side燐平
子供たち「「デュエル!!」」
あ……ありのままに今起こってる事を話すぜ!
不思議なカードから放たれた光で意識を失った俺達が目を覚ました初めて見た光景はアニメで凄く憧れて実際に(オモチャだけど……)買ったことのあるデュエルディスクを付けている子供達がこれまたアニメ限定で楽しんでいたソリッドビジョンでデュエルをしていたんだ!
念のために頬っぺたつねってみよう…………痛い……
龍騎「な……何が…………」
遊介「起こってるんだ…………」
龍騎と雄介も何が何だかさっぱりといった顔をしている…………ってあれ?
雄介の髪型とか風貌が普段と違うような…………気のせいかな?
それに……満さんが…………居ない?
満「おーい!」
燐平「あ!満さん!!」
遊介「満さん!」
龍騎「兄ちゃん!」
そして……俺達は満さんの発した発言を疑ってしまった。
満「どうやらここは遊戯王GXの世界の様だ…………」
3人「「「…………えええええええええええええええええええええっ!?」」」
遊介「…………ま、まさか~……そんな冗談が通じーー
「じゃあ今現在目の前で起こっているのは夢なのか?」
…………違いますね、すいません。」
雄介の淡い期待をアッサリと打ち砕く満さん…………そして、手には紙……?
満「後……こんなのも見つけたんだ。」
そこに書いてあったのは…………アカデミア受験票??
しかも順番3番て…………
満「ポケットに入ってたんだよ…………お前らのポケットにも入ってないか?」
そう言われて俺達は自分のポケットを探ってみる……すると…………
燐平「あ、あった。俺は75番だ。」
龍騎「僕も!!105番だね……」
確かに俺達のポケットに不思議な紙が入っていたんだ…………すると雄介が紙を見たまま動かない……不思議に思った満さんが「どうしたの?」って聞くと…………
遊介「どうして……俺の名前が遊城遊介なんだ!?この時代から想像するに明らかに十代の家族だよな!?」
あ~……確かに前の時代に居たときに見た二次創作小説で「下の名前に遊が入ってると死亡フラグ」ってのをみたことあるな…………って……ずっと気になってたけど…………
燐平「そういや龍騎…………満さんと龍騎って…………双子だったっけ?」
満・龍騎「「え??」」
燐平「いやさ……背丈と顔つき……殆ど一緒だからさ…………違うのは服装とか性格、一人称位だから…………」
すると二人は慌てて鏡(どこから取り出したんだ?)を取り出して自分の顔を兄弟の顔を見比べて…………
満・龍騎「「本当だ!!」」
同時に喋っていた。
双子になったからか…………シンクロ感が際立っている……
満「う~ん…………どうしてこうなったのか分からないけど…………ま、いっか。」
良いんですか!?
龍騎「気にしたらまけだしね。」
龍騎もかよ!?
…………突っ込み疲れた……元々突っ込み気質じゃねぇからかな?
満「…………そうだ!良いこと思い付いた!」
3人「「「え??」」」
満「みんなさ、自分のデッキある?」
そう言われて俺達は自分のデッキを探した…………勿論あったけど……すると満さんはとてつもないことを言い出した。
満「これからさ、KC社に行って俺達の世界のカードの使用許可を貰うんだよ。そうでもしねぇと色々不便だしな。シンクロもエクシーズもできなくなっちまう。」
あぁ……それは確かに困るよな。俺や遊介はそれぞれ違う召喚を得意にしているとはいえ、シンクロ・エクシーズを全く使わないと言う訳じゃないし…………良いかもな!
燐平「俺は乗るぜ!」
龍騎「僕も!」
遊介「燐平のストッパーである俺がやらないわけには行かないし…………いくよ。」
遊介ぇ……最後の要らねぇだろ別に…………
満「よーし!それじゃあ、行くか!!」
4人「「「「おおおっ!」」」」
そういう事で俺達はKC社に行くことになった!
