遅れてしまい申し訳ありません…………
早くシンクロ・エクシーズのカードを本編に出したいぜ…………
あ~あ……ありゃ、完全に龍騎の奴キレてるな。アイツ……怒った時は結構1killデッキ多用するし…………ああなるととりあえず後2、3戦は怒ったままだし、後で俺が相手しとくか……
「あぁいう奴は女子だろうと僕は大っ嫌いだよ」
「まぁまぁ……とりあえず明日俺とデュエルしようぜ?」
「良いよ。兄ちゃんだろうと負けるつもり無いから……このデッキまだまだ調整出来るし…………」
うわ……完全にキレてやがる…………こりゃ、色々恐いな……と、とにかくこれで勝ち越しだな。
「これで3勝1敗……仮に俺が負けたとしても、俺達の勝ち越しは変わらないぜ? さっさと翔を解放したらどうだ?」
「くっ……あんなデッキ破壊なんて卑怯じゃないのよ!!」
さっきデュエルに負けたジュンコが食いかかってきた……仕方ない。俺が相手をするか
「あ? んなの言い掛かりだな。ちゃんとこのデッキに関してはネットにも情報が行ってるぞ?」
俺はそう言いながらPDFの画面を見せる。画面にはしっかり【トーチ・テンペスト】のデッキ構築に関する情報の乗っているサイトが表示されてあった。
「っ!! で、でもっ……「見苦しいわよ」明日香さん…………でも!」
……お?
「確かに、今回の彼のデッキは不意を付かれた形になったわね……でも、そういう形のデッキなら仕方ないわ。翔君を解放するわ…………雪乃」
「……分かったわ」
そう言って、雪乃が縄で縛られている翔を解放してくれた。解放されると同時に翔が駆け出す。
「アニキぃぃ~!」
「翔…………うおっ!?」
あ、翔がよろけて十代巻き込んで倒れた……ま、いっか。
「んじゃ、俺達もう帰るk「ちょっと待ちなさい」ら…………?」
雪乃に呼び止められたが……何を理由で呼び止めるんだ…………
「折角私もデッキを持ってきたから……デュエルしない?」
……なんかデュエルを始める準備をする動きが一々色っぽいんだが…………まぁ、良いか。
「……分かった。このデュエルはあくまでもお前の独断だろ?」
「当然よ。殿方を見極めるのにデュエルは必須よ」
必須……なのか? ま、まぁ……いっか。
「「デュエル!!」」
「あら、私のターンね……ドロー」
……妖艶過ぎワラエナイ。
雪乃
手札5→6
「そうねぇ……“トレード・イン”を発動するわ。“鋼鉄装甲虫”を捨てて2枚ドロー……あら、またね…………もう一度トレード・インで鋼鉄装甲虫を捨てて2枚引くわ」
5→4→6→5→4→6
ちょ……トレード・イン引きすぎじゃね?
「そうねぇ……私はモンスターをセット、カードを2枚伏せてターンエンドにするわ」
雪乃LP4000
手札3枚
場
???
伏せカード2枚
……連続の手札交換の割には普通の動きだな。
「俺のターン……ドロー!!」
う~ん……何とも言いがたい手札だな…………まぁ、張れるだけ張っておくか。
「俺はモンスターをセットして……永続魔法“六武の門”と“六武衆の結束”を2枚発動して、カードを伏せてターン終了だ」
満LP4000
手札1枚
場
???
六武の門
六武衆の結束×2
伏せカード1枚
まぁ、この程度で問題ないだろう……多分。
「あらあら……【六武衆】ね…………私のターン、ドロー」
手札3→4
「良いわぁ……私は儀式魔法“高等儀式術”を発動するわね…………デッキのネオバグ2体を使って……来なさい、“終焉の王 デミス”!」
終焉の王 デミスATK2400
げ……リセット野郎じゃねぇか…………遊介のエースカードでもある…………
「デミスの効果よ……LPを2000支払ってこの子以外のカードを破壊するわぁ…………ああぁん!」
だから妖艶過ぎる…………って言ってる場合じゃねぇな、これ!
