僕が主催するゲームはこちら!」

 

深夜は岩から飛び降り手を掲げると、一枚の"契約書類"が現れた。

 

『ギフトゲーム名 夜の月下美人

 

  プレイヤー一覧 逆廻十六夜

          久遠飛鳥

 

  クリア条件 ホストマスターの打倒または、ホストマスターの従える魔物の従属

 

  敗北条件 戦闘不能または、降参。

 

           "サウザンドアイズ"印』

 

 

「ふーん・・・・・・・。随分俺達向きのゲームだな?」

 

「まあね。今回は君たちに楽しんでもらう為のゲームだから・・・・・。けど、そう簡単にはいかないよ?」

 

深夜が笑った途端、彼を中心に魔方陣のような物が出現すると、そこから大量の魔物が現れた。数は百や二百では利かないだろう。飛鳥はそのあまりの数に僅かに後ずさった。

中には虎のような魔物もおり、先日戦ったガルドを彷彿とさせるその姿は、飛鳥の心の傷を少なからず抉った。それに気づいた十六夜は、飛鳥の頭を少し撫でると優しく微笑む。

 

「飛鳥、あの魔物たちはアイツに使役されているから死ぬ事はないはずだ。それに、今回のルールでは殺す必要はない。飛鳥はあの魔物たちの動きを止めることに集中してくれ。その間に俺がアイツを倒す」

 

いつもはお嬢様としか呼ばない十六夜が、自分の事を名前で呼んだことに驚いた飛鳥は、一瞬胸の痛みを忘れた。そしてその一瞬で飛鳥を立ち直らせるには十分だった。

飛鳥は十六夜の言葉に頷くと、精一杯声を張り上げて叫ぶ。

 

「魔物たちよ・・・・・・・()()()()()()()()()()()!」

 

『ギャウッ!?』

 

飛鳥の威光によって殆どの魔物がその場に座りこんだが、流石に全員とはいかず数十匹はノロノロと十六夜たちに向けて歩き出した。しかし、深夜の驚きは相当なものだった。

 

「オイオイ・・・・・・・。白夜叉の話では飛鳥ちゃんのギフトはここまで強くはなかったはずだぞ?」

 

「余所見してていいのかよ?ゲームマスター!」

 

「なっ!?」

 

目の前の光景に少し唖然としていた深夜は、十六夜の人間離れした速度にさらに驚愕し殴り飛ばされた。何本も木を薙ぎ倒しながら吹っ飛ばされた深夜はなんとか体勢を立て直すと十六夜の追撃をかわしカウンターを入れる。

しかし、速度では圧倒的に十六夜の方が速いため楽々といった感じでかわされてしまった。

 

「君のことも白夜叉から聞いてはいたんだけど、本当にとんでもないね。たった一撃で僕の体をボロボロにするなんて」

 

「そのわりには元気そうじゃねえか?」

 

「まあね・・・・・。けど、正直僕じゃ君には勝てないな」

 

「オイオイ、俺達を楽しませてくれるんだろ?こんなあっさり終わっちまったんじゃ興醒めもいいところだぜ」

 

「もちろん・・・・・・。だから、奥の手を使わせてもらうよ!」

 

深夜はまた魔方陣を展開すると、さらに魔物を大量に召喚した。十六夜は飛鳥の身の安全を考え一度後退するが、それは悪手だったことに気づかされる。

二人の目の前では、召喚された大量の魔物が次々に形を変えて一つになっていくところだった。

 

「僕の能力は実は召喚系の物じゃ無くてね。物質変換に近い物なんだ。さっきの魔物たちも、その辺の泥や土を媒介に作り出したものでね。数を多くしすぎて一つ一つの霊力が飛鳥ちゃんより弱くなっちゃったみたい。・・・・・・・けど、今回のはさっきまでのガラクタとは訳が違うよ?」

 

深夜の言葉と共に形が定まったそれは、全長200mはあるかという巨人だった。それを見た十六夜は飛鳥を抱えてさらに距離を取る。自分は大丈夫だろうが、飛鳥があの巨人の攻撃をくらったら命は無いだろうと考えたからである。

