いろは(八幡お兄ちゃん )八幡(俺はいつからお前のお兄ちゃんになったんだ...?)(題名を変える予定です。内容は変えません)   作:@まきにき

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皆さん、こんにちわ!
まさか、感想を書いていただけるとは思っていませんでした、なんと、お気に入りしてくれた人が5人もいて、感動で涙を流しつつも、指摘してくださった部分を、なるべく直していき、もっと、たくさんの人に読んでもらえるような小説を、書けるように頑張ります!


「決意!そして別れ」

 

いろはの気持ちが小町に伝わってから、4ヶ月が過ぎた頃いろはは、ある決意をしていた。

 

いろは「今日は、12月22日明後日はクリスマス、なんとか八幡お兄ちゃんをクリスマスデートに誘いたい」ボソ

 

 独り言のつもりで呟いただけだったそう、独り言を、ただしこの空間にはもう一人いた、いろはが好きになった八幡お兄ちゃんの妹こと、小町ちゃんだ。

 

それを思い出し慌てて聞かれてないことを祈りそちらを見るとニヤニヤとこちらを見つめ返してくる小町ちゃんがいた、私の中で、あっ、終わったと何かが崩れるような感じに襲われた。

 

小町「ねぇ、いろはちゃん??」ニヤニヤ

 

いろは「えと、なな、なんでしょうか...」

 

小町「小町が、いろはちゃんとお兄ちゃんが二人でデートに行けるように手伝ってあげますよ!」エッヘン

 

と、得意気にこの頃見る機会が減ってきたエッヘンを久しぶりに見てしまった、うぅーやっぱり可愛いなぁー。

 

いろは「いや、でも小町ちゃんがクリスマスに1人になっちゃうよ?」

 

小町「ふふふ、いいんですよ!小町の事は!それよりいろはちゃんと、お兄ちゃんが進展してくれると小町的にはとても嬉しいのです♪」ニコ

 

いろは「小町ちゃん....」

 

小町ちゃんほんとに、良い子で可愛くて男の子だったら、私絶対に惚れてたよ!..あーだから八幡お兄ちゃんに惚れたのか...

 

小町「でもー、上手くいったあとも、小町ともその遊んでくれると嬉しいかなぁーて」エヘヘ

 

今までの笑顔よりも少し悲しさが、溢れてた笑顔だった、私の胸に何かが刺さったように痛みがあった、そうか、そこで私は確信した、私は小町ちゃんも好きなんだ、だから小町ちゃんが悲しくなれば、私も悲しくなるのかぁ...

 

いろは「小町ちゃん」

 

小町「いや、でもそんなのきついですよねぇー、付き合うってことは、そうい「小町ちゃん!」ひゃ、ひゃい!」

 

ごめんね、小町ちゃん驚かせちゃったね、でもね、ごめん、言わせてね。私は大きく深呼吸をした。

 

いろは「小町ちゃん、あのね私は確かに八幡お兄ちゃんが好き、ううん、大好きだよ」

 

小町「....はい」

 

いろは「でもね、私は、その気持ちと同じくらいに小町ちゃんのことも大好きなの!だから私はね小町ちゃんと、八幡お兄ちゃんと三人で遊んでいたいの」

 

私は、いろはちゃんのことを、誤解していた、確かにいろはちゃんは、いい人だ兄のことも分かってくれている私のことも考えてくれているでもどこかあざとい、そして可愛いい、それが彼女、一色いろはさんだと私は思っていた、でも本当は違っていた、私は彼女の素を初めて見た気がした、彼女の素は、ほんとに直球ど真ん中でどんな言葉よりも私には響いた。

 

小町「」グス

 

私は、泣いていたでも嫌な気分ではないむしろ、嬉しかったのだ、ここまで嬉しくて嬉しくて泣いたのは、初めてだった。

 

いろは「わわ、ごめんね、小町ちゃん私、小町ちゃんまた泣かせちゃったね....うぅ」

 

小町「い..いいえ、ち、ぎゃ...グスうんです..うぇ..ひっく....」

 

いろは「」ギュー

 

私はこの子に泣き止んでほしくて落ち着いてもらいたくて、どうしたら良いのか考えていたはずなのだが頭の中で考えて答えを出す前に体が勝手に動いていた。

 

小町「うぇ、グス、グス...うううぇーーーんんんん、いろはさーん、うううう」グス

 

初めてだった小町ちゃんがこんなにも回りの目を気にしないで感情だけを表にだして泣いているのをみて私は抱きしめて頭を撫でる事しか出来ないでいた、でもそれでもこうして、抱きしめる事ができている自分にも感謝をしている自分もいた。少し時間が経つと少しずつ落ち着いてきたようで、少し離れて顔を上げてきた。

 

小町「兄の事をよろしくお願いします」ニコ

 

今までで一番の笑顔で小町ちゃんは、笑いながら言ってくれた。それが嬉しくて、私も泣きそうになったけど必死に堪えていろは「はい」と返事をするのだった。

 

 

 

 

 

 

 

Prrrrrrr(レプリカは、いらない~本物が欲しい~)

