いろは(八幡お兄ちゃん )八幡(俺はいつからお前のお兄ちゃんになったんだ...?)(題名を変える予定です。内容は変えません)   作:@まきにき

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皆様こんばんわ、@まきにきです!

お気に入りが、どんどん、増えてきていて、本当に嬉しいです!

やっぱり、たくさんの人に読んでもらえるっていうのは、とても嬉しいです!


彼と彼女達のお泊まり会はどこか間違っている。

俺と一色が家についた後、しばらくしてから、由比ヶ浜と雪ノ下がやってきた。

 

 

ピーンポーン

 

ガチャ

 

小町「結衣さん、雪乃さん、待ってましたよー!ささ、どうぞ上がってください!」

 

結衣「やっはろ~、小町ちゃん、今日は急に泊まるなんて言ってごめんね?迷惑じゃなかった?」 

 

小町「全然ですよぉ~いろはちゃんから、誘うとは聞いていましたし、それに、お二人ならいつでも、大歓迎です!welcomeです!」

 

結衣「そ、そっか~良かった~」

 

雪乃「こんにちは小町さん、今日は急なことでごめんなさいね」

 

小町「雪乃さんも、お堅いのは無しですよぉ~さぁ、上がってください!」

 

小町は、雪ノ下と由比ヶ浜をリビングまで連れていって、ゆっくりしててくださいね!と言って台所に向かっていった。

 

結衣「あ!ヒッキー、やっはろ~」

 

八幡「ああ、もう来たのかお前ら意外と早かったな」

 

雪乃「ええ、急いで来たもの、早いのは当たり前だわ」

 

八幡「そうですか」

 

結衣「ねえ?ヒッキーいろはちゃんは?」

 

八幡「ああ、いろはなら、小町と一緒に晩御飯作ってるぞ」

 

結衣「ええ、二人に任せるのも悪いし、私も手伝うよ!」

 

八幡「・・・結衣、爆発落ちにしかならないから辞めてくれ」

 

結衣「もう!ヒッキー酷いし!そんな漫画みたい展開になるわけないじゃん!」

 

雪乃「このままでは、悪いし台所に行って何か手伝えることがないか聞いてくるわ」

 

八幡「いや、座ってろって一応客なんだし、それに、小町も言ってただろ、ゆっくりしててくださいねって」

 

雪乃「・・・それもそうね」

 

八幡「それに、俺も何もしてないが、少しも気にしてない」

 

雪乃「それは気にしなさい」

 

小町「皆さーん!料理ができましたよぉー!」

 

いろは「お待たせいたしました、すいませんが、皆さん料理を運ぶの手伝ってもらっても大丈夫ですか?」

 

結衣「うん!て、すごいご馳走!これ、二人で作ったの!?」

 

雪乃「すごい本格的ね」

 

小町「頑張りましたよぉー!味も保証できます!」

 

いろは「色々、頑張って準備しましたからね、さぁ、皆で美味しくいただきましょう!」

 

机の上に、乗りきらないほどの料理を運び終えて、晩御飯となった。

 

全「いただきます!」

 

 

小町「あ、そうだ!言うの忘れてたんですけど、このあと、ゲームをするので楽しみにしててくださいね!」

 

いろは「ん?小町ちゃん、ゲームって?」

 

八幡(二人で準備してたから、いろはも知ってると思ったが、いろはも知らないのか...)