 

「い、十六夜君?」

 

「悪いな飛鳥・・・・・・・。お前を守りながら戦うのはキツそうだからここから動かないでくれ」

 

「私は・・・・・お荷物なのね・・・・・・・」

 

「飛鳥じゃあれの一撃で死んじまうだろうからな。今回は大人しくしててくれ・・・・・頼む」

 

十六夜の声音は飛鳥を邪魔だと思っているのではなく、ただ死なせたくないという心配から来るものだった。普段の飛鳥ならばそんなことを思われるのは腹立たしく感じたであろうが、なぜか今は嬉しく感じており自分の顔が赤くなっていくのが分かった。

 

「ま、まぁ・・・・・・・今回は十六夜君の言うことを聞いておいてあげるわ。けど、絶対に強くなって十六夜君の隣で戦えるようになってみせるから、覚悟しておいて!」

 

「ヤハハ!そいつは頼もしいな。期待してるぜ飛鳥」

 

十六夜は飛鳥の頭を軽く撫でると、一度の跳躍で巨人の眼前まで迫る。そのまま空中で体を捻り、回し蹴りを入れようとしたのだが、ここで予想外の事がおきた。

巨人は十六夜を視界に捉えると、その巨体からは想像も出来ないような俊敏な動きで十六夜の蹴りをかわし、さらに手に持っていた槍で突きを放ってきた。空中にいた十六夜はそれをかわすことが出来ないと考えると、その巨大な槍に己の拳を真正面から振るう。

激突の衝撃で周囲には余波による風が吹き、飛鳥は飛ばされないように木にしがみついた。そして風が収まったと同時に視線を上げると、そこには破壊された槍と落下してくる十六夜の姿が映る。

 

「十六夜君!」

 

飛鳥は思わず駆け寄りそうになったが、十六夜との約束を思いだしなんとか踏みとどまる。

視線の先では地面に激突しそうになっていた十六夜が空中で回転して足から着地するところだった。

 

「うっわぁ・・・・・・・十六夜君・・・・・君、本当に人間かい?僕の切り札をこんな簡単に打ち砕くなんて」

 

「一応、生物学上は人間だぜ?けど、今のは少しヤバかったな。マトモにくらってたら俺でも致命傷になってたかもしれない」

 

「それはどうも。けど、このままやりあっても君を満足させることは出来そうにないな・・・・・・・。どうしようか?」

 

十六夜も流石にこれ以上はなにも出てこないと分かったのか、少し考えると結論を出した。

 

「まあ、あの巨人の一撃はそこそこ楽しめたし今回はこれで終わりでもいいぜ?俺も飛鳥もペルセウスとの戦いが控えてるしな」

 

「そうかい?なら、今回の白夜叉企画の遊びは君たちの勝ちで終わりとしよう。あぁ、このあとは白夜叉が用意した旅館で羽を伸ばすといいよ。露天風呂もあるしご飯も美味しい所だから、もしかしたら今回のゲームよりも楽しめるかもね」

 

「ヤハハ、そいつは楽しみだな。んじゃ、さっそく行ってみますかねお嬢様?」

 

十六夜は何時もの調子で近づいてきた飛鳥に声をかけたのだったが、それを聞いた飛鳥の表情は途端に険しくなってしまう。なにかまずかったかと疑問に思った十六夜だったが、彼女の一言で理解した。

 

「どうして、呼び方が戻っているのかしら?」

 

「ん?・・・・・飛鳥って呼んだ方がいいのか?」

 

「だって・・・・・・・雅さんも春日部さんも名前で呼んでるじゃない。私だけ、お嬢様なんて・・・・・」

 

若干頬を赤く染めて上目使いで見上げてくる飛鳥に、十六夜は少し動揺した。

飛鳥は控えめに評価したとしてもなお美少女と呼べる外見をしている。そんな女の子のこの仕草は破壊力満点である。並みの男ならばオロオロと挙動不審になってしまうだろう・・・・・・・。