お、愛しの妹から電話だと俺は勢いよく電話にでた。

 

八幡「どうした愛しの妹よ、お兄ちゃん1人でお留守番でちょっと寂しいから早く帰っておいで~」

 

小町「いや、そのシスコンっぷりは、流石に引くわ...」

 

八幡「うう、この頃妹がつめ「あ、あとお兄ちゃん?」ん?なんだ?最後まで言わせてくれよ」

 

小町「明後日ってさ、クリスマスじゃん?」

 

八幡「あーそうだな」ワクワク

 

なーんか声のトーンが分かりやすく上がったなぁーまぁ小町もね嬉しいんだけどさ今回の場合はポイント低いかなぁ~。

 

小町「それでね、お兄ちゃん予定とかってある?」

 

八幡「ん?勿論あるぞ」ワクワク

 

小町「えっ!?だ*れ*とかな?かな?」プルプル

 

あれなんだろ、小町ちゃん怒ってるのかな?なんか、体プルプルして、声のトーンが下がったし、まさか、八幡お兄ちゃん予定あるのかな...

 

八幡「え?小町とのイチャイチャクリスマスに決まってるじゃないか!おっ今の八幡的にポイント高い♪」

 

小町「あーなるほどねー」

 

あれ、トーンが上がった?勘違いだったのかな?

 

小町「あーでもね、そう言ってくれるのは非常ーに小町的にもねポイント高いんだけど、今年のクリスマスは、予定があ「おいこら、どこの男だ、今からそいつの名字名前生年月日、年、どんなやつか、どこに住んでいるのかを教えやがれ」お兄ちゃんちょっとストップ」

 

小町「女の子だから相手」

 

八幡「なーんだ、ん?もしかして、一色なのか?」

 

小町「ううん、違うよーなんで??」

 

うーん、話の流れがどこまで来ているのか小町ちゃん私気になります!

 

八幡「いや、一色だったら、俺も行こっかなって思ってさ.....」

 

小町「実は誘って貰ったんだけど断ったんだぁーそしたら、いろはちゃん今年のクリスマスは、一人だぁー寂しいよぉーって泣いてたからさ」

 

ん?ちょっと待って聴き逃せない単語がでてきましたよ?小町ちゃん??どゆこと??

小町「だから、お兄ちゃん、いろはちゃんと遊びに行ってきなよ」

 

八幡「一色と二人で......か?」

 

小町「餅の論だよ!お兄ちゃん!!」

 

八幡「小町ちゃんあなたは、いったいどこでそんな言葉遣いを覚えてくるの?そんな子に育てた覚えはないわよ!」

 

小町「いや、むしろご飯毎回小町作ってるしむしろ育ててるの小町でそ」

 

八幡「た、確かに...」

 

小町「それで?お兄ちゃん返答は?」

 

八幡「・・・・ああ、いいぞ」

 

小町「..そっか、うん分かった❗いろはちゃんにも、言っておくね♪それじゃねー!」プツー

 

これ以上話してるのは、きつくなりそうだから急いで切ったけど大丈夫だよね?お兄ちゃんにばれてないよね?

 

小町「大丈夫だよね?」ブツブツ

 

いろは「あのー?小町ちゃん?」

 

小町「ふ、ふぇ??」

 

いろは「いや....返事やっぱりダメだった?」

 

小町「な、なーにを言ってるんですか!オッケーに決まってるじゃないですか!」

 

いろは「そ、そっか、オッケーだったんだ、エヘヘ」ニコニコ

 

いろはちゃん、無意識だと思うけど凄い笑顔になってるなぁ~キャラ崩れてるけどこれがきっとこの子の素なんだろうなぁ~

 

いろは「え、えと小町ちゃん!」

 

小町「は、はい??」

 

いろは「ほんとに、ありがとう」ニコ

 

小町「いえいえ、勝負はこれからですよ♪ファイトです!いろはちゃん!」

 

いろは「はい!」

 

 

 

八幡「一色と二人で...か」

 

いつもの、俺なら拒否していただろう、でもなぜかわからないが、一色とクリスマスを過ごすのもいいかもと思ってしまった、俺は、何を期待しているのだろうか....一色はただ可愛い妹と同じって事なんだろ。

 

 

 

いろは「ねぇ、お母さん相談があるの」

 

いろは母「んー恋の悩みかしら?」

 

いろは「!?」

 

いろは母「あら、当たっちゃったかしらね」フフフ

 

いろは母「お相手は...比企谷君だと見た!」

 

いろは「///」

 

なんでだろう、家の母に隠し事は無理だなぁと改めて思い知った。

 

いろは母「もぅ~可愛いわねぇーほんとにそれで、どんなことが聴きたいの?」

 

母は、前髪を少し手であげながら聞いてきた...うんあざとい、そして可愛い、なんでだろう年確か3「ごほんごほんいろは?」なんでもありません、あれ?心の声にまで、反応してこられてちょっと怖いよ...

