いろは(八幡お兄ちゃん )八幡(俺はいつからお前のお兄ちゃんになったんだ...?)(題名を変える予定です。内容は変えません)   作:@まきにき

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皆様こんばんわ!@まきにきです!自分の書いた小説を誰かに読んでもらえるって言うのはほんとに良いものですね!(材木座感)

今回は少し長くなりそうだったの分けることにしました!まずは1です!楽しんでもらえると嬉しいです!


プールでの大事件1

 

 

八幡と雪ノ下が由比ヶ浜と仲直りをして、部室ではさらに、ゆるゆりってしまっているのだが険悪な雰囲気になるよりはいいのでそこは毎日見て見ぬふりをしている、俺にお礼を言ってもらいたい。

 

 

         奉仕部

 

結衣「ゆきのん~」

 

雪乃「ゆ、由比ヶ浜さんそんなに近づかれると」

 

奉仕部では毎日のように、雪ノ下が座っているすぐとなりに由比ヶ浜が椅子を持っていき、肩が触れあうくらいに近くまでいき話をしているのだ。

 

八幡(・・・しょ、正直いずらい....)

 

このいずらさは由比ヶ浜とすれ違いをしていたときの負い目からくるいずらさとは全く違うベクトルで八幡のライフを確実に毎日削っていた。

 

ガラッ

 

その時、奉仕部の扉が荒っぽく開いた。

 

雪乃「平塚先生、入るときはノックを」

 

平塚「悪い悪い」

 

結衣「なんか、この会話にも慣れてくる私がいるよ」

 

そして、いつものように平塚先生が入ってきていつものように俺のとなりに座ってきた。

 

八幡「えと、何のようなんですか?」

 

平塚「あ、あぁそうだな、というか由比ヶ浜と雪ノ下は仲がいいな」

 

結衣「そりゃ、友達ですから!」

 

雪乃「と、友達?」

 

結衣「うん!友達」

 

雪乃「そ、そうね///」

 

八幡「先生それで要件は?」

 

平塚「あぁそうだったな、お前らは明日から夏休みだ....そこで」

 

結衣「ゆきのん休みも一緒に遊ぼうね♪」

 

雪乃「え、えぇまぁ空いている日なら問題ないわ」

 

平塚「おい、そこ!私が話をしている間にイチャイチャするな!」

 

結衣「いやいや、女同士ですよ?」

 

平塚「女同士でもだめだ!」

 

結衣「・・・はい」

 

雪乃「そもそも、イチャイチャしていないのだけれど」

 

八幡(思いっきりしてたじゃねぇか...言ったら怖いから言わないが....それより)

 

八幡「平塚先生、そろそろ本題を」

 

平塚「あぁ、忘れていた!とりあえず、これをやろうと思ってな!」

 

そういって平塚先生は机に三枚の紙を叩きつけた。

 

結衣「これ大型プールの無料チケットしゃないですか!ウォータースライダーとかもあってなんか、ぐおーって感じなんだよ!」

 

雪乃「でも何故チケット?」

 

八幡「平塚先生これどうしたんですか?」

 

平塚「あぁ、実はこの前の休みに友達の結婚式があってなそこのビンゴ大会で当てたものだ」

 

八幡「何故3枚?」

 

平塚「あぁ、カップルのチケットではなく、家族用で用意していたらしい、あのやろうこれで、1人で4回もいけるね♪なんて、言いやがってくそリア充がーーー」

 

結衣「う、うわー...」

 

八幡「ん?4回?3枚しかないですけど」

 

平塚「あぁ、その3枚は君たちのだ、1枚は私が貰っている」

 

雪乃「何故私たちに?」

 

平塚「あぁ、1人でプールに行くのが悲しくてな...ではなく日頃頑張ってやってくれている部員へのご褒美だよ!」

 

八幡(うわー...本音言っちゃってるし...虚しすぎる、もう誰か貰ってやれよ、じゃないと俺がもう貰っちゃうぞ)

 

結衣「でも、ここのプールって結構遠いんだよね~」

 

平塚「あぁ、それなら問題ない、私が送迎をしてやろう」

 

結衣「いいんですか!?」

 

平塚「あぁかまわないよ」

 

雪乃「私は、まだ行くとは言っていないのだけれど」

 

八幡(おいおい、雪ノ下空気読めよ、そんなこと言っちゃったら)

 

平塚「だ、だめなのか?やっぱり、私となんて...あぁ、そうだな悪かったよ...」

 

平塚先生は、いじけて泣き始めてしまった、良い大人がこれくらいで泣くなよ...。

 

雪乃「いや、平塚先生...泣かなくても」

 

結衣「ゆきのん、平塚先生可哀想だし言ってあげようよ、明日からどうせ夏休みなんだし」

 

雪乃「うーん...」チラッ

 

八幡(何故そこで俺の方を見る...)