そして十六夜も並みの神経はしていないとはいえ男であることにはかわりないため、可愛い女の子のこういう表情には弱いのだ。

 

「・・・・・・・えっと、その、わかった。今度からは飛鳥って呼ぶことにする」

 

「そ、そう・・・・・ちゃんと皆の前でも呼んでくれなきゃ嫌よ?」

 

「わかったよ」

 

お互いに顔が赤いことを自覚しながらも、こういうのも悪くないと微笑みあう二人を、深夜はニヤニヤと眺めるのだった。

 

 

その後、旅館に案内された十六夜と飛鳥は、深夜が絶賛していた料理を堪能していた。

それは一つ一つが趣向を凝らしており、なぜこんな山奥で営業しているのかと疑いたくなるほどだった。

十六夜は一緒に料理を堪能していた深夜に疑問をぶつけてみることにした。

 

「なあ・・・・・・・なんでこの旅館はこんなとこにあるんだ?これだけの料理を出せるんだ、もっといい場所があるだろ」

 

「あぁ・・・・・・・その事か。実はこの旅館は数年前まではそれほど美味い料理を出すとこじゃなかったんだよね。確か・・・・・ここの一人娘がどこかで料理修行して戻ってきた頃から味がガラッと変わったらしいよ・・・・・・・あぁ噂をすれば、この子がその娘さんだよ」

 

深夜が説明している間に新しい料理を運んできた女性を、深夜は紹介した。その女性はおさげが可愛らしい20代すぎくらいの女性だった。というかこの女性をこの子扱いとは、深夜はいったい何歳なのだろうか・・・・・・・・・・・。

 

「わ、私がどうかしましたか?」

 

「十六夜が君の料理を気に入ったみたいでね。この旅館の事を教えてたんだよ」

 

「あぁ・・・・・。えっと、私は田所恵と言います。家は代々この旅館を経営していたので、白夜叉様や深夜様にはご贔屓にしていただいてました。今後ともよろしくお願いします」

 

綺麗なお辞儀をする田所に、十六夜と飛鳥は慌ててお辞儀を返した。

なんでも、彼女が料理修行をしていたのは白夜叉が出資元の料理学校だったらしい。そこで彼女は学園の権力の一部を持つことができるという十傑のメンバーに入っていたと言うのだから驚きだ。

田所の話では東側にも十傑のメンバーだった人が数人店を構えているという話だったので、十六夜と飛鳥は今度食べに行ってみようと話ながら田所の作る料理を堪能したのだった。

 

食事を終えた十六夜と飛鳥は、今度は露天風呂を楽しむことにした。深夜は白夜叉への報告があるから先に行っててくれと言うので、それならと真っ直ぐに温泉へと向かっていく二人。

それぞれ脱衣場に入った二人は、タオルを体に巻きながら温泉への扉をほぼ同時に開けた。

 

「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」

 

そして固まる二人・・・・・・・。

 

今二人はタオルを巻いているとは言えほぼ裸の状態でお互いを見たまま固まっていた。先に我に返ったのは意外にも飛鳥の方だった。

 

「もしかして・・・・・・・混浴、だったりするのかしら・・・・・」

 

「多分・・・・・・・そうなんだろうな」

 

そのままなんとか視線だけは反らした十六夜だったが、どうしようかと悩んでいるとまた飛鳥から声がかかった。

 

「もう、見られちゃったしいいわ。一緒に入りましょう?」

 

「良いのか?」

 

「十六夜君なら構わないわ。十六夜君も気づいてるんでしょう?その・・・・・私が貴方を気になってるの・・・・・・・」

 

「まぁ・・・・・・・な」

 

「でも、十六夜君は雅さんのことが気になってる。だからこういう機会は私としては逃せないのよ。感情を取り戻せていないあの子に、普段は遠慮してしまっているし・・・・・こういう2人きりのチャンスは活かしていかないと・・・・・・・ね?」

 