楽しみだなぁ…………
~side燐平→満~
10分後…………俺達はKC社前に辿り着いた。
さてと…………
満「どうやって入るかな。」
3人「「「考えてないの!?」」」
当たり前だろ…………あ、一応燐平や遊介にはタメ口で話すように伝えてある。背丈、受験票を持っていることからして…………同学年だろうしな……そうだ!良いこと思い付いた!!
満「ちょっと行ってくる。ここで待っててくれ!」
龍騎「うん!」
燐平「おう!」
遊介「気を付けてな!」
3人が手を振りながら見送ってくれた。
そして俺は単身でKC社に入ることに。
受付嬢「ようこそ、KC社に。何か御用でしょうか?」
満「あの……海馬社長にお目に掛かりたいのですが…………」
まずはファーストアタック。
受付嬢「……でしたらアポイントメントはありますでしょうか?」
満「いえ、ですが……今すぐに見せたい物があるので…………ダメでしょうか?」
セカンドアタック……
受付嬢「……では社長に聞いてみますので…………少々お待ちください…………」
満「お願いします。」
良し!これで相手の出方を探るぜ!
数分後…………
受付嬢「お待たせいたしました。では、ご案内致します。」
満「あ、実は連れが3人いるので……そいつらも良いですか?」
受付嬢「ええ。大丈夫かと…………」
満「ではちょっと連れてきますね!」
そういって一度KC社を出て、龍騎達の元へと戻る
燐平「どうだった?」
満「バッチリ食い付いた。後はこっちの上手いように釣り上げるだけさ。」
遊介「流石は『言葉のマジシャン』…………」
ん?今、変な二つ名を言われた気が……気のせいか。
龍騎「だったら早くいこうよ。海馬って相当短気でせっかちな筈だよ。」
満「おう!」
と、言うことで改めてKC社の受付嬢の人に案内を頼んだ。
~KC社社長室~
社長室に入るとソコには海馬と木馬の二人がいた。
海馬は椅子に座ってて木馬はその横に立っていた。
満「失礼します。突然のご訪問申し訳ありません。」
海馬「ふん……どうせやらなければならない仕事も無かったのでな…………で、見せたい物とは一体なんだ?」
満「それよりも……まずは俺達の身の上話をさせて下さい。」
海馬「ふぅん…………まぁ、良いだろう。」
許可も貰ったし……早速話すか…………
満「少々オカルトじみた話ですが、最後まで聞いてほしいんです。」
満「…………と、言う訳なんです。」
海馬「ふん……下らんな。そんなオカルトを信じる馬鹿がどこにいる。」
まぁ、そう来るよな…………なら。
満「では、このカードを見てもそう言い切れますか?」
そういって海馬に見せたカードは社長の嫁である『青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイトドラゴン)』だ。
海馬「なっ!?何故そのカードを貴様が持っている!?」
満「何だったら……徹底的に調べて貰って構いませんが?」
そういってカードをテーブルに置く…………すると海馬はカードを手に取ると…………
海馬「くっ…………磯野!今すぐにこれをコピーかどうか判別してこい!!」
磯野「はっ!」
いつの間にか現れていた海馬の秘書である磯野さんが俺のカードを手に部屋を出ていった。
そして数分後…………磯野さんが戻ってきた。
海馬「どうだった?やはりコピーか?」
おいおい……しょっぱなからコピーと決めつけてやがるよ…………
磯野「はっ…………コピーではなくまちがいなく本物でした。」
海馬「そうかやはりコピー…………じゃないだとぉ!?」
フッ……こちらの勝利!
満「これでどうです?俺達の話を信じて貰えますか?」
そう聞くと、顔を真っ赤にした海馬が「ならば!」と立ち上がった……あれか。
海馬「デュエルだ!!お前と俺でデュエルをする!お前が勝てばお前らの要求を答えれる程度に答えてやる!但し負けたらどうなるか分かってるだろうな…………」
来たよデュエル万能説…………ま、負ける気がしないけどね……
満「ええ。望むところですよ…………デュエルしましょう。」
うおっしゃ!負けねぇぞ…………
木馬「でもさ、お前どうやってデュエルするんだ?デュエルディスクねぇじゃん。」
あ、すっかり忘れてた。
満「俺達この世界に来たばっかなんでデュエルディスク貸して頂けますか?」