 

八幡「せっかく、貰った物だしな使わなきゃ勿体無いし行くか」

 

結衣「わーい!」

 

雪乃「そ、そうね、勿体無いものね」

 

平塚「うぅ..ありがと」

 

雪乃「それで、明日は何時にどこに集まれば良いでしょうか?」

 

平塚「んーそうだなぁー」

 

結衣「それなら、校門に8時くらいでいいんじゃない?」

 

八幡「え?8時?10時とかじゃだめなの?」

 

結衣「だから、ヒッキーさっきも言ったけどここからじゃ結構遠いんだって」

 

八幡「どれくらいかかるんだ?」

 

結衣「え、えーとー」

 

八幡「こいつ、どれくらいかかるか分からないで遠い遠いって言ってたのかアホだな」

 

結衣「だ、誰がアホだし!!」

 

雪乃「車なら高速を使っても3時間くらいかかるわね」

 

結衣「流石ゆきのん!」

 

八幡「そこって千葉なのか...?」

 

雪乃「怪しい所ね」クス

 

平塚「それじゃあ、明日の8時に校門に集合だな、遅れたものには地獄を見せてやるから覚悟しとけーそれでは、今日は解散だ」

 

 

 

         比企谷家

 

八幡「おう、小町~ちょっといいか?」

 

小町「んー?どうしたのお兄ちゃん」

 

八幡「俺明日ちょっと部活の連中とプールに行ってくるから明日いないけど」

 

小町「お、お兄ちゃんが誰かとお出掛け!?もしや、デート!?」

 

八幡「いやいや、違えよ」

 

小町「なーんだ...で、誰と行くの?」

 

八幡「えと、平塚先生と由比ヶ浜と雪ノ下だな」

 

小町「どこの、ハーレム野郎だよ....」ボソ

 

八幡「ん?なんかいったか?」

 

小町「ううん、何でもないよ♪頑張ってね!」

 

八幡「ハァ...何を頑張んだよ」

 

小町「まぁそのうち分かるんじゃない?...やっぱお兄ちゃんじゃ無理か」

 

八幡「酷い...」

 

小町「うん、まぁいいよ了解!お兄ちゃん楽しんできてね♪」

 

 

小町の了承を貰い明日の支度をしていると携帯にメールがきた。

 

メールは平塚先生からだったが俺は平塚先生のメールを読んであの人が結婚できない理由が分かった気がした。

 

八幡「なんで、メール50件もきてんだよ...しかも平塚先生だけ...怖っ」

 

 

       総武校・校門前

 

八幡「ふぁ~眠い...」

 

結衣「ヒッキー目が死んでるよー」

 

雪乃「由比ヶ浜さん、それは元々よ」

 

八幡「ハァ...ところで平塚先生は?」

 

結衣「んー遅いよね?」

 

雪乃「えぇ、もう20分は約束の時間から過ぎてるわね」

 

結衣「連絡しても繋がらないし、どうしよっか?」

 

八幡「どうするもなにも待つしかないだろう」

 

雪乃「そうね」

 

それから、暫くすると黒塗りの高級車が俺達の目の前で停まった。

 

陽乃「ひゃっはろ~、待たせちゃったかな?」

 

雪乃「・・・姉さん」

 

結衣「え?ゆきのんのお姉さん!?すっごい綺麗な人~」

 

陽乃「ふふふ、ありがとう、それであなたは?」

 

結衣「あ、私由比ヶ浜結衣っていいます」

 

陽乃「ふむふむ、由比ヶ浜ちゃんか~」ジロジロ

 

結衣「あ、あのー」

 

八幡「あの陽乃さん、由比ヶ浜困ってますよ」

 

陽乃「ん?あー比企谷君~」ダキ

 

八幡「ちょ!?抱き付かないで下さい!」

 

陽乃「えーなんでー良いじゃない~久しぶりにあったんだしー」

 