イタズラっぽく笑った飛鳥は、場所のせいもあるのかやけに可愛らしく見えてしまい十六夜はガラにもなくドキッとしてしまう。確かに彼女の言うとおり、十六夜は雅と飛鳥の両方を気に入っていた。そしてどちらかと言えば雅の方に心が向いていたのも事実である。

しかしそれは、雅の事が心配だったという考えが強かった。彼女の感情はまだまだ戻り始めたばかり・・・・・・・今後もあれこれと世話を焼いてしまうだろう。

しかし今日は、完全に飛鳥へと心が傾いていることに十六夜も気づきはじめていたのだ。そこにこんな美味しいイベントを起こされては彼でも一気に持っていかれそうになってしまう。

それでもなんとか耐えた十六夜は、今は自分の気持ちを正直に答えるだけに止めた。

 

「確かに・・・・・・・俺は雅と飛鳥の両方が気になってたんだ。雅は俺が助けてやるんだって、傲慢にもそんな考えをしていた。けど、アイツの感情が多少戻ってきことで、気づいた。俺が雅に向けていた感情は、病人に対するそれで・・・・・・・ただの自己満足な気持ちでしかなかったんだって。そう思った時には、もうアイツを恋愛対象としては見れなくなってた・・・・・・・いや、俺なんかがあいつを好きになっても良いんだろうかって思う様になった」

 

「・・・・・・・・・・・なら、私は?」

 

「本気で悩んでるのはそっちだな・・・・・。飛鳥に対する気持ちも、雅の時と同じなんじゃないかってずっと考えてるんだが・・・・・・・答えが出ないんだ。初めてだよ・・・・・・俺がこんなに悩むなんてさ。だから・・・・・・・なんだ、もう少し待っててくれねえか?答えが見つかる・・・・・・・その時まで」

 

本来なら・・・・・・・普通こんな事を言う男は最低な奴なのだろう。二人に好意を向けていて片方に向けていた気持ちが嘘だと分かったらあっさりと切り捨てられてしまい、さらにはもう片方への気持ちも嘘なんじゃないかと本人に言ってしまってるのだ。普通の女性ならビンタでもかまして去っていってしまうような状況だったが、十六夜の瞳は物凄く真剣で、本気で悩んでいるのがわかった飛鳥はこれが彼なりの精一杯の誠意なのだと理解した。

 

「フフ・・・・・・・他の女性なら怒られていたかもしれないわよ?」

 

「わかってるよ・・・・・・。けど、黙っていて後からやっぱりあの気持ちは嘘でしたなんて言うよりは、今ちゃんと話しておいた方がいいと思ったんだ」

 

「そうね・・・・・。けど、私は待っていられるほど素直な女じゃないの。だから・・・・・・・」

 

「ん!?」

 

気づけば十六夜の唇は飛鳥の唇によって塞がれていた。突然腕を引っ張られたため十六夜も抵抗できずに飛鳥からの口づけを受け入れるしかなかったのである。

 

「あ、飛鳥!?」

 

「フフ・・・・・・・。待ってるだけなのもつまらないから、私はどんどんアタックするわよ?それで貴方の心を絶対に私の物にしてみせるわ・・・・・。覚悟してね十六夜君♪」

 

茶目っ気たっぷりに微笑みながら露天風呂から出ていく飛鳥。そんな彼女を十六夜は呆然と見送るしかなく、正気に戻った彼は目元まで温泉に浸かって心のなかで文句を言うのだった。

 

(飛鳥の奴・・・・・・・!俺がアホな顔してるのを楽しんでやがったな!しかもそんな表情でも可愛いと思ってしまった俺は、ちゃんと飛鳥のことが好き・・・・・・・なのかもしれないな)

 

深夜が来るまで悶々としていた十六夜だったが、夜寝る頃になって実は飛鳥と同室で寝なければならないと知ってさらに動揺してしまうことになるのだった。ちなみに、飛鳥もキスをしてしまったことでさらに十六夜の事が気になってしまい、翌朝・・・・・・・深夜と田所が二人の部屋を訪れると目元に隈を作った二人がいたという・・・・・・・。

 

 

SIDE 雅&耀

 