 

小町「ふふふ、内緒です♪」

 

結衣「でも、皆でゲームなんて、なんか楽しそうでいいよね!」

 

雪乃「いえ、私は遠慮しておくわ、明日も学校があるのだし、寝不足にはなりたくないもの」

 

結衣「えー、ゆきのんもやろうよぉー」

 

いろは「あ、もしかして雪ノ下先輩、負けるのが怖いんですか?」

 

一色が、その言葉を発した瞬間その場が凍りついた。

 

雪乃「はい?一色さんなんのことかしら?」ニコ

 

いろは「ひっ....」

 

結衣「そ、それなら、ゆきのんも一緒にやろうよぉー」

 

雪乃「・・・ハァ...分かったわ、少しだけね」

 

結衣「ありがとう、ゆきのん!」ダキ

 

八幡(ほんとに、結衣に甘すぎませんかね?いろはなんて、今にも泣きそうだぞ)

 

雪乃「あの、一色さん」

 

いろは「・・・はい」

 

雪乃「少し強く言い過ぎてしまったわ、ごめんなさい」

 

いろは「い、いえ...いいんですよ、挑発したのは私ですから」

 

結衣「それよりも、このハンバーグ美味しいね!」

 

八幡(流石、結衣だな、空気を読んで話を変えようとしている)

 

いろは「先輩」ボソ

 

八幡「ん?どうした、いろは?」

 

いろは「雪ノ下先輩って、怖いんですね....」ボソ

 

八幡「ああ、メチャクチャ怖いぞ、ちなみに俺に対しての時は、あんなもんじゃない」ボソ

 

いろは「アハハ、私、雪ノ下先輩を挑発するのは、もう辞めます....」

 

八幡「ああ、そうしたほうがいいぞ、心を抉られるからな」

 

雪乃「何をコソコソと話しているのかしら?」

 

八幡「い、いやこのあとのゲームなんだろうなって」

 

いろは「そ、そうなんですよ、ゲームの内容が気になってしまって....アハハ」

 

結衣「んー、確かに気になるよね~」

 

雪乃「食べ終えたら、分かるのだし気にしてもしょうがないと思うのだけれど」

 

八幡「まぁ、それもそうなんだけどさ」

 

小町「雪乃さんの言う通りだよ、お兄ちゃん、食べ終わったら、ちゃんと教えてあげるからー」

 

結衣「それじゃ、早く食べちゃお!」

 

八幡(おいおい、結衣いくら早く食べたくてもがっつくなよ....)

 

いろは「結衣先輩~女の子が、その食べ方はちょっと....」

 

結衣「ふ、ふぇ....ひ、ヒッキー...見てた?」

 

八幡「いや、見てるも見てないも、その角度だと、どうしても目に入っちゃうだろ....」

 

結衣「うぅ....」

 

いろは「まぁまぁ、そういうところも、結衣先輩の可愛い所だと思いますよ♪」ニコ

 

結衣「い、いろはちゃん!ありがとう!」

 

そのあと、10分ほどで晩御飯を食べ終わり、比企谷の部屋に集まっていた。

 

八幡「・・・何で俺の部屋に集合なのん?」

 

いろは「しょうがないじゃないですか~小町ちゃんが、先輩の部屋に集合って言ったんですから~」

 

結衣「こ、ここが、ヒッキーの部屋....」

 

雪乃「わりと、普通の部屋なのね」

 

八幡「どうゆう意味だよ....」

 

雪乃「あら、あなたの部屋なら妹の写真で埋まっていると思っていたもの」

 

八幡「俺は、どんだけ変態なんだよ....」

 

結衣「」キョロキョロ

 

八幡「・・・なぁ?結衣何キョロキョロしてんの?」

 

結衣「い、いや男の子の部屋って入ったの初めてで....どうなってるのか、気になって...」

 

いろは「あー、先輩の部屋には、Hな本とかはないですよぉ~」

 

結衣「え、えええ、エッチな本!?」

 

雪乃「由比ヶ浜さん、落ち着きなさい」

 

ガチャ

 

そんな話をしていると、部屋の扉が開いた。

 

小町「はいはい!でわ!皆さんやるのはーーーこれです!」

 

小町は、どこから持ってきたのか分からない、黒い箱を持ってきた。

 

八幡「え?何この怪しい箱....」

 

雪乃「小町ちゃん、中が見えないのだけれど...」

 