「リバースカード、“ブレイクスルー・スキル”発動! この効果で当然、デミスの効果を無効にするぜ!!」
「あら、効果を封じられたわね……仕方ないわ。なら墓地の4体の昆虫族を除外して……2体の“デビル・ドーザー”を特殊召喚するわね」
おいおい……これ伏せモンスターがコイツじゃなかったら1killコースまっしぐらじゃねぇかよ!? くっそあぶねぇ…………
「それじゃあ、バトルよ……デミスでその伏せモンスターに攻撃!」
???→紫炎の足軽
「セットモンスターは“紫炎の足軽”! よって、モンスター効果を発揮!! デッキから六武衆モンスターを特殊召喚する! ……来てくれ。“真六武衆-シナイ”!!」
真六武衆-シナイDEF1500
「そんで、門と結束の効果発動。それぞれにカウンターが乗るよ!」
六武の門 武士道カウンター0→2
六武衆の結束×2 武士道カウンター0→1
「ふぅん……なら、片方のデビル・ドーザーでシナイを攻撃してもう片方でダイレクトアタックよ」
1体のデビル・ドーザーがシナイを押し潰すと、もう1体が俺に突進してきた……!
「ぐううっ……」
そして、その反動で俺のデッキの上から1枚が墓地に送られた……
満LP4000→1200
墓地に送られたカード
●真六武衆-ミズホ
…………お? これ……もしかしたら…………行けるかもな
「……中々坊や、粘るのね…………私はこれでターンエンドよ」
雪乃LP4000
手札0
場
終焉の王デミスATK2400
デビル・ドーザーATK2800×2
「……もう、諦めなさい」
「……あぁ?」
……急に何を言い出すかと思えば…………
「私の場には攻撃力2000以上のモンスターが3体……それにひきかえ、貴方の場にはモンスターも居ないし、手札も1枚……サーチするにしても、他に手立てはない……私は弱い男には興味がないの。サレンダーをするなら受け付「んなこと誰がするか」…………?」
「言っとくが、俺はどんな状況でも諦めるつもりはない。幸いにも、俺にはこの状況を引っくり返しつつお前を沈める為の条件は殆ど揃っている」
「な!?」
「俺のターン、ドロー!!」
手札1→2
よし、充分すぎるな。ここまでくれば!
「永続魔法“六武の門”を発動!」
俺は今引いたカードをそのまま発動させた。
「ここで2枚目!?」
「そして、門の第2の効果! 俺の場にある武士道カウンターを4つ取り除いてデッキ・墓地から六武衆モンスターを手札に加える事が出来る効果を選択! 俺は場にある4つの武士道カウンターを使って、墓地からシナイを回収! そして、“真六武衆-カゲキ”を通常召喚! カゲキの効果でシナイを特殊召喚して、武士道カウンターの乗るカードにそれぞれ適応された数だけ乗せる!!」
真六武衆-カゲキATK200
真六武衆-シナイATK1500
六武の門×2:武士道カウンター2→0→2→4
六武衆の結束×2:武士道カウンター1→0→1→2
「まだだ! 二枚の結束から武士道カウンターを計4つ取り除いて墓地からミズホを……そして、片方の門からも4つ取り除いてまたミズホを手札に! ミズホはシナイが場にいれば特殊召喚出来るから2体のミズホを特殊召喚! そしてカウンターが乗る!」
真六武衆-ミズホ×2ATK1600
六武の門A:4→6→8
六武の門B:4→0→2→4
六武衆の結束×2:2→0→1→2
ここまで来れば……後は…………ずっと俺のターン!!
「ここでミズホの効果! 場の六武衆をリリースすることで……相手の場のカードを破壊する!! 対象は俺から見て右のデビル・ドーザー!」
「っ!!」
ミズホAがミズホBをグルグル回しながら投げ、ミズホBがデビル・ドーザーにぶつかってそのまま2体が爆散した。
「それで、もっかい門の第2の効果!! 2枚の結束のからカウンターを計4つ取り除いて、墓地からミズホを回収して特殊召喚! またまたカウンターが乗るぜ!」
六武の門A:8→10
六武の門B:4→6
六武衆の結束×2:2→0→1
「……おい、これってまさか…………」
「まちがいなく、あの時に使った戦法だね……門が早く規制されりゃ良いのに…………」
おい、燐平に遊介。聴こえてるし、遊介に至ってはお前が言うなって。ガストクラーケよ、早く規制されろ!