十六夜と飛鳥が深夜と戦っていた頃、こちらの二人は非常に苛立っていた。

理由は目の前の光景が原因である。そこには大勢の男たちが白のスーツに身を包み、薔薇の花束を掲げて言葉を発していた。

 

『是非、僕と(私と)(俺と)(自分と)結婚してください!』

 

「なに・・・・・・・・・・・・こ、れ」

 

(ああ・・・・・また雅の目から更に光が無くなってる・・・・・・・・・・・でも、気持ちはわかる・・・・・)

 

そう、なぜかは分からないが、二人は今、数十人はいるであろう男たちから求婚されているのである。

二人が飛ばされたのは豪華なお城と呼べる建物の中で、そこで待っていた男たちがゲームの相手なのだと瞬時に理解したまでは良かったのだが、何故か男たちは一様に驚くと「少しだけ待ってて下さい」と言って一度どこかへいってしまい、戻って来たときには全員がスーツに花束を持って現れたのである。

最初はこれもゲームの演出なのかと思っていた二人だったが、次の言葉を聞いた瞬間にそれが間違いだったと気づいた。

雅は一度盛大に溜め息を吐くと、一番近くにいた男に声をかけた。

 

「私たちは・・・・・白夜叉の誘いで、ゲームのためにここに・・・・・・・飛ばされたん、だけど・・・・・・・どうしたら・・・・・いいのか、な?」

 

「ゲームは私たちの敗けで構いません!ですからどうか私と結婚してください!」

 

「おい待て!お嬢さん、私と結婚を!」

 

「何を言うか!是非僕と結婚を!」

 

「あぁ・・・・・もう・・・煩、い・・・・・・・いいから・・・・・"契約書類"を・・・・・・・見せ、て!」

 

また騒ぎ始めた男たちを一喝した雅に、男たちは怒らせては結婚どころではないと瞬時に悟り、"契約書類"を差し出した。

 

「・・・・・・・ふーん、あなたたちを・・・・・・・全員、倒せれば・・・・・・・勝ち・・・・・・・・・・・ね」

 

「そっか・・・・・・・ウザいし、殴っても良いなら我慢しなくても良いよね?」

 

"契約書類"を読んだ雅と耀は、暗く笑うとゲーム(蹂躙)を始めた。

30分もしないうちに50人以上はいた男たちはほとんど動けなくなっていた。しかしその表情はどこか幸せそうで、二人は言い様のない寒気に襲われる。

残りは一人だけとなった男は・・・・・・・しかし、仲間?がみな倒されたと言うのに顔色一つ変えずに佇んでいた。

雅と耀はそこで彼が他とは比べ物にならない強者であると頷きあい、同時に攻撃に移る。

 

しかし、男は全く動こうとはせず、目に見えない壁のようなものに二人の攻撃は阻まれた。そこでようやく気づいたのだが、その男は他の男たちのようにスーツを着ているわけでも、花束を持っているわけでもなかった。

 

「ふむ・・・・・・・コイツらを30分弱で倒すなんて、白夜叉の言っていた通りなかなか強いね」

 

「貴方が、この人たちのリーダー?」

 

「そうだよ。すまないね・・・・・・・コイツらはロリコンだから君たちのような少女を見ると見境がなくなってしまうんだ。不快な思いをさせてしまったことを詫びよう。まぁ、俺もロリコンなんだけどさ!」

 

「気持ち・・・・・悪い・・・・・・・」

 

リーダーの爆弾発言に心底不快だという態度を取る雅と耀。そもそも自分達はそこまで幼くないという微妙なプライドのような物も感じていた。

 

「しかし、襲いかからなかったとは言えいきなり求婚は俺もドン引きだったから、今回のゲームは君たちの勝ちでいいよ。そもそも俺は参加者じゃないしね。あぁ、ついでに俺は明日から"ノーネーム"の一員になる手筈になっているからよろしくね?」

 

「「ロリコンなんていらない!」」

 

余程嫌だったのか、流石の雅も間を開けることもなくハッキリと言い放っていた・・・・・・・。

 