結衣「あ、あのヒッキー嫌がってますから」

 

俺が陽乃さんに拘束されていると由比ヶ浜が間に入って助けてくれた。

 

陽乃「もう~今からが面白かったのに」

 

雪乃「姉さん、いい加減にして!!」

 

陽乃「まっ、この辺でいっかな、今日はケンカしたくて来たわけじゃないし、ほら早く乗って」

 

八幡「いや、あのう俺達は、平塚先生を待ってるんですが?」

 

陽乃「ん?静ちゃんなら来れないよ?」

 

雪乃「どうゆうことかしら?」

 

結衣「平塚先生に、何かあったんですか?」

 

陽乃「熱が出ちゃったみたいでねー、それで私が頼まれたの」

 

雪乃「・・・私帰るわ」

 

八幡「雪ノ下?」

 

この間もそうだったが、この二人にいったい何があったんだ?あんなにも仲が良かったのに、それに、俺には陽乃さんがわざと雪ノ下が嫌がるように言ってるように見える、だけど陽乃さんという人は超の付くほどのシスコンだ...それなら、何故陽乃さんは、雪ノ下にたいして嫌がられるような態度をとっているのか.....カマをかけてみる...か、陽乃さんに効くかは期待薄だが...。

 

八幡「あの、陽乃さん」

 

陽乃「何かな~比企谷君」ズイ

 

ち、近い...良い匂い...これはやばいな、早く済ませないと、近いなら逆に都合が良いしな。

 

八幡「雪ノ下と何かありましたか?」ボソ

 

陽乃「別に何もないよ」ニコ

 

陽乃さんのこの笑顔は嘘だ、昔にたまに見たことがある、社交辞令の時の笑顔だ、つまり...嘘をついている、何かあったのか...それなら。

 

八幡「陽乃さん、東京の中学校....目標...ですね?」ボソ

 

俺は、雪ノ下と由比ヶ浜には聞こえないように陽乃さんに耳打ちをした。

 

陽乃「へぇーやっぱり、比企谷君は何でも分かっちゃうんだね~あの少しの話からよくそこまで引き出せたものだね」

 

雪乃「なんの話をしているのかしら?」

 

 

陽乃「ううん、何でもないよ~」

 

これで、はっきりした...陽乃さんは雪ノ下に自分と同じ道を歩んできて欲しくないのだ、だから、嫌われようとしている...姉のようになりたいと願う妹と、妹には自由に自分の進みたい道を進んでほしいと思っている姉...か、ほんと仲の良い姉妹で不器用な姉妹だな...。

 

八幡「なぁ、雪ノ下」

 

雪乃「何かしら?」

 

八幡「プールいかないか?」

 

雪乃「・・・何故かしら?姉さんに何か言われたの?あなたはそんなことを言う人ではなかったと思うのだけれど」

 

八幡「陽乃さんは、送ったら帰るみたいだしそれなら...な、こんな朝早く起きて結局行かなかったじゃ嫌だしな...」

 

結衣「う、うん!そうだね!せっかく来たんだし、行こうよ!ゆきのん!」

 

雪乃「そう...そうね、分かったわ」

 

 

陽乃「それじゃあ、乗ってね♪」

 

その後、車の中では誰も話さなかったが陽乃さんから、じゃあ私送ったら帰るけど後悔しないでね?と耳打ちされたが、その時の俺は、何に後悔するのか分かっていなかった、いや俺達はまだ分かっていなかったのだ、まさか、後であんなことになるなんてことは陽乃さんしか気づいていなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 





なかなか、いろは出せていないので後書きで少し出してみました~。







いろは「ねぇー作者さーんー私~全然出番ないんですけど~どういうことですかー?」

作「い、いやほら物には順序がですね...いろはさん」

いろは「でも~今回の話って無くても良くないですか~?」

作「・・・」冷や汗

いろは「聞いてますか?」

作「すいません、描きたいと思ったので描きましたーm(._.)m」

いろは「はぁ...私はいつ出れるんですか?」

作「だ、大丈夫、そろそろ出すから!絶対!」

いろは「ふーん、まっ良いですけどね、出してくれるなら」

作「いろはす怖っ....」

いろは「何ですか?」ニコ

作「とっても可愛いです!」

いろは「そうですか~それじゃあ、待ってますね♪」

作「うん...頑張るしかないなこれ...」



これからも、頑張っていきます!

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