遊戯王~友と絆と愛とそして……~   作:瑞田高光

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vsブルー生徒その後

満「“ディメンション・ウォール”を発動!!」

 

龍騎「“アテナ”のモンスター効果発動!」

 

燐平「伏せていた“ジェムナイト・フュージョン”を発動!!」

 

 3人が各々決定打となりうるカードの効果を処理しようとしたとき…………

 

明日香「っ!! ガードマンが来たわよっ!!」

 

満「チッ……しょうがないか…………」

 

 明日香の言葉を聞いた満が軽く舌打ちしてデュエルモードを解除した……それを見た龍騎や燐平、条太もデュエルモードを解除した……

 

取巻「おい! どういうつもりだ!」

 

満「どうもこうも、規則違反になるからな。時間外のデュエルフィールドの使用は……」

 

取巻「チッ……」

 

 満の言葉に取り巻き達は仕方なくまだデュエルをしている万丈目の方へと走って行った……そして満達も十代の元へと走り出す……

 

 

 

満side

 

取巻「万丈目さん! 早く逃げましょう!!」

 

満「おい、十代! 俺達も去るぞ!!」

 

万丈目「何だと!? 今こちらが有利なのにか!?」

 

慕谷「でもこのままだと降格の可能性もありますっ!!」

 

万丈目「なっ…………チッ、この勝負は預けておく! 覚えておけよ!!」

 

 あ、万丈目の方は比較的すぐ終わったっぽいな……舌打ちしたあとに走り去ってったんだから…………

 さて、問題は龍騎達が手こずってるデュエルバカだけど……

 

十代「何でだよ! デュエルは最後までやり通してぇんだよ! 万丈目~! デュエルの決着つけようぜ~!!」

 

龍騎「もうっ! 相手も居ないんだから諦めてよっ!!」

 

燐平「だから時間なんだよっ!!」

 

十代「何でだよ! ここならデュエルして良いんだろ!!」

 

 …………このデュエル脳どうにかしたいな…………

 

満「ハァ……一応これ、規則違反だし……見付かったら退学になるぞ!」

 

十代「いっ……マジかよ…………それだけは勘弁だぜ…………」

 

 やっとおとなしくなったか……

 

満「んじゃ、さっさとずらかるぞ」

 

 そう言いながら俺達はデュエルフィールドから走りながら去っていった

 

龍騎「それは言葉として悪役が使うイメージなんだけど…………」

 

 …………気のせいだ。龍騎が何か言ってたが気のせいだ……

 

 

 

 

 

 そして、学校の外の林までやって来た…………っと

 

満「……ふぅ、ここまでくれば大丈夫だろ…………」

 

 すると、十代が悔しい表情を浮かべてはクッソ~と呟いては空を仰いだ。

 

十代「折角勝てそうだったのになぁ~……」

 

龍騎「そう言えば、ドローしたカードは何なの? ニヤリとしてたけど……」

 

 確か原作だとドローは死者蘇生だったっけ?

 そう考えながら見せてきたカードは…………

 

十代「死者蘇生だぜ! これでフレイムウィングマンを蘇生するつもりだったぜ!」

 

 あ、やっぱり…………

 

明日香「ハァ……十代、テキストをよく見なさい」

 

燐平「ソイツは融合でしか召喚できないぜ?」

 

十代「ゲッ……マジかよぉ…………あ、ホントだ…………」

 

愛花「へぇ~……そうなんだ……覚えておこうっと!」

 

 あ、凹んだ…………って愛花も知らなかったのか?

 

満「自分のカードなんだからテキストはよく確認しような?」

 

龍騎「でも蘇生対象が“E・HERO クレイマン”なら耐えれてたかもね!」

 

明日香「……そう言えば、あなたたちはどうだったのよ…………」

 

 ……は? 使用していたカード見てなかったのか…………?

 

満「……俺は“ディメンション・ウォール”で7000超えの相手のモンスターのダメージを返してフィニッシュだったな」

 

龍騎「僕は“アテナ”! “堕天使スペルディア”の効果で“ジェルエンデュオ”を蘇生させてのバーンダメージだったけどね……」

 

 ……ん? 愛花が驚いた様な顔で龍騎を見てるな……どうしたんだ?