「ハッハッハ!まぁそう言わないでよ。確かに俺はロリコンだけど危害を加えたり嫌らしい目で見たりもしないから。というか、俺のロリコンは普通のロリコンとは違うんだよ。俺にとってロリとは守る対象であってそいつらのような変態的な意味は全くないんだ。恋愛対象ではあるけどね?」

 

リーダーの説明に微妙に納得のいかなかった二人は、訝しげにリーダーを睨む。雅は己の価値観でこの男を信用できるか確かめるために、質問を投げ掛けた。

 

「まず・・・・・・・貴方の名前を・・・・・教えて」

 

「あ、そう言えば名乗ってなかったね。俺の名前は乙坂(おとさか)(れい)だ」

 

「次に・・・・・・・貴方のギフトを・・・・・教えて。・・・・・・・仲間になるの、なら・・・・・・・お互いの、ギフトは・・・・・・・知っておき、たい」

 

「ふむ・・・・・・・確かに。だが、正確な回答はできないな・・・・・」

 

「どういう・・・・・・こと・・・・・・・?」

 

「俺はギフトを万単位で持っている。ギフトカードには俺が元々持っていた力しか書かれていないけどそれでもいいかな?」

 

雅と耀はあまりの事実に驚愕した。万単位ということは、もしかしたら白夜叉よりも多いのではないだろうか。二人は零が差し出したギフトカードを除き混んで、さらに驚愕する。

 

「・・・・・略奪・・・・・・・ってことは、貴方は他者のギフトを奪えるということ?」

 

「まあね。とは言え、俺の奪ったギフトは9割以上が外の世界にいたときに奪った物だよ」

 

「貴方も・・・・・・・外から召喚されたってこと?」

 

「そのとおり。まあ、あの世界の話は長くなるからまた今度にしよう。今日は君たちに楽しんでもらうための企画なんだ。そいつらのせいで逆に不快な思いをさせてしまったお詫びに、うちで一番の料理人に食事を作らせよう。それで許してはもらえないだろうか」

 

雅はとりあえずは乙坂零を信じてもいいかなと思い、耀は美味しい料理に釣られて頷いた。

 

二人が通されたのは30人は座れると思われる大きなテーブルが置かれた部屋だった。そこには執事やメイドと思われる服装をした人たちがおり、雅と耀を椅子へ案内してくれる。

そして部屋の片隅には、部屋に似合わない調理場があり、そこでは二人の男性が料理を作っていた。

 

「彼らは食事処"ゆきひら"の料理人でね。訳あって今はうちで料理を作ってもらっている。定食屋にしておくには勿体ないほどの料理を出してくれるから、期待しておくといいよ」

 

雅は頷いていたが、耀はすでに立ち上がって調理の様子を眺めていた。雅が横目に窺うと涎を垂らしているように見えたが、正直この匂いのなかでは仕方がないと思った・・・・・。

 

数分後、テーブルには何種類かの料理が並んでいた。

どれも定食屋で出すようなメニューではなく、一流の店で出すようなものばかり。しかしその見た目に反して量はどれも極端に多かった。恐らく耀のブラックホールな胃袋のことを聞いていたのだろうが、折角の料理が台無しである。

とは言え、耀はもちろん雅もそれほど見た目には拘らない性格なので、特に気にした様子もなく一口目を口に運んだ。

 

瞬間・・・・・・・・・・・・・。

 

「「んん!!?(・・・・・・・!?)」」

 

今日何度目かになる驚愕を味わった。しかし、今回の驚愕は悪い意味ではない。美味しすぎるのだ。

雅は今まで料理と呼べるような物は殆ど食べられない環境で生活していたが、そんな彼女でもこの料理がどれだけ次元の違う味なのかは理解できた·····いや、させられた。

食べた瞬間に脳にダイレクトに別世界の情景を思い描かせる程の破壊力。それでいて一つ一つの食材を活かしきったその技法。全てが体験したことのない未知の領域に、雅は腰が砕けそうになるのを抑えられなかった。

 