結衣「なんか、ビックリ箱みたいだね!」

 

小町「ふふふ、この箱でするゲームは・・・王さまゲームです!」

 

八幡-結衣「王さまゲーム?」

 

雪乃「王さまゲームって何かしら?」

 

小町-八幡-結衣「え!?」

 

小町「ゆ、雪乃さんは、王さまゲームやったことないんですか!?」

 

雪乃「え、ええ」

 

八幡「まじか....」

 

結衣「アハハ...どうしよっか?」

 

小町「ちょっーと待っていてください!すぐすみます」

 

そう言うと、小町は雪乃を廊下に連れていった。

 

 

        小町説明中

 

しばらくすると、小町と一緒に頭を抱えた、雪ノ下が戻ってきた。

 

八幡「大丈夫か?」

 

雪乃「え、ええ....まさか、あんなルールとはね」

 

八幡「ああ、まぁ結構無茶ぶりなゲームだしな、やっぱり辞めとくか?」

 

雪乃「・・・いえ、やるわ」

 

八幡(あれ?何かやる気になってませんかね?小町何か言ったのか?)

 

八幡「そっか」

 

小町「ええーそれではー王さまゲーム始めたいと思います!まず、ルール説明をします!」

 

八幡「いや、皆知ってるだろ...」

 

小町「この、王さまゲームには、少し特別なルールが適用されています!」

 

結衣「特別なルール?」

 

雪乃「・・・」

 

八幡(雪乃は、何か知ってるみたいだな...それが、やる気になった理由か?)

 

小町「まずひとつ目、まぁこれは同じですが!王さまの命令は、絶対遵守で!」

 

八幡「どんな、願いでも....か?」

 

小町「餅の論だよ!お兄ちゃん♪」ニコ

 

結衣「え、で、でもそれって....」

 

小町「はい、思っている通りです、ですが、ここで、二つ目のルールを言います!命令の実行は、ゲームが終わったあとに纏めてやってもらいます!」

 

八幡「・・・そうか、命令の拒否が出来るようになるのか」

 

小町「さっすが、お兄ちゃん♪その通り!」

 

結衣「ん?ヒッキーどういう意味?」

 

雪乃「・・・成る程」

 

いろは「そういうことですか...」

 

結衣「え?何で皆分かるの!?」

 

八幡「小町が説明してくれるから、ちょっと落ち着け、アホヶ浜」

 

結衣「ちょ!ヒッキー酷いし!」

 

小町「さて、三つ目です!王さまに、なった人は、もし自分が王さまに命令されていたら、拒否することができます!」

 

結衣「あ!成る程!そういうこと「ただし!」え?」

 

 

小町「命令を拒否出来るのは、二人までです!」

 

八幡「どういう意味だ、それは」

 

雪乃-いろは「?」

 

雪乃も、いろはも分かっていないみたいだ、ん?由比ヶ浜?うん、察してくれ。

 

小町「そうですね~例えばです!例えば、お兄ちゃんに皆で、今日は外で寝ろと言ったとします!」

 

八幡「おい、ちょっと待て!なんだその理不尽すぎる、虐めは!てか、今1月で、外雪ふりはじめてんだけど!?」

 

雪乃「比企谷君、五月蝿いわよ」

 

結衣「ヒッキー、ルールが分からないから、口挟まないで!」

 

いろは「先輩~、少し静かにしてくださいね♪」ニコ

 

八幡「・・・まじ、泣きたくなってきた」

 

小町「えー、コホン....それでは、続きを、その命令を解くには、お兄ちゃんは王さまに2回ならなければいけないってことです!」

 

八幡「狙われたら、終わりって....俺不利じゃん.....」

 

雪乃「それで、ルールは、それで終わりかしら?」

 

小町「いえいえ、次でラストです!全員が、王さまになったら、このゲームは終わりです!」

 

雪乃「つまり、終わるときは、運ってことね?」

 