 

燐平「俺は“ジェムナイト・フュージョン”を発動して、“ジェムナイト・ジルコニア”を出してから“命削りの宝札”でドローしようとしてたな。って事でドロー……」

 

 そして引いたカードは……“フュージョン・ウェポン”×2に“下降潮流”、それと“廃石融合”と“ジェム・マーチャント”か……下降潮流はフュージョン・ウェポンの対象を広げる為に入れてるんだな…………多分。

 

 となると……ジルコニアの2900にウェポン効果で1500×2が追加されて5900の攻撃力か。相手のモンスターやライフの状況を見てないから何とも言えねぇが決着はつけれてたかな?

 

(※この時相手LPは3850、相手フィールドには4250と1850×2体が居たので、決めきれました。)

 

愛花「えっと……つまり皆の勝利って事だね?」

 

明日香「……どうやらその様ね。杞憂に終わったようで何よりよ…………それじゃあ、ここで別れましょうか」

 

満「だな……二人は大丈夫か?」

 

愛花「気にしないでね、別に問題ないから~」

 

明日香「えぇ。心配ご無用よ……それじゃあ…………」

 

 と、言うことで二人が去っていったと…………

 

満「んじゃ、俺も帰るよ……」

 

龍騎「じゃあね~!」

 

燐平「またなっ!!」

 

十代「今度はデュエルしようぜっ!!」

 

満「はいはい……んじゃあ!」

 

 そして、俺達も解散し……俺はイエロー寮に、龍騎達はレッド寮へと帰って行った…………

 

 

 

 

 

sideout

 

 

 そして、無事に自室へと戻った満はカードの入ってる段ボール箱を開けて何かのカードを探していた…………

 

満「さてと……そーいや、殆どのカードを集めてたけど無くなっているのは…………」

 

 どうやら、この世界にやって来てなくなったカードを探しているようだ…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、一方の龍騎達はと言うと…………

 

龍騎「ただいま……っと霧斗君は寝ちゃってるか…………」

 

 龍騎は既にベッドで寝ている同室の仲間を見て苦笑いしている……

 

燐平「まぁ、時間が時間だしな…………なぁ、久々にあのデッキとデュエルさせてくれよ!」

 

 燐平の言葉(まぁ小声だが)に驚く龍騎……(もちろん、小声でだが…………)

 

龍騎「えっ……でも、霧斗君居るよ?」

 

燐平「寝てるし問題ねえって! な、良いだろ?」

 

龍騎「う~ん……分かった。懐中電灯を灯りにしてプレイマットでやろっか」

 

燐平「やりぃ!」

 

 そして結局折れた龍騎は懐中電灯を3つとプレイマット、計算機を荷物の中から取り出して床に置いた。

 

龍騎「それじゃ、いくよ……」

 

燐平「おう!」

 

龍騎・燐平「デュエル!」

 

 そして、人知れず二人のデュエルが始まった…………

 

 

 

龍騎「エクシーズ召喚。いでよ、“ガチガチガンテツ”」

 

燐平「エクシーズ召喚! 頼むぜ、“ダイガスタ・エメラル”!」

 

 時折エクシーズ召喚が行われているのはご愛敬…………

 

 

 

 

 

 

 

 そして満はと言うと……

 

満「んと……三幻魔、三幻神、三邪神……くらいかな?無くなったのは惜しいけど……デュエルでそんなに出ないし……問題ないかな…………」

 

 一部カードが無くなっており残念な表情をしていたが、何か閃いた様にテーブルに向かい、何かを書き始めた

 

満「折角だし、原作キャラの使うデッキの強化版デッキでも作ってみるか? 確か原作キャラのデッキ内容を記した紙をどっかにしまっておいた筈…………」

 

 

 

 どうやら、満の夜もまだまだ長引く様だ…………

 

 

 

 

 

 

 

 更に一方で……

 

 

愛花「う~ん……やっぱり奥が深いなぁ…………デュエルモンスターズは……」

 

 愛花がベッドに入りながらもまだ興奮冷めやらぬ面持ちで考えていた。

 

愛花「あ、うん……私もビックリしたよ~…………龍騎君がアテナを使うなんて……うん…………でも、私も負けられないんだから! 明日は新しいデッキの調整してよっと! …………え? 入れれないよ~……だって天使デッキじゃないんだから~……でも、今度龍騎くんと天使対決したいなぁ~…………」

 

 何やら誰かと会話をしている様だったが、辺りには誰も居なかった…………

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