「んで、ミズホBの効果でミズホAをリリースして残りのドーザーを破壊する……そして、門の第2の効果で乗ってるカウンターの数の少ない方の門から4つ取り除いて、墓地からミズホを手札に加えて特殊召喚し、カウンターを乗せる……んで、ミズホでシナイをリリースしてデミスを破壊っと。この時、シナイの効果があるんだけど……墓地に六武衆が居ないから省略ね」
六武の門A:10→12
六武の門B:6→2→4
六武衆の結束×2:1→2
「そ、そんな……私の最強の布陣が…………」
「まだ続ける。武士道カウンターが2つ乗ってる結束を墓地に送って2枚ドロー出来る墓地に送ったのは2枚だから、計4枚ドロー!」
手札0→4
あ、ここで来るか。今更過ぎるし……でもまぁ、場を揃える意味では素晴らしい引きか。
「3枚目の六武の門、そしてフィールド魔法“六武院”を発動し……場に六武衆がいるから“六武衆の師範”と“真六武衆-キザン”を特殊召喚! 当然、カウンターが乗る」
真六武衆-キザンATK1800
六武衆の師範ATK2100
六武の門A:12→14→16
六武の門B:4→6→8
六武の門C:0→2→4
六武院:0→1→2
「んで、キザンは場に他の六武衆が2体以上いれば、攻守が300ポイント上がり、カゲキもまた、他の六武衆が居ることにより、攻撃力が1500ポイント上がる!!」
真六武衆-カゲキATK200→1700
真六武衆-キザンATK1800→2100
「六武の門を使うのはこれでラスト。門の第1の効果を発動!カウンターを2つ取り除く事で場の六武衆の攻撃力を500上げる事が出来る。俺は場にあるカウンター……計30個全てを使用して…………全ての六武衆の攻撃力を1500ずつ上げる!!」
全ての武士道カウンターが光ったかと思うと、それぞれのカウンターが6個ずつに分かれて、俺の場のモンスター全てに吸収されていき、全員の闘志が燃え上がった。
六武の門A:16→0
六武の門B:8→0
六武の門C:4→0
六武院:2→0
真六武衆-キザンATK2100→3600
真六武衆-カゲキATK1700→3200
真六武衆-ミズホ×2ATK1600→3100
六武衆の師範ATK2100→3600
「そ、そんな…………!」
んと……攻撃力の合計は…………3600+3200+3100+3100+3600だから……
「総攻撃力……16600…………!?」
……うん、素晴らしい程にオーバーキルだね。この世界なら4人を葬れるよ。1vs4なら場にカードがいっぱいあっただろうからまだ火力が出たのかな?
「……さて、これが一応だけどこのデッキで出せるタイマン勝負での最高火力。これでも、俺が弱いと言い切れるのか?」
エクシーズとかシンクロすれば場が上手く空くからまだ火力伸ばせたんだけどね……シンクロ・エクシーズ無いからしょうがない。
「…………いいえ、前言撤回させてもらうわ。貴方、強いのね」
「少なくとも、十代達の中では戦歴は一応トップだからな。バトル! 全員で相手プレイヤーにダイレクトアタック!!」
「いやあああぁぁんっ!!」
……最後まで色っぽくしなくて結構です。
雪乃LP4000→-12600
三林満 Over Kill win
その後、俺たちは各々の寮の部屋へと戻った。そして、その時に雪乃から「貴方が欲しい」という内容のメールを貰いゾッとしたのはまた別の話だ。
はい、そんなわけで今回の満のデッキは【六武衆破壊ループ】でした。
……やっぱり、六武の門は規制されて正解ですね。鬼だ…………