耀にいたっては、やはりと言うべきか物凄いペースで口に運んでいる。しかし、時折恍惚とした表情になってはハッとしてまた料理を口に運ぶその動きはどこか笑いそうになってしまう。

そんな二人に満足そうに頷いた零は、料理を作っている二人に声をかけた。

 

「どうやら二人も貴方たちの料理に満足しているみたいだよ」

 

「そいつは良かった。しかし、あの嬢ちゃんはホント凄いスピードで食うな。俺と息子二人がかりでやっととは・・・・・・・」

 

「確かに、あれは聞いてたよりも凄いね。どうだい?二人も俺と一緒に彼女たちのコミュニティに移らないかい?」

 

「良いのか?確かに俺も親父もあんたに助けられたからここの厨房に入ってるだけだったけど」

 

「彼女たちは"打倒魔王"を掲げてコミュニティの復興をするために異世界から呼ばれたらしいんだ。そんな彼女たちは今後、辛い戦いも多くなっていくと思う。そんな時に、美味しい料理を食べることができたなら、それは彼女たちの癒しに繋がるんじゃないかな」

 

零の言葉に、調理の手を休めることなく考える二人。答えが出たのは同時だった。

 

「俺は移籍しても良いと思うが、お前はどうするよ?ソーマ」

 

「俺も移籍には賛成だな。"打倒魔王"を掲げてるなら、いつか俺たちのコミュニティを潰した魔王とも戦うことになるかもしれねぇし!」

 

「そうだね・・・・・・・。魔王に連れ去られたのはアルディーニの兄弟と君の奥さん・・・・・・・えりなさんだっけ?」

 

「ああ・・・・・・・。けど、あいつらなら無事にやってるだろ。俺たちは戦闘員じゃなく料理人だからな。料理ならどこに行こうが作ることができる」

 

口ではこう言っているソーマだったが、やはり心配なのだろう。唇の端から血が滲んでいた。

 

「まあ・・・・・・・雅ちゃんはともかく、耀ちゃんは鍛えないと魔王と戦わせるわけにはいかないけどね。とりあえず、今後の方針は彼女たちの本拠に行ってから話し合おうか」

 

零の言葉に頷いたソーマと城一郎は、話していて遅れた分を取り返すように調理に集中していくのだった・・・・・。

 

 

次の日の昼・・・・・・・。

それぞれのチームは白夜叉の迎えのもと、"ノーネーム"の本拠へと帰ってきた。

全員の表情はどこかご満悦の様子で、それぞれが有意義な時間を過ごせたことが伺える。なぜか十六夜と飛鳥は目の下に隈ができているが・・・・・・・。

 

「皆、どうやら有意義に過ごせたようじゃの。まずはご苦労じゃったな。報告では一部、予想外のことがあったようじゃが・・・・・・・まずは今回の景品を贈ろうかの」

 

白夜叉の言葉に全員が姿勢を正した。お遊びのゲームだったとは言え、それぞれそれなりに高い難易度のゲームだったのだから景品にも期待していたのだろう。

 

「まず一つ目じゃが、雅と耀が連れ帰ってきた乙坂零と幸平親子が景品の一つじゃ」

 

白夜叉の紹介に合わせてお互いに自己紹介をしていく。ここで雅と耀以外が驚いたのだが、幸平ソーマは十六夜たちがお世話になった田所恵と黒ウサギたちがお世話になった葉山アキラとは同期だったらしい。

今度全員で料理を作ろうかという話になっている。

 

「これこれ・・・・・まだ話は終わっておらんぞ? 二つ目の景品はありきたりではあるが、まあ軍資金じゃな。"サウザンドアイズ"発行の金貨をそれぞれのチームに100枚ずつじゃ。あと、これは景品とは関係ないんじゃが、雅にはこれを渡しておこう」

 

そう言いながら白夜叉が渡して来たのはお札の束と5リットルサイズの瓶3つだった。

 

「お札は・・・・・わかるけど、この瓶は・・・・・なにに・・・・・・・使う、の?」

 

