いろは(八幡お兄ちゃん )八幡(俺はいつからお前のお兄ちゃんになったんだ...?)(題名を変える予定です。内容は変えません) 作:@まきにき
八幡は、あの日雪ノ下が東京に進学してしまってから、元気がなく中学でも友達を作ろうとはしなかった、むしろ友達を作ること事態に嫌悪感さえ覚えていた。今日八幡は中学3年になり卒業式を迎えていた。
小町「ねぇ、お兄ちゃん」
八幡「なんだ?小町」
小町「雪ノ下さんたちと、離れてからなんかお兄ちゃん、人との接触避けてるように小町見えるんだけど、お兄ちゃん高校では、しっかり友達つくってね?」
八幡「・・・友達か、いずれ離れてあんな気持ちになるなら俺はもう...」
小町「」ギュウ
俺がいらないと言おうと思ったが、小町が背中に抱きついてきたので、言えないで終わる。
小町「お兄ちゃん、辛いのは分かるよ、いろはちゃんの時、雪ノ下さんの時、離ればなれになったときお兄ちゃん、同じ顔してた、もう何も信じられないって顔」
八幡「・・・」
俺は何も答えられなかった..小町がここまで心配してくれているとは思っていなかったからだ。
小町「いろはちゃんの時も、雪ノ下さんの時も、小町は何もお兄ちゃんに言ってあげられなかった、今も後悔してるけどたぶん、今も何も言えない...小町はお兄ちゃんが心配だけど、かけてあげれる言葉が思い付かないから..」
八幡「・・・小町」
八幡「小町ありがとうな..」
小町「ううん、小町は何もしてないよ、何もできないもん...」
八幡「今こうやってくれてるだけで結構俺は救われてんだよ、だから、頑張るからさ小町のためなら頑張れるから」
小町「そっか..今のは小町的に、ポイント高いよお兄ちゃん♪」
八幡「そうかい」
その次の日に八幡は無事総武高に入学し新しく歩みを進めることを決めた。
その頃、総武高で卒業式が行われていた。
陽乃「あ、静ちゃーん♪」
静「その呼び方はやめろと言ってるだろう...陽乃卒業おめでとう」
陽乃「ありがとう、静ちゃーん♪」
静「それで、私をこんなところに呼び出してどういうつもりだ?陽乃」
ここは、屋上で陽乃は静先生をわざわざ呼び出していたのだ。
陽乃「うん、静ちゃんにお願いがあって」
静「・・・お願い?」カチッ
静先生は、タバコに火をつけた。
静「言ってみろ」フゥー
陽乃「静先生、来年に私の妹と比企谷君って男の子が総武高に入学してきます」
静「」ポロ
静先生は、驚いたあまり、タバコを落としてしまった。いつも、陽気な話し方をする陽乃が静先生と呼び敬語を使って真面目な顔をしているからだ。
静「それで?」カチッ
新しいタバコに火をつけて、話を聞く。
陽乃「その二人を静先生が顧問をするところの部活動にいれてほしいの」
静「それは、何故だ?」
陽乃「訳は言えないけど、私からの最後のお願い」ペコ
陽乃は、頭を下げて静先生にお願いした、静先生は、陽乃が簡単に頭を下げるやつだとは思っていないので、覚悟がどれだけ強いのかを感じていた。
静「とりあえず、頭を上げろ、陽乃」
静「とりあえず、分かった、良いだろうお前の頼みだし聞いてやるよ」
陽乃「ありがとう、静ちゃん!」
静「だから、静ちゃんはやめろ、でも、妹は分かるがお前が男に気をかけているのは珍しいな何故だ?」
陽乃「私が気になっている妹が気になってる男の子だからかな?♪」
静「ふん、成る程な、それで部活名は何にするんだ?」
陽乃「うーん、そうだなぁ~それじゃあ奉仕部にしよう♪」
こうして、総武高に奉仕部が誕生した。
次回は、いよいよ、由比ヶ浜さん登場します!ちょっとですが!