 

いろは「男の人とデートに行くのにどうゆう場所がいいのか分からなくて....」

 

いろは母「ふむふむ、それならパンさんランドにいってきなさい!」

 

いろは「いやでも、お金が...」

 

いろは母「そんなものは、お母様にまかせときなさい!」エッヘン

 

そして、お母様は、年甲斐もなく、エッヘンとポーズを取っていた、うんなぜだろう、とてもあっていて、可愛い謎です。

 

いろは「お母さん、ありがとう」ニコ

 

いろは母「頑張ってきなさいね!」

 

そしてその夜いろはは、いく場所が決まったので八幡お兄ちゃんに、電話をかけようと、気持ちを落ち着かせて携帯を掴んでかけようとしたしたり、辞めたりを繰り返しているときだった。

 

Prrrrr(プルルル)

 

家の受話器が鳴っていた。そして、下からお母さんの叫び声が聞こえてきた。

 

いろは母「なんでですか!?そんなこんなときに、どうして...いろはにはなんて伝えるんですか!せめて、クリスマスが過ぎるまでまでなんとかならないんですか!?」

 

お母さんが、あんなに叫んでいるのを私は聞いたことがなかったのでフリーズしてしまっていた。

 

ガチャン

 

電話をおく音が聞こえてお母さんが、その場にへたりこんだ。私は慌てて「お母さん!」と叫びながら近寄った。

 

いろは母「・・・いろは」

 

お母さんは、弱々しく私の名前を言って一度目を閉じそして、何かを覚悟したかのようにして、口を開いた。何故だろうまだ聞いてもいないのに、聞きたくない、ここにいたくない、そんな気持ちで一杯だった...だから私は、逃げた自分の部屋に、部屋に入って鍵を閉めた。そして、扉のところに力なく崩れた。

 

暫くして、お母さんが、部屋をノックする音が聞こえた。

 

いろは母「」コンコン

 

いろは母「いろは、少し話したいことがあるの、聞いてくれる?」

 

お母さんの声は、どこか弱々しく申し訳無さそうに聞こえた。

 

いろは「・・・うん」

 

私が返事を返すとお母さんが「そのままでいいから聞いて」と言ってきた。なので、扉は開けなかった。

 

いろは母「・・・あのねいろは、お父さんの仕事の都合で、アメリカに転勤しなきゃいけなくなったんだって...」

 

その言葉を聞いた瞬間に、頭の中が真っ白になった感覚に襲われた。アメリカ?なんで、お父さんの転勤、仕事の都合?待ってよ、だって私は、明日八幡お兄ちゃんとデートして、告白しようとしてたんだよ?なのに、なんでこのタイミングなの?ねぇ?どおしてなの?グス

 

なんで、小町ちゃんだってほんとは、約束なんてしてないし、私のために、譲ってくれたんだよ、そんなチャンスを、八幡お兄ちゃんだって、やっといいよって私と二人でもいいよって言ってくれたんだよ、前までは小町いなきゃ行かんとか、あざといとかしか言ってくれなかったんだよ?やっと、やっとなんだよ、なのに、なのに、どおして!嫌だ、そんなの嫌だ、私何か悪いことしたの?嫌だ八幡お兄ちゃんと、お別れなんて嫌だよぉ。

 

いろは母「いろは....」

 

いろは「嫌だ、嫌だよ....そんなの、絶対に嫌だよぉ!!!!」バァン!!!

 

声とともに、物凄い音が扉の向こうからした、音的にいろはが携帯を投げたのだろう。

 

いろは「グス、ウェッ、ひぐす.....うぇーーーん」

 

いろはが泣いてから何分が過ぎたのだろう、30分いや、40分くらいたっているのかもしれない、でもいろはの親として母親として、この我が子の涙を受け入れなくてはいけないと思っていた。

 

 そして、少しずつ落ち着いてきてガチャと、いろはの部屋の扉が開いた。いろはの顔はいつもの、あざとさは全くなく、目も涙で真っ赤になっていた、そんな我が子を見て、自然ともう枯れてしまってもうでないと思っていた目からまた涙が、溢れてきた。今から私は娘のいろはから何を言われてもそれを、受け止めなければいけなかった、例え嫌いと言われようが顔も見たくないと言われようが受け止めなければと...

 

いろは「お母さん...ひく、お母さんが悪い訳じゃないのに、当たったりしてごめんなさい」ペコ

 

だが、返ってきた言葉は謝罪だった、私はまた、涙を流した、さっきまでは恐怖で一杯だったが、いまでは罪悪感で胸が押し潰されそうだった。

 

いろは母「」ギュー

 

いろは母「いろは、ごめんね、ほんとに、ごめんなさい、お母さんなにもしてあげれなくて、ほんとに、ごめんなさい」

 

 

 

その日に私から八幡お兄ちゃんに電話をかけることはなく、ただ、ずっと画面の割れた携帯を抱きしめて、ただひたすらにベットの上で泣いていた。

 

 




文才が、文才がほしぃーよぉー

皆さん指摘してくださった、第1、2をこれから直していきます!読みやすくなるように時間は、かかると思いますが頑張るので、長い目で見守ってください!

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