八幡「一人で何回も、王さまになることもあるってことか」

 

いろは「成る程~色々と奥が深そうな、王さまゲームですね!」

 

結衣「う、うん...私もなんとか、分かったよ!」

 

小町「それじゃ、始めましょうー!」

 

八幡「で?どうやって、王さまを決めるんだ?」

 

小町「あー忘れてた、この黒い箱の中心部、から手を入れれるようになっているので、そこから、手を入れると、割り箸が入っているので、1人1本とってください!ちなみに、割り箸に赤くぬってあるのが、王さまですからね!」

 

いろは「なんか、福引きみたいですね~」

 

結衣「あー!確かに!」

 

小町「それじゃあー皆さん~掴んでください!」

 

俺達は、そのよくわからない、黒い箱の中に手を突っ込み、中に割り箸らしき物が入っていたので、それを握る.....が、箱が狭いから、皆の手が、自然に触れてしまう....。

 

小町「皆さん、掴みましたね?」

 

全「」コク

 

全員が、小町の言葉に頷き、一斉に箱から手を出して、王さまを確認する。

 

無  八幡

 

無  結衣

 

無  雪乃

 

無  小町

 

赤  いろは

 

 

いろは「やりました!私が、王さまです!」

 

八幡(ん?そう言えば、これ番号付いてないけど、どうやって、命令するんだ?)

 

結衣「あー残念」

 

雪乃「まぁ、5分の1ですものね」

 

小町「さあ!いろはちゃん!命令ーは!?」

 

いろは「せ、先輩の部屋で私も一緒に寝ます!」

 

八幡「・・・は、はぁーー!?」

 

結衣「!?」

 

雪乃「・・・」

 

小町「成る程!では、次ですね!」

 

八幡「ちょっと待て!」

 

小町「何かなーお兄ちゃん」

 

八幡「何かなーじゃないだろ!無理に決まってるだろ!一緒に寝るなんて!そもそも、命令する相手を指名ってなんだよ!」

 

小町「いや、お兄ちゃん....そもそも、この割り箸に、番号とかない時点で、気づいてよ....」

 

八幡「え?何?俺がおかしいの?」

 

小町「はい!では、二回目を始めまーす!」

 

八幡(無視ですか....)

 

そう言って、皆一斉に手を入れる。

 

無  八幡

 

無  雪乃

 

無  いろは

 

無  小町

 

赤  結衣

 

結衣「やったー!私、王さま!」

 

小町「でわ、結衣先輩、命令をどうぞ!」

 

結衣「ひ、ヒッキー...」

 

八幡「え?俺?」

 

結衣「あの、いろはちゃん、一人だと心配だし、私も一緒に寝るから....」

 

小町「はい!命令決まりました!では、次ですね!」

 

八幡(もう、突っ込む気すら失せてきた....)

 

無  八幡

 

無  結衣

 

無  いろは

 

無  小町

 

赤  雪乃

 

八幡「また、無かよ....」

 

雪乃「今度は、私が王さまね」

 

小町「でわ!雪乃さん!どうぞ!」

 

雪乃「ひ、比企谷君、一色さんと、由比ヶ浜さんだけじゃ、心配だから....私も監視することにするわ」

 

八幡「そうですか.....」

 

小町「はいーでは!次ですね!」

 

 

無  結衣

 

無  雪乃

 

無  いろは

 

無  小町

 

赤  八幡

 

 

八幡「それで、俺....か」

 

結衣「なんか、綺麗にバラけたねぇー」

 

雪乃「ええ、まぁこんなこともあるでしょ」

 

いろは「私的には、何か裏がありそうな気もしますが...まぁいいです」

 

小町「それで、お兄ちゃん、どうするの?二人しか、キャンセルできないからね?」

 

八幡「・・・」

 

結衣「ひ、ヒッキー....」

 

雪乃「ひ、比企谷君....」

 

いろは「せ、先輩.....」

 

結衣-雪乃-いろは「・・・誰を選ぶの?(かしら?)(ですか?)」

 

小町「さ、お兄ちゃん」

 

八幡「お、俺は....俺は、1階のリビングのソファで、一人で寝る」

 

結衣「・・・ヒッキーらしいね」

 

雪乃「・・・そうね、あなたらしいわ」

 

いろは「・・・流石、先輩ですね」

 

小町「まさか、王さまが、自分自身に命令するなんて、よく気がついたねーお兄ちゃん」

 

八幡「んなことは、いいから早く終わらすぞ、どうせ、次で終わるんだろ?」

 

小町「さぁ、どうかな~それじゃ!皆さん手を入れてください!」

 

 

無  八幡

 

無  結衣

 

無  雪乃

 

無  いろは

 

赤  小町

 

小町「私ですね~」

 

八幡「さぁ、ラストは、何て命令するんだ?」

 

小町「・・・お兄ちゃんは、今すぐに、全員分の、ジュースを自販機から、買ってきてー」

 

八幡「は?」

 

小町「はい、実行してください~」

 

八幡「いや、あの....外、雪ふってんだけど?」

 

小町「約束は、遵守だよ、お兄ちゃん♪」

 

八幡「ハァ....」

 

結衣「ヒッキー、いってらっしゃい~」

 

いろは「先輩~ジュース待ってますからね」

 

俺は、コートとマフラーを着込み、雪のふる中、ジュースを買いに、徒歩10分程の自販機に向かう。

 

八幡「うう、寒い.....」 

 

陽乃「ひゃっはろ~比企谷君、ご無沙汰だね~」

 

八幡「・・・何でこんなところに?」

 

陽乃「王さまゲームは、楽しかったかね?」

 

八幡「陽乃さんが、提案したんですか?」

 

陽乃「うん、だって、あの黒い箱用意したの私だもん」

 

八幡「あんたは、何やってんですか....ちなみに、あの箱って、どんなトリックがあるんですか?」

 

陽乃「なんのことかな~」

 

八幡「俺達が、自分で割り箸を取ってるのに、小町が、思い通りに、王さまを操ることが出来たのは何故ですか?」

 

陽乃「ふふふ、企業秘密だよ♪」ニコ

 

八幡「まぁ、それなら、それでいいですけど」

 

陽乃「ねえ、比企谷君...ちょっと歩かない?」

 

八幡「いや、寒いんで、今すぐにでも帰りたいんですが?」

 

陽乃「もぉ~つれないなぁーこんな美人なお姉さんと歩けるなんて、滅多にないんだぞ~」

 

八幡「ハァ....少しですよ」

 

陽乃「ありがとう♪比企谷君♪」ダキ

 

陽乃さんは、そのまま俺の腕に抱きついてきた。

 

八幡「ちょ、陽乃さん....何やってんですか」

 

陽乃「だって、これなら....寒くないでしょ?」

 

八幡(いや、寒くはないんですがね?発育のいいその、二つの山がですね、当たって....しかも、良い匂いが.....)

 

八幡「そ、それで用ってなんですか?」 

 

陽乃「比企谷君は、あの三人の誰を選ぶのかなってね」

 

八幡「なんのことですかね....」

 

陽乃「それじゃあ、四人だったら誰を選ぶのかね?」

 

八幡「いや、四人目って誰なんですか.....?」

 

陽乃「おやー三人は、決まってるんだ~」

 

八幡「ぐ....」

 

陽乃さん、相手にぼけつをほってしまった....。

 

陽乃「じゃあさ!私が、ここで比企谷君に好きって言ったら、四人目にいれてくれる?」

 

八幡「・・・は?」

 

陽乃「もうー、何度も言わせないのー....で、どうなのかな?」

 