「おんしの力は血を使うだろう?いくら死なないとは言え、毎度毎度体を傷つけるというのは周りの者が穏やかではいられなくなるだろうと思ってな。その瓶は私の特注で、中に入れた血を解析し増やすギフトが施されておる。つまり、その中にある程度の血を入れておけば勝手に戦闘で使う分の血を作っておいてくれるというわけじゃ」

 

「便利では・・・・・・・あるけど・・・・・緊急時は多分・・・・・・・切った方が、早いから・・・・・・・そうする、よ?」

 

「それは構わぬよ。一応作っただけだからの」

 

呆れながらも雅の言葉に頷いた白夜叉。

その後はお互いにどんなゲームだったのかなどの話で盛り上がり、雅と耀がいきなり求婚された話では爆笑し、十六夜が飛鳥を名前で呼ぶようになった経緯の時には、雅が飛鳥を応援したことで十六夜が人知れずホッとしていたりなどした。

だが、一番盛り上がったのは黒ウサギたちの話で、黒ウサギは話すのを嫌がったのだが十六夜と雅に取り押さえられてしまい、レティシアが喋るのを止められなかったのだった。

 

なんでも、大量の触手を持つ化け物に襲われながらゴールへ辿り着くという内容だったようで、危うく二人とも捕まりそうになったところでレティシアが気転を利かせて黒ウサギを触手の化け物の方へ放り投げたらしい。

そのお陰でレティシアは無事にゴールできたのだが、戻ってくると黒ウサギはとてもお見せできないほどにヌルンヌルンの○○○○○○○○になっていいたそうだ。

それでも必死に貞操は守り通した辺りは流石・・・・・と言えるのかもしれないね・・・・・・・うん。

 

散々な目に遭った黒ウサギではあったが、その後に食べた葉山のスパイスを独自に組み合わせた料理はかなり美味しかった様で、その味を思い出したのか思わずニヘラっとした笑みを浮かべてしまい十六夜達にからかわれるのだった・・・・・。

 

こうして・・・・・白夜叉主催のギフトゲームは、チーム毎に波乱はあったものの無事?に終了するのだった。

 

 

 




と言うわけで、出張の鬱憤を晴らすように書いていたらいつの間にか1万字越えてましたw

十六夜「オイ·····結局白夜叉以外メタ発言してねえし正月関係ねえじゃねえか?」

あ、あはは~。書いてたらいつの間にかこうなってたんだからしょうがないじゃないですか~。それに、十六夜さんにとってはそこまで悪い内容ではなかったでしょう?

十六夜「だからこそムカつくんだろうが!」

や、八つ当たりはやめてくださいよ!

十六夜「うるせえ!」ドゴォォォン!

ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

飛鳥「十六夜君·····流石にやりすぎではないかしら」

十六夜「いいんだよ。あんなアホ主はこれくらいでちょうどいい」

雅「やりすぎだと思う·····。私の絵が描けなくなったらどうするの?二枚はともかく、一枚はまだ途中なんだよ?·····ホラ」ペラッ

十六夜「む·····なんかこの描きかけのやつ随分と丁寧に描いてるんだな」

·····た、たまには···········本気で、描いて······みようかと、思いまして。

飛鳥&雅「あ、生きてた(わね)」

十六夜「ふーん······ま、今回はこの絵に免じて許してやるよ。ちゃんと仕上げろよ?」

わ、わかっておりますとも·······。ただ、そのカラー塗りのを見ていただければわかる通り、私は色鉛筆での塗り······というか、色を塗るのが下手くそでして。恐らく塗っても白黒でになると思います。白黒でも下手くそなんですけどね····。その絵は自分でも力作なので、少し練習してから色はつけたいと思っています。

と、言うわけで、十六夜さん。その絵を読者様がたにも見えるようにお願いしま······す。

十六夜「おう······って、死ぬなよ?」


猫耳フード雅ちゃん


【挿絵表示】


ゴスロリドレス風・雅ちゃん


【挿絵表示】


書きかけ・久々に本気で描いた雅ちゃん


【挿絵表示】
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