八幡「何が目的で、言ってるか分かりませんが、陽乃さんが、俺のことをす、好きになるなんて、ありえないじゃないですか、なので、そんなこと、考えるだけ、意味ないですよ」

 

陽乃「そっか....普通にフラれるより、キツいな....」ボソ

 

八幡「ん?今なんて?」

 

陽乃「何でもないよ♪そ!私が、比企谷君のことを好きになることはない....あ、でも、私よりも、国語の点数が良いって所は気になるなぁ~」

 

八幡「いや、あなたは、全教科卒業するまで、100点、そこで、唯一取りのがしたのが、国語で、1度だけ98点取っただけじゃないですか....嫌味にしか聞こえませんよ」

 

陽乃「ふーん、点数まで知ってるんだ~」

 

八幡「内容も知ってますよ」

 

陽乃「へぇ~誰に聞いたの?」

 

八幡「・・・平塚先生ですよ」

 

陽乃「静ちゃんか~お喋りだなぁ~」

 

八幡「まぁ、その間違え方、正しくは、前までは、間違えだったその問題は、陽乃さんなら、間違えるはずのない問題だったはずですが?」

 

陽乃「だって~あんな出し方されたら、ああ書くでしょ!?」

 

八幡「いや、書きませんよ....」

 

陽乃「えーそうー?」

 

 

この、超完璧超人が間違えた問題がこれである。

 

問 雪の下に咲いているあなたが思う、最も綺麗な花を答えなさい。

 

ちなみに、この問題は、国語の平均点が前回低く、点数を上げるために、用意した問題だ、この文を要約すると、あなたの好きな花の名前を答えなさい....だ。

 

陽乃さんの、その時の答えがこれだ。

 

答 雪乃ちゃん♥

 

既に、花ですらない....この問題を、間違えたのは、陽乃さんだけだったらしい。

 

八幡「まぁ、俺が驚いたのは、このあとのことなんですがね」

 

陽乃「このあと?」

 

八幡「陽乃さん、テスト返しがあった、次の日から、1週間休みましたよね?」

 

陽乃「うんー、休んだよ」

 

八幡「その、1週間で新種の花を探しだし、雪乃ちゃんという名前をつけましたね?」

 

陽乃「そこまで、知ってるなんて、ビックリだなぁー」

 

八幡「知ってますか?その時、教師たちの間で、あなたのことを何て呼ばれるようになったのか」

 

陽乃「知らないわよー、興味もないもの」

 

八幡「答えが正解なのではない、雪ノ下陽乃が書いた答えが、答えなのだ....だそうです」

 

陽乃「ふーん、なかなか面白いこと言ってくれてたんだね、でも」

 

八幡「そう、でも、結局国語は、98点だった、まぁ、恐らくですが、テストの日より後に出来た花だからていう理由なんじゃないかと思っています」

 

陽乃「そ、それで合ってるよ、その時に、静ちゃんと、仲良くなったの」

 

八幡「・・・そうなんですか」

 

陽乃「じゃあ、そろそろ帰るけど、ひとつ宿題を出しとくね」

 

八幡「宿題?」

 

陽乃「君の大切だと思う、存在は誰?」

 

八幡「そ、それは....」

 

陽乃「次回答え合わせね♪」

 

八幡「は、陽乃さん!」

 

陽乃「ん?」

 

八幡「答えなんてあるんですか?」

 

陽乃「さあ?でも、君が考えて、理解できたなら、それが答えなんじゃないの?」

 

八幡「・・・」

 

陽乃「それじゃあね♪比企谷君」

 

俺は、そのあと、小町への少しの抵抗として、全員にマッカンを買って帰るのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




どうでしょうか、楽しんでいただけていると嬉しいのですが....次回は


いろは「また、違う女性ですか.....」

八幡「誰だ?」

三浦「あーしは、こいつと話があるから、二人にしてくれない?」

八幡「そうか....そうだったのか...」



みたいな